JPML WRCリーグ レポート

第12期JPMLWRCリーグベスト8A卓レポート

石立・渡辺が決勝へ勝ち上がり!

1/24(火)、第12期JPML WRCリーグベスト8A卓が放送された。
対局者は石立岳大、佐々木寿人、魚谷侑未、渡辺英梧。

 

 

前回・前々回優勝の石立・渡辺、Mリーグでも活躍する佐々木・魚谷という注目の組み合わせとなった。

 

★1回戦

東2局、渡辺が積極的にリーチ。少し薄くなっていた待ちを一発でツモり、気負いを感じさせない満貫のアガリで好発進。

 

 

このアガリに触発されたかのように、東3局2本場では親の石立が七索単騎の七対子を即リーチすると一発ツモ!

 

 

Mリーガー2人が遅れを取る形となったが、東4局には渡辺の先制リーチに追いかけた魚谷が、リーチタンヤオピンフツモドラ裏の3,000・6,000。

 

 

このまま初戦のトップを奪った。

魚谷  +19.7P
渡辺  +7.6P
石立  ▲3.2P
佐々木 ▲24.1P

 

★2回戦

かわし手で局が進行する中、南1局に親の渡辺がリーチツモドラの2,000オールで抜け出していく。
南4局1本場では供託2本という重要な局面で親の魚谷がリーチピンフ裏の5,800。2着目へ浮上すると、2本場では3着目佐々木のリーチにオリを選択し、渡辺と共に連続での連対を決めた。

渡辺  +22.6P
魚谷  +9.3P
佐々木 ▲3.4P
石立  ▲29.5P

 

★3回戦

ここまで苦しんでいる石立。前回のWRCリーグでは副露を多用する打ち筋から「マシンガン副露」という通り名が付けられたが、東2局には中のポンテンを取らずの選択。これが功を奏し、メンゼンテンパイするとスルーした中を一発でツモっての2,000・4,000!

 

 

このアガリから風向きが変わった石立。南2局にダブルリーチピンフの1,300・2,600をツモり、南3局の親番では連続の4,000オールで一気にトータル2番手へ浮上。
さらには南4局、ドラ暗刻のツモり三暗刻をツモり4,000・8,000!

 

 

8万点の特大トップでトータルトップに躍り出た。

石立  +68.0P
渡辺  ▲7.1P
佐々木 ▲23.8P
魚谷  ▲37.1P

 

★4回戦

東4局、トップが欲しい魚谷がドラトイツのリーチで佐々木から8,000のアガリ。渡辺と僅差に迫るも、南3局では渡辺が勝負を決めに行った3メンチャンリーチ。

 

 

佐々木・魚谷が追いかけリーチをかけるも、ここは魚谷の放銃。

 

 

リーチ・ドラ裏の6,400で勝負が決まった。

渡辺  +25.3P
石立  +8.1P
佐々木 ▲7.7P
魚谷  ▲25.7P

4戦を終えてのトータルポイントは画像の通り。

 

 

以上の結果から、ベスト8A卓を勝ち上がったのは石立・渡辺という結果となった。
決勝の放送は2月10日(金)14時〜。是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)