関西プロリーグ レポート

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第12期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第8節レポート

2013/12/02
執筆:A:米川基紀   B:栗津裕貴   C1:川崎諒介  C2:稲岡ミカ


Aリーグレポート : 米川基紀

1卓 上村×藤川×貫上×中川
2卓 勝間×玉木×辻本×米川
3卓 横山×佐々木×中田×仁科

プロ野球の日本シリーズは楽天の優勝で幕を閉じ、その激闘の余韻も覚めつつあるなかプロリーグが行われた。リーグ戦も今節を含め、残り3節。プロ野球に例えると、今回がペナント最終節、来節がCSファーストステージ、10節目がCSセカンドステージといった所か。

A1卓。決定戦争いと残留争いの真っ二つに分かれた組み合わせ。
1回戦目、開局早々中川の仕掛けで場を軽く流していたものの、南場に入ると親の藤川が6,000オール含みの連荘で点棒を荒稼ぎし、6万点オーバーの1人浮きで決着する。
2回戦目以降は中川が奮起するものの、藤川はプラスのままで終了した。

A2卓。これ以上マイナスを増やせない玉木、勝間がどれ位稼ぐのか注目の組み合わせ。
玉木が手を入れると勝間がそれを迎え撃つといった展開。
1、3回戦目にこの2人の勝負に巻き込まれた形の辻本が1人沈みのラスを食わされ、今までの貯金を全て吐き出す事になりました。
玉木はオールプラスで終え、勝間も2桁のプラスとし、次節以降も予断を許さない状況になっています。

A3卓。100ポイントオーバーが2人同卓で、追う立場としては少なくとも1人は沈んでもらいたいところ。
1回戦目は3人浮き、2回戦目は1人浮きと、トップとラスが同じ人でポイント的には平らな前半戦でした。
しかし、後半戦は横山がまさかの連続ラスを両方1人沈みという形で押し付けられ、トータルでも中田に抜かれてしまった。

来節はいよいよ9節目。場合によっては連戦になる面子もあろうかと思うが、魅力的な緊迫感溢れる対局が、随所に見られる事を期待したいと思います。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 中田 一幸 7.8 41.4 24.0 ▲ 58.6 49.1 ▲ 33.2 116.2 10.8 157.5 1
2 横山  毅 34.0 2.8 ▲ 33.7 46.2 26.3 136.9 ▲ 39.0 ▲ 57.6 115.9 2
3 藤川 議次 7.1 51.9 19.0 55.3 ▲ 20.6 ▲ 36.2 22.1 6.1 104.7 3
4 貫上 洋志 19.7 27.1 ▲ 18.3 ▲ 35.7 39.4 ▲ 4.5 58.3 ▲ 7.7 78.3 4
5 仁科健一郎 ▲ 25.2 ▲ 20.2 51.0 26.3 15.9 ▲ 10.9 7.6 22.3 66.8 5
6 米川 基紀 ▲ 8.6 20.9 ▲ 26.7 ▲ 17.0 ▲ 4.8 7.8 45.2 7.0 23.8 6
7 佐々木 亮 ▲ 5.8 ▲ 7.6 ▲ 5.0 ▲ 6.0 ▲ 23.7 22.4 ▲ 22.9 24.5 ▲ 24.1 7
8 辻本 翔哉 ▲ 7.2 ▲ 16.1 10.6 34.6 ▲ 51.8 93.7 ▲ 41.4 ▲ 47.4 ▲ 25.0 8
9 玉木 章司 51.3 ▲ 53.2 ▲ 18.1 ▲ 32.3 ▲ 42.1 10.7 ▲ 15.2 25.3 ▲ 73.6 9
10 勝間 伸生 26.7 ▲ 48.3 4.6 1.7 ▲ 23.3 ▲ 15.0 ▲ 88.9 15.1 ▲ 127.4 10
11 中川  保 ▲ 26.7 0.5 ▲ 46.5 ▲ 55.5 39.1 ▲ 82.9 ▲ 34.9 35.2 ▲ 171.7 11
12 上村 宜久 ▲ 93.1 0.8 34.1 20.0 ▲ 3.5 ▲ 89.8 ▲ 7.1 ▲ 34.6 ▲ 173.2 12

