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関西プロリーグ レポート

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第18期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第8節レポート

2019/12/18
執筆:A:辻本翔哉
B:丸山直
C:管東優太


Aリーグ第8節:辻本翔哉

関西Aリーグは早くも第8節をむかえました
第8節の組合せは以下のとおりとなります

1卓(辻本・高谷・米川・坂本)
4者全員が今節の結果で決定進出か降級争いになるかが決まる戦い
南4局0本場親番辻本 ドラ九索
 
オーラス得点状況
辻本(東家) 30,100
坂本(南家) 31,500
高谷(西家) 32,500
米川(北家) 25,900
 
早い巡目で坂本から先制リーチが入る。河にはドラ九索はまだ見えていない。
辻本としてもここでなにもしないでおくと沈みは避けられない状況の為、戦っていきたいところではあるが得点的に放銃した場合、最悪ラス落ちまで考えていかなければならない。
高谷も現在トップ目で坂本とは僅差、トップ死守の為にはここはなんとかして、さばいていきたいところではあるがあまり無理はできない状況。
米川にとっても坂本からリーチ棒がでたことにより原点復帰の条件が軽くなり、ぎりぎりまで頑張っていきたいところではあるが、放銃をしてしまうと1人沈みとなってしまう。
坂本のリーチを考えたときに、坂本の得点状況とトップとの差が1,000点であることを考えると、役なしでのリーチで両面以上が濃厚ではあるが、打点が読めず他家も押し引きの判断に迷うところではある。

坂本のリーチを受けて、まずは辻本が南を仕掛け当然のごとく応戦体制
これは坂本にしても想定内のはずで、高谷もその後一索四索待ちのピンフテンパイが入るが無筋の六筒を押す必要がある。

六万六万七万七万七万八万八万八万九万二索三索五筒六筒  ツモ五筒

坂本からドラの九索が打ち出されたこともあり高谷は打六筒での勝負にでる。
しかしこれが坂本に1,300点の放銃となり1回戦終了となる。

2回戦(起家から辻本、高谷、米川、坂本)
東1局高谷が幸先よく2,000・4,000のツモアガリ。

着実に得点を重ねていき流れに乗るかと思われたが、高谷の連荘で迎えた1本場、坂本が先制リーチをすると終盤に高め三色の3,000・6,000をツモリあげ、トップ目高谷を親かぶりをさせ、坂本が一気にトップ目に浮上すると、そのままトップを維持しこの回坂本がトップを終える

3回戦(起家から辻本・坂本・米川・高谷)
南2局の親番坂本で序盤にドラ中を暗刻にした二筒五筒待ちのヤミテンをいれると、これに高谷が五筒を切り、12,000手痛い放銃となってしまう。

南3局親番米川 ドラ一筒
辻本から先制リーチが入る
その後、坂本が国士無双の1シャンテンまでこぎつけるが、辻本の現物である五筒をツモ切ると、これが米川の大物手三色含みの12,000点に放銃となる。

(米川)
三万四万五万三索三索四索四索五索五索六索六索三筒四筒

これで米川がトップ目に立ち、この回そのまま逃げ切りトップ、高谷は1人沈みのラスとなってしまう。

4回戦。
ここまで我慢の麻雀を続けていた辻本が、この回主導権を握る展開となり辻本が順調に得点を積み重ねていく。
南場に入り高谷が追い上げるが、オーラスに辻本が7,700点の手を米川から出アガリ今節を卓内トップで終えた。

2卓(横山・吉本・藤川・稲岡)
稲岡、藤川、横山の3者は決定戦進出に向けて今節勝負掛けといったところであろうか、吉本については現状降級圏内に位置している為、まずは降級圏内を脱出したいところで、今節は是が非でもプラスしたいところである。

1回戦は吉本が幸先のいいトップを取り、稲岡は痛恨の1人沈みのラスとなってしまう。
しかし続く2回戦に稲岡が大爆発し90,000点近くの1人浮きの大トップを取り流れに乗ると、4回戦もトップを取り今節+57.1Pを叩き出し一気に今期通算成績も2位に浮上した。
横山は1回戦かとうじてプラスするものの、2回戦以降3連続ラスを引いてしまい今節▲65.0Pのマイナスをしてしまい、降級の危機に立たされる形となった。

3卓(勝間・宮田・佐々木・城)
リーグ戦通算成績1位から3位までが直対となるまさに『天王山対決』の卓である。
城は今節プラスであればほぼ決定戦進出を決定づける位置。
宮田と佐々木については今節もプラスをして決定戦進出に向けて更なる前進をしていきたいところである。
今期ここまで不調に苦しんでいる勝間は、なんとか残留への望みをつなげる為にも、今節絶対にマイナスだけは避けなければならない。

1回戦、2回戦と佐々木がトップを取り決定戦進出に向けて大きく前進。
続く3回戦はラスとなるが、4回戦再び立て直し1人浮きのトップを取り卓内トップで終える。

城も1回戦こそラスとなってしまうが、2回戦以降立て直し、終わってみれば卓内2位のプラスで終え、決定戦進出向けてほぼ当確の位置まできました。

勝間は、今節も調子が戻らず4回戦全てをマイナスとしてしまい、いよいよ降級への赤信号が点ってしまった。
ダントツ首位の城と今節大きくプラスした稲岡と佐々木が、太閤位決定戦に向けて一歩抜け出す形となった。
高谷と横山がマイナスし、辻本と吉本がプラスしたことにより残留争いも熾烈化している。

