プロリーグ(鳳凰戦) レポート

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第32期A2リーグ第3節レポート 刀川 昌浩

2015/06/26
執筆:刀川 昌浩


前節は1半荘目をトップで迎えるも、終わってみれば+12.6Pの不満足な結果。
今節こそは借金返済に向けてと、強く意気込んでリーグ節に臨みました。

1半荘目は5,200、満貫とアガって得た大きなリードを守りきり1人浮きのトップ。幸先がいい。

その後も内川プロ、猿川プロと差がなく、櫻井プロが少し沈んで迎えた3半荘目に事件は起きた。
猿川プロが発を仕掛ける。序盤から積極的に主導権をとってくる猿川プロらしい仕掛けである。
その仕掛けにピンズの上が切り出しづらく、マンズを払いながらまわしていると、猿川プロがドラの二索をツモ切り、ほぼテンパイである。
が、自分としては、その前に六筒を切り出していた櫻井プロに注目していた。

猿川プロには切り出しづらいピンズの上を切り出した櫻井プロには本手が入っている。
そして、捨て牌から見て国士無双である。ドラをツモ切りした猿川プロに合わせて、内川プロがドラをツモ切った時、自分の中での危険信号はさらに上がっていた。
櫻井プロから見てドラが見えてない状況から、仕掛けに対して六筒を切り出している以上、櫻井プロの手は1シャンテンからテンパイに近いだろう、と。

自分にもピンフの1シャンテンの手が入るが、2シャンテン戻しの選択をしてしまう。
猿川プロの上家で、やや消極的過ぎたか。すぐに猿川プロが一万をつかみ放銃する結果となった。

後に猿川プロがコメントしていたが、猿川プロも国士無双のテンパイは気づいていたが、自分に暗刻の一筒以外は切る覚悟だったようだ。
猿川プロの老頭牌だらけの手格好からは、オリきることは難しいだろう。だが、それ以上にアガった櫻井プロが素晴らしかったのだろう。
この半荘は櫻井プロにマイナスを帳消しにするトップをとられる。

そして、最終半荘は国士無双の放銃を取り返すかのように猿川プロの反撃がはじまる。
正直、猿川プロに気圧されて、かなり受け気味に打っていた。そこは反省点である。

特に顕著なのがオーラス。連荘を狙って仕掛けたにも関わらず、途中で消極的姿勢からオリを選択してしまった。
自分の中で、やろうとしていることがブレているような気がした。大きな反省点となる一局であった。

終わってみれば+15.9Pだが、反省の残るものでもあった。
とりあえず、当初の目標である借金返済は達成したので及第点といったところだろうか。

今期のA2での戦いは、A1昇級への卓に参加することが最終目標。
反省点は修正しながらも、次からも自分らしい目立たないプラスを積み重ね続け、いつのまにか昇級を賭けた争いに顔を並べたいと思っている。