前期成績はこちら

 

Bリーグレポート:栗津裕貴

B1-3卓(掛樋、粟津、宮田、原田)
3卓では昇格を争っている宮田が終始安定した麻雀を見せました。

1回戦
宮田がドラを仕掛け2,000・3,900やドラをうまく使い8,000出アガリなど、ドラや手役に恵まれ調子の良さを感じました。その後も軽快にアガリを重ね宮田が1回戦を制しました。

2回戦
局面穏やかに終盤を迎えオーラス
トップは親の掛樋でラス目の原田のトップ条件は跳満ツモ、中盤に原田より力強くリーチがかけられました。

三万四万五万六万六万三索四索三筒四筒五筒六筒七筒八筒

高め三色の跳満ツモのリーチで、ツモる手に力がはいります。
しかし、結果は流局直前に安めの二索ツモ、原田は悔しい1局になりました。

3回戦
1回戦、2回戦と防戦に回っていた粟津が3回戦に入り、猛威をふるいました。

東1局

一万一万三万五万五万九万九万東東白白中中  ドラ九万  ツモ三万

開局一番で4,000・8,000のツモ。
これだけにとどまらず、
南2局、親・粟津

一筒一筒七筒七筒七筒八筒八筒中中中  ポン南南南  ドラ中

親のツモり三倍満テンパイを入れ、他家に威圧を放ちました。
結果は流局となりましたが、東1局決定打となり粟津が3回戦を制しました。

4回戦
東2局親の宮田が早い巡目のリーチをツモりあげリーチピンフツモドラ2の4,000オールをアガり、
4回戦もトップを取りました。

現在上位3名は、200前後のポイントを持っており、残り2節が正念場になってくることでしょう。
次回は上位の方の対局に注目を置いてレポートを執筆したいと思います。
1節で100近いポイントを得ることもありますので、私自身大きくポイントを稼げるよう諦めず次節の対局に挑みたいと思います。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 堀  昭義 68.9 93.9 49.8 ▲ 11.1 3.9 ▲ 12.7 34.5 14.0 241.2 1
2 中川 由佳梨 33.8 18.2 2.0 31.9 53.9 11.2 11.3 55.3 217.6 2
3 宮田 豊夢 44.0 19.5 13.9 ▲ 3.7 ▲ 25.8 51.9 60.6 16.4 176.8 3
4 稲森 英子 1.0 ▲ 3.5 5.4 52.4 ▲ 86.8 64.2 45.4 40.5 118.6 4
5 粟津 裕貴 ▲ 2.2 ▲ 40.0 57.2 ▲ 26.5 74.1 13.0 ▲ 28.8 ▲ 6.1 40.7 5
6 近野理智男 5.8 ▲ 12.4 ▲ 40.4 65.4 ▲ 24.3 14.2 ▲ 10.7 30.6 28.2 6
7 坂本 誠裕 ▲ 0.5 46.7 ▲ 45.8 ▲ 59.7 24.7 89.7 ▲ 47.8 ▲ 12.8 ▲ 5.5 7
8 原田 保正 ▲ 21.3 124.1 2.9 ▲ 29.7 ▲ 56.7 22.2 ▲ 31.0 ▲ 54.1 ▲ 43.6 8
9 西原 佳隆 17.0 ▲ 2.3 ▲ 29.9 58.7 65.4 ▲ 88.2 ▲ 22.1 ▲ 58.4 ▲ 59.8 9
10 筒井 宏晶 18.0 ▲ 20.8 17.8 ▲ 22.7 52.9 ▲ 38.8 ▲ 20.1 ▲ 49.5 ▲ 63.2 10
11 掛樋 忠雄 ▲ 40.8 13.0 ▲ 32.7 ▲ 27.0 ▲ 16.4 ▲ 19.8 ▲ 3.9 22.8 ▲ 104.8 11
12 富田 淳一 20.2 ▲ 50.0 39.5 ▲ 18.5 ▲ 77.6 4.1 ▲ 6.6 ▲ 34.5 ▲ 123.4 12
13 中野 孝治 ▲ 26.8 ▲ 45.0 ▲ 53.2 44.0 ▲ 13.6 ▲ 57.5 19.7 ▲ 4.4 ▲ 136.8 13
14 延原 明美 ▲ 67.2 ▲ 17.2 10.8 ▲ 71.3 36.0 ▲ 53.5 ▲ 20.5 18.2 ▲ 164.7 14

