中部プロリーグ レポート

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第23期中部プロリーグ 第2節レポート

2014/04/02
執筆:A:樋口新    B:中谷彰吾   C:大西義則


●Aリーグ(執筆:樋口 新)

中部プロリーグ第2節が行われた日は、名古屋ウィメンズマラソンが行われた日であった。
多数の女性達が激走している中、我々も真剣な対局に臨んでいた。
私の第2節の対局相手は以下の面子であった。

木村東平プロ 2期生
言わずと知れた中部本部長。八段である。面前が主体の手役派である。
また、中部プロリーグの決勝戦に5回進出している。

長谷川弘プロ 20期生
今回、Bリーグより昇級してきた。過去には中部プロリーグの決勝戦に残るなど、実績は十分である。
ロン2にもよく登場している。

森下剛任プロ 22期生
第39期王位。グランプMAXでは敗退してしまったが、今、乗りに乗っているプレイヤーではないであろうか。前期の中部プロリーグでは決勝に進出している。

第1節で▲15.2Pであった私は、できればプラスに持って行きたいと思いながら、第2節に臨んだ。

その第1回戦。東場から手が入る。8,000をロンアガリ、4,000オールをツモアガるなど、一気に5万点を超える。感触はかなり良かった。が、しかし、南2局に場が動いた。

私はタンピンイーペーコーをテンパイしており、ツモ切りしたところ、木村プロよりロンの声がかかった。
16,000点だった。場を見れば一目で分かるチンイツであった。しかし、わたしは勢いに任せて切ってしまったのである。
結果から見れば、1回戦はプラスで終わることができたが、明らかに反省すべき点がある1局であった。

反省しつつ迎えた2回戦。1回戦で耐えていた長谷川プロがメンタンツモドラ3から動き出す。
かくいう私は苦しい展開が続き、じりじりと点棒を減らしていったのであった。

どうにかしたいと思案しながら迎えた4回戦。
ここまで耐えていた現王位の森下プロが底力を見せる。
四暗刻ツモアガリ。正直、さすがとしか言いようがなかった。

このように、今節の私はまるで見せ場がなく、大きくマイナスしてしまった。
降級ボーダーもすぐそこである。しかし、まだ残り3節ある。
決勝進出を諦めることなく、残り3節を悔いなく全力で戦っていきたい。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 日下 健司 64.3 30.9 95.2
2 太田 充 39.6 26.9 66.5
3 村瀬 寛光 38.1 17.0 55.1
4 毛受 俊 26.2 17.5 43.7
5 伊藤 鉄也 4.8 35.9 40.7
6 長谷川 弘 8.5 29.1 37.6
7 森下 剛任 0.6 6.8 7.4
8 三戸 亮祐 17.1 ▲ 20.7 ▲ 3.6
9 杉村 泰治 ▲ 15.8 8.4 ▲ 7.4
10 杉浦 貴紀 10.8 ▲ 27.7 ▲ 16.9
11 鈴木 基芳 ▲ 53.7 34.8 ▲ 18.9
12 寺戸 孝志 28.1 ▲ 52.3 ▲ 24.2
13 木村 東平 ▲ 51.8 4.2 ▲ 47.6
14 樋口 新 ▲ 15.2 ▲ 40.1 ▲ 55.3
15 佐藤 あいり ▲ 49.5 ▲ 20.3 ▲ 69.8
16 掛水 洋徳 ▲ 52.1 ▲ 50.4 ▲ 102.5

●Bリーグ(執筆:中谷 彰吾)

毎年、この時期には会場近くで、名古屋ウィメンズマラソン大会が行われる。
第2節はマラソンでいう折り返し地点手前の攻防か。
この日の結果により、後半戦での戦い方も変わってくるだろう。

1卓 山本・櫛田・浅野・菅野
注目は、前節に好スタートを切った山本だったが、櫛田に捕らえられ▲71.9Pで大きくつまずいてしまう。
そして櫛田は3連続トップを飾るなど+72.2Pと抜け出した。
前期に悔し涙を飲んだ櫛田が気迫の麻雀をみせた。

2卓 大滝・中西・中谷・安藤
1回戦、大滝の3巡目リーチに対し安藤が切った中が捕まる。

一索一索五索六索七索七索八索九索西西西中中  ドラ西

この倍満を皮切りに、終始大滝が場を圧倒する!
トップは1回戦だけだったが、マイナスを最小限に抑え+52.1Pとした。

逆に安藤は、傷口が広がってしまい苦しい結果となった。
肝心の私はと言うと、2回戦までは自分らしく打てていたものの、その後の連続ラスで▲18.9Pとなり降級という二文字が漂う結果になってしまった。

3卓 葛山・鈴木(雄)・土岐・牛尾
この卓では、鈴木(雄)がまさかの3連続ラスになってしまい、マイナスを請け負う形になってしまった。
前節がいいスタートだっただけに、痛い失点となってしまう。
そして葛山、牛尾が前節に続きポイントを上積みした。

