プロ雀士インタビュー

第105回:前田 直哉

gpmax2012

先日行われた第4期麻雀グランプリMAXを優勝された前田直哉プロのインタビューを「同期で同じA1在籍の柴田さんに~」

快諾し、いざ日程のメール(初めての前田プロにメール)を送ると陽気な顔文字付きの返信がきて一安心。
そうだ!前田プロはいつも面白いのが好きだったことを思い出した。

同期のプロが優勝するのは嬉しく自分もがんばらねばという気持ちになるが
あの席に座れなかったことが悔しいという気持ちもあるのは僕の中のプロ意識であろう(私はあっさり予選負け)

さて日程も決まり2人で真面目に話すのもなんだし、数年前に私と前田プロと一緒にB2へ昇級した同期の一井(ひとつい)プロも呼ぶことに。

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柴田「グランプリ優勝おめでとうございます」

前田「ありがと~ついてたよ(笑」

実力で勝ったのは観戦しててわかりますよ!

柴田「おおまかにグランプリ決勝までの全体を通してどうでした?」

前田「もともとグランプリに出場できないと思ってたんだよね。
でも出場が決まったので来期から対戦するA1 の人達と打つこともできるし良い前哨戦にはなるかな~って」

柴田「A1の人間はほとんど出てきますよね。みんなトーナメント強いし・・」

柴田「1次予選からの前田プロは結構苦しい場面とかありました?」

前田「予選は全て展開がよくそんなに悪くなかったんだよね。挙げるならベスト16くらいかな?」

柴田「あれは僕も見てました!ラス前の前原プロのカンチャンリーチとかトーナメント巧者ですよね」

http://www.mA-jAn.or.jp/title-fight/gp/report-gp/12471.html

前田「あとはね1次予選からずっとだったので、毎試合毎に気持ちのもっていきかたが大変だったかなあ」

(強い人ほどみんなやっぱり目に見えないものを大事にしてることを実感!)

柴田「実際にはどんな感じでしょうか?」

前田「1度気持ちを下げて試合前に上げてくるの繰り返しなんだよね」

柴田「何か調整みたいなことをするんですか?」

前田「調整というか,麻雀格闘倶楽部の三人麻雀を頭の回転よくするためにやるよ!あとパスルゲームとかも」

柴田「では決勝の対戦相手にどんな印象がありましたか?」

前田「灘プロは非常に読みにくく多彩な手を使ってくるので、下家に座られるのが嫌だったな~」

柴田「ほとんど灘プロの上家が前田プロなイメージでした(笑」

前田「二階堂プロは予選で1度圧勝されてるのでとにかく一発が怖いよね」

柴田「そうですね~決勝メンバーでは一番の高打点タイプなんでもつれると終盤怖いですよね」

前田「安村プロは真面目だからわかりやすい所があるんだけどそこが武器でもあったからね」

柴田「安定感がものすごくありますよね。ベスト8では瀬戸熊プロが解説で、前田プロは安村プロに苦戦するかも、と言ってましたし」

柴田「いざ決勝ではどんな感じでしたか?」

前田「まずはこの決勝戦という場で良い緊張感を楽しめるようにすること!」

柴田「緊張するんですね(笑)」

前田「麻雀の内容でいうなら優勝を狙うなら初日に+40は欲しかったけど調子もそんなにいいわけではないしね」

柴田「1回戦悪かったけど2回戦の七対子で一気にもっていったのはお見事でした!」

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前田「後はそんなに良い場面もなく終始辛かったけど楽しんだよ」

柴田「優勝を意識する場面などないと思いますが最終戦で東1局に一索をツモアガったときどんな感じでした?」

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前田「これでやっとスタートに並んだ感じなんで安心する余裕は全く(笑」

柴田「まだこれからって感じですよねそれがあるからその後の三万単騎もあるわけで・・」

前田「あれはラッキーだったけどあーするしかないしね」

柴田「ピンフあがる局ではないですしね~でもあっさり三万ツモってびっくりしました(笑」

前田「まあ疲れたよ!」

そこへ一井プロがさりげなくライターを投げる
ん??

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一井「おめでとう優勝祝い」

柴田(なにそれカッコイイ)

一井「そんなことより前田さんは実は料理も得意なんだよ」

柴田「へー!以外!以外!」

一井「魚とかもさばいたり色々できるんだよね」

前田「料理と麻雀って似てるんだよ、知ってる?例えば冷蔵庫にある食材でいかに美味しい物を作るとか、
麻雀も一緒 でこの手牌でいかに最高の物に仕上げるかってね」

柴田「たしかに~それ・・でも誰か同じこと言ってたな(笑」

前田「あ、じゃあ無しで(笑」

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柴田「でも僕は前田プロのことあまり知らないんですよね、見てる方にも知ってもらいたいので経歴とかいいです?」

前田「大学を出て就職したんだけど当時の会社を退職する時に麻雀プロになるって言ったんだよね!」

柴田「そこ言わなくてもいいんじゃ・・」

前田「でもすぐにはプロを目指さなくて麻雀店で勤務しながら28才の時にもっと強い人と打ちたくてプロになったんだよね」

柴田「僕も強い人と打ってみたくてプロになったんですよ~
でも今はもっと大きく考えてプロとしてやっていかないとだめな時代ですよ!強いのは当たり前で」

前田「あ、そうなんだ・・」

柴田「いや・・僕も人の事いえないけどね・・」

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柴田「最後に来期A1ですがこの人と打つのが楽しみとかってありますか?」

前田「いや特に人は意識しないよ。リーグ戦が楽しみだよ~」

柴田「同期5人(柴田、勝又、近藤、猿川、前田)もいるし楽しみですね!」

前田「びっくりするよね~」

柴田「ありがとうございました!グランプリ優勝おめでとうございます!」

前田「ありがとうございました!」

前田プロは本当に面白く終始面白い話をしてたのが印象的でした。
そしてこれから1年間前田プロをと戦うのが楽しみです。