競技ルール
日本プロ麻雀連盟公式ルール
■基本ルール
1、喰いタン、後づけあり
2、喰い替えなし
3、一発、裏ドラ、槓ドラなし
4、ノーテンは場に3000点
5、王牌は14枚残し
6、アガリは上家優先
7、サイコロはすべて一度振り
8、アガリやめなし
■リーチ
1、リーチ後の取り消しはできない
2、リーチ後のアガリ選択あり
(以後フリテン扱いとなる)
3、ノーテンリーチは流局後チョンボ
4、オーラス終了時のリーチ棒は供託となる
5、ツモ番がなくてもリーチをかけることができる
6、ホーテイ牌でのリーチはかけられない、またアガり放棄でノーテン扱い
■連荘と流局
1、ノーテン親流れ
2、形式テンパイ可能
3、途中流局なし
■槓(カン)
1、槓ドラ、槓ウラなし
2、大明槓の嶺上開花(リンシャンカイホー)は責任払いなし
(ツモ扱いなので3人で払う。ツモ符がつく)
3、国士無双の暗槓アガリなし
4、嶺上開花と海底(ハイテイ)は重複しない
5、リーチ後は手牌構成が変わらなければ暗槓することができる。手役の減少は認めない
■役満のパオ
1、大三元、大四喜、四槓子を確定させる牌を鳴かせた者に適用される
ツモアガリは全額責任払い、出アガリは放銃者との折半払いとする。
(積み場は放銃者の負担、但しダブル役満の時は積み場はツモアガリは全員から、ロンアガリは責任払い)
■フリテン、チョンボ
1、同巡内のアガリ選択はできない
2、フリテンリーチあり
3、誤ロン、誤ツモは発声のみでもチョンボ
(紛らわしいモーションなども立会人の裁定によってチョンボとなる場合がある)
4、錯ポン、錯チー、多牌、少牌はチョンボ
(ポン、チー、カンの発声だけの間違いはアガリ放棄)
■アガリ点
1、30符4翻は満貫に切り上げず、子7,700点、親11,600点とする
2、11翻から三倍満、数え役満はなし
3、役満が純粋に重複した場合、ダブル役満、トリプル役満を認める
4、連風牌の雀頭は2符
5、嶺上牌にツモ符はつく
6、緑一色は發が含まれていなくても成立
■順位点
2人浮きの場合
1着+8 2着+4 3着-4 4着-8
1人浮きの場合
1着+12 2着-1 3着-3 4着-8
3人浮きの場合
1着+8 2着+3 3着+1 4着-12
同点の者がいた場合、順位点を分ける
WRCルール
■基本ルール
1、喰いタン、後づけあり
2、喰い替えなし
3、一発、裏ドラ、槓ドラあり
4、ノーテンは場に3000点
5、王牌は14枚残し
6、アガリは上家優先
7、サイコロはすべて一度振り
8、アガリやめなし
■リーチ
1、リーチ後の取り消しはできない
2、リーチ後のアガリ選択あり
(以後フリテン扱いとなる)
3、ノーテンリーチは流局後チョンボ
4、オーラス終了時のリーチ棒は供託となる
5、ツモ番がなくてもリーチをかけることができる
■連荘と流局
1、ノーテン親流れ
2、形式テンパイ可能
3、途中流局なし
■槓(カン)
1、槓ドラ、槓ウラあり
2、大明槓の嶺上開花(リンシャンカイホウ)は責任払いなし
3、嶺上開花と海底(ハイテイ)は重複しない
4、リーチ後は手牌構成が変わらなければ暗槓することができる。手役の減少は認めない
■役満のパオ
1、大三元、大四喜、四槓子を確定させる牌を鳴かせた者に適用される
ツモアガリは全額責任払い、出アガリは放銃者との折半払いとする。
(積み場は放銃者の負担)
■フリテン、チョンボ
1、同巡内のアガリ選択はできない
2、フリテンリーチあり
3、誤ロン、誤ツモは発声のみでもチョンボ
(紛らわしいモーションなども立会人の裁定によってチョンボとなる場合がある)
4、錯ポン、錯チー、多牌、少牌はチョンボ
(ポン、チー、カンの発声だけの間違いはアガリ放棄)
■アガリ点
1、30符4翻は満貫に切り上げる
2、11翻から三倍満、数え役満はなし
3、役満が純粋に重複した場合、ダブル役満、トリプル役満を認める
4、連風牌の雀頭は2符
5、嶺上牌にツモ符が2符つく
6、緑一色は發がなくても可
■順位点
30,000点持ちの30,000点返しとし、着順に応じた順位点がつく
1着 +15
2着 +5
3着 -5
4着 -15
