プロ雀士コラム

Mr.Xの連盟Weekly!

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【麻雀日本シリーズ2016】
萩原聖人、多井隆晴、佐々木寿人、白鳥翔
昨年度の優勝者 多井隆晴の他はファン投票と会長推薦の3名が決勝進出となった。

萩原聖人さんは「とにかく真剣勝負を楽しんでいる」とのこと。今が旬のタイトルホルダーの中で堂々の決勝戦進出は流石のひとことだ。

決勝戦は10月14日16時より配信!

 

 

【天鳳位vs.連盟プロ】

 

9/22(木)14時から「天鳳位vs.連盟プロ」のプレーオフが配信される。

予選成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 合計
1

ASAPIN

(初代天鳳位)

24.1 91.6 24.2 ▲ 3.3 21.1 ▲ 0.7 54.3 ▲ 82.1 129.2
2

独歩

(三代目天鳳位)

▲ 77.2 24.1 77.9 ▲ 8.8 25.6 74.4 ▲ 77.0 61.3 100.3
3

すずめクレイジー

(四代目天鳳位)

32.5 ▲ 87.1 55.2 64.6 ▲ 6.2 22.1 ▲ 3.9 15.8 93.0
4

佐々木寿人

57.3 ▲ 102.3 17.8 19.9 38.3 ▲ 4.8 ▲ 4.7 71.1 92.6
5

就活生@川村軍団

(九代目天鳳位)

▲ 9.1 2.4 67.5 35.6 ▲ 1.8 ▲ 78.8 22.0 20.2 58.0
6

かにマジン

(八代目天鳳位)

22.9 25.2 ▲ 3.4 ▲ 8.3 ▲ 110.2 69.8 18.5 21.3 35.8
7

藤崎智

▲ 3.0 65.8 ▲ 78.8 25.8 ▲ 96.8 ▲ 19.7 59.6 66.7 19.6
8

瀬戸熊直樹

▲ 106.3 ▲ 2.8 75.8 ▲ 82.1 53.2 59.4 21.2 ▲ 1.7 16.7
9

勝又健志

▲ 81.9 ▲ 91.6 70.0 ▲ 73.5 ▲ 4.2 58.1 ▲ 74.2 ▲ 73.9 ▲ 271.2
10

前田直哉

82.9 ▲ 1.6 ▲ 91.2 ▲ 92.3 ▲ 2.2 ▲ 88.0 ▲ 76.8 ▲ 4.8 ▲ 274.0

 

プレーオフは各自2回戦ずつの対戦となる。
最下位の順位点が非常に大きいため、上位に位置する選手もまだまだ気を抜けない状況だ。
きっと天鳳ルールならではの攻防を見ることができるだろう。

 

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日本シリーズに続き、この男は決勝進出を決めることができるのだろうか!?

9/22(木)14時開始

第1試合:ASAPINvs佐々木寿人vs就活生@川村軍団vs瀬戸熊直樹

第2試合:独歩vsすずめクレイジーvsかにマジンvs藤崎智

第3試合:1位vs4位vs5位vs8位
第4試合:2位vs3位vs6位vs7位

実況:日吉辰哉
解説:勝又健志・白鳥翔

 

 

【プロクイーン】
誰が勝っても2年連続決勝進出となる組み合わせだった予選A卓を制したのは茅森早香、和久津晶。
ベスト8 B卓は9/23(金)16時より配信開始だ!

プロクイーンベスト8 B卓
西嶋ゆかりvs日向藍子(最高位戦)vs足木優(最高位戦)vs宮内こずえ
実況:日吉辰哉
解説:佐々木寿人
ルール:日本プロ麻雀連盟Bルール
システム:半荘5回戦を行い上位2名が決定戦へ進出

 

 

【古橋中級講座をつついて遊ぶ】
満を持して始まった、古橋崇志の雀力アップ中級だが、いくつか気になる点があった。

 

①人生を強調

 

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ともたけ雅晴プロの手牌を使って何を打ちますか?中級講座初回の冒頭は、読者に対する問いかけから始まっている。

 

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人生はそんなに甘くはない。しかし人生は夢を追いかけなければならない。

現在人生の絶頂を迎えている古橋崇志だが、浮ついた気持ちが溢れていることが読み取れる。
気を確かに、早めに現実に戻ってこなければA2リーグでの苦戦は必至であろう。

 

②デジタルディスリスペクト

 

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この文章で気になる点は、まず「デジタル派の方」という表現の仕方だ。
自身が掲げる手役派の対極にデジタル派があり、3割程度しか手役を狙わないものという定義を作っている。
断定した物の言い方はしていないが「あまり好きじゃない方々」という意味にも取ることができる。
そして、極めつけに(白鳥さんどうなんでしょうか)と、白鳥を古橋の定義したデジタル派にはめ込んで、挑戦状を叩きつけている。
言葉使いは穏やかだが、決して内容は穏やかではない。
2人は「サイバーカップ」という最強戦ファイナルに繋がる対局に抜擢されており、そこでの激突も見物だ。

 

③巧妙な手口

 

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「白鳥さんどうなんでしょうか」の後、森山会長と古川孝次プロのデータを乱暴にブン投げて、最後は「勝又さんお願いします」と締めている。
勝手に答えを求められた勝又プロもたまったものではないが、それより古橋はこのデータを持ち出して、一体何が言いたかったのか?ということが一番の問題である。

誰もが認める手役派、森山会長の麻雀が好きですか?それとも打点が低い分アガリ回数が多い古川孝次のような麻雀が好きですか?

これは、あなた古橋派ですか、それとも白鳥派ですか?と聞いているも同じ。
実際白鳥が古橋の定義するデジタル派の雀風とは限らないのだが、なんとかそれに仕立てあげる。その後、自身が対局で叩いて白鳥を潰す。
非常に強いメッセージが込められているのである。
この中級講座は、古橋から白鳥への挑戦状と言っても過言ではない。

 

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