中部プロリーグ レポート

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第26期中部プロリーグ 第2節レポート

2015/11/07
執筆:A:朝岡祐    B:河合慎悟   C:清水哲也


Aリーグ:朝岡祐

9月も終盤となり、夜はすっかり涼しくなったが、日中は未だ、時折暖かい日差しが差し込む今日この頃。第26期中部プロリーグ第2節が行われた。
Aリーグ全体を見渡すと、前節マイナスポイントを喫し、後方からのスタートを余儀なくされたプレイヤーがポイントを伸ばし、好スタートを切った上位陣が苦戦を強いられた印象であり、結果、順位が大きく変動したようだ。
それぞれ卓毎にみてみよう。

1卓(伊藤・掛水・森下・杉浦)
暫定首位の伊藤が大苦戦。貯金を使い果たした結果となった。暫定13位だった杉浦が大きくポイントを伸ばし2位につける。
そして、暫定2位に付けていた森下も順調にポイントを上乗せさせて首位に躍り出た。
また、掛水にとっては厳しい戦いとなり、明暗がくっきり分かれた結果となった。

2卓(佐藤・山神・三戸・杉村)
ここでは暫定15位と出遅れた杉村が大躍進。70ポイントオーバーを叩きだし、負債をほぼ返済することとなった。
守備力に定評がある杉村だが、爆発力も兼ね備えているんだということをきっちり見せつけた。

3卓(寺戸・日下・樋口・小野)
過去に結果を出している実力者3名相手に、Aリーグ初参戦の小野が臆することなくしっかり結果を出してきた。
負けじと樋口もポイントを稼ぎ、小野は5位、樋口は6位につけた。

4卓(村瀬・土岐・牛尾・朝岡)
大きく変動した他卓とは対称的に、卓内トップ+14.3P、卓内ラス▲8.9Pと、結果的には落ち着いた数字となった。
それぞれが1回ずつトップを取り合い、それぞれに見せ場があった内容であった。

まだまだ前半戦。苦しい立場に立たされた選手もいるが、まだ団子状態であり、波乱も起こるであろう。
今後の動向に注目していきたい。

 

Bリーグ:河合慎悟

1節目私はマイナススタート。昇級に結びつける為に「是が非でもプラスに転じなくては」と意気込んで2節目の組み合わせを確認した。
正直、青ざめた。古川、大高坂、鈴木雄。私を除いて3人ともAリーグ在籍が長い強者揃いが対戦相手だ。
古川は仕掛けが得意で、しかも打点が見えない、場況に合わせて考えられた仕掛けだ。
常に仕掛けに意識を置き磨き続けたからこそ出来る達人ワザである。
まだ古川の麻雀をご覧になった事のない方は是非観戦して頂きたい。何かヒントをもらえるはずだ。

これに加え攻守のバランスが絶妙に上手い大高坂、鈴木雄。
いまだ経験のない闘いの渦に呑まれそうな感じを受けながら、怖さと楽しみの対極な心境の中、対局が開始された。

結果から言うと1着、1着、1着、2着で幸運に恵まれた結果に終わった。
手牌は常にメリハリが有り、頭を悩ませる局面も少なかった。
しかし、このような日こそ勝因を見出す事が大切だ。

なぜ勝てたのか。
私は節と節の間、対戦相手のポイントや心境など考えてイメージトレーニングをする。
そうして準備しとく事で試合中、閃きの1打を見出だせることがある。
ソレが今回「ヨーイドン」で上手くハマった形になったのかもしれない。

私はこの閃きを大切にしている。
中部プロリーグは半荘20回勝負。長期戦だと思われる方もいらっしゃると思うが、同じ相手と20回やるわけではない。
毎節対戦相手が変わり直接対決は1回のみなので私は短期決戦だと考えている。
短期決戦で結果を出すには閃きの一打のファインプレーがなければ勝ち切るには難しいと思う。
何より日頃の稽古の凝縮されたエッセンスがソレだ。
つまりこのエッセンスの質が良いほど幸運をたぐり寄せる力があると私は信じている。

対局の5分の2が消化した。
全体をみるとおよその立ち位置が決まってきたが、まだ昇級も、降級も全員可能性がある。
3節に向けて一番選手達が戦略を練る事になるのではないだろうか。
閃きの一打を打つ為に。

 

Cリーグ:清水哲也

第2節を迎え、各々考えを持って対局に臨むであろう。
私はというと、ポイントを考えず出来るだけフラットに打つ。
リーグ戦とはいい麻雀の積み重ねが良い結果につながるからだ。
経験上荒くポイントを稼ぎに行って成功した試しがないし、丁寧に麻雀をした時にいい結果になる事が多い。

そして迎えた1半荘目開局に1,300・2,600をアガリ上々のスタートを切った。
しかし何か頭の回転が悪くてふわふわしていて、違和感を覚えていた。
その後親権を維持するために7,700を放銃するなど、内容も悪く結果としても▲18.2Pの4着になっていた。

その後は何とか立て直しトータル▲5.0Pで終えた。
鳴く事もなんとか我慢できていたと思う。
所処つまらない鳴きをしてしまったので次節以降改善していきたい。
準備段階から頭をしっかりと回転できるようにしないとダメだと痛感した第2節になってしまった。
卓内トップは加藤で+57Pとし、トータルでも+90.2Pとなった。
全体では1位だった山本がさらにポイントを伸ばしトータル+127.5Pとした。
すでに縦長な展開になってきたがCリーグでは毎回そういう展開になる。

まだまだ昇級には程遠いがしっかりと丁寧に麻雀を打とうと思う。