プロリーグ(鳳凰戦) レポート

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第31期A2リーグ第2節レポート 内川 幸太郎

2014/05/21
執筆:内川 幸太郎


「あの三筒良かったよ」
僕の親番で、前原からリーチを受けての打牌のことである。

今回のA2の対局は、僕にとって凄く重要な対局であった。
もちろん大切でない対局なんて一つもないのだが、今回は特別であったのだ。

その理由は、おそらくこれから幾度もやっていくであろう、配信の中での初のリーグ戦であった事と、前原雄大という大先輩との公式戦初の対局であったことだ。

思えば、初めて話をしたのがプロテスト受験の時の面接だ。
強面の試験官に、面接という場面もあってか、とてもビビったのを思い出す(もう1人は現会長という事もあっただろうか)

幾度も鳳凰戦や十段戦の決勝を観戦し、そのスーパープレイに魅了させられた。
メンチンをリーチに行ったり、確定親倍満をリーチで三倍満にしツモリアガる。
同じような捨て牌でリーチとでると、今度はカンチャン1,300である。

自身の手牌は関係ないのだろうか?と、何度考えさせられたであろう。
考えに考え僕なりに答えをだした。
この人は人と戦っている。

間違いなく、今節一番マークを置いた。
これは、僕だけでなく、ダンプ、刀川も同じであった。
いや、今期のA2ではいつでもそうであろう。

それだけ大きな存在の人と共に対局できるのだから、特別な気持ちになったのだ。

対局の結果は、真正面からぶつかろうという気持ちと、自身の牌勢が味方してくれてよい結果になった。

特に、冒頭の打牌と前原の親の仕掛けに、ドラの二万をぶつけられたのが分かれ目だったように思う。
僕の思考では、放送で述べたように読みを入れて押したのだが、どうやらそれは些細な事だったようだ。

会長から後日、二万が切れたことにより最後プラスに持って行けた。
それは読みがとかでなく、戦う姿勢がそうさせた。
というような話をしていただいた。

甘い牌も沢山あった。

道中、二万の放銃や三筒の放銃、とても淡白で致命傷にならなかったのはラッキーだ。
五万を打って鳴かれたのは一番甘い牌であった。
自分の手牌に見合わなすぎた。
なんとか親を落とそうと前に出たのだが、こちらは安全牌に近い牌を抱えながらの逃げ腰で勝負に行ってるのだからぎりぎりの勝負に持ち込んでいない、戦い方を間違えたと思う。
次局ツモ6,000オールのリーチが来るのだから、本当に危ない。
麻雀は正直である。

麻雀は戦いだ、しかしその方法は人それぞれ。
見ている皆さんが、一つでも共感でき、感心できるアガリや打牌を繰り広げれつつ、結果を出せれるよう邁進して行きたいと思う。

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