次節(第9節)の結果で最終節の卓組が決定する為、残留争い組も最終節までには8位に入っておきたい。
まだまだ決定戦進出争いや残留争い共に目が離せない状況で、次節も熱い闘いが繰り広げられます。

 

 

Bリーグ第8節:丸山直

上位混戦の中、誰が抜け出すのか第8節。
1卓(杉田・筒井・川上・仁科)
杉田が3勝で+84.7Pと大暴れ。最下位から順位を1つ上げ残留へ望みを繋いだ。

2卓(山中・上村・中川・音羽)
こちらも、対局前より首位の座を狙っていた中川が3勝し+57.0P。宣言通りトータル首位に。

3卓(長尾・福原・貫上・丸山)
そして、この卓も3連勝した貫上が+67.8P。

三万三万三索四索五索六索七索八索四筒五筒六筒七筒八筒  リーチ  ツモ六筒  ドラ三万

五索五索五索六索  ポン八索 上向き八索 上向き八索 上向き  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ツモ六索

この2回の親の跳満などコンスタントにアガリ昇級を狙える位置まで順位を上げた。

4卓(大橋・辻井・稲垣・山室)
対局した3人が疲れたと語った4回戦。辻井がなんと10万点を超えるトップ。1半荘だけで+90.0Pの荒稼ぎ。節ごとの浮き沈みがとても激しいプレイヤーだが、この爆発力はとても羨ましく思う。
中川が1人抜け出し、他の上位陣が軒並みマイナスとなったため、誰が昇級枠を勝ち取るのか最後までわからない展開となった。また、残留争いも熾烈。ボーダー付近で団子状態となっておりこちらも目が離せない。
次回第9節は3位〜5位の直対があり、自身も頑張りたいと思います。

 

 

C1リーグ後期3節:管東優太

現在トップの掛樋は114.0Pで独走。
2位以下の選手がそれを追いかける形になっています。今節で差を詰めることができるのか、更に差を広げられるのか注目したいと思います。
今回の組み合わせは以下のとおりです。

1卓 山神・根越・松尾・桑田
2卓 木下・吉田圭・掛樋・原田
3卓 吉田哲・樫林・北村・管東・井上

1卓4回戦 (松尾・山神・桑田・根越)
東1局 親、松尾
この局は桑田に手がはいりました。

四万四万五万六万七万三索四索六索七索八索二筒三筒四筒  ドラ四筒

この形で4巡目にリーチをかけると10巡目に二索をツモリ、2,000・4,000のアガリとなり、好スタートを切りました。

東3局 親、桑田
親の桑田が4巡目に東をポン、10巡目にテンパイ。

二索三索三索四索五索二筒三筒三筒三筒四筒  ポン東東東  ドラ二筒

13巡目に松尾から打たれた一索をロン。
5,800のアガリとなりました。

南1局 ドラ三索 親、松尾
4回戦ではここまで我慢の麻雀が続いていた松尾。この親番でなんとか巻き返し、加点したいところだが、桑田が8巡目にリーチかけ、13巡目に山神から打たれた六万をロン。5,200のアガリとなった。

南2局 ドラ西 親、山神
この局は最終盤までもつれ、山神が16巡目リーチすると、次巡でツモ。リーチツモピンフドラ2で4,000オールのアガリ。

南2局1本場 親、山神
ここを勝負どころと見た松尾がしかける。
3フーロし、15巡目に2,000・4,000のツモ。

南3局 ドラ五索 親、桑田
山神が早くも6巡目にリーチをかけ、14巡目に5,200点を出アガリ。

南4局 親、根越
根越がツモ、チャンタの2,000オールのアガリを決め、力強くトップを引き寄せた。

桑田+28.4P
山神+0.4P
松尾▲15.5P
根越▲16.3P

桑田はこの日安定した麻雀でトップ。
山神は2回戦のマイナスが影響したが、なんとかプラスで終えた。
松尾は2回トップをとるも、2ラスでマイナス。
この波のある流れを次節以降で修正したい。
根越は終始手が入らず苦しんだが、最後にはしっかりトップを取り、マイナスを最小限に食い止めた。
2卓の結果は以下のとおりです。
木下▲30.3P
吉田圭+48.1P
掛樋▲13.2P
原田▲5.6P

3卓の結果は以下のとおりです。
吉田哲▲17.8P
管東+25.3P
北村+80.5P
樫林▲46.5P
井上▲41.5P

以上がC1リーグの成績です。

思い通りにならないのが麻雀。
いい時は波に乗り、悪い時は失点を抑えなければならない。それをサポートするのは経験値と引き出しの種類。人の対局を見て思うことは自分にも当てはまること。それを生かしそれぞれの麻雀を確立し、臨機応変に対応する力を養っていかなければ勝てない。リーグの中で切磋琢磨しそれぞれが成長し、麻雀の質を高めていきたい。

 

 

C2リーグ後期3節

C2リーグレポートに代わって、新人等の紹介をしています。
以下の項目書いてもらいました。

①氏名  ②年齢  ③期
④好きな役  ⑤好きな雀士
⑥プロになろうと思ったきっかけ
⑦麻雀に思うこと、リーグに参加して感じたこと、これからどうなれば良いかなど自由に書いて下さい。

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100

 

➀山本裕之(やまもと ひろゆき)
②29才
③33期
④純チャン三色
⑤特にないです…。
⑥麻雀格闘倶楽部の参戦プロ雀士としてデビューしたいと思ったから。
⑦麻雀は誰もが分け隔てなく楽しめる競技ですので、少しでもその魅力をみなさんに伝えていけるよう努力します。