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関西プロリーグ レポート

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第17期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第1節レポート

2018/04/17
執筆:A:辻本翔哉
B:山室太二
C1:稲垣諒彦
C2:山本裕之


Aリーグ第1節:辻本翔哉

第17期プロリーグが始まりました。今期は辻本がレポートを担当します。よろしくお願いします。
今期はAリーグ9節で半荘40回をこなすので前半の4節は5半荘戦います。

1卓:藤川 宮田 横山 米川

前年度の決勝進出者の藤川、横山とベテラン米川。そしてAリーグ2期目の宮田で始まりました。
宮田がどこまで食い下がれるかと思っていましたが、蓋を開ければ宮田が卓内トップ。
子供が生まれて守るものができたのがいい方向に向いているのか。若手の有望株に期待したい。

2卓:佐々木 吉本 稲岡 坂本

この卓はベテランの佐々木、2年連続太閤位決勝戦に残っている坂本、前期は惜しくも決勝に進出できなかった稲岡。 そこに今年Bリーグからトップ通過の吉本が台風の目になるのか。
結果は稲岡が1人でマイナスを背負い込むことになった。前期も後半から盛り返してきた稲岡。次節からの巻き返しに期待したい。

3卓:仁科 辻本 高谷 勝間

3卓は私辻本が参加した卓。内容を中心にレポートします。

1回戦目南2局。親番で辻本。24,900点。一度もアガれずに親番を迎えました。
ここは踏ん張りどころ。配牌から東がトイツ、北が暗刻、ドラの三筒も1枚あり鳴いても3,900が狙える。しかし苦しいときに限り東がなかなか出ない。その後11巡目テンパイ。

二万二万三万五索六索七索二筒三筒東東北北北  ツモ一筒  ドラ三筒

二万三万どちらを捨てるか迷いました。一万は河に1枚四万は2枚。二万東は1枚もでていない。3,900点で構わないと考えていた手が東を鳴けず面前でテンパイできた。
まだ今節は始まったばかり。ここは両面でうけてアガっても他の3人に怖さを植え付けることができない。東ツモの時の後悔が大きいので三万を切り二万東のシャンポンでリーチをした。
結果は次巡に東をツモ。4000オールをゲット。今節、トップは一度も取れなかったがプラスで終われた。

考え直すと1回戦目のこのアガリがなかったらズルズル後悔をしつつ終了していたような気がした。
毎節分岐点のような場面が出てくる。自分で感じる流れが変わる瞬間をこれからも意識していきたい。

結局卓内トップは勝間。2回戦目に勝間が親番でリーチ、

二万二万四万五万六万四索四索四索五索五索六索六索六索  リーチ  ドラ四索

五索をツモ、8,000オールをアガって、5回戦中3回トップを取りました。
仁科はテンパイ気配やリーチは頻繁にあったが、なかなかアガリきることが出来ず苦しいそうでした。
そしてもう1人の昇級高谷。こちらも勝負にいった手が後手にまわり苦しい節になったようです。
リーグ戦はまだ始まったばかり。連覇の花岡に挑戦する者は誰でしょうか。私も決勝戦に残れるよう精進していきたいと思います。

 

Bリーグ第1節:山室太二

此度Bリーグ対戦レポートを担当させていただくこととなった山室太二です、拙い文章かもしれませんが、今年1年間宜しくお願い致します。
第1節目は私の対戦相手上村(政)、城、山神の3名から。

上村(政)はバランスのとれた強力なプレイヤー、城はかわし手を入れてくる印象、山神は情報不足ですがフーロに圧力のあるプレイヤーと記憶しています。
対戦の方ですが、今日1日通して大きな得点変動のない、中段の得点圏からなかなか抜け出せない我慢比べのような展開が多く、供託が溜まれば速攻が飛び交うといった、全員がオーラス条件へ集約していくかのような試合運びでした。

