プロクイーン決定戦 レポート

一覧

第17期プロクイーンベスト16A卓レポート 

2019/09/20
執筆:福田 雄大


1回戦(起家から吾妻、渋谷、仲田、水口)

第17期プロクイーン ベスト16 A卓は、対局開始2分、親・吾妻の四暗刻ツモ16,000オールによって幕が開いた。
第8、9期女流桜花連覇 吾妻さおり

 

100

 

100

 

東2局1本場、前局4,000オールをアガった渋谷の親リーチ。

六万六万六万六索七索八索一筒一筒三筒四筒五筒六筒八筒  リーチ  ロン七筒  ドラ七索  裏一筒

ラス牌を掴んだ吾妻の放銃。
初タイトル奪取に気合いが入る渋谷菜瑠美が2局連続の親の満貫をアガる。

 

100

 

続く東2局2本場、仲田がこの半荘2度目となる四暗刻を終局間際にツモアガる。
女流桜花3連覇 仲田加南

 

100

 

100

 

ここまで放銃はしていないが、他家のツモアガリによって大きく持ち点を削られてしまった水口が、意地の3,000・6,000をツモアガリ迎えた親番。

四万五万六万六索六索七索八索九索二筒三筒四筒七筒八筒  リーチ  ロン九筒  ドラ四索  裏六万

九筒のトイツ落としが間に合わなかった吾妻の放銃となった次局、水口にダブルリーチの手が入る。

二万二万三万三万三索四索五索四筒五筒六筒九筒九筒九筒  ダブルリーチ  ツモ二万  ドラ西  裏九万

11巡目にダブルリーチの2,600オールをツモアガリ、昨年、決勝で悔しい思いをした水口が一気にトップ目に立った。
第16期プロクイーン決定戦で5位となった水口美香(日本プロ麻雀協会)

 

100

 

この後、渋谷の1人テンパイで流局し大物手が多く出た東場が終了した。

南1局5本場、親の吾妻が7巡目にメンタンピンの先制リーチを放つが、そこに水口が無筋を4枚押しきり追っかけリーチ。

四万五万六万四索五索六索六索六索五筒六筒九筒九筒九筒  リーチ  ロン四筒  ドラ白  裏二索

吾妻が一発で高めの四筒を掴み満貫の放銃。この放銃によって親の四暗刻をアガった吾妻が持ち点30,000点を割ってしまう。

南3局、水口は再び吾妻からダメ出しの満貫を討ち取り、最後は2着キープとなる仲田の2,600によって役満が2度飛び出すといった激動の半荘が終了。

1回戦成績
水口美香+39.4P 仲田加南+8.3P 吾妻さおり▲14.4P 渋谷菜瑠美▲33.3P

 

 

2回戦(起家から仲田、水口、渋谷、吾妻)

1回戦とは裏腹に安いアガリが続いた2回戦だったが、南2局、仲田が均衡を破る。
3フーロしてのトイトイの満貫を終局間際にツモアガリトップ目に立つ。

 

100

 

1回戦ラスになり、この半荘マイナスだけは避けたい南3局渋谷の親番であったが、リーチ宣言牌であるドラの北を水口に放銃。

 

100

 

南4局、ここまで苦しい渋谷が、2,000をアガるも2戦連続でのラスとなってしまった。

2回戦成績
仲田加南+23.2P 水口美香+6.6P 吾妻さおり▲4.4P 渋谷菜瑠美▲25.4P

2回戦終了時
水口美香+46.0P 仲田加南+31.5P 吾妻さおり▲18.8P 渋谷菜瑠美▲58.7P

 

 

3回戦(起家から仲田、渋谷、水口、吾妻)

この半荘どうしてもトップが欲しい渋谷は、南2局まで小さなトップを守り抜くものの、南3局水口の親番。5,800を皮切りに4,000オールをアガリ、続く2本場。
8巡目に水口から先制の親リーチ。ここで引けない渋谷が七対子のテンパイを入れる。

 

100

 

100

 

無情にもこのリーチ宣言牌が水口への12,000放銃。
このアガリよって水口がベスト16突破を確定づけ、一方の渋谷はベスト16突破が絶望的となってしまう。
ここからは残り1つのイスをかけた仲田、吾妻の戦いとなる。
この半荘、仲田よりも上の着順でないと最終戦の条件が厳しくなってしまう吾妻が、5,200、2,000オールとアガリを決めて2着をキープし最終戦に臨みを残す形で3回戦が終了。

3回戦成績
水口+36.0P 吾妻+7.1P 仲田▲3.8P 渋谷▲39.3P

3回戦終了時
水口+82.0P 仲田+27.7P 吾妻▲11.7P 渋谷▲98.0P

 

 

最終戦(起家から渋谷、仲田、吾妻、水口)

水口はほぼ当確、仲田と吾妻の差が39.4ポイント、渋谷が絶望的となった最終戦。
順位点は1着順1万点のWRC ルールのため、吾妻はトップが最低条件であるとともに並びが大事になってくる。

東2局吾妻が3巡目にリーチ。これを力強く一発でツモアガる。

四万五万二索三索四索一筒一筒三筒四筒五筒七筒八筒九筒  リーチ  ツモ三万  ドラ四索  裏七万

このアガリで一気に仲田を交わした。

 

100

 

このまま接戦で迎えた南3局親番の吾妻が先制リーチ。

 

100

 

この同巡に仲田もカン三筒をいれて勝負の追っかけシャンポンリーチにでる。

 

100

 

場に緊張が走った数秒後

 

100

 

仲田が勝負を決めるラス牌の北を一発ツモ。
このアガリが決め手となり、仲田がベスト8へと勝ち進む2つ目のイスを勝ち取った。

最終戦成績
渋谷+28.6P 仲田+7.2P 吾妻▲9.9P 水口▲25.9P

最終戦終了時
水口+56.1P 仲田+34.9P 吾妻▲21.6P 渋谷▲69.4P

勝ち上がり 2位通過 水口美香 2位通過 仲田加南