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女流プロ麻雀日本シリーズ2018 決勝レポート 石田 亜沙己

女流プロ麻雀日本シリーズ2018もついにこの決勝を残すだけとなった。
システムは予選ポイントをリセットして、半荘4回戦を行う。
それでは、ファイナリストを紹介しよう。

池沢麻奈美 日本プロ麻雀連盟
 
100
 
会長推薦枠、アマチュア時代に第6期夕刊フジ杯麻雀女王、
プロになって第13回野口恭一郎賞女性棋士部門受賞、15回女流モンド杯優勝。

 
 

魚谷侑未 日本プロ麻雀連盟
 
100
 
会長推薦枠、第6、7期女流桜花、第9、11、12回モンド王座、
第16回日本オープン

 
 

黒沢咲 日本プロ麻雀連盟
 
100
 
会長推薦枠、第6、7期プロクイーン

 
 

西嶋千春 最高位戦日本プロ麻雀協会
 
100
 
第17期女流最高位

 
 

 
100
 

1回戦(魚谷、池沢、黒沢、西嶋)

東1局 10巡目に黒沢がリーチ。

九万九万九万二索三索四索六索六索六索七索六筒七筒八筒  リーチ  ドラ五索

一発で八索をツモり、裏ドラも1枚のり2,000・4,000。そのあともヤミテンを駆使し加点していく。

南1局、池沢が二索五索八索待ちの満貫確定のリーチに出るも、この局も黒沢が追いつきかわす。

この半荘、2着につけたのは魚谷。
南3局1本場に魚谷が8巡目リーチ

一索二索三索一筒二筒三筒三筒三筒四筒五筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ八筒

11巡目に池沢も七対子で追いかけリーチするも、13巡目に六筒を放銃に。

1回戦成績
黒沢+26.4P 魚谷+11.8P 西嶋▲0.6P 池沢▲38.6P 供託+1.0P

 

2回戦(池沢、魚谷、黒沢、西嶋)

東2局、7巡目に親の魚谷がリーチ。

一万二万三万四万五万六万三索四索五索五筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ五筒

このリーチに向かっていったのが黒沢。真っ向勝負で手を進めると、12巡目にリーチ。

三万四万七万七万七万一索二索三索三筒四筒五筒九筒九筒  リーチ

14巡目に二万をツモり裏ドラも1枚のり1,000・2,000。

東3局、黒沢らしい高打点打法が炸裂する。
2巡目に中をポンして6巡目。

三万四万五万七万一筒一筒六筒七筒白白  ポン中中中  ツモ六万  ドラ白

ここから、打六筒これがぴったりはまり、白八万とツモり4,000オール。
その後も加点し60,000点近くなり2連勝濃厚に。

南4局、親の西嶋が10巡目にリーチするも、池沢がリーチで追いかけ、

三万四万六万七万八万三索四索五索二筒二筒二筒八筒八筒  リーチ  ドラ三索

二万をツモり2,000・4,000のアガリで2着に浮上。

2回戦成績
黒沢+36.3P 池沢+6.7P 魚谷▲13.5P 西嶋▲29.5P

2回戦終了時
黒沢+62.7P 魚谷▲1.7P 西嶋▲30.1P 池沢▲31.9P

 

3回戦(池沢、黒沢、西嶋、魚谷)

東3局1本場、8巡目に親の西嶋がリーチ。

三万四万五万七万八万九万三索三索五索六索一筒一筒一筒  リーチ  ドラ五万

11巡目にテンパイの入った黒沢から裏ドラも1枚のり7,700のアガリ。
反撃開始といきたい3者だが、東4局7巡目、黒沢がまたしても高打点打法を魅せる。

一万一万二万三万四万二索四索五索二筒三筒四筒中中中  ドラ二索

ここから五索切り、次巡ツモ切りリーチとする。
11巡目に池沢が追いかけリーチ。

二万二万五万五万六万六万七万七万二索三索五筒六筒七筒

しかし、黒沢が三索をツモり、3,000・6,000。2着目に浮上する。
次局もアガリ、トップ目に立つと南2局の親番で、

五万五万六万七万七万五索六索七索一筒一筒五筒六筒七筒  ツモ六万  ドラ二索

この4,000オールを7巡目にアガリ50,000点。
次局もリーチと加点を目指すが、ここは魚谷が勝負にでて七対子を華麗に決め、3,100・6,100で差を詰めるも、南3局、南4局と黒沢がアガリ3連勝を決め、優勝に王手をかけた。

3回戦成績
黒沢+30.5P 魚谷+6.2P 西嶋▲9.0P 池沢▲27.7P

3回戦終了時
黒沢+93.2P 魚谷+4.5P 西嶋▲39.1P 池沢▲59.6P

 

4回戦(魚谷、西嶋千、池沢、黒沢)

東2局、魚谷がリーチで池沢から8,000の出アガリ。

七万八万九万三索四索五索三筒三筒白白中中中  リーチ  ロン三筒  ドラ九万  裏四索

続く東3局も

四万五万七万八万九万七索八索九索三筒三筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ白

リーチで六万をツモり2,000・4,000で差を詰める。

東4局、終局間際の14巡目に西嶋がリーチ。

二万三万四万六万六万七万七万八万四筒四筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ四筒

安めながら一発で五万をツモり3,000・6,000。

南1局1本場、3巡目に魚谷が勝負手のテンパイ。
これに、同巡黒沢が放銃、9,600は9,900のアガリで一気に接戦に。

五万五万二筒二筒五筒五筒八筒九筒九筒東東西西  ロン八筒  ドラ五万

続く2本場、6巡目に西嶋がリーチ。

二索三索四索六索七索八索六筒七筒東東北北北  リーチ  ドラ二索

同巡池沢もリーチ。

一万二万三万四万四万六万六万七万七万八万七索八索九索

手詰まりの黒沢が打八筒で西嶋が5,200のアガリ。

南2局、7巡目に親の西嶋がリーチ。

三万三万五万五万六万六万七万七万五筒六筒七筒南南  ドラ三筒

10巡目池沢が、

二万三万四万六万七万二索三索三筒三筒三筒三筒四筒五筒  ツモ六筒

この勝負手。三筒を暗カンしてリンシャンからツモ八万
仮テンの二索に受けると、ノーチャンスになったことで黒沢から二索が打ち出されて、12,000のアガリに。これで暫定だが魚谷が黒沢より3ポイント上になった。

南3局、魚谷が果敢に仕掛けていく。
5巡目に、

一索一索二索二索三索四索七索八索八索北北北発  ドラ一筒

ここから一索をポン、すぐに八索も鳴けて二索五索待ちのテンパイ。
五索を黒沢からアガリ8.2ポイント差に。

南4局も魚谷が仕掛けてアガリきり、歴史に残る大逆転劇となった。
女流プロ麻雀日本シリーズ2018は魚谷の優勝で幕を閉じた。
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