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王位戦 レポート

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第41期王位戦A級決勝レポート  中村 慎吾

2015/12/09
執筆:中村慎吾


11月22日(日)、有楽町にある錦江荘にて行われたA級決勝。その模様を昨日の本戦に引き続き私中村が務めさせて頂きます。
まずは簡単にシステムの説明をしましょう。

ベスト72から始まるこのA級決勝は全7回戦行い、
4回戦終了後に下位24名が敗退し、ベスト48
5回戦終了後に下位12名が敗退し、ベスト36
6回戦終了後に下位8名が敗退し、ベスト28
最終7回戦に、上位15名が準決勝へと駒を進め、現王位・清原を加えた16名での戦いとなります。

それではシード選手の紹介から参りましょう。
(歴代王位)

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森山茂和

100

灘麻太郎

100

荒正義

100

滝沢和典

100

ダンプ大橋

100

清水香織

100

井出一覚

100

森下剛任

100

羽山真生

100

多井隆晴

100

二見大輔

100

宮崎和樹

(前年度決勝進出者)

100

五十嵐毅

100

矢島享

(現鳳凰位)

100

前田直哉

(現十段位)

100

柴田吉和

4回戦が終了し、歴代王位である灘、滝沢、ダンプ、井出、清水、羽山、宮崎、現鳳凰位の前田が敗退する波乱の展開となった。

特に滝沢は3回戦に

四万五万二索二索三索三索四索四索五索六索七索二筒二筒  ドラ二筒

この18,000リーチを打つも

一万二万三万四万四万六万六万六万一索三索一筒二筒三筒  リーチ  ツモ二索

これを山田学武にアガられ親被り、無念の敗退となった。
因みに山田は、あくまで個人的主観だが全7回戦を通して一番いい表情で麻雀を打っていた。

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そして5回戦が終了し、A2リーガーの刀川、石渡、2回戦で四暗刻をアガった五十嵐等12名が敗退となった。

5回戦終了時点での15位のボーダーが+43.6P。

ボーダーは上がると予想されるため、現時点でプラスが一桁の者が最終的に勝ち残るには、残り2回戦で大きめのトップ、若しくは2連勝が条件となってくる。
逆にポイントに余裕のある者は、勝負所を見極め無駄な放銃は避けたいところだ。

続く6回戦、1、2回戦と2連続4着スタートで苦しい展開だった多井が、3回戦のデカトップを機にここまで勝ち上がって来たが、無念の敗退となってしまった。
筆者は、多井の後ろで見る機会が多かったのだが、押し引きバランスが素晴らしかった。展開に恵まれなかったこともあり、ここで敗退となったが来年は必ずリベンジしてくれる事だろう。

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6回戦は他にも、歴代王位の森山、森下、現最高位の近藤等8名が敗退した。

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100
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さあ、泣いても笑っても最終7回戦が始まります。準決勝進出である15位のボーダーは少し上がって+44.2P。最低でも+50P弱は欲しいところか。

本戦を1位通過したASAPINさん。準決勝進出には5万点弱のトップが必要だったが、ここで惜しくも敗退。

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そして藤崎も、通過には+10P程必要だったが、展開に恵まれずに敗退。

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歴代王位の荒、二見、女流の安田もここで無念の敗退となった。

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最終戦のラス前まで、ポイントに余裕のあった蛯原だが、痛恨の8,000を放銃してしまい、次点の16位フィニッシュとなった。
丁寧に打っていれば、放銃を回避できただけに悔いが残っただろう。この悔しさをバネにして、来年もまたこのステージに戻ってきてほしい。

1位通過は、2回戦で8,000オール、6,000オールとアガり9万点トップを取った野方祐介。
今期の十段戦決勝が記憶に新しいが、そのリベンジに燃えるか。

以下、通過順。(敬称略)
中岫宏文、海老沢稔(最高位戦)、山脇千文美、渋川難波(協会)、高谷圭一、
半沢優一(一般)、山田学武、老月貴紀、柴田吉和、谷誠之、藤井淳(一般)、
櫻井秀樹、石井一馬(最高位戦)、鈴木秀幸。

山脇は女流で唯一の通過。野方、櫻井、柴田の今期の十段戦決勝面子の戦いも面白そうだ。

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