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天空麻雀17 女性大会決勝レポート 小笠原 奈央

2015/11/06
執筆:小笠原 奈央


プロ雀士にとって憧れの地。沢山の闘志と感動が刻まれる地。

その名も”天空麻雀”

私もここに足を踏み入れる日が現実に来るなんて。

プロになって4年。
プロになりたての私は良い感じに成績は残し、リーグ戦昇級。女流桜花昇級。
そんな私にこんな出演依頼が飛び込んだ。

天空麻雀

え??今回初出場でしょ??って思われた貴方。そうなんです。

今回初めて話すであろう……

天空麻雀の依頼が飛び込んできて、まずTV対局ということに不安を抱いた。
そして、一度私の麻雀を見て欲しいと恐れながらお願いしたのだ。
日頃行われている勉強会の時間を割いていただいた。そこには20人を超える先輩方がずらーっといた。

天空ルールを半荘1回。対局後、直ぐに牌譜検証タイム。
まず第一打の切り出し。不穏な空気が流れ始める。
局が進むごとに、先輩方の醸し出す空気。募る不安感。

『これはやばいな』
『いやいや、さすがにないよね』
『ざわざわざわ』

そして、決断の時は下された。
天空麻雀出演延期。

恥ずかしくて、耐えきれなくて一刻も早くこの場から消え去りたかった。泣くもんか!と必死に堪えたのを今でも覚えている。
その時に森山さんが言ってくれた言葉。

『絶対またチャンスは来ると思うから ?な?だから、頑張れよ!』

私にはその言葉が救いだった。頑張ろうって思えたんだ。

それから、1年2年と時はたち、後輩達が天空麻雀に出始める。
私には、もう天空麻雀は無理なのか…そう思った矢先の今回の天空麻雀。
当時は抱かなかったであろう感情がそこにはあった。

天空麻雀への重み、応援してくれている人へ良い報告がしたい、全力を出したい、勝ちたい。心から、そう思った。

100
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決勝戦。

そこに私は居なかった。予選南2局までトップに立ちながら敗退。(予選は上位2名の勝ち上がり)悔しかった。不甲斐なかった。

決勝メンバーは

二階堂亜樹プロ
宮内こずえプロ
和泉由希子プロ
高宮まりプロ

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東1局から手がぶつかり面白い展開。
和泉プロが4巡目にしてホンイツのテンパイを攻めの姿勢でリーチ。

二万三万五万六万七万七万八万九万北北北発発??ドラ四索

そこに立ち向かい選択を誤ることなく、見事アガリをモノにしたのは高宮プロだった。

三万三万四索四索六索七索八索三筒四筒五筒六筒七筒八筒??ロン四索

満貫!!

43,000点程のトップ目にたった高宮プロの親番で、亜樹プロが満貫をツモアガリ、宮内プロも親番にて満貫をアガリ、そう簡単に突き放すのを許してくれない。
苦しいのは和泉プロ。持ち点8,500点。ただ、ここから満貫をアガリ迎えた親番!
さあ!分からない展開だ!!!

決して親番を落としたくない和泉プロ。
オーラスの親番を残す現状2着目の高宮プロ。
親番がない亜樹プロは苦しいが、持ち味の手作りで最後まで亜樹プロにも期待がかかる。
トップ目の宮内プロも、そこまで点差は離れていないので、どこで勝負をかけていくのか。

最後の最後までハラハラドキドキ!!控え室でも、わーきゃーぐわーとの雄叫びが。(笑)

皆それぞれの思いを抱いて挑む対局。あの一打が、あの選択が天秤にかけられ明暗が分かれる。
苦しむ者がいて喜びを噛み締める者がいる。勝利の女神は誰に微笑んだのか。
今回もきっと1つの物語が生まれたことでしょう。
是非、天空麻雀ご覧ください。

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