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第19期北陸プロアマリーグ 第3節レポート

2018/12/11
執筆:浦田 豊人


11月25日(日)、この日は「第44期王位戦」の決勝戦が開催され、激闘の末、魚谷侑未プロの優勝で幕を閉じました。
今年の王位戦は北陸支部代表の藤本がA級本選で180人中トップで通過したり、後藤・木原の2人が準決勝まで進出したりと、北陸支部としても少しずつ活躍する選手が増えてきている感じがします。
近いうちに決勝進出、そして北陸にタイトルを持ち帰る人が現れる事を、大いに期待しております。

その王位戦決勝と同じ日に、ここ北陸では「第19期北陸プロアマリーグ」の第3節が行われました。

予選5節の折り返しとなる今節、注目は第1節から一度も首位を渡さずに好調快走中の獅坂。
その獅坂を止めるべく立ち上がるのは前期チャンピオンの志多木と準優勝の藤本。
これに安城を加えての屈指の好カードとなった。
結果はまたしても獅坂の勝利。
1回戦を1人浮きトップを取り、
2回戦東2局でも全員テンパイを掻い潜り、

六万七万八万二筒二筒四筒五筒八筒八筒八筒白白白  ツモ三筒  ドラ八筒

ドラ暗刻のチャンス手をしっかりとアガリ切る。
今期の獅坂を象徴するようなこのアガリで、①②①③と+41.7Pを稼ぎ、前半戦を文句なしの首位で折り返した。
今の獅坂はまさに敵なしの状態であります。

この獅坂の独走に食らい付いていったのが前節トータル2位の窪田さん。

3回戦南3局

三万三万三万七万七万五索六索六索七索七索八索八索八索  ドラ六索

四暗刻への手変わりもあるのでヤミテンに構えていると、親の里木が先制のリーチ。
これを受けて窪田さんもここが勝負処と、このままツモ切りで追っかけリーチを敢行。この判断が素晴らしく、結果見事五索をツモり、跳満をアガリ。
このアガリで本日の態勢を磐石のものとし、この日+46.0Pを上乗せし、獅坂の独走を阻止すべくトータルでも+100Pを越えて2位で追走するかたちとなりました。

トータル4位は新人プロの南。
②①①②とオープラスの+62.6Pを叩き出し、前節の10位から大きく上昇を果たす。
ルーキーイヤーでいきなりの決勝進出を果たす事が出来るか!?
次節も注目すべく、期待がかかる。

同卓の木戸も、この「南旋風」に巻き込まれずに、しっかりとポイントを重ね、トータル6位に浮上。三期ぶりの決勝進出を虎視眈々と狙う。

北陸プロリーグ初代チャンピオンで、前節トータル3位の後藤。
冒頭でも述べましたが、後藤は今年の王位戦でも準決勝まで進出し、決勝まであともう少しというところまで行きましたが、この日も+29.1Pとまずまずの好成績で終える。
しかしながら、他の上位陣が今節みんなポイントを伸ばしているため、トータル順位は逆に5位にダウンしてしまいました。

同卓の成田もほぼプラスマイナスゼロで終えるが、前節4位→8位までダウン。
リーグ戦で勝ち残るためにはどうやら横ばいでは全然ダメらしい。
繰り返しになるが、それだけ今期は上位陣の調子がみんなすこぶる良い模様であります。

前節80P以上を叩き出し、一気にトータル6位まで浮上した飯田さん。
今節も絶好調らしいスタート。
2回戦・南3局の親番でも

一万二万三万四万五万六万七万九筒九筒九筒  ポン南南南  ドラ一万

荒谷のリーチを受けるもなんのその、高目のドラ一万をツモり、1回戦に続き連続トップで+50Pと、今日も絶好調モード。
しかし、ここから初参加の阿戸さんが2連勝と奮起し、飯田さんは失速。ポイントは+26.6P上乗せするも、こちらも上位陣のあおりを受けてトータル順位を1つだけ下げて7位。
しかしながら飯田さんの爆発力には定評がありますので、次節また期待が持てると思います。

さて最後は私の卓。
初出場ながら前節までトータル5位の林さん、7位の木原、そしてこちらも初出場の東さんが対戦相手。
私が8位なので、上位陣直接対決の卓となりました。
冒頭の繰り返しになりますが、木原も前日行われた王位戦準決勝まで進出し、敗れはしましたが、もう少しで決勝戦というところまで迫りました。
まだプロ1年目であり、今後大いに活躍が期待出来るルーキーであります。
しかしながらプロ在籍27年目の私も、簡単に負けるわけにはいきません。
その意地が牌に伝わったのか、1・2回戦とも連続トップを奪取。
特に2回戦は7万点越えの1人浮きで、この時点で+66.8Pを上乗せする。
「今日は100Pは稼げるかも?」
と思って調子に乗ってきた、毎回懲りない「悪夢の3回戦」。

東3局の親番を迎えて持ち点は32,000点。
この親も連荘する気満々で臨んだが、下家の林さんが中を仕掛けてホンイツ模様で、マンズと字牌を切りにくくさせてくる。

私の手

二万二万三万六万八万四索五索七索八索九索一筒二筒三筒  ドラ八万

ツモ七万は勿論、ツモ三索六索でも三万を勝負しようと思っていた11巡目、林さんが少考の後、ドラ八万を打って来た。
テンパイは明白、問題は三万が通るかだが、私のツモは二枚切れの発
こんな地獄待ちで待つくらいなら、ドラで待つだろうと、瞬間ツモ切りすると、
「ロン!」林さんが牌を倒す。

一万一万一万四万五万六万白白白発  ポン中中中

そうです!小三元を忘れていました。
私の時間が続いていただけに痛すぎる跳満放銃となりました。

私はここからいつもの「トップ狙うべからず打法」に切り替え、3・4回戦ともなんとか浮きの3着をキープ。
結果、今節で一番の+76.2Pを上げ、獅坂、窪田さんと同様に+100Pを越えてトータル3位に浮上する事が出来た。
次節更なる上を目指しますが、問題点はやはり「慢心する3回戦」の克服でしょうか?

北陸での熱い闘いもまだまだ続きます。