前期成績はこちら

 

C1リーグレポート:川崎諒介

今日の大阪はあいにくの雨でした!
少しずつ気温も下がり、風邪の引きやすい季節になりました。
皆さん体調管理には充分気を付けて下さい。

今日でC-1リーグも第3節に入りました!
ちょうど折り返し地点です。

C-1 2卓(木下、山室、中安、伊原、川崎)
現在トップの木下の4試合目から

南2局、親・木下
この手を6巡目リーチ

一万二万三万五万六万七万七万八万五筒五筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ五万

まだ早い巡目だから四万を待ち一通を狙うかと思ったが、伊原36,400点、木下27,800点。
この点差ならツモ2,600オールでとりあえず順位が入れ替わりトップ、親も継続することになります。

ロンしても5,800点と打点は充分にあり、ここはリーチを打つところかもしれない。
木下の読みが的中したのか、下家の山室から10巡目、見事5,800点をアガる。
この半荘トップこそ逃したが、きっちり31,200点とプラスで終局しました。
1日のトータルスコアは▲10.8Pと少しマイナスで終わりました。

現在2位の山室は、調子が悪かったのかテンパイまではするものの他家のアガリが早く、
トータルマイナスで終わり今日1日を悔しそうに振り返っていました。

3卓(吉本、森下、上村(政)、山中、三好)
現在3位と好調の山中は4回戦目

南1局4本場、北家・山中

一筒一筒三筒三筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒九筒南  ドラ西

8巡目に七筒をツモの南を落とし、早くもチンイツをテンパイする。
しかし、対面の森下は序盤に中をポン、五筒をポンしており、

二万三万四万八万八万五索六索  ポン五筒五筒五筒  ポン中中中

こちらもテンパイ、
山中10巡目、七索をツモってきたがツモ切りし、森下に放銃する。
惜しくもチンイツアガリとはなりませんでしたが、今節は少しマイナスで終わりました。

2卓の森下は全試合プラスで終わり、トータル+65.4Pと卓内トップでした。
残り2節と後半戦に突入しますが、プラスの人もマイナスの人も、最後まで頑張ってほしいと思います。

C1リーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 森下 恭好 ▲ 31.1 80.1 65.4 114.4
2 川崎 諒介 35.8 9.7 17.5 63.0
3 谷上 脩平 30.6 ▲ 15.3 43.4 58.7
4 中安 武尊 45.8 ▲ 9.6 18.3 54.5
5 木下 恭子 25.1 33.2 ▲ 10.8 47.5
6 秋山 淑子 ▲ 24.5 24.2 43.2 42.9
7 山中  翼 15.2 35.7 ▲ 12.6 38.3
8 山室 太二 6.3 51.9 ▲ 42.6 15.6
9 三好 直幸 4.3 6.0 ▲ 22.4 ▲ 12.1
10 伊原 達也 27.9 ▲ 61.1 17.6 ▲ 15.6
11 赤木 由実 ▲ 45.6 56.9 ▲ 59.6 ▲ 48.3
12 吉本 卓矢 41.6 ▲ 69.7 ▲ 34.9 ▲ 63.0
13 上村 政雄 ▲ 27.1 ▲ 51.3 ▲ 55.5 ▲ 133.9
14 田村  豊 ▲ 59.2 ▲ 61.4 ▲ 24.7 ▲ 145.3
15 小西 輝彦 ▲ 79.5 ▲ 69.3 ▲ 2.3 ▲ 151.1

