東北プロリーグ レポート

第30期東北プロリーグ 天翔位決定戦レポート

【第30期 東北プロリーグ 天翔位決定戦レポート 優勝は石井良樹】

 

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今期の天翔位決定戦は初の仙台からの生中継で行われた。

櫻井勇馬 二段 35期生
第29期東北Aリーグ1位
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皆川直毅 五段 20期生
第1・7期東北王座優勝
WRC Online Festival 3位
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石井良樹
第28期天翔位
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菊田政俊 四段 32期生
第26・27・29期天翔位
第44期王位戦 2位
第28期麻雀マスターズ 2位
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【1回戦】

南2局。ここまで一度もアガリのない石井にテンパイが入るが、345三色とソウズの一通の両天秤のテンパイ取らずとして打六筒

 

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理想的な二索引きで3メンチャンリーチ。菊田から一通がつく一索が出て8,000のアガリで1回戦トップ。

櫻井はオーラスに七対子ドラドラの6,400を皆川からアガって浮きの2着となった。

 

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【2回戦】

東1局2本場。菊田と皆川がポンテンのツモリ三暗刻対決。

 

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菊田がラス牌の九万で2,200・4,200(+1,000)のツモアガリを決める。

東3局。皆川のリーチを受けた櫻井はフリテン一万四万待ち。ここからピンズメンツを崩して迂回。

 

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皆川と同じ三筒六筒待ちをツモアガる好プレーを見せる。
各者ベストを尽くすが、この後の石井が強かった。

東4局に東南白とポン。8,000のアガリでトップ目に立つと

 

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片アガリの一筒ツモで500・1,000。
発ホンイツで1,000・2,000(+1,000)と軽快に局を回して石井が2連勝。

【3回戦】

東2局。今決定戦で一番苦戦している皆川にツモリ四暗刻の勝負手が入る。ドラの四万を切るが

 

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自風の西を暗カンした石井が、三暗刻確定のカン四万でロン。8,300(+2,000)のアガリとなる。

南2局。皆川が再度ツモリ四暗刻。菊田から三索が出て12,000のアガリ。皆川の高打点が初めて決まった。

 

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オーラス。3連勝目前の石井の点棒を少しでも削りたい櫻井がイーペーコー確定のドラ単騎リーチ。

 

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東をポンした親番の石井はこの挑戦を真っ向から受けて立ち、カン三索で1,500(+1,000)をアガリ切る。

3本場で菊田が三筒ツモで2,300・4,300のアガリ。石井の1人浮きは何とか阻止したものの、3連勝での大量リードを許してしまった。

 

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【4回戦】

いよいよ最終半荘。最初のアガリは2番手の菊田。4,000オールのツモアガリで石井を追う。

 

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東2局。皆川3度目のツモリ四暗刻、二筒七万待ち。

 

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皆川、役満四暗刻。8,000・16,000のツモアガリ。

そして東4局には櫻井が純チャン三色、ペン三万を石井から直撃。

 

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南3局に親番櫻井の仕掛け、菊田と皆川のリーチに挟まれた石井。自分でアガリに向かい七索を切ると

 

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皆川のメンチン、16,600(+1,000)に放銃。箱下となってしまうが、それでもリードを持ってオーラスを迎える。

最終戦オーラス。皆川がツモれば逆転優勝のツモリ四暗刻でリーチ。

結果は皆川の1人テンパイで流局となり、全対局が終了。

第30期天翔位は石井良樹に決定した。

リードを持った石井の前線で戦い続ける麻雀は素晴らしかった。仕掛けとリーチとヤミテンを効果的に使い分け、3回戦まで完璧な試合運びを見せた。
大きなビハインドを背負った3名。菊田の4,000オール、櫻井の8,000直撃。皆川のツモリ四暗刻。最後まで誰も諦めずに戦ったからこそ、石井の優勝もより輝かしいものになったと思う。
今回対局した4名と東北リーグで切磋琢磨しているプロ達が今後も活躍する事を期待している。

 

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第30期天翔位決定戦 最終結果

優勝 石井良樹
2位 皆川直毅
3位 櫻井勇馬
4位 菊田政俊