文字サイズを小さくする 文字サイズを元に戻す 文字サイズを大きくする

中部プロリーグ レポート

一覧

第21期中部プロリーグ A・B・Cリーグ 最終節レポート

2013/06/21
執筆:A:掛水洋徳  B:大滝聡    C:小野雅峻


Aリーグレポート:掛水洋徳

第21期中部プロリーグも最終節となり、決勝、降級争いも大詰め。
4節までの成績から予想すると決勝進出争いは1位・森下+88.9Pから8位の古川+15.3Pまでか、
いつになく混戦模様で波乱は起こるか?

3回戦まで終わり、上位の順位と成績は、1位・佐藤+143.9P、2位・日下+92.6P、3位・杉浦+91.4P、4位・山田+83.2P、
5位・寺戸+73.0P、6位・太田+68.8P、7位・鈴木(基)+63.1P、 8位・森下+43.2Pに絞られた。

決勝枠は四暗刻をアガった佐藤が当確で、残り3席を7人で争う形に。
降級争いは浅野がほぼ確定してしまい、残り1つを毛受▲92.8P、掛水▲96.7P、三戸▲100.5Pで争う事に。

1卓はマイナスの出来ないこの状況で、しっかりポイントを伸ばし+107.2Pで2位で決勝進出を決めた日下。

2卓は暫定4位・山田、8位・森下に毛受、掛水で全員決勝、降級争いの卓。
山田は最低でもプラス、森下は山田を交わして60,000点以上のトップが欲しい所。
毛受、掛水は着順勝負となった。南3局、親番の掛水は連荘して50,000点弱まで加点し毛受が沈んでいるのでほぼ安全圏へ。
オーラス親番の森下は連荘するだけ、3,900点以上のアガリで浮きに回る山田がリーチ、ドラをツモリ1,300・2,600で終了。山田は3位で決勝へ、毛受は降級となった。

3卓は、暫定3位・杉浦と5位・寺戸の決勝争いと、三戸の降級脱出の対局。
東場、三戸の親番で4,000オール、6,000オールをアガリ早々と残留を決める。
逆に苦しい杉浦、寺戸だったが、杉浦が素晴らしい粘りを見せてマイナスを最小限に抑え4位で決勝進出した。

4卓は暫定1位・佐藤、6位・太田、7位・鈴木の卓で太田、鈴木基は最低でも40,000点以上のトップが条件か。
南場で太田が北単騎待ちで8,000点のテンパイを入れる。
佐藤にドラをポンされるがマチ選択が明暗を分ける。
太田がマチを北から変えると佐藤が北をツモ切り。数巡後に佐藤がツモり4,000・8,000。
最後まで手を抜かず佐藤がトップ通過、浅野が降級となった。

決勝は佐藤、日下、山田、杉浦 と最近の中でもフレッシュな顔ぶれとなった。
私は4、3、2、1で、4回戦は序盤で三戸の4,000オール、6,000オールの声で完全に毛受との着順勝負になり、自分らしく打って負けたらしょうがないと思い直した所、残留できました。
レポートは初めてだったので読みにくい文章や表現もあったと思いますが、半年間ありがとうございました。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 佐藤 あいり 17.0 67.0 ▲ 87.9 50.0 114.4 160.5
2 日下 健司 71.3 20.0 7.3 ▲ 16.6 25.2 107.2
3 山田 優駿 21.6 15.0 9.2 ▲ 48.6 92.4 89.6
4 杉浦 貴紀 11.6 4.9 23.4 ▲ 1.5 49.4 87.8
5 太田 充 14.5 61.9 24.7 ▲ 32.3 2.7 71.5
6 鈴木 基芳 43.2 ▲ 20.7 20.6 37.4 ▲ 9.1 71.4
7 寺戸 孝志 38.1 57.6 ▲ 9.5 0.5 ▲ 30.7 56.0
8 森下 剛任 36.3 ▲ 40.9 45.1 48.4 ▲ 59.0 29.9
9 古川 孝次 ▲ 22.6 ▲ 14.5 52.3 0.1 ▲ 2.4 12.9
10 伊藤 鉄也 ▲ 54.5 6.5 ▲ 20.3 50.7 ▲ 23.5 ▲ 41.1
11 三戸 亮祐 ▲ 9.9 ▲ 32.6 ▲ 29.9 ▲ 31.7 56.1 ▲ 48.0
12 村瀬 寛光 ▲ 34.8 ▲ 30.5 ▲ 18.3 32.7 ▲ 1.3 ▲ 52.2
13 掛水 洋徳 28.4 ▲ 58.9 8.4 ▲ 38.4 ▲ 10.7 ▲ 71.2
14 毛受 俊 ▲ 20.3 ▲ 6.2 ▲ 47.2 ▲ 15.0 ▲ 22.7 ▲ 111.4
15 浅野 文雅 ▲ 83.0 15.8 ▲ 50.2 ▲ 40.9 ▲ 108.0 ▲ 266.3

