北陸リーグ レポート

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第1期北陸リーグ 第4節レポート

2018/01/12
執筆:荒谷 誠


第1期北陸プロリーグ第4節のレポートを担当します22期生の荒谷と申します。
拙い文章ですがどうぞ宜しくお願い致します。

漸く、と言っても差し支え無いだろう。北陸プロリーグが開催されたその第1期である。
所属するプロ全員に等しくチャンスの与えられたこの機会。初の戴冠者となるべく皆のモチベーションは否が応にも高まりを迎える勝負の佳境となる第4節は、両卓ともに静かな立ち上がりを迎えた。

4節組み合わせ
A卓
藤本×後藤×木戸×安城×志多木

B卓
荒谷×浦田×成田×本田×前田

A卓

藤本、後藤、木戸という抜け出ている上位3名が同卓。現状彼らは無理をする必要がないので、必然得点を叩きにくい場況になるのだが、そんな状況下でも確実に本手をものにして攻めた志多木が卓内トップ。
後藤と安城に別々に聞いたのだが、「北陸リーグは勿論一生懸命打っているが、北陸プロリーグに対する思いは別格です」とのこと。これは私を含めた他の面々、そしてこの卓で意地を見せた志多木も思いは同じだろう。少しずつではあるが上位3名を沈めての加点に、最終節へ向けて気合十分と言ったところか。

B卓

こちらは個々人が持ち味を見せた4回戦。我慢の麻雀で失点を抑え、ポイントを重ねる成田。不調ながらも要所を捌き、機を窺う本田。打撃を貫きトップラス麻雀の荒谷。そして圧巻の浦田。3回戦までマイナスを、4回戦の親番のみで6万点以上を叩き出し、終わってみれば他3者を沈めての1人大トップ。8本場まで積み上げるその勢いを、私を含め同卓者の誰も止めることはできなかった。
北陸支部長の貫禄とともに、支部創設時から誰より尽力し、誰より北陸プロリーグに対してモチベーションの高い様を見せつける形となった。

私個人で言えば、これで最終節を前に相当厳しい位置付けとなってしまった。諦めることはないが、最終節は全力でぶつかると同時に貴重な学びの場としても麻雀と向き合いたいと思う。
私事ではあるが、自身の雀風に迷いがでた時、浦田から言葉を戴いたことがある。
「山井弘氏のような攻撃型の見本となる方でも、止めるべき牌は止める。藤崎智氏のような守備型の代名詞のような方でも、行くべき牌は行く。その牌理としての線引きが出来ていてこそ雀風が生きる」
私は自身の麻雀は打撃にあると思っている。だが、それを言い訳に守備をおろそかにしてはいないか。牌理に基づく一打を、常に意識出来ているだろうか。
現状の結果は、態勢の差やモチベーションの高さのみで語るものではない。
今一度自身の麻雀を見つめなおし、最後まで懸命に、対局者へのリスペクトを忘れることなく、次節の麻雀を打ち切りたいと思う。