麻雀マスターズ レポート

麻雀マスターズ レポート/第24期マスターズ 本戦レポート 中村 慎吾

4月25日土曜日、第24期麻雀マスターズ本戦が行われた。
当日の朝、補欠通達を受けていた私は、参加人数によっては繰り上げ出場出来る位置にいたのだが、当然の如く、時間ギリギリに登場するガースプロの登場により、その夢は打ち砕かれた。
そしてマスターズ本戦レポートを任される事となった。
麻雀マスターズとは、日本プロ麻雀連盟主催のプロアマオープン戦であり、特徴としては、連盟Bルールを採用しており、一発、裏ドラがある。持ち点30,000の30,000返しで順位点は以下。
1位 +15,000点
2位 + 5,000点
3位 ▲ 5,000点
4位 ▲15,000点
麻雀マスターズ本戦のシステムは、まず半荘4回戦を行い合計得点がプラスの者のみ勝ち上がりとなり、次に得点持ち越しのまま5回戦目を行う。
そして5回戦終了時、合計得点上位52名がトーナメント進出となり、1位通過の選手はベスト16トーナメントに繰り上げ進出となる。
プロ連盟からは、

100

森山茂和

100

灘麻太郎

100

伊藤優孝

100

荒正義

100

沢崎誠

100

前原 雄大

100

藤原隆弘

100

ともたけ雅晴

100

藤崎智

100

瀬戸熊直樹

100

近藤久晴

100

望月雅継

100

柴田弘幸

100

仁平宣明

100

勝又健志

100

山井弘

100

滝沢和典

100

佐々木寿人

100

山田浩之

100

猿川真寿

100

ダンプ大橋

100

内川幸太郎

100

白鳥翔

100

四柳弘樹

100

二階堂亜樹

100

黒沢咲

100

魚谷侑未

100

安田麻里菜

100

優木美智

100

七瀬真実

…等。
131名が参加。
 
他団体からは、

100

五十嵐毅

100

鍛治田良一

100

鈴木たろう

100

金太賢

100

木原浩一

…等
日本プロ麻雀協会から18名。
 

100

村上淳

100

水巻渉

100

平賀聡彦

100

石井一馬

100

石井あや

…等
最高位戦日本プロ麻雀協会から17名。
一般参加は50名となった。
本戦は216名参加で、4つの会場に分けられた為、移動するのも一苦労。
そんな中、ツモ、8,000・16,000の発声。アガったのは伊藤優考プロ。見事な大三元だった。
5回戦終了時、1位通過を決めたのは木原浩一プロ(協会)。
4回戦終了時に既に200P超えはお見事の一言に尽きる。
そして上位52名に以下のシード選手を加え、ベスト56トーナメント(2回戦)が開始される。
前年度決勝進出者3名

100

紺野真太郎

100

和久津晶

100

中西正行さん

100

前田直哉(現鳳凰位)

100

櫻井秀樹(現十段位)

 
1卓(和久津・石井一馬・水巻・白井)
初戦ラスの石井が2回戦目に大物手をテンパイ。
三万三万三万二索二索二索七索五筒五筒五筒  暗カン牌の背二筒 上向き二筒 上向き牌の背
しかし成就せず、無念の敗退。和久津・水巻の勝ち上がりとなった。
 
2卓(中西・伊藤・樋口新・西川)
本戦で大三元をアガった伊藤。その勢いのまま、初戦+30のトップで迎えた2回戦、東2局。樋口の5巡目親リーチに対して、
三万四万五万六万四筒四筒四筒五筒東東東中中中
この手から一発目に三万を勝負。トーナメントという事もあり字牌を切ってオリるという選択肢もあると思うが、見事な勝負感だ。
この手をアガリきり、前年度決勝3位の中西さんと共に通過を決めた。
 
3卓(紺野・ともたけ・寺戸・水野)
紺野・ともたけがAリーガーの実力を見せつけ勝ち上がり。
 
4卓(前田・浜上・武中・柴田)
初戦4,000・8,000スタートの浜上。南場の親番でも6,000オールを決める。
前田も鳳凰位の実力を見せつけ、浜上と共に余裕の勝ち上がり。
 
5卓(櫻井・江隈・平賀・角屋)
現十段位がまさかの敗退。江隈・平賀の通過となる。
 
6卓(鮎川・関根・小平・塩原)
鮎川・小平の勝ち上がり。
 
7卓(小川・五反地・川田・石橋)
2回戦オーラス、小川と川田さんのアガリ勝負。両者とも手に力が入る。これを制したのは小川。1位通過は一般の石橋さん。
 
8卓(ダンプ・藤井・二見・中村)
ダンプが余裕の1位通過。2位通過は藤井となった。
 
9卓(瀬戸熊・ガース・小池・近藤)
最後まで大混戦となった9卓。接戦をモノにしたのは、瀬戸熊と協会の近藤。
 
10卓(沢崎・西岡・京社・小松)
沢崎が巧みなゲーム廻しで1位通過。2位通過は西岡。
 
11卓(一井・石川・粕谷・佐々木)
一井・一般の石川さんの勝ち上がり。
 
12卓(藤島・猿川・平島・段谷)
Aリーガー猿川と、平島さんの通過となった。
平島さんは一般女性の中では唯一の勝ち上がり。
 
13卓(灘・白鳥・藤本・渡部)
最後まで混戦となったが、制したのは白鳥と藤本。
 
14卓(石井あや・石立・高谷・澤橋)
石井が最終局で勝負手リーチ。
四万五万六万一索三索四索五索六索九索九索四筒五筒六筒  リーチ  ドラ九索
これをツモり、6,000オールで逆転。高谷と共に通過した。
翌日のベスト28、ベスト16も激戦必至となるだろう。
そこを勝ち上がった者が、日本プロ麻雀連盟チャンネルでのテレビ対局ベスト8、そして決勝へ進む事ができる。
今年は一体どんなドラマが待っているのだろうか。今から目が離せない。