全4局中3局終了した時点で、先行アドバンテージを多く得た上村政が頭一つ抜け出たものの、極めて平たいポイント差となりました。

4回戦、南2局1本場。ドラ南、再び得点状況の平たい局面、トップ目親の山室からリーチが入ります。
それに対し、九筒をポンした微差でラス目の城が、現物の三筒をチーし、無筋の六索二索と攻めドラの南を活かしたお手本のようなまくり手でアガリ切りました。
南3局時点でほぼ全員原点付近でしたが、独走の機会を逸した私はここからラスへ。堪えの足りなさを痛感する半荘となりました。

結果は、城▲12.4P・山室▲27.5P・山神+13.7P・上村政+26.2Pと比較的平たいポイントとなりましたが、課題の多い1節目となりましたが今後とも重ねて宜しく申し上げます。

 

C1リーグ前期第1節:稲垣諒彦

春の陽気がかすかに感じられるこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今期も関西プロリーグが始まりました。
今期のC1リーグは16名で全5節戦います。
昇級枠はわずかに2名。そのわずか2名の枠を目指して16名が持てる力を全て発揮して戦います。

第1節の組み合わせは、
1卓:吉田圭吾・音羽・土田・稲垣
2卓:川上・宮澤・長野・吉田哲史
3卓:辰巳・中野・行野・木下
4卓:後藤・根越・冨田・原田

1卓の見所は、先期本来の実力が出せず惜しくも降級してしまった吉田圭に対し、最近目覚ましい活躍ぶりの土田・音羽の両女流プロがどのようにぶつかるか、注目でしたが終わってみれば、途中乱高下はあったものの非常に平たい結果となりました。

2卓の見所は、毎年C1上位を走る川上に対して、女流の長野・休場明けの吉田哲・先期昇級した宮澤の3名がどう戦うか注目です。結果は川上が大きく浮き、吉田哲も浮きました。やや大きく沈んでしまった長野と宮澤の次節に期待です。

3卓の見所は、実力があり毎年C1の上位につけている中野・木下に対し、辰巳・行野の2名がどうぶつかるか、が注目されました。結果は中野が大きく浮く展開に。木下が少しの浮き、辰巳が少しの沈み、行野が大きく沈み、という結果でした。次節の3名に期待です。

4卓の見所は、実績・実力ともに十分の原田に対し、毎年C1の昇級争いに食い込む後藤・冨田の両名と先期見事に激戦のC2リーグを勝ち上がってきた勢いに乗る根越の3名がぶつかります。結果は、根越が卓内トップ、後藤・原田が浮き、冨田が大きな一人沈みとなりました。

次節はそれぞれに鍛錬を積み、全員が昇級に向かって良い勝負を見せてくれると思います。

 

C2リーグ前期第1節:山本裕之

今期のC2リーグのレポートを任されました、山本裕之と申します。何とぞよろしくお願い致します。
第17期関西プロリーグ。関西本部には新たに管東、北村、平柴、政岡、松尾の5名がやってきました。
プロリーグが初めての対局とあって、さぞ緊張したことでしょう。
今回は新人政岡の対局について注目してみました。

1回戦、東2局
東家の政岡は8巡目でリーチ。

二万三万六万七万八万六索六索二筒三筒四筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ六索

高めツモで6,000オールのチャンス。
結果、12巡目に北家の伊原から高めの四万を出アガリ、12,000を加点しました。

さらに東4局

六筒七筒八筒東東白白  ポン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  ポン中中中  ドラ八筒

この局も白をツモリ、2,000・4,000を加点。政岡の勢いが止まりません。
しかし周りも負けてはいられません。

南2局、東家の南田。配牌の時点でソーズのホンイツが狙える模様です。
早くも4巡目でテンパイ。

一索一索七索八索九索発発  ポン南南南  ポン三索 上向き三索 上向き三索 上向き  ドラ発

発なら跳満も見える大チャンスですが。西家の伊原から一索を出アガリ、12,000を加点しました。
しかし政岡の勢いは続きます。
南1局2本場で2,000、4,000を加点すれば。
南3局、東家政岡は下記でテンパイするも残念ながら流局。

五万七万四索五索六索三筒三筒三筒七筒七筒  チー六筒 左向き四筒 上向き五筒 上向き  ドラ三筒

仮にアガレたら、もはや独壇場となっていたことでしょう。
結果、1回戦は政岡の勝利。初めてのプロリーグで大きな結果を残しました。