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プロクイーン決定戦 レポート

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第16期プロクイーン二次予選レポート 楠原 遊

2018/08/16
執筆:楠原 遊


第16期プロクイーン二次予選レポート
楠原遊

昨日の暑さから一転、夜の間にピークを過ぎた台風のニュースとともにその日は始まった。
前日の一次予選を勝ち上がった32名と、シード選手28名の合わせて60名が巣鴨本部道場に揃い、定刻どおり、第16期プロクイーン決定戦・二次予選の戦いの幕が上がる。

本日からの参加者(シード)は以下の通り(以下全て敬称略)

 

日本プロ麻雀連盟
二階堂亜樹
黒沢咲
和久津晶
安田麻里菜
童瞳
優木美智
吾妻さおり
王政芳
高田麻衣子
青山めぐみ
高橋侑希
古谷知美
優月みか
内田美乃里
石田亜沙己

 

最高位戦日本プロ麻雀協会
石井あや
茅森早香
西嶋千春
根本佳織
大平亜季
日向藍子

 

日本プロ麻雀協会
崎見百合
佐月麻理子
朝倉ゆかり
蔵美里
愛内よしえ

 

麻将連合
稲毛千佳子
草場とも子

(団体名は参加人数順)

 

歴代プロクイーンに、各団体タイトルホルダーや上位リーグ所属者、そして昨年度のベスト16進出者とそうそうたるメンバーである。
この日を勝ち上がれば、次戦は放送対局であるベスト16。
いやがおうにも各選手力が入る。

システムは前日に行われた一次予選とほぼ同じ。

まず参加者全員で各回メンバーを入れ替え4半荘を戦う。そこからトータルポイント下位者が20名、5回戦は8名が敗退。
最終6回戦はポイント持ち越しのまま32名で行い、準々決勝へ進む11の椅子を争う。
勝ち上がり確率約18%、一次予選以上に厳しい戦いとなる。

ルールは日本プロ麻雀連盟WRCルール。
一発・裏ドラ・カンドラあり
三万点持ち三万点返し
順位点がトップから+15・+5・▲5・▲15
30符4翻は切り上げ満貫で12,000・8,000
途中流局・喰い替えなし
 
5回戦を終え、次が最終戦。ここまで勝ち残った選手を紹介していこう。

 
 

1卓 古谷+30.0P・手塚+30.7P・浅見+136.6P・鳥井▲2.3P(起家から並び)

 
100
 

ここまでトータルポイントトップの浅見と、それぞれ条件の必要な3者。
特に鳥井は大きなトップがほしいところ。

東1局、親の古谷の3巡目リーチ。

六万七万七万八万九万九万九万五索六索七索五筒六筒七筒  リーチ  ドラ五万

いきなりの大勝負手。巡目もあり決まるかと思われたがここは鳥井があっさりとかわす。

そして大きなポイント変動もなくむかえたオーラス1本場。
現状3着目の古谷にまたしても勝負手。

八万八万一索三索三索二筒二筒東東南南中中  ドラ三索

供託もありツモればトップのリーチを打つが、山にあった一索は他家と王牌の中に。
昨年度のリベンジを果たすことなくここで敗退となった。

 
 

2卓 鳥越+33.1P・北野+113.3P・根本+27.9P・小宮山▲1.1P

 
100
 

こちらも圧倒的ポイントを持った北野と、トップが必須条件の3名の卓。
北野以外が激しくアガリに向かう展開となる。それを制したのは永世女流最高位の称号を持つ根本佳織。東1局からアガリ倒し、大きなトップでベスト16進出を決める。

 
 

3卓 優月+26.5P・草場+1.5P・中山+46.3P・大平+94.1P

 
100
 

六万六万八万八万一索一索五索二筒二筒七筒七筒白白  リーチ  ツモ五索  ドラ五索

昨年度ベスト16で敗退しリベンジを誓う優月が、親番が終わった4着目から七対子ドラドラをツモり追い上げの体勢を作るも、卓内トップの大平の冷静なゲーム回しで危なげなく勝ち上がり。

 
 

4卓 黒沢+71.9P・河野+24.9P・青山+2.1P・内山+49.6P

 
100
 

ここはプロ連盟所属選手のみの卓。
河野まやは九州本部から唯一の勝ち上がり。敗退していった仲間たちのためにも勝ちたい戦いだったが、卓内2着目の内山がアガリ倒す。
先手も後手も、安い手も高い手も、とにかくツモりアガリ黒沢をまくって通過を決める。

 
 

5卓 茅森+44.0P・北條+2.4P・岡田+21.3P+・崎見+69.4P

 
100
 

所属団体の違う4名の争いとなった卓。
麻将連合の岡田桂は前日の一次予選で1位通過した注目選手だったが、ポイントを持つ茅森・崎見のゲーム廻しになかなか追いつけない。
試合巧者の2人がしっかりと半荘をコントロールし、そろって勝ち上がりを決めた。

 
 

6卓 日向+68.3P・桜川+20.7P・武石+55.6P・久保田+5.7P

 
100
 

オーラス、制限時間により最終局
2着目まで追い上げた最高位戦の久保田絢香が親リーチ。

七万八万九万一索三索七索八索九索一筒一筒七筒八筒九筒  ドラ三筒

この手をアガると勝ち上がりの大きな勝負手となったが無念の流局。勝ち上がりを決めたのは日向・武石の2名となった。

 
 

7卓 吾妻+16.7P・安田+68.0P・石井+8.0P・池田+56.2P

 
100
 

南3局1本場
各者の持ち点は吾妻49,400・安田42,200・石井17,000・池田11,400。
親の石井のリーチに池田が追いかけ、吾妻もテンパイ。トータルトップ目の安田はじっと我慢。3名のぶつかり合いとなったがここは石井のツモアガリで1,000は1,100オール。ここからの連荘に懸けたい石井だったが、時間制限の壁に泣く。勝ち上がりは安田1名。

 
 

8卓 足木+16.2P・麻宮+14.9P・水口+67.6P・天音+63.0P

 
100
 

もっとも卓内のプラスマイナスが少ない卓。上位2人と下位2人の攻防が気になるところ。

東4局、この半荘現在4着目の水口のリーチ、これを2着目の天音が追い掛ける。

五万六万七万五索五索七索八索九索二筒三筒四筒六筒七筒  ドラ五索

先行リーチの現物となった待ちだったがここは強く攻め返し4,000オールを引きアガリ、そのまま勝ち上がりを決めた。

こうしてプロクイーン二次予選すべての対局が終了した。

ベスト16日程と組み合わせは以下の通り。

ベスト16A卓
魚谷侑未(昨年度決勝進出)vs天音まことvs崎見百合vs日向藍子
8月31日(金) 17:00~

ベスト16B卓
山脇千文美(昨年度決勝進出)vs浅見真紀vs北野由美vs根本佳織
9月7日(金) 17:00~

ベスト16C卓
宮内こずえ(昨年度決勝進出)vs大平亜季vs武石絵里vs水口美香
9月14日(金) 17:00~

ベスト16D卓
清水香織(昨年度決勝進出)vs仲田加南(現女流桜花)vs安田麻里菜vs内山えみ
9月21日(金) 17:00~

ここから決勝戦まで、すべて日本プロ麻雀連盟チャンネルでの生放送となる。

日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ
FRESH

ベスト16・ベスト8、あと2回勝ち上がると現プロクイーン西嶋ゆかりの待つ決勝卓。
負けられない戦いのあとはさらに負けたくない卓が続いてゆく。
16期女王のティアラを戴冠するのは、一体誰になるのか。目が離せない。