同点の者がいた場合、順位点を分ける
【1飜役】
1、門前清自摸和 (ツモ:メンゼンチンツモホー) 1飜 門前役
門前(鳴きで他家の捨て牌をもらわない)で手牌を揃えてツモアガると成立
※暗カンも可
2、立直 (リーチ) 1飜 門前役
門前でテンパイしている自分の手番で以下の手順を踏むと成立
①「リーチ」と発声する
②捨て牌を横向きにして河に置く
③1,000点棒を供託
※リーチ成立後は手牌の入れ替え不可
※宣言牌がロンされると不成立
3、平和(ピンフ) 1飜 門前役
下記を満たすと成立
①門前
②4面子とも順子
③雀頭が役牌以外
④リャンメン待ち
※ピンフ・ツモは20符2飜
4、断么九 (タンヤオ:タンヤオチュー) 1飜 鳴き1飜
中張牌(2〜8の数牌)のみで揃える
※副露した断么(喰いタン)を認める
※喰いピンフ形の断么は30符扱い
5、役牌 (ヤクハイ) 1飜 鳴き1飜
① 三元牌 (サンゲンハイ)
のいずれか一種を3枚揃える
方位を表す4種の字牌は風牌と呼ばれる
② 場風牌 (バカゼハイ) /荘風牌(チャンフォンパイ)
東場のまたは南場の
を3枚揃える
③自風牌 (ジカゼハイ)/門風牌(メンフォンパイ)
親の自風牌をとし、以下反時計周りに
が役牌扱いとなり、3枚揃えると成立
④ ②+③ 連風牌(レンプウハイ/レンフォンパイ)
場風牌と自風牌が重複する際、その牌を3枚揃えると2飜
※連風牌はダブ・ダブ
と呼ばれる
※役牌でない風牌は客風牌(オタカゼハイ/キャクフウハイ)と呼ばれる
6、一盃口 (イーペーコー) 1飜 門前役
同じ順子を2組揃える
7、嶺上開花 (リンシャンカイホウ) 1飜 鳴き1飜
槓をした際にツモる牌(嶺上牌)でアガると成立
8、搶槓 (チャンカン) 1飜 鳴き1飜
他家が加槓(すでにポンしている牌にその牌の4枚目を加えて槓子とする行為)した牌でアガると成立
ロン
9、海底摸月(ハイテイモーユエ) 1飜 鳴き1飜
局の最後の牌でツモると成立
10、河底撈魚 (ホーテイラオユイ) 1飜 鳴き1飜
局の最後の打牌をロンすると成立
11、一発 (イッパツ) 1飜 門前役
立直をかけた後、1巡以内(1回目のツモまで)にアガると成立
※鳴きが入ると無効
※嶺上開花とは複合しない
※槍槓との複合を認める
【2飜役】
12、三色同順 (サンショク:サンショクドウジュン) 2飜 鳴き1飜
萬子・索子・筒子の三色で同じ並びの順子を作る
13、一気通貫 (イッツー:イッキツウカン) 2飜 鳴き1飜
いずれか一色の数牌1から9までをすべて1枚ずつ揃えて3つの順子を作る
14、七対子 (チートイ:チートイツ) 25符2飜 門前役
対子を7組作る
※4面子1雀頭に当てはまらない特殊役
※一盃口・二盃口とは複合しない
15、対々和 (トイトイ:トイトイホー) 2飜 鳴き2飜
刻子4組と雀頭を作る
※槓子も可
※三暗刻があれば複合する
※四暗刻は役満
16、三暗刻 (サンアンコウ) 2飜 鳴き2飜
暗刻(ポンせずに3枚揃える)を3組作る
※暗槓も可
※三暗刻の面子は門前(他の面子は鳴きも可)
17、三色同刻 (サンショク/サンショクドウポン:サンショクドウコウ) 2飜 鳴き2飜
萬子・索子・筒子の三色で同じ数字の刻子を作る
18、混全帯么九 (チャンタ:ホンチャンタイヤオチュウ) 2飜 鳴き1飜
4面子1雀頭全てに么九牌(1・9・字牌)を含む
19、三槓子 (サンカンツ) 2飜 鳴き2飜
槓子を3組作る
※アガリ時は17枚になる
20、ダブル立直 (ダブリー:ダブルリーチ) 2飜 門前役
親は配牌、子は第1ツモの時点でテンパイし、第1打で立直する
※鳴きが入ると通常のリーチ扱いとなる
【2飜役/実質4飜役】
21、小三元(ショウサン:ショウサンゲン) 2飜 鳴き2飜
三元牌のいずれかで雀頭を作り、残りの三元牌2組で刻子を作る
※役牌が2組あるため実質4飜
※槓子も可
22、混老頭 (ホンロー:ホンロウトウ) 2飜 鳴き2飜
4面子1雀頭の全てを么九牌で作る
※対々和が複合するため実質4飜役
※役牌も複合する
※七対子が複合した場合も実質4飜役
【3飜役】
23、混一色 (ホンイツ:ホンイーソー)