Bリーグレポート:大滝聡

最終節となる第5節を迎えました。
今期レポートを担当させてもらう事になり、私なりのリーグ戦における目標、心構え、注意点など好き勝手に述べさせてもらいましたが、結果は如何に。

<1卓>
暫定2位でこの日を迎えた木村であったが、後半は1・1・1・2の+73,8P。
他の対局者を寄せつけない圧勝で1位昇級を決めました。
中部本部長である木村は対局前の数時間前には起床し、近所の氏神さまをお参りするそうだ。
神頼みという訳ではなく、彼なりのコンディション作りのルーティーンであると予想されます。
ベテランの活躍に私を含め他のプロへの刺激になったのは間違いないでしょう。

<2卓>
暫定1位、3位、4位、6位の上位対決となったこの卓を制したのは樋口。
今節も2・2・3・1の安定した麻雀で2位昇級を決めました。
木村には及ばなかったものの、第一節からオールプラスの成績で終わるのは本物の証。
むしろ彼の実力からすれば、ようやくといった印象。
中部本部が誇るタイトルホルダーが、来期からいよいよAリーグでの戦いへと舞台を移す事になりました。

<3卓>
暫定7位でスタートした牛尾が後半3連勝を決めるも、昇級に一歩届かずの3位でフィニッシュ。
最後まで諦めないベストを尽くす姿勢は、来期も昇級争いに参加してくるであろうと予想させるものでした。

<4卓>
激しい残留争いとなったこの卓でしたが、元Aリーガーの朝岡が前半2回戦の貯金をうまく活かして残留を決めました。
長谷川も卓内トップで意地を見せるも、前節までのマイナスを挽回するまでには至らず残念な結果となりました。

昇級を決めた木村・樋口にはAリーグでの活躍を期待しつつ、心から「おめでとう」と伝えたい。
半年間、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 木村 東平 20.8 32.4 35.9 ▲ 2.5 73.8 160.4
2 樋口 新 45.4 23.2 11.2 17.0 40.0 136.8
3 牛尾 信之 15.7 26.0 2.0 6.7 76.0 126.4
4 中西 栄二 ▲ 3.4 63.2 ▲ 32.5 33.9 26.3 87.5
5 土岐 雄太 ▲ 8.0 17.2 65.8 ▲ 22.8 1.0 53.2
6 小坂 美樹 9.9 ▲ 12.9 ▲ 8.1 69.7 ▲ 31.0 27.6
7 大滝 聡 ▲ 18.8 46.5 ▲ 0.8 54.3 ▲ 67.3 13.9
8 鈴木 雄介 ▲ 9.2 ▲ 35.2 43.7 2.5 ▲ 23.7 ▲ 21.9
9 葛山 英樹 7.0 43.8 ▲ 2.4 ▲ 38.3 ▲ 34.8 ▲ 24.7
10 若松 正和 ▲ 55.0 11.3 ▲ 15.7 37.4 ▲ 5.0 ▲ 27.0
11 櫛田 利太 16.3 ▲ 15.6 ▲ 37.1 ▲ 16.1 13.4 ▲ 39.1
12 菅野 直 26.6 ▲ 0.8 ▲ 51.0 20.5 ▲ 45.1 ▲ 49.8
13 朝岡 祐 42.7 ▲ 56.1 8.4 ▲ 84.2 28.4 ▲ 60.8
14 長谷川 弘 ▲ 19.8 ▲ 49.4 ▲ 3.1 ▲ 51.2 42.0 ▲ 81.5
15 吉井 友直 ▲ 52.5 ▲ 12.5 ▲ 24.2 ▲ 40.5 ▲ 10.2 ▲ 139.9
16 原田 知彦 ▲ 17.7 ▲ 83.1 6.9 12.6 ▲ 83.8 ▲ 165.1

Cリーグレポート:小野雅峻

第5節を迎えることになり昇級に手が届きそうな人たちはどのような気持ちでこの日を迎えたのだろうか。私は残念ながら昇級するには厳しい状況なので、少しでも今後に活かせるような麻雀をしようと考え、対局に臨んだ。

