対局番組レポート

特集企画/天空麻雀15女性大会優勝特別インタビュー 宮内こずえ

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「純白の牌奏者」宮内こずえ
宮内こずえプロは、女流プロ雀士として人気も高く、女優としても活躍していますが、
それだけではなく、日刊現代杯・女流麻雀選手権1期(第1期)
女流モンド21杯2期(第4・7回)、天空麻雀 第6回
その他にも、誌上対局の天牌クィーン優勝。
バトルロイヤルチーム優勝。
麻雀格闘倶楽部杯チーム優勝。
ロン2winterカップ三麻大会優勝。
さんクィーンCUP3期(第4・5・7回)
この様に、多数のタイトルを獲得している実力派のプロの1人でもあります。
そんな大先輩である宮内プロですが、私にとっては麻雀プロとしてはもちろん、1人の女性として憧れの存在でもあります。
今回、その憧れの宮内プロに、天空麻雀15の優勝を記念してインタビューさせていただくことが決定いたしました。
立花つくしです。よろしくお願いします!
以前、連盟の女流プロ10人で旅行に行った時、まだあまり話もしたことのない私に気さくに話しかけてくれて、その時から宮内プロは私の事を妹みたい!と言ってくださり、私もお姉ちゃんの様に慕うようになりました。
今回、このインタビューをさせていただくことが決まりとても嬉しく思います。
 

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よし!がんばるぞっと!!っとインタビューの日程を決めて、お店を予約して・・3月28日、あ!丁度1週間前にこずえさんの誕生日だった!!
ということを思い出し、誕生日のお祝いをしたい!そう思って誕生日プレゼントを選び、完全にインタビューというよりお祝い気分(笑)。
当日は、初めてインタビューする緊張と嬉しさで、ずっとドキドキ。
そんな緊張でしどろもどろの中、インタビューははじまりました。
こずえさんはインタビューの合間も終始にこやかで、”天真爛漫”という言葉が本当にピッタリだなと思いました。また、私は今回のインタビューで、以前よりもっとこずえさんに魅かれていく自分に気が付きました。
皆様にも、このインタビューを通じて、宮内プロの魅力が新たに伝われば幸いです!
立花「まずは天空麻雀15女性大会優勝おめでとうございます!最近、こずえさんの誕生日だったということで、あわせてお祝いしたいと思います、おめでとうございます!」
宮内「ありがとうー!」
立花「2回目の優勝ですが、優勝した感想などはいかかですか?」
宮内「2回目だったけどすごくうれしかった!前回が和泉と競って、競り負けちゃったから。」
立花「そうなんですね、今回かなり攻める麻雀でしたが、普段から攻める麻雀なのですか?」
宮内「私は元々攻める麻雀なんだよね。でも、攻撃型すぎて守備にも寄らなきゃと思って、テレビ対局とかでよく守りの麻雀と思われる時もあるけど、今回は攻める麻雀だったかな。」
立花「スタイルは面前手役派攻撃型といった形ですか?」
宮内「元々はそうなんだけど、やっぱり今のスタイルは寿人プロとの出会いが大きかったかな。」
立花「寿人さんというと攻める麻雀ですか?」
宮内「そうなんだけど、すごい鳴くし愚形リーチもするし、私元々鳴かないし愚形リーチもしないんだよね。だからそのあたりは影響うけたかな、1回影響受けて、めちゃめちゃ弱くなったんだけどね(笑)。」
立花「そうなんですか、鳴きとか愚形リーチも寿人さんの考え方があってこそできるという所もありそうですよね。」
宮内「そうそう。ただ鳴いてるだけでも、ただ愚形リーチしてる訳でもなく、色々計算していて、それを形だけ真似しても駄目なんだよね、だからいい所を取り入れて、また新たな自分の型ができたかな、と思ってる。」
立花「なるほど、私も頑張って勉強します!」
宮内「昔は基本的に鳴かなかったからねー。」
日々色々な事を吸収して、成長していく宮内こずえプロ。
私も宮内プロから色々学び、上を目指したいと思いました!
そして、あまり鳴かないという宮内プロに、決勝戦の鳴きの事を聞いてみました。
南1局1本場 北家2巡目 53,900点持ち
 

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二万二万六万赤五索五索六索六索六索四筒赤五筒六筒東北ドラ六万
ここから対面の和久津プロからの二万を鳴き、最終形が
四万六万赤五索五索六索六索六索四筒赤五筒六筒ポン二万 上向き二万 上向き二万 上向き
立花「この局は、トップ目で、まだ3巡目ということもあったので鳴かないのかなと思ったんですけど、積極的に仕掛けていって、満貫をアガリきりましたね。」
宮内「勝負手だと思ったんだよね。六万を使い切りたかったから。天空麻雀って、赤3つ入ってるし、トップ目でも油断できないんだよね。実際、南場でまくられそうになったし、安心する点数ってのがないんだよね。」
立花「そうですね、途中で和久津プロに3,400点差までつめられて苦しい局面もありましたよね。」
宮内「ダントツトップ目からでもまくられるっていうのは、テレビ対局だと結構あるんだ。トップが見えなくなくった人が、アガリに行かなくなっちゃうから、ないはずの局がうまれることもある。」
宮内プロの勝負に行く時の冷静な判断。
決して気を緩めることなく、勝利を目指すその姿勢。
こういった所が、今回の優勝の決め手だったのではないかと思います。
立花「東2局1本場のアガリも、すごいいいアガリだなと思いました!」
東2局1本場、西家