4卓 朝岡・若松・太田(峻)・斎藤
朝岡の3回戦、4回戦の連勝が決め手となり、ポイントを独占する形となった。
太田(峻)も、1回戦に大きいトップをとるも、その後が苦しい展開となり悔しい結果になってしまった。

第2節終了時点では、昇級、降級争いが激戦となりそうだ。
そして来節はちょうど折り返しの第3節。一層戦いが面白くなるだろう。
私としても、このままズルズル引き下がる訳には行かない。
一矢報いるためにも、体調面をバッチリ整えて来月の戦いに挑みたい。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 櫛田 利太 14.1 72.2 86.3
2 朝岡 祐 10.6 56.9 67.5
3 大滝 聡 ▲ 5.5 52.1 46.6
4 牛尾 信之 12.2 23.3 35.5
5 葛山 英樹 3.0 27.2 30.2
6 中西 栄二 ▲ 2.7 9.0 6.3
7 土岐 雄太 ▲ 7.0 13.0 6.0
8 菅野 直 1.9 ▲ 2.1 ▲ 0.2
9 浅野 文雅 ▲ 8.0 1.8 ▲ 6.2
10 太田 峻也 0.1 ▲ 8.3 ▲ 8.2
11 山本 拓哉 49.8 ▲ 71.9 ▲ 22.1
12 中谷 彰吾 ▲ 19.9 ▲ 18.9 ▲ 38.8
13 鈴木 雄介 22.7 ▲ 63.5 ▲ 40.8
14 若松 正和 ▲ 1.5 ▲ 39.4 ▲ 40.9
15 斎藤 寛生 ▲ 32.9 ▲ 9.2 ▲ 42.1
16 安藤 大貴 ▲ 36.9 ▲ 42.2 ▲ 79.1

●Cリーグ:大西 義則

今回は、Cリーグで対局する選手の中で、特に中部プロリーグ在籍歴の長い選手に、月に1度のリーグ戦へ臨む際の準備について伺ってみました。

13期生、大高坂松城
「準備?う~ん、リーグ戦前には3人麻雀は打たないようにしていますね(笑)
それ以外は特に…。いつも通りの自分の麻雀を打ちながら、Cリーグにおいての課題の克服を目指しています。」
Aリーグの対局経験のある彼の頑な眼差しが印象的でした。

19期生、吉井友直
「僕は当日の集中力を大切にしています。会場入りしたら、卓に向かい集中するようにしています。出来れば、誰とも話したくないのですが。」
と睨まれてしまいました。

21期生、鈴木淳
「自分は仕事柄、体調的にはなかなか万全を期せないのですが、それを言い訳にはしたくないです。自分にできる準備としては平常心で臨む事です。」
競技プロとして、結果のすべてを自分の責任として受け入れる姿勢の大切さを感じさせられました。

いずれも長年のキャリアから、これ以上、Cリーグに甘んじるつもりはないという、自分自身への厳しさを感じました。

さて、第2節の結果は「全節プラス。」を目標とする原田が気迫を勢いそのままに、プラスを重ねて、すでに+100Pを超える展開に。次いで、これまた+100Pオーバーで越川。

しかし、次節以降、彼らは追われる立場。
当然、清水・大高坂・池沢・小野は、次節同卓の彼らを照準においてくるはず。
もちろん、それ以外の誰も昇級をあきらめる選手はおりません。

次回も白熱した選手の声をお届けできればと思います。

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 原田 知彦 87.4 38.8 126.2
2 越川 清一 40.6 62.4 103.0
3 清水 哲也 31.4 21.0 52.4
4 大高坂 松城 ▲ 3.9 38.9 35.0
5 池沢 麻奈美 15.9 16.1 32.0
6 小野 雅峻 39.0 ▲ 12.4 26.6
7 加藤 泰史 ▲ 8.0 31.8 23.8
8 河合 慎悟 ▲ 23.3 38.2 14.9
9 都築 友和 25.1 ▲ 10.8 14.3
10 山神 達也 4.3 4.0 8.3
11 角谷 和幸 ▲ 12.4 ▲ 15.2 ▲ 27.6
12 岡本 丈司 ▲ 24.6 ▲ 4.3 ▲ 28.9
13 三谷 卓也 21.9 ▲ 54.7 ▲ 32.8
14 大町 篤志 ▲ 32.9 ▲ 13.9 ▲ 46.8
15 大西 義則 ▲ 33.4 ▲ 16.0 ▲ 49.4
16 吉井 友直 ▲ 15.1 ▲ 34.8 ▲ 49.9
17 鈴木 淳 ▲ 2.7 ▲ 52.4 ▲ 55.1
18 家田 みゆき ▲ 85.2 15.1 ▲ 70.1
19 上田 利華 ▲ 47.1 ▲ 54.8 ▲ 101.9