第4節終了時点で上位が混戦状態であったCリーグ。対局の組み合わせが非常に重要になってくるところで10卓に暫定1位であった山本と暫定2位の大西が同卓となった。この卓がどんな展開になっていくのかが昇級に大きく影響していきそうである。

最終節は一度小計を出し、全卓同時に最終半荘に入ることになっている。やはり混戦状態であったため4回戦終了時大きく順位は変動していた。その時点での点数状況が山本+163.3P、八木+146.5P、原+138.1P、杉村+137.7P、加藤+127.6P、河合+120.3Pと続いていた。皆前節より大幅のプラスである。ここまできても集中力を切らさずポイントを増やしていけるというのは素晴らしいことだと感じる。

そして最終、5回戦が終わった。1位で昇級したのは暫定1位で第5節を迎えた山本であった。山本は先日行われた麻雀マスターズでも優秀な成績を残している。これからどんな成長を見せるのか、楽しみな新人である。

2位通過はオーラスで見事な粘りを見せ原点を確保した杉村。Aリーグに復帰する日も近いのではないだろうか。そして3位通過だが、ここで大波乱が起きた。

3位通過となったのは安藤であった。なんとここで7万点を越えるトップを獲り3位に食い込む結果となった。4位となった八木とは0.3P差、点数にしてたった300点差である。5位、6位もそれほど差はなく、まれにみる大接戦Cリーグは幕を閉じた。

最後になりましたが半年間もの間お付き合いいただきありがとうございました。
拙い文章であったとは思いますが少しでも楽しんでいただけていれば幸いです。
今回昇級をかけて素晴らしい闘牌を見せてくれた皆様のような麻雀を打てるよう、今後精進していきたいと思います。

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山本 拓哉 14.9 53.5 41.5 17.7 21.5 149.1
2 杉村 泰治 21.6 37.0 33.1 ▲ 6.5 60.6 145.8
3 安藤 大貴 10.9 35.2 18.7 ▲ 5.9 83.3 142.2
4 八木 悠 15.4 37.9 14.3 19.4 54.9 141.9
5 加藤 泰史 28.8 52.7 ▲ 34.2 40.9 44.5 132.7
6 原 尚吾 48.3 ▲ 49.1 23.3 55.9 53.7 132.1
7 河合 慎悟 51.4 ▲ 12.8 83.0 ▲ 22.4 8.5 107.7
8 大西 義則 ▲ 4.6 27.5 71.2 25.1 ▲ 16.7 102.5
9 中谷 彰吾 5.7 40.3 53.0 ▲ 75.2 77.2 101.0
10 大町 篤志 61.4 ▲ 11.6 36.8 22.2 ▲ 60.2 48.6
11 大高坂 松城 9.7 ▲ 55.9 40.1 ▲ 36.0 43.8 1.7
12 角谷 和幸 ▲ 2.9 2.7 17.9 ▲ 22.6 4.3 ▲ 0.6
13 岩井 健太 ▲ 41.6 50.6 ▲ 38.9 15.0 ▲ 8.3 ▲ 23.2
14 山神 達也 ▲ 32.0 60.7 ▲ 54.7 22.0 ▲ 37.2 ▲ 41.2
15 太田 峻也 50.1 28.7 ▲ 61.4 ▲ 37.6 ▲ 22.9 ▲ 43.1
16 小野 雅峻 25.0 ▲ 24.9 29.1 ▲ 32.9 ▲ 61.6 ▲ 65.3
17 斎藤 寛生 29.9 ▲ 59.2 ▲ 72.0 ▲ 16.5 19.5 ▲ 98.3
18 三谷 卓也 ▲ 33.0 ▲ 56.5 10.6 29.1 ▲ 52.8 ▲ 102.6
19 鈴木 淳 ▲ 85.3 ▲ 6.7 ▲ 3.0 ▲ 24.8 13.1 ▲ 106.7
20 岡本 丈司 ▲ 61.2 ▲ 21.5 ▲ 28.2 ▲ 41.2 ▲ 28.8 ▲ 180.9
21 加賀美 幸孝 ▲ 22.9 ▲ 89.4 ▲ 35.0 29.3 ▲ 84.4 ▲ 202.4
22 越川 清一 ▲ 53.9 ▲ 45.7 ▲ 80.9 9.1 ▲ 36.6 ▲ 208.0
23 家田 みゆき ▲ 36.7 ▲ 33.5 ▲ 65.3 ▲ 6.1 ▲ 77.4 ▲ 219.0