麻雀日本シリーズ レポート

麻雀日本シリーズ2020第4節レポート

【麻雀日本シリーズ2020第4節レポート】明暗分かれる上位陣・下位陣

開始前(14回戦終了時)のスコアと、改めて日本シリーズのシステムを掲載する。

 

 

【システム】
■16人で一次予選全24回戦(各自6回戦)を行い下位4名が敗退
■12人でポイントを持ち越し、二次予選全6回戦(各自2回戦)を行い下位4名が敗退
■8人でポイントを持ち越し、プレーオフ全4回戦(各自2回戦)を行い上位4名が決勝進出
■ポイントをリセットし決勝4回戦

今節の15回戦~20回戦が終わると、各自一次予選は5回戦消化し残り1戦となるのだが、多井が「今日は20ポイントプラスして帰りたい」と語るように、余裕をもって一次予選を通過したい。

そんな中、大きく貯金を作ったのは、佐々木。
15回戦で10万点に近い大トップ、17回戦のラスは小さいラスで収めるという、理想の稼ぎ方で首位に浮上。
白鳥も本日の1戦でトップを取り、決勝に向けて好位置。

中位~下位陣は苦戦が目立ったが、見せ場は十分。

18回戦沢崎、崖っぷちからの逆転の跳満ツモ。

 

 

裏ドラ三索

19回戦、原は近藤のアガリ牌でもある七索を引き勝ち倍満。

 

 

(裏ドラは乗らず倍満止まり)

20回戦、鈴木、上家の魚谷を直撃し、価値ある3着浮上。

 

 

アガリやテンパイ・ノーテンで2着に浮上するので、魚谷にとってはやむ無しの放銃ではあるが、本日2ラスと厳しい結果となった。

4節終了時のトータルスコア

一次予選

順位 名前(敬称略) 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 合計
1 佐々木寿人 6.5 49.7 9.5 81.2 ▲ 21.1 125.8
2 平賀聡彦 61.0 20.4 20.8 ▲ 13.0 14.1 103.3
3 白鳥翔 49.1 ▲ 20.0 ▲ 7.3 38.1 25.6 85.5
4 瀬戸熊直樹 8.0 ▲ 6.9 44.7 14.1 ▲ 7.4 52.5
5 藤崎智 27.6 ▲ 9.7 31.5 ▲ 32.7 8.3 25.0
6 森下剛任 41.7 ▲ 14.4 3.8 23.7 ▲ 32.9 21.9
7 本田朋広 30.8 ▲ 6.9 ▲ 28.1 ▲ 13.1 26.2 8.9
8 堀慎吾 ▲ 20.5 ▲ 13.6 32.6 8.2 ▲ 7.1 ▲ 0.4
9 坂本大志 3.5 ▲ 26.9 16.0 ▲ 7.6 10.1 ▲ 4.9
10 原浩明 ▲ 16.1 ▲ 29.1 ▲ 6.5 2.2 32.6 ▲ 16.9
11 多井隆晴 ▲ 23.5 23.1 4.7 ▲ 42.5 9.0 ▲ 29.2
12 鈴木大介 0.8 ▲ 16.2 11.2 ▲ 27.3 ▲ 7.7 ▲ 39.2
13 魚谷侑未 8.1 ▲ 36.3 29.9 ▲ 23.2 ▲ 26.2 ▲ 47.7
14 沢崎誠 ▲ 45.7 32.7 ▲ 20.6 ▲ 47.4 21.3 ▲ 59.7
15 近藤誠一 ▲ 41.3 ▲ 26.3 ▲ 0.3 ▲ 31.1 ▲ 10.0 ▲ 109.0
16 伊藤優孝 ▲ 58.3 ▲ 36.7 ▲ 11.7 ▲ 31.7 20.5 ▲ 117.9

一次予選最終節は、間を開けず9/20(日)14時より対局開始。
お見逃しなく。

21回戦:(1位)佐々木vs(8位)堀 vs(9位)坂本vs(16位)伊藤
22回戦:(2位)平賀 vs(7位)本田vs(10位)原 vs(15位)近藤
23回戦:(3位)白鳥 vs(6位)森下vs(11位)多井vs(14位)沢崎
24回戦:(4位)瀬戸熊vs(5位)藤崎vs(12位)鈴木vs(13位)魚谷

(文:福光聖雄)