麻雀日本シリーズ、麻雀日本シリーズ レポート

麻雀日本シリーズ/麻雀日本シリーズ2016 第4節レポート 黒木 真生

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麻雀日本シリーズ2016は、次回いよいよプレーオフに突入。
物理的にプレーオフ進出を確定させたのは、予選全日程を終えた首位の佐々木寿人。
出だしはボチボチだったが、最後に連勝で一発・裏ドラルールでの強さを見せつけた。
4位の前田直哉、5位の白鳥翔、6位の石井一馬プロも同様に予選全試合を終了しており、プレーオフ進出は確定。
現在対局を残している4名の内3名がどれだけポイントを伸ばしても9位以下になることはあり得ない。
一応9位に落ちる可能性を残しているのは阿部孝則プロ。
とはいえ、対象となるのは現在最下位の瀬戸熊直樹でその差は190ポイント以上。
たとえクマクマタイムが炸裂したとしても現実的には難しいだろう。
阿部プロも、ほぼプレーオフ進出が確定したと言える。
逆に予選敗退を確定させたのが、12位の柴田吉和、13位の藤崎智の2名。
9位の木原浩一プロ、10位の勝又健志までは、予選1回を残している上位3名が落ちてきた場合に少しだけ可能性がある。
11位の荒正義はマイナスポイントが大きすぎるため、こちらも実質的には敗退確定と言える。
予選1回戦を残している2位の萩原聖人さんと3位の多井隆晴プロは、プレーオフ進出は当然のものとして、その先の決勝進出を見据えた戦いとなるだろう。つまり、下を見るのではなく上を見て戦うはずで、可能ならトップをとりたいところである。
シビアな戦いを強いられるのは7位の近藤誠一プロだ。
9位の木原プロとの差はわずか29.1Pで、ラスを引いたらアウト。大きなマイナスの3着でもダメなので、押し引きの判断が難しくなりそうだ。
第1試合の予選最終戦が終了したら、第2試合からはプレーオフ。
このあたりから戦いはますます面白くなってくるので、絶対に見なきゃ損ですよ!
9/18(日)14:00~
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システム
■予選全21回戦(各自6回対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
■プレーオフ全4回戦(各自2回対局)ポイント持ち越し上位4名が決勝進出
■決勝全4回戦
予選成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 半荘消化数 合計
1 佐々木寿人(連盟会長推薦) 12.8 ▲ 0.6 ▲ 27.3 14.6 50.0 47.1 6/6 96.6
2 萩原聖人(連盟会長推薦) 32.1 31.8 29.6 0.6 ▲ 20.8 5/6 73.3
3 多井隆晴(麻雀日本シリーズ2015優勝) 35.3 ▲ 30.5 40.1 30.1 ▲ 4.3 5/6 70.7
4 前田直哉(2015麻雀最強位) 17.8 ▲ 30.0 9.4 38.9 24.1 ▲ 4.3 6/6 55.9
5 白鳥翔(ファン投票2位) 9.8 33.1 8.4 ▲ 35.3 19.1 11.3 6/6 46.4
6 石井一馬(連盟推薦プロ) 29.6 20.9 1.0 ▲ 30.3 31.5 ▲ 7.1 6/6 45.6
7 近藤誠一(第40期最高位) ▲ 37.3 25.6 31.1 16.7 4.2 5/6 40.3
8 阿部孝則(RMUリーグ優勝) 36.1 ▲ 5.9 10.9 ▲ 14.4 ▲ 14.1 15.1 6/6 27.7
9 木原浩一(第14期雀王) ▲ 36.3 9.9 ▲ 44.6 41.5 57.6 ▲ 16.9 6/6 11.2
10 勝又健志(鳳凰位) ▲ 6.1 7.9 ▲ 8.2 30.0 14.3 ▲ 43.8 6/6 ▲ 5.9
11 荒 正義(ファン投票4位) ▲ 9.2 ▲ 41.3 ▲ 57.8 8.7 ▲ 23.3 46.7 6/6 ▲ 76.2
12 柴田吉和(十段位) ▲ 50.6 24.8 ▲ 22.4 18.0 ▲ 27.5 ▲ 22.3 6/6 ▲ 80.0
13 藤崎 智(ファン投票3位) ▲ 21.6 ▲ 7.5 ▲ 13.8 ▲ 47.0 ▲ 41.4 ▲ 12.3 6/6 ▲ 143.6
14 瀬戸熊直樹(ファン投票1位) ▲ 11.9 ▲ 44.8 ▲ 35.9 ▲ 35.3 ▲ 36.1 5/6 ▲ 164.0