プロリーグ(鳳凰戦) レポート

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第32期A2リーグ第2節レポート 内川 幸太郎

2015/06/04
執筆:内川 幸太郎


昨シーズンは、本当に牌勢が良かった。
今までのプロリーグの中では、ダントツに恵まれていたのだが、それを生かせず無念の次点。
「チャンスの後にピンチあり」とは、良く言ったもので、今シーズンの開幕戦は、うんともすんとも牌が答えてくれず、ただただひたすら我慢のマイナス40Pスタートとなった。

年間戦とはいえ、降級を示す赤いラインの中に居るのは気分もよろしくないわけで、とりあえず借金返済!と挑んだ今節。
お相手は、石渡、滝沢、亜樹とベテラン揃い。
戦前、守備的な地味な試合になるかな?と思っていたが、蓋をあけたら全くちがう展開になった。

昨シーズン含む3節連続の開局に起家を引いた私が、

二万二万五索六索七索八索九索五筒六筒七筒東東東  ドラ七索  ツモ四索

この3,900オールでいいスタートを切るも、どうやら皆に火をつけてしまったのか、このあと各者満貫、跳満の乱打戦となった。
毎回開局だけは!調子がいいものの、例にもれずこの半荘を制したのは石渡で、親での6,000オールを含む5万点を超えるトップとなった。

どうも最近序盤に持った点数を伸ばせない。
どこか手組が弱気になっているのだろう。
至急改善しなければならない点だ。

対象的にこの日の石渡は、今まで私が対戦したイメージとは全く異なり非常に攻めが強く粘り強かった。
常に場の主導権をにぎり、私も亜樹もなんとか受け流すのに必死にならざるを得なかった。
2半荘目も石渡の独り舞台で2連勝。
受け重視の雀風とはいえ、ひとたび優勢と判断したら畳みかけるように攻める!さすがです。

このまま持っていかれてしまうのは、まずい!と皆が思っていたところに、ここまで一番劣勢だった滝沢が一矢を報いる。

一万一万二万二万三万三万六索七索七索八索八索九索白  ドラ白

これに打ちこんだのは石渡。
のちのインタビューでわかったのだが、どうやら本人も不満足な放銃だったらしく、ここから少し歯車がずれて行く。

最終回。

三万三万三万七万二索二索二索二筒二筒二筒八筒八筒八筒  ロン七万

綺麗な四暗刻単騎。
アガったのは滝沢、飛び込んだのは石渡。
前述の5,200の放銃との因果関係があるのか、ないのかは私にはわからないが、非常に強烈な一撃だった。

終わってみたら実に平たいスコアになったが、内容は非常に濃い試合であった。
反省点を早くに修正して、来月こそは借金返済と行きたいところだ。