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第116回:中級講座『三種の神器』 古橋 崇志

2016/09/13
執筆:古橋 崇志


今回より中級講座を担当させていただきます古橋崇志です。よろしくお願い致します。
まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。

静岡県浜松市出身。A型。21期生でプロ13年目。
33期前期のB1リーグで昇級し34期からA2リーグとなります。
日本プロ麻雀連盟チャンネルでは主にA2リーグの実況をさせていただいています。
その経験を元に皆さんの雀力向上のお役に立てるような内容にしていきたいと思います。

さて、早速ですがこのともたけ雅晴プロの手牌何を切りますか?
※一発裏ドラなしの日本プロ麻雀連盟Aルール

 

100

 

牌効率だけならば白になるのでしょうか?
他にも九万六索が打牌候補になりそうです。
ちなみに私は何を切ると思いますか?
・・・・はい、六索です。

まず配牌を取り終えたら、その手牌の最終形を見据えて、どこで4メンツ1雀頭を作るかを考えましょう。

この配牌ならば

一万二万三万七万八万九万一索二索三索一筒二筒三筒発発

このようなチャンタ三色や

一万二万三万四万五万六万七万八万九万白白発発発

ホンイツ一通などが高打点になりそうです。

ただ人生と同じで麻雀もそんなに甘くはありません。

二万三万四万六万七万一索一索三筒四筒五筒  ポン発発発

こんな1,000点で終わってしまうかも知れませんし、放銃してしまうこともあります。

ただやはり人生と同じでいつまでも夢は追いかけたいものですよね。
と、言うことで今回は私なりの手役の作り方を紹介させていただきます。

 

手役派麻雀その①

「三色・一通・ホンイツを狙え」

これは我々手役派の間では常識になっている(はず)ですが、「手役派三種の神器」が三色・一通・ホンイツです。
まずはこの3種類のどれかを目指して手を進めましょう。
これは計算したわけではありませんが、体感7割は配牌からこの3種類の役を狙います。
残りの3割は手なりでリーチを目指したり、七対子や三暗刻、四暗刻などのトイツ手を目指したりするのです。
おそらくデジタル派の方は割合がほぼ真逆になるのではないでしょうか。
(白鳥さんどうなんでしょうか)

「役を狙う」の前提は、三色・一通はその種(たね)が5枚以上あり、尚且つ他に2面子以上ない。
ホンイツは字牌を含む同じ色が8枚以上あり、尚且つ他の色で面子がない。
もちろんケースによっては無理矢理ホンイツを目指したりもしますが私の基本はこれです。
これに該当しない時が「残りの3割」になります。
「数えるのめんどくせー!」と言われてしまいそうですが、慣れていけばパッと手牌を見れば分かるようになります。

先程の手牌で言えば

123の三色
三筒一索二索二万三万 5枚なので狙う

マンズの一通
二万三万六万七万九万 5枚なので狙う

マンズのホンイツ
二万三万六万七万九万白発発 8枚なので狙う

567の三色
五筒六万七万六索 4枚なので狙わない

678の三色
六万七万六索八筒 4枚なので狙わない

となります。

つまり手牌14枚の中で該当しない牌が五筒六索になり、五筒三筒がある分、マンズの一通になった時の4面子目として使いたいので打六索となるのです。

いかがでしょうか?これが手役派麻雀の基本です。

しかし、時代の流れからか手役派への風当たりは強くなるばかり。
巷では「そんなに手役ばっかり狙っていたらアガれなくない?」との声をよく聞きます。

そんな声にお答えして、
次回激熱
「手役の見切り時」と「手役派の守備」についてお話させていただきます。

ロン2のデータより

チーム手役派の総帥、森山茂和プロは
アガリ率23.23%平均アガリ点は6,484点

対して古川孝次プロは
アガリ率26.11%平均アガリ点は4,676点

どちらのバランスが良いのでしょうか?
(勝又さんお願いします)

それではまた次回お会いいたしましょう。