プロ雀士コラム

プロ雀士コラム/Mr.Xの連盟Weekly!

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【麻雀日本シリーズ2017】
 
 
初日を終え、沢崎誠が2連勝スタート!
システム
■予選全21回戦(各自6回対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
■プレーオフ全4回戦(各自2回対局)ポイント持ち越し上位4名が決勝進出
■決勝全4回戦
予選成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 半荘消化数 合計
1 沢崎誠(連盟会長推薦) 34.7 22.4 2/6 57.1
2 前田直哉(連盟会長推薦) 30.4 12.6 2/6 43.0
3 近藤誠一(最高位) 33.5 1/6 33.5
4 鈴木達也(連盟会長推薦) 16.4 ▲ 3.3 2/6 13.1
5 白鳥翔(連盟会長推薦) 12.0 1/6 12.0
6 藤田晋(連盟会長推薦) ▲ 2.9 14.0 2/6 11.1
7 萩原聖人(連盟会長推薦) 8.9 ▲ 7.9 2/6 1.0
8 多井隆晴(麻雀日本シリーズ2016優勝) 0/6 0.0
9 藤崎 智(十段位) ▲ 41.1 26.7 2/6 ▲ 14.4
10 前原雄大(鳳凰位) ▲ 23.9 1/6 ▲ 23.9
11 佐々木寿人(麻雀グランプリMAX優勝) ▲ 18.4 ▲ 7.4 2/6 ▲ 25.8
12 忍田幸夫(将王) ▲ 31.4 1/6 ▲ 31.4
13 勝又健志(連盟会長推薦) ▲ 31.5 1/6 ▲ 31.5
14 近藤千雄(最強位) ▲ 43.8 1/6 ▲ 43.8

 
初日から見所満載の対局であった。
次回配信は7/29(土)13時から。
 
 
 
【特別昇級リーグ】
 
 
下位リーグで好成績を残した者に出場権が与えられる特別昇級リーグは、第3節が終了。
首位に立ったのは末松隆文、そして昨年度の新人王藤井祟勝、十段戦決勝進出の上田直樹、緑一色が決め手となり、王位を獲得した樋口徹が続く。
 

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優勝者は次期B2リーグへの飛び級となる(リーグ戦プラスが条件)
 

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末松隆文(右)

 
 
 
 
【プロリーグ】
 
 

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 11節 12節 対局消化数 合計
1 瀬戸熊 直樹(東京) 16.1 94.8 13.9                    
12/48
124.8
2 藤崎 智(秋田) 73.6 42.4 ▲ 26.0                    
12/48
90.0
3 沢崎 誠(群馬) ▲ 13.1 13.8 48.0                    
12/48
48.7
4 HIRO柴田(神奈川) 55.7 ▲ 0.1 ▲ 9.4                    
12/48
46.2
5 伊藤 優孝(秋田) 18.7 ▲ 37.6 36.3                    
12/48
17.4
6 和久津 晶(東京) ▲ 29.0 79.3 ▲ 52.5                    
12/48
▲ 2.2
7 内川 幸太郎(長野) 45.2 ▲ 75.3 19.6                    
12/48
▲ 10.5
8 古川 孝次(愛知) 17.0 ▲ 3.9 ▲ 25.3                    
12/48
▲ 12.2
9 近藤 久春(秋田) ▲ 19.4 ▲ 99.6 58.3                    
12/48
▲ 60.7
10 前田 直哉(静岡) ▲ 41.9 ▲ 24.3 ▲ 7.0                    
12/48
▲ 73.2
11 石渡 正志(神奈川) ▲ 91.4 ▲ 7.2 24.6                    
12/48
▲ 74.0
12 勝又 健志(東京) ▲ 31.5 17.7 ▲ 80.5                    
12/48
▲ 94.3

 
A1首位は瀬戸熊直樹
 

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そして昨日、A2リーグで首位に立ったのは紺野真太郎。
 

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順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 11節 対局消化数 合計
1 紺野 真太郎(静岡) ▲ 17.3 17.5 64.0                  
12/44
64.2
2 荒 正義(北海道) 59.2 ▲ 11.0                    
8/44
48.2
3 仁平 宣明(福岡) 14.9 18.8                    
8/44
33.7
4 山田 浩之(兵庫) 20.2 13.5                    
8/44
33.7
5 麓 征生(東京) ▲ 28.2 44.1                    
8/44
15.9
6 藤原 隆弘(福岡) ▲ 31.3 44.0                    
8/44
12.7
7 望月 雅継(静岡) 20.9 ▲ 8.7                    
8/44
12.2
8 佐々木 寿人(宮城) 23.7 ▲ 19.5 4.4                  
12/44
8.6
9 古橋 崇志(静岡) 79.6 ▲ 23.6 ▲ 50.7                  
12/44
5.3
10 ダンプ 大橋(神奈川) ▲ 54.5 53.1                    
8/44
▲ 1.4
11 ともたけ 雅晴(千葉) ▲ 20.1 24.8 ▲ 18.7                  
12/44
▲ 14.0
12 白鳥 翔(東京) 12.5 ▲ 40.4                    
8/44
▲ 27.9
13 客野 直(神奈川) ▲ 59.3 15.8                    
8/44
▲ 43.5
14 吉田 直(新潟) 3.1 ▲ 50.5                    
8/44
▲ 47.4
15 黒沢 咲(東京) ▲ 13.3 ▲ 37.2                    
8/44
▲ 50.5
16 猿川 真寿(静岡) ▲ 10.1 ▲ 40.7                    
8/44
▲ 50.8

 
今週末にはBリーグ以下の第3節が開催される。
 
 
 
【イエロー】
 
 
最近何かと話題のイエローカード制度も少しずつ整備されつつある。
現在8枚のイエローカードが出ているようだ。
ペナルティーを科すのが目的ではなく、あくまでも競技としての質を高めるため、或いは視聴者の方、ファンの方に見苦しいものをお見せしないようにというのが目的である。
だからといって手元や表情が無機質になりすぎれば、見ている方は退屈してしまうかもしれない。
技術や気合いがぶつかり合う、迫力満点の対局をマナー良くお届けする。もはや何を言っているかわからない状態だが、試行錯誤の日々は続いている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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イエローのタイを食う。
これには強いメッセージが込められているのかもしれない。
 
 
 
【モンド新人戦】
 
 
先週末、次回モンド杯出場枠を賭けた、モンド新人戦が開催された。
新人戦と銘打っているが、この後面接なども用意されており「オーディション」に近いのかもしれない。
 

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金髪の奈良圭純はこの日風邪を引いており、本人としては他の出場者に風邪をうつしてしまってはいけないと思い、マスク着用で対局に臨んだそうだ。(ただの風邪だそうです)
オーディションにマスクで行くってのはどうなんだ?しかし、風邪であれば常識的にはマスク着用で参加するべきである。
例えばインフルエンザなど、感染症を患った状態で公式対局に出場した場合、日本プロ麻雀連盟では重いペナルティーが与えられる。
鳳凰位決定戦、十段戦決勝、仮に収録だとしても、会場、制作費等で多大な損害が出てしまうため、基本的に日程変更は難しい。運悪く感染症にかかってしまったら出場を断念する他ない。
しかし、本人にとって超重要な対局では何が何でも出たいはず。
そんな時に全員が正直に申告するだろうか?
こちらも難しい問題だ。
 
 
 
【Mr.Xのenjoy Thursday!】
 
 
最近この原稿が遅れがちなのをごまかすため、編集部へこのタイトルで送信したところ、何の反応もなくスルーされた。