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関西プロリーグ レポート

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第16期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第7、8節レポート

2017/10/23
執筆:A:宮田豊夢
B:山神剛
C1:行野拓幸
C2:吉田拓也


Aリーグ8節 宮田豊夢

1卓(仁科・坂本・森下・佐々木)
2卓(藤川・横山・稲岡・辻本)
3卓(勝間・貫上・宮田・米川)

今回はオーラスの攻防に焦点を当ててレポートを書いていきたいと思います。

2卓 4回戦 南4局 親横山
藤川が44,400点と他の3者を大きく離しており、他の3人は満貫をアガれば30,000点を越える状況です。
ここで親の横山に絶好の聴牌が入ります。そして、リーチ。

四万四万七万八万一筒二筒三筒七筒八筒九筒南南南  リーチ  ドラ六万

ドラ六万をツモなら藤川も射程圏内にとらえることができる牌姿です。
しかし、これに待ったをかけたのが親のリーチにヤミテンで押し返した稲岡です。
辻本が捨てた四索にロンの声。

一万二万三万六万六万一索一索二索二索三索三索五索六索  ロン四索

見事な牌姿で7,700をアガリ30,000オーバーという目標を達成しました。
このアガリで卓内トップの+37.6Pを同時に獲得し上位争いに食い込んできました。
他の卓では坂本の+99.7Pが光ります。
もともとトータル2着につけていた坂本だけにこの+99.7Pは、大きな優位に繋がるものと思われます。

 

Bリーグ7節 山神剛

Bリーグは第7節になります。
昇級狙い、降級逃れ、色々と思惑があると思いますが、まだまだ、全員が加点を取りに戦う節になりそうです。

1卓(上村政・筒井・吉本・松永)
2卓(丸山・城・辻井・山神)
3卓(高谷・山中・山室・上村宜)
4卓(大橋・中川・吉田圭・原田)

1卓
全員が前節までのトータルポイントでプラスを叩いています。
誰が上位に入って来るのでしょうか?

4回戦オーラス(親・吉本)
北家の松永が31,100点持ちから先制のリーチ。
現在トップは37,200点持ちの吉本。
7,700に振り込むと原点を割ってしまうため、無理せずオリに回ります。
そのまま誰もリーチに追い付けず、流局で終了。

松永の手牌は

二万三万四万九万九万九万五索六索七索四筒五筒六筒七筒  リーチ

ドラなしのリーチのみで浮き確保に成功、狙い通りといった所でしょうか。
結果は上村政+30.5Pでポイントを増やして現状維持の5位、
松永+43.9Pで上位も狙える4位まで浮上してきました。
煽りを食ったのは筒井、▲72.7Pと苦しい節になってしまいました。

2卓
4回戦、これまでの3回戦でプラスの丸山、山神が交互にアガリ合う展開となりました。
最後は丸山が6巡目で

四万四万三索四索五索一筒二筒三筒四筒五筒六筒七筒九筒  ドラ五索

このテンパイ。
すぐに山神から八筒で5,200点のアガリ。
トップを2回ずつ分け合った丸山と山神がそれぞれ+30P程となりました。

3卓
前節+99Pを叩いた高谷。現在1位、2位の山室・山中。
安定して上位につけている上村宜の対戦となりました。
全員得点力があり、面白い戦いになりそうです。

4回戦
東3局2本場(親・山室)
ここまでノーテン等で1人沈みだった山室が、メンピンツモの1,300点は1,500点オールで浮きに回ります。

そして迎えた東3局3本場、南家の高谷が4巡目に

二万三万四万七万七万二索三索三索四索四索四筒六筒八筒  ドラ六筒

このドラ含みのタンピン。ピンズが下に寄れば三色も狙える好形の1シャンテンになります。
高谷はその後五筒を引き、ヤミを選択。13巡目に親の山室からリーチが入ります

二索三索四索五索六索七索二筒三筒五筒六筒七筒八筒八筒  リーチ

ヤミのまま押す高谷は16巡目、無筋の七筒を引き、手が止まります。
一瞬の後、選んだ牌は七筒ツモ切り。最後まで戦う強い意志が感じられました。
18巡目、最後のツモ番で山室が四筒ツモ、4.000オールとリードします。

