プロリーグ(鳳凰戦)レポート

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第31期A1リーグ最終節レポートB卓 白鳥 翔

A1リーグ最終節、中位卓となるB卓。
対戦メンバーと9節目までのポイントはそれぞれ、
5位 前田+25.4P
6位 近藤+23.9P
7位 古川+23.1P
8位 沢崎+20.5P
そして現在ボーダーである3位のともたけは+44.7P、2位の勝又も63.4Pなのでかなりの大混戦だ。
もしこの中位卓で40~50P、それ以上ポイントをプラスすることができれば、決定戦進出も十分に考えられる。
どの様な闘いになるのか、誰が抜け出すのか。大注目の一戦が始まった。
1回戦、場が動いたのは東3局。近藤が親でダブ東を仕掛けると3者が丁寧に対応。
古川がまわりながらもこのテンパイ。
二万二万三万三万四万四万八万八万二索三索四索四筒五筒  ドラ四索
ここから前田も親の上家でうまく打ちまわしてテンパイをいれる。
四万五万六万二索二索四索五索六索四筒六筒  チー七筒 左向き六筒 上向き八筒 上向き
そして終盤にロンの声。アガったのはなんと沢崎。
七万七万四索五索五索七索七索八索八索南南西西  ロン四索
沢崎も古川、前田と同じく丁寧に打ちまわしてこっそりとヤミテンをいれていた。
放銃してしまったのは古川で、沢崎が大きな6,400のアガリ。
次局の親番でも沢崎はたたみかけるようにタンピンドラ1でリーチを打つも流局。
前田、近藤も粘ってテンパイを取り3人テンパイで流局と、流石A1リーガー、簡単に加点は許さない。
次局1本場は、古川がしっかりとピンフで捌いて沢崎の親を落とした。
沢崎、大きな加点とはならなかったものの、1回戦しっかりとトップを堅守。
そして喰らいついてオーラス、自らアガって浮きをキープした前田が2着で1回戦目が終わった。
2回戦、前田が東2局の親番で積極的に仕掛けてトイトイドラ3の4,000オールを決める。
二万二万九万九万  ポン四万 上向き四万 上向き四万 上向き  ポン一筒 上向き一筒 上向き一筒 上向き  暗カン牌の背一万 上向き一万 上向き牌の背  ツモ九万  ドラ九万
前田が1人浮きの状態で迎えたオーラスだったが、前田のテンパイ打の一万をラス目の近藤が捕える。
二万三万一索二索三索四索五索六索七索八索九索五筒五筒  ドラ八索  ロン一万
この7,700のアガリ。これで近藤が浮きの2着にまわって、前田のトップで2回戦終了。
3回戦、前田が抜け出すと決定戦に大きく近づくことになるが、3回戦目は苦しい展開が続きオーラスを迎えて17,100点持ちのラス目。
このままだと決定戦進出は絶望的になってしまうが、ここで親の近藤からリーチが入る。
六万七万八万五索五索六索六索六索七索八索九索五筒六筒  リーチ  ドラ六筒
ここに前田も追いついて勝負とリーチに踏み切る。
二万三万四万九万九万二索三索四索二筒二筒二筒六筒六筒 
結果は、近藤がドラの六筒を掴み、前田に8,000の放銃。
これで前田が沈みながら3着に踏みとどまって、最終戦を迎えることとなった。
3回戦を終わってのトータルは、前田が+41.1Pとなり4位まで浮上。
沢崎、古川も苦しいながらなんとか3回戦までをプラスにまとめそれぞれ+26.8P、+26.1P、と最終戦大きなトップをとれば決定戦進出の可能性が十分のある位置にいる。
近藤はトータルで▲1.1Pと苦しいが、最後まで大きなトップを狙いにいくだろう。
最終戦、いきなり起家の沢崎が魅せる。6巡目のピンフテンパイ。
一万二万三万七万九万三索四索七索八索九索二筒二筒七筒  ツモ八万  ドラ三筒
これをテンパイトラズとして打四索と構えると、数巡後、九筒を引いて狙い通り三色に仕上げてリーチ。
古川から7,700を討ち取った。
次局1本場、沢崎メンホンのテンパイをいれるもテンパイ打が近藤のリーチに捕まり3,900は4,200の放銃。
東2局は、親番の近藤も仕掛けて攻めるが、今度は前田に7,700の放銃となってしまう。
前田、このまま加点して決定戦に大きく近づくかと思われたが、東3局の親番では沢崎がまたも見事な三色を決めて2,000・4,000のアガリ。
前田は痛い親カブリとなってしまう。
しかし、ここから前田が強かった。
局面を冷静に見極め我慢を重ね、南2局で古川から8,000をアガると、南3局の親番でメンツ手かトイツ手かをうまく見極め、沢崎から11,600をアガり、見事50,000点に近いトップで最終戦を締めくくった。
B卓が終わって、前田がトータル+66.5Pで勝又を抜いて、なんと2位まで一気に浮上。
前田は、最終C卓の結果次第で決定戦に進出、という形でB卓が終わった。