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五万六万七万三索四索五索六索七索八索六筒六筒西西
和久津プロの手が、
一索一索一索九索九索九索七筒八筒九筒西西白白リーチ
これで親リーチ。
立花「テンパイしてリーチに行くのかなと思ったら、一旦ヤミテンにかまえて、その後五筒を引いて六筒を勝負してアガリきりました。これは凄いなと思いました!」
宮内「これはね、西家だから西でアガれるし、六筒は期待できないからからね、この巡目で西が生牌だったから誰かに持たれてることもあるかなって、五筒七筒を引いたらリーチして勝負にいこうと決めてたんだよね。」
親のリーチに臆する事無く、判断も的確で冷静です。
宮内プロの麻雀は、見ていてとても気持ちよく魅力的です。
そして、この全体の対局を見て一打一打にはっきりと意思が込められてる事がわかります。
立花「今回の対局で、決め手になったアガリと思う局はありますか?」
宮内「何が決定打かっていうと、アガった局ではないかな」
立花「アガった局ではないというのは?では受けきった局などですか?」
 

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宮内「うんうん、あそこで5本場まで連荘されるとあせるんだけど、ずっと葛藤してて、井上さんは手が入ってなさそうで、瑠美ちゃんはオリてて、自分しか行ける人がいない、行かなきゃいけないっていう気持ちと、冷静に自分が行ける手か局面かっていう判断を間違えなかった事かな。」
立花「そうなんですね、終盤は中々手が入らず辛い局面もありましたが、普段のこずえさんは、自分の麻雀が不調な時や状態が悪い時などはどうするようにしてますか?」
宮内「色々なパターンがあるかな。我慢して何もしない時もあるし、どう頑張ってもだめな時は普段やらないリーチや鳴きをしてみたり、流れを変えるために鳴いたりね。でもこれは普段の麻雀の時の話。テレビ対局の時とかは試合数に応じて対応したりするよ。予選で駄目だなってなっても、その後何試合かあって、そのトータル成績だったらあせって何かすることはせず我慢したりね。1試合で決まる勝負だったらもう色々、イチかバチか勝負したりするかな。」
とても参考になるご意見です・・。
不調時の対応は様々ですが、宮内プロの場合、緻密に計算して不調に対応しているのですね。
その考え方も懐が広く、プロとしての意識の高さが伺えます。
麻雀の話を聞くのはとても勉強になるので、もっと聞いていきたい所ですが・・
今日は宮内プロのプライベートなことも色々聞いちゃいました!
立花「最近マイブームはどんな事がありますか??」
宮内「んーと・・ホットヨガかな!最近通ってるのー。」
立花「えっ!私も通ってます!(笑)」
宮内「えー!じゃあ今度一緒に行こうよ♪」
何とその後、同じ店舗に通ってる事が判明!!
凄い偶然です、むしろ今まで会ってなかったのが不思議なくらいです。
そして先日、このインタビューの後、女流プロ5人でホットヨガにいってきました!
 

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その時の写真がこちら。私はすっぴんなので顔を伏せております・・(笑)
月に1回は皆で集まって、ホットヨガに行く計画を立てております。
とても気持ちいいし、痩せられるので本当にオススメです!
宮内「後は海外ドラマかな!」
立花「どんなの見てるんですか?プリズンブレイクとかですか?」
宮内「今はLOST見てて、前は韓流ドラマにはまってた!」
立花「なるほど!今まで海外ドラマあまり見たことなかったです、映画がお好きなんですね。」
宮内「映画はショーシャンクの空にとか、ブラックスワンとか好き!」
立花「ショーシャンクの空に感動しますよね。ブラックスワン今度見てみます!」
立花「後は、カラオケよく行かれると聞いたのですが、カラオケの十八番などはありますか?」
宮内「華原朋美のI’m proud は毎回歌う!」
立花「えっと・・華原ともみさんとは・・」
宮内「え!!知らないの!!」
立花「すいません!勉強しておきます・・」
今度、一緒にカラオケにいってその美声を聞いてみたいです!
立花「こずえさん肌とかとても綺麗ですが、何か美容のためにやってることなど知りたいです!」
宮内「ん~何もやってない!あ、でもホットヨガと半身浴はやってるかな。」
立花「今年の目標などありますか?」
宮内「うーん、ダイエット!とりあえず水着が着れる体になりたい!」
立花「えぇぇ!ダイエットが必要ある様には見えないです!」
女流プロの水着写真集、『国士無双』そちらに掲載されている宮内プロのプロポーションは、とても美しく魅力的なのです。
私は、宮内プロの様な女性になることが目標ですが、宮内プロは志が高く・・
宮内プロのような魅力的な人になるには、やはり高い志が必要なのだと実感しました。
と、色々と話し込んでる内に3時間も過ぎていました・・
名残惜しいですが、最後は笑顔で写真を撮らせていただいて、このインタビューを終わりにしたいと思います。
 

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宮内こずえプロの素敵な一面が色々見られて貴重な体験をさせて頂きました。
誰よりも輝く宮内こずえプロの様なプロを、これからも目指して行きたいと思いました。
宮内こずえプロ、本当に天空麻雀優勝おめでとうございます!!