女流プロリーグ(女流桜花) レポート

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第8期女流桜花 第2節レポート

2013/07/19
執筆:安田 麻里菜


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猛暑の続いた3連休の初日、「女流桜花」の第2節が開催されました。
前節のポイントを踏まえ、各選手それぞれの思惑が交差した半荘4回戦。
私は前節マイナススタートだったので、この第2節はプラスにもっていくことを目標にして対局に臨みました。

対戦メンバーは、宮内こずえプロ、内田美乃里プロ、古谷知美プロ。

古谷プロは、今期からAリーグ入りを果たした、言わば「勢いのある」選手。
そして宮内プロと内田プロはキャリアを誇る実力派。
今節もまた苦戦を強いられそうな組み合わせです。
{まあ、Aリーグだから毎節厳しいメンバーなのですが…}

1回戦、2回戦は、宮内、内田、安田の3人に勝負手が入るものの、それがなかなか決めきれないという重苦しい展開。

守備に徹していた古谷プロの点棒が、ジリジリと削り取られていきます。
しかし、その古谷プロが3回戦で爆発しました。

六万七万四索四索四索六索七索八索二筒二筒六筒七筒八筒  ツモ八万

親番で高目の八万をツモりあげてトップ。さらに4回戦でも猛攻に次ぐ猛攻でまたトップ!
この連続トップで、これまでのマイナスを一気に取り返すという力強さを発揮したのでした。
やはり「勢いのある」選手は違います。

対局終了後、宮内プロに感想を聞いてみました。
宮内プロ「三色やチンイチなど、誰よりもたくさん勝負手が入っていながら、一度も引きアガれず、大きく突き抜ける事が出来ないまま終わってしまったなあ、という感じです」

宮内プロにとって第2節は「消化不良」の対局となったようです。

また内田プロも、

二万三万四万東東南南南西西  ポン北北北

この小四喜をものにすることができず、宮内プロ同様「消化不良」を覚えたかもしれません。
かく言う私も、勝負手をことごとくアガリに結びつけることができず、極度の「消化不良」。
ここぞというときにチャンス手を次々に決めた古谷プロと、明暗を分けた形になったのでした。

さて、別卓の黒沢咲プロ、吾妻さおりプロ、矢口加奈子プロ、朝霧千裕プロの対局では大物手が炸裂。

朝霧プロが見事四暗刻をツモりあげて、この回大トップ。
吾妻プロが無双状態になって、50,000点オーバーの大トップ。

ところが4回戦のトータルでは、黒沢プロが卓内トップという結果に終わったのです。
黒沢プロならではのゲーム回しが光った一戦となった模様。

もうひとつの卓、清水香織プロ、和久津晶プロ、二階堂瑠美プロ、小宮山一美プロの対局では、超攻撃型の和久津プロが大暴れ。
なんと+82Pを叩き出し、その「アマゾネス」ぶりを力強くアピールしたのであります。

さて、前節波乱の幕開けとなったBリーグですが、今節は大きな動きは無し。
一方Cリーグでは、小島優プロが+92Pと一気に昇級圏内に上がってきました。

さっそく小島プロにインタビュー。

小島プロ「勝負手がよく入り、それをアガれたことが良かったです」
古谷プロ同様、会心の麻雀を打てたようです。

ちなみに勝負手はどういう手だったのか訊ねてみると、やはり三色が一番多かったとのこと。
三色の手組が十八番というのは、やはり「血筋」の成せる業なのでしょうか。

さて、来節は中盤戦ともいうべき第3節。
今年の猛暑を超える「熱い闘い」となることは間違いありません。
私も体調管理と麻雀の調整をしっかりと行ない、この中盤戦に挑みたいと思っています。