プロ雀士コラム

ロン2で三人麻雀が打てるようになりました!

「ロン2で三人麻雀が打てるようになりました!」

2003年の夏、オンライン麻雀がちらほらと増え始めた頃、
連盟が運営するオンライン麻雀サイトの立ち上げ話があり、約1年の月日を経てロン2が産声をあげました。
それが2004年8月1日、通称「牌の日」でした。

最初の頃は、サーバーが落ちたりWEBサイトにアクセスが出来なかったりといった不具合も少なくありませんでした。
麻雀を楽しんでもらおうと色々な機能を追加したり、イベントを企画、実施すると、思うように事が進まなかったりトラブルが起きたりもしていましたが、
8年目に入った今では随分、落ち着いたように思えます。

その間、携帯版ロン2やFlash版ロン2など色々な話が出てきましたが、技術的な問題や世の中のIT事情の移り変わりを見据え、三人麻雀を優先することになりました。

そして、この4月に無事に三人麻雀がロン2に実装されました!

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無事に、とは書きましたが、まだまだ微調整が必要なところがあったり、未だに気づかない何かが見つかることもあるでしょう。
四人麻雀では7年やって初めて見つかった不具合、なんてものもありましたから。

そんな三人麻雀ですが、私はほとんど三人麻雀をやらない人でした。
なので、三人麻雀の実装には麻雀格闘倶楽部で三人麻雀を打ち慣れている多くのプロに助言をいただき、とても助かりました。
助けていただいたみなさん、本当にありがとうございました。
特に滝沢和典プロ、山井弘プロ、ダンプ大橋プロには感謝感激雨アラレです。

このままではよろしくない、ということで最近はロン2で三人麻雀を出来るだけ打つようにしています。
私のように三人麻雀を打ったことがない人や、「麻雀は4人でやるものだぜっ!」くらい思っている人もいると思います。
私もそういう感じでしたから。

また、日本プロ麻雀連盟でも麻雀トライアスロンが行われるようになりましたし、関西と言えば三麻、という雰囲気もあります。
麻雀プロですからね、三人麻雀だってしっかり打てて強くなっておかないと、と言ったところでしょうか。

そんなこんなで打つようになった三人麻雀ですが、なるほど、四人麻雀とはまた違った面白さがありますね。
私が感じた三人麻雀の面白さですが・・・

1:大きいアガリが出易い!

この原稿を書いている時点で、私のロン2での三人麻雀対戦数はおよそ100対戦。
アガったうちの約70%が満貫以上で、役満は既に3回もあります!
もちろん、相手もそれなりの頻度で大きい手をアガるので、2万点くらいのリードがあっても安心できません。
ちなみに四人麻雀のデータを見てみると・・・満貫以上は約40%でした。

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国士無双も簡単にあがれました。

そして役満の出易さも調べてみました。
1対戦中、どれくらいの確立でその役満が出ているか、というロン2の中での実測値です。
左側が四人麻雀、右側が三人麻雀の値です。

国士無双 0.25% : 3.02%  ← 12.08倍
四暗刻  0.37% : 1.94%  ← 5.24倍
大三元  0.21% : 0.85%  ← 4.05倍

大三元で4倍以上、国士無双にいたっては12倍以上とスゴイことになっています!
国士無双が1対戦で3%の確立ということは33対戦で1回は国士無双が出るということになります。
四人麻雀では、ちょっと考えられない確率ですね!

2:ガンガン攻めてバンバンアガれる!