3飜 鳴き2飜
いずれか一色と字牌だけを使う
※七対子も可
24、純全帯么九 (ジュンチャン:ジュンチャンタイヤオチュウ) 3飜 鳴き2飜
4面子1雀頭の全てに老頭牌を含む
25、二盃口 (リャンペーコー) 3飜 門前役
一盃口を2組と雀頭を揃える
※一盃口とは複合しない
※順子役なので七対子とも複合しない
【6飜役】
26、清一色 (チンイツ:チンイーソー) 6飜 鳴き5飜
一色の数牌だけを使う
【役満】
27、国士無双 (コクシ:コクシムソウ) 役満 門前役
么九牌13種全て1枚ずつ+いずれか1種を2枚にして雀頭とする
※4面子1雀頭に当てはまらない特殊役
※国士無双13門待ち
么九牌全てを被りなく持っている場合、待ちは么九牌全てとなる
↑1・9・字牌の全てが待ち
28、四暗刻 (スーアンコウ) 役満 門前役
暗刻を4組+雀頭を作る
ツモリ四暗刻
(ツモの場合は四暗刻)
(ロンの場合はトイトイ三暗刻)
ツモ
四暗刻単騎
(ツモ・ロンどちらでも役満)
ロン
29、大三元 (ダイサンゲン) 役満 鳴き役満
を3枚ずつ揃える
30、字一色 (ツーイーソー) 役満 鳴き 役満
字牌のみを使う
字一色七対子 役満 門前役
31、四喜和 (スーシーホー) 役満 鳴き役満
風牌4種を全て使う
※七対子は不可
①小四喜 (ショウスーシー)
風牌いずれか3種で面子を作り、残る風牌で雀頭を作る
②大四喜 (ダイスーシー)
風牌4種で4面子を作る
32、清老頭 (チンロウトウ) 役満 鳴き役満
老頭牌(1・9牌)だけでアガる
33、緑一色 (リューイーソー) 役満 鳴き役満
緑一色の図柄の牌6種だけを使う
※高め緑一色
ツモ
※安めだと緑一色にならない
ツモ
※日本プロ麻雀連盟公式ルール改定により、2023年度以降はを含まない場合も緑一色と認める
34、九蓮宝燈 (チューレン:チューレンポウトウ) 役満 門前役
一色の数牌のみで清一色を作り、1と9を3枚ずつ+2〜8を1枚ずつ+いずれか1枚を使う
※暗槓不可
※純正九蓮宝燈 9門待ち (ジュンセイチューレン/ナインゲート:ジュンセイチュウレンポウトウ)
↑待ち
35、四槓子 (スーカンツ) 役満 鳴き役満
槓子を4つ+雀頭を作る
※1人が4回槓をした場合、他家は5つ目の槓は出来ない
※暗槓・明槓どちらも可
注)雀頭の絵合わせについて
36、天和 (テンホー)
親が配牌(第1ツモを含む)でアガる
37、地和 (チーホー)
子が配牌でテンパイしていて第1ツモでアガる
※鳴きが入ると無効
【役満の複合について】
複数の役満が成立したアガリには複合を認める
四暗刻単騎・大四喜・国士無双13門待ち・九蓮宝燈9門待ちはダブル役満扱いにならない
ダブル役満の例
大三元・四暗刻
トリプル役満の例
大三元・四暗刻・字一色
上記のトリプル役満に四槓子・天和・地和のいずれかが複合すると四倍役満となる
【その他】
人和 (レンホー) 満貫 門前役
配牌時にテンパイしていて自分の第一ツモの前にロンアガりをする
※手役・ドラは複合しない
※跳満以上のアガリ形の場合は高点法に基づく
ドラ/懸賞牌 (ケンショウハイ)
ドラとはその1局だけ有効のボーナス牌
アガリ形(鳴いた牌も含む)にドラがあると1枚ごとに1飜加算される
※ドラ自体は役ではない
(持っていても他に役がないとアガれない)
ドラの決め方
局開始前に王牌の左から3枚目の牌を表向きにする(ドラ表示牌)
ドラ表示牌の次位牌がドラとなる。
数牌:1→2→3→4→5→6→7→8→9→1
風牌:東→南→西→北→東
三元牌:白→発→中→白
裏ドラ (ウラドラ)
リーチをしてアガった際にドラ表示牌の下の牌を表向きにする
槓ドラ・槓裏 (カンドラ/カンウラ)
槓が成立した際、ドラ表示牌の隣(左から4枚目)を表向きにする
槓ドラがあり、かつリーチをかけてアガった際はドラ表示牌の下の牌を表向きにする
赤ドラ・赤牌 (アカドラ/アカハイ)
を1枚ずつ使用する代わりに
を1枚ずつ抜く
※赤牌に関しては表示牌をめくる必要がない
※連盟公式ルールは表ドラのみあり
※WRCルールは表ドラ・裏ドラ・槓ドラ・槓裏あり
※WRC-Rルールは全てのドラがあり