鸞和戦 レポート

第3期鸞和戦ベスト8A卓レポート

【第3期鸞和戦ベスト8A卓 新井駿一・川崎義之の2名が決勝進出】

ベスト8A卓対局者

◆山田浩之(やまだひろゆき)
◆新井駿一(あらいしゅんいち)
◆川崎義之(かわさきよしゆき)
◆青嶋宏樹(あおしまひろき)

※山田は遅刻のため▲30Pのペナルティ

 

 

解説 齋藤豪
実況 楠原遊

 

【1回戦】

東1局1本場。川崎は5巡目にカン八索をチーしてドラ切り。
純チャン三色ドラ、7,700は8,000のアガリ。

 

 

南1局1本場。親番の青嶋はドラ3枚使いの親満をアガってトップ目に立つが

 

 

次局は川崎がドラ暗刻の満貫を青嶋から直撃を決めて再逆転。

 

【2回戦】

南1局。親番の山田は234三色確定のカン三筒で先制リーチを打つが

 

 

ドラの東を掴み、新井に跳満の放銃となってしまう。

南3局。新井と青嶋はどちらも勝負手。
一筒一筒二筒三筒三筒と全く同じ形のテンパイを入れていた。

しかし新井がトイトイ変化の二万を持って来てしまい、痛恨の11,600放銃。

 

 

2回戦は青嶋がトップ。川崎が2着を取り、早くも縦長なポイント状況となった。

 

【3回戦】

新井が開局から3連続のアガリを決め、東3局1本場も二筒五筒七筒待ちで先制リーチ。全力で攻めに行くも

 

 

青嶋がヤミテンで押し切り満貫のツモアガリ。

その後も青嶋と新井がひたすらアガる展開が続き、南1局も青嶋が親番でドラ3枚持ち。待ちは良くないが即リーチを選択。

 

 

この局は新井の手が驚くほど伸び、マンズのメンホンテンパイを入れ、ハイテイで強烈な倍満ツモ。

 

 

オーラスにもリーチツモドラドラをアガった新井が3回戦は大きなトップ。

 

【最終 4回戦】

新井の台頭により三つ巴の戦いに巻き込まれた川崎だったが、東2局に安めながらも1,400・2,700(+1,000)をアガってリードを得る。

 

 

しかし新井の勢いも止まらない。山田のテンパイ打牌を捕らえて7,700。

 

 

東4局。親番の新井は3フーロでトイトイテンパイ。

青嶋はドラ暗刻のシャンポンテンパイから三万引き。どれを切ってもテンパイは維持出来るが

 

 

青嶋が選んだ四万は新井に7,700の放銃。この局が勝敗の決め手となった。

 

 

第3期鸞和戦ベスト8A卓は、新井駿一・川崎義之の2名が決勝進出を決めた。

(文・吾妻さおり)