前期成績はこちら

 

C2リーグレポート: 稲岡ミカ

C2リーグは第2節終え、1人ダントツの暫定1位の西村を全員が追う状態となっています。
C2リーグは半年一区切りで、後期にあたる今回は昇級人数の枠が少なくますます上位の争いが過酷となるでしょう。

4卓 1回戦(西村、高瀬、稲岡、藤原)
終始、西村は落ち着いておりリーチに対しても押せるところは押して、アガリきるところを何度も見ました。
ポイントを持っているということもあるかもしれないが、押せるところまでは極限まで押すというのが、西村のスタイルでしょうか。

南3局、西家の藤原が発をポンしていて、ほぼオリ気味だった南家の稲岡が打一筒とした時の、藤原のチーの発声が少し早く感じて、チーテンだと思い、稲岡は、白を切れなかった。
終盤、藤原が白をツモ切り、この牌がやはり西村の満貫に当たってしまった。

一索二索二索三索三索四索五索五索四筒四筒四筒白白  ドラ四筒

3回戦 南3局、親の西村は中をポンして次に発をポンして打白
この白を藤原がポンして打五索、だがこれもまた西村の満貫に刺さる。
西村の四索切りはかなり早かった為、早々にトイトイと決めていたことがわかるのだが、
アガリ形は、

一万一万一万五索五索九索九索  ポン発発発  ポン中中中  ロン五索  ドラ南

一方、藤原の形は、

四万五万三索三索五索三筒四筒五筒南南南白白

ここからの白ポン打五索である。

これを仕掛けないわけにはいかないのだが、この日の藤原と西村には大きな違いを感じた。

南3局1本場
西村の親番に藤原が七索切り先制リーチ。
西村はこのリーチを受け手出しの無筋打八索

西村
一万一万二万二万九万九万八索八索二筒二筒六筒六筒白  ドラ九万

これも西村がアガリきり、終わってみれば、4戦中3回西村がトップで終えてトータルプラス48.1Pと又後続を引き離してしまった。

1卓では前回3位だった丸山と山神がプラスを伸ばし昇級ラインに達しているようで、次節どのような戦いを見せるのか、楽しみです。

次の4節ではそれぞれが最終節に向かってどれだけのプラスが必要なのかを計算しつつ昇級に望みをつなげたいところです。

C2リーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 西村 友和 41.3 120.1 48.1 209.5
2 丸山  直 ▲ 8.7 29.1 48.6 69.0
3 山神 清 27.0 4.8 33.4 65.2
4 森元 直哉 ▲ 3.9 25.7 36.8 58.6
5 木下 誠二郎 1.3 25.3 17.3 43.9
6 赤木 里恵 16.0 4.4 16.3 36.7
7 土田 小緒里 22.4 ▲ 23.2 25.7 24.9
8 長野 恵美 39.8 11.7 ▲ 37.3 14.2
9 川上 直也 ▲ 38.0 14.1 33.1 9.2
10 下村 学 17.5 ▲ 11.2 ▲ 3.8 2.5
11 中山 千鶴 40.1 ▲ 67.9 29.7 1.9
12 永田 知也 ▲ 13.6 40.6 ▲ 30.3 ▲ 3.3
13 後藤 俊孝 32.5 ▲ 41.0 ▲ 32.6 ▲ 41.1
14 高瀬 真濃 ▲ 20.3 ▲ 63.9 9.7 ▲ 74.5
15 藤原 仙三 ▲ 29.6 20.5 ▲ 78.0 ▲ 87.1
16 稲岡 ミカ ▲ 42.9 ▲ 25.1 ▲ 19.8 ▲ 87.8
17 大久保 朋美 4.2 ▲ 23.6 ▲ 103.9 ▲ 123.3
18 疋田 豪 ▲ 55.7 ▲ 41.4 ▲ 33.0 ▲ 130.1

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