四人麻雀だと、1対3という構図。攻めてくる相手が3人もいるので攻守のバランスをとるのがとても重要ですが、三人麻雀だと1対2です。
マークする相手が1人少ないということは、それだけ攻撃に重点を置くことができるので自然と攻撃に力が入りますね。
守っているだけでは点数は増えませんから、ガンガン攻めてバンバンアガれるという流れができると非常に気分が良くなります。
対戦者がかわいそうになるくらいに(笑)

3:スピーディーなゲーム展開

3人でやっているということで、すぐにツモ番が回ってきます。四人麻雀より流局が少ないのでゲームがさくさく進みますね。
また先に書いたように大きいアガリが出やすいこともあり、誰かがトビで終了ということも四人麻雀より多い気がします。
赤牌が2枚のルールと4枚のルールがあり、4枚の時は特に打点が高くなり易いですからね。
対戦時間で言うと、東風戦と同じかちょっと長く、東南戦よりかなり短いといったところです。
なので、ちょっと時間があると、「三麻、ちょっと打とうかな。」という気分になりがちです。

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派手にトバされて親番を迎える前に終了。箱下1万点以上ということも。

4:登頂ランキングが熱いっ!

これは三人麻雀の面白さというより、ロン2の面白さになりますが・・・。
ロン2では段位が取得できる「ロン2道場」というものがあります。ここで段位を取得すると連盟が発行する段位免状を得ることもできます。

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また、「リーチバトル」というフロアでは称号制度というものがあり、
勝ったり負けたりすることでレベルが上下し、一定レベルに到達すると上の称号に昇格していきます。
上位の称号には、「バトル王位」、「バトル十段」、「バトル鳳凰」という称号が用意されており、ここに辿り着けるのは本当の強者のみではないかと思います。

私ですか?
東風戦では上位7%に入っていますが、東南戦では上位34%というところですね。
「俺はこごっちプロより強いに決まってる!」という人の挑戦をお待ちしています(笑)

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東南戦リーチバトルのランキング。バトル十段以上は執筆時でたったの7名。

おっと、まだ三人麻雀のランキングについて書いていませんでしたね。
今までのランキングって、勝てる人はどんどん上がっていきますが勝ったり負けたりがトントンくらいの場合は下がっていくか行き詰ってしまい、
限界を感じる人も出てくるのでは?と感じていました。
そうすると、麻雀が楽しめなくなるかもしれないので、三人麻雀では「遊べば遊ぶほど上がっていく。」という仕組みを考えました。

それが、「登頂ランキング」です。

今年は世界一の高さを誇る自立式電波塔、「東京スカイツリー」が完成しました。
その高さ、634mに敬意を表して麻雀タワーの頂を634mに定め、1位で2m登頂、2位で1m登頂、3位だと現状維持、というシステムにしました。
ちなみにプロと対戦して1位を取ると、プラス1mされて3m登頂となるのですが、既に遊んでいる方、知っていましたか?

スピードの差はあれど、勝てる人もなかなか勝てない人も、遊べば遊ぶほど記録が伸びていくっていいですよね。

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ロビー画面では、頂まで到達した人にはタワーのアイコンが表示されています。

さて、こんな感じで紹介してきた三人麻雀ですが、面白さや楽しさは伝わったでしょうか。
このコラムを読んでいる人の多くは、既にロン2の会員だと思っていますがそうでない人もまだまだ大勢いるとも思っています。

他にもロン2の特徴をいくつか紹介すると・・・

月額固定料金なので何十、何百対戦しようとかかる金額は一緒。

四人麻雀と三人麻雀を好きなだけ打ち放題のプランでも月額980円です。
これはちょっとスゴイと思いませんか?
時々、会員の方に、「安すぎるので心配しちゃいますよ。」なんて言われることもあります(笑)

生でプロと打てるチャンスが多い!

実際に麻雀卓を囲んでプロと対戦するリアル麻雀大会やファン感謝祭というイベント、
ニコニコ生放送などで生中継される番組内でプロと対戦できるロン2カップなど、ほぼ月1回のペースで行われています。
遠くは北海道や九州・沖縄から参加してくれる方もいて、私たちも嬉しく思っています。

他にもたくさんの特徴がありますが、百聞は一見に如かず、まずはお金のかからない無料会員でロン2をちょっと味わってみて、
気に入ったら、いや、気に入るに違いありません。どっぷりはまってください!

大勢のプロがあなたの挑戦を待っていますっ!!!

ロン2
日本プロ麻雀連盟公式オンライン麻雀サイト ロン2