南3局1本場(親・山室)
山室が8巡目に先制リーチ、そして同巡上村宜が追っかけリーチ。
終局間際に捲り合いを制したのは上村宜。

四万五万六万一索二索二索二索三索四索五索六索七索九索  リーチ  ロン八索

5,200は5,500のアガリで浮きました。
そして、オーラス。

高谷30.700点 山中22.600点 上村宜31.800点 山室34.900点

全員にトップの可能性がある接戦になりました。
開局直後から高谷が動きます。

四万六万七万八万四筒五筒六筒  チー三筒 左向き二筒 上向き四筒 上向き  ポン発発発  ドラ六万

マンズを全く切っていない山室から8巡目、リーチが入ります。
高谷はマンズを切り切れず、一度テンパイを崩します。
そして最後のツモで

三万四万六万七万八万四索五索六索  チー三筒 左向き二筒 上向き四筒 上向き  ポン発発発

ここでテンパイを崩せば原点割れが確定、打四万で勝負に出ます。
結果は

一万二万三万五万六万七万八万九万三索三索三索八索八索  ロン四万

これで山室のアガリ。
山室はこのトップで3回戦までのマイナスを少し取り返し▲8.1P。
山中も苦しいながら無難にまとめ▲15.2P、トータルでもまだ3位をキープ。
卓内トップは高谷で+76.3P。前節、今節と合わせて+175.9Pを叩き出し、2位の山室と0.8P差ながらトータルでも1位に上がってきました。

4卓
この卓では1回戦、ラスを引いた中川がその後3連勝。
+69.0Pを叩き出します。

今節は順位の入れ替わりが激しく、残り3節、まだまだ目が離せない戦いになりそうです。

 

C1リーグ後期2節 行野拓幸

C1リーグ後期第2節目です。1節目の結果を踏まえて、皆さんがどんな立ち回りをするのかが非常に興味深いです。

3卓 (高橋悟志・辰巳・富田・音羽)
前回、+83.3Pをとっている高橋悟志。昇級できる枠が2人しかないので、周りとしてはなんとかマイナスにもっていきたいところです。

1回戦 東4局 北家 富田

一万一万二万二万三万三万一索二索三索八索八索一筒三筒  ドラ一索

この局最初にテンパイしたのは富田でした。三色、イーペーコー、ドラ1の満貫をテンパイしましたが、ロン牌の二筒が場に2枚切れていました。富田プロはヤミテンを選択しました。

東家 乙羽

一索二索三索四索五索六索六索七索五筒五筒七筒八筒九筒  リーチ

南家 高橋悟志

四万五万六万三索四索六索七索八索三筒四筒五筒六筒六筒  リーチ

富田がテンパイした次巡に音羽がテンパイし、リーチ。さらにその次の巡目には高橋からもおっかけリーチが入りました。
ここに富田が二索をツモってきて放銃。3,900点を高橋悟志が出アガリました。
このアガリで勢いに乗った高橋悟志は、次局、親番南1局1本場で2,600は2,700オール。
さらに2本場では2,800オールをツモリ、大きく加点しました。

3回戦 東3局
南家 富田

四索五索七索八索九索白白白発発中中中  ドラ七索

ハイテイ1巡前に四索をツモってきた富田は、五索切りの高目大三元のテンパイをしました。ここにハイテイでツモってきたのが発
面前で大三元をハイテイツモでアガリ、8,000・16,000のアガリになりました。

トータルでみてみると、高橋悟志が安定した成績で+36.6Pとし、2節で100Pを超えるトップになりました。また、大三元をアガった富田も+59.5とし、また、1卓で国士無双をアガッた川上も+50.7としました。
残り3節でだれが上位陣に食い込んでいけるのか、はたまたさらに差を広げられて昇級の席をとられてしまうのか。自分も昇級を目標に残り3節全力で頑張っていきたいと思います。

 

C2リーグ後期2節 吉田拓也

1卓 (中安・伊原・吉田・山本・楠木)
この5名でスタート。
前節では大きなマイナスを背負ってしまった吉田。
1回戦もラスからの立ち上がりとなってしまうが2回戦の東1局

東家
一索一索二索四索四索五索六索九索九索九索白白白  ツモ三索  ドラ三索

この6,000オールをきっかけにアガリを連発する。
最終的に7万点オーバーの大トップを叩き出し一気の巻き返しをはかります。
卓内ではプロ活動歴が最も長い中安は終始安定した打ち回し。
4回戦では

東家 山本

一万一万三万三万四万四万四筒四筒五筒五筒七筒七筒発  ドラ五筒

この9,600に打ち込み大きなマイナスをしてしまうも、トータルでは+19.6とプラスでまとめあげることに成功しました。

2卓では前節+62.9のスタートを決めた宮澤が好調を維持。
今回も大幅プラスで終了して昇級をグッと引き寄せました。

残りは3節。マイナスの選手もまだまだ昇級のチャンスは残されており今後も目が離せません。