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関西プロリーグ レポート

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第18期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第9節レポート

2020/01/16
執筆:A:高谷圭一
B:丸山直
C:管東優太


Aリーグ第9節:高谷圭一


関西リーグも残すところ残り2節となり、肌寒く冬の到来を感じ始めた中、第9節を迎えた。
最終戦は、9節までの成績をもとに卓の組合せが決まっていく為、今節の成績は特に重要となってくる。

(最終戦の組合せ)
1卓 1位、3位、5位、7位
2卓 2位、4位、6位、8位
3卓 9位、10位、11位、12位

そういった意味でも、後半になるにつれてピリピリとした張り詰めた空気になっていくのも、このリーグ戦ならでもある。
この緊張感がたまらなくプロを続けているものは少なくないはず。
誰もが手に届く範囲にある決定戦進出や、せっかく手にしたトップリーグからの陥落はしたくない。必死さの中から生まれるドラマも沢山あるのもこのプロリーグ。
太閤位決定戦進出枠は3枠で、降級は2枠。上位のものは当然この決定進出の3席を、この1席がのどから手がでるくらいほしい。下位のものはAリーグ陥落(降級)となる地獄の席である2席には絶対に座りたくない。
ひとつの目安としては、決定戦進出への望みや残留セーフティー圏内に入る為には、トータル成績8位までには入っておきたい。
今節もこの上下5席の席をめぐっての熱い戦いがはじまった。

1卓(辻本・米川・吉本・城)
城が首位独走状態で、今節プラスをすればほぼ当確となる。
対して吉本は、現状降級の位置に座らされている状況で、この席から離れるためには、まず辻本のポイントを抜く必要がある。
両者のポイント差は僅か12.9P差である為、両者とも降級圏脱出の為にも相当気合が入っていたと思われる。
気になる対局結果は、辻本が3回戦以外で全てトップをとり、卓内トップで今節大きくプラスし、残留に向けて一歩抜け出す。
城は1回戦ラス、2回戦も連続マイナスとなるが、3回戦以降立て直しを図り、終わってみれば、プラスで終え太閤位決定戦進出をほぼ確実のものとした。
吉本は、今節マイナスとなりトータルで▲100Pを超え、いよいよ降級での赤信号が点滅。次節、下位直接対決(9位~12位)で残留の望みを託す形となった。

2卓(高谷・横山・宮田・佐々木)
佐々木が現状3位で決定戦進出の有力候補。4位宮田との差が60P程の開きがあるが、最終節に向けて、できるだけポイントを加算して更に優位に立っていきたいところである。
宮田にしても、決定戦進出に望みをつなぐ為にも、今節は絶対に勝たなければならない。
横山と高谷は現状残留争いをしていて、今節の結果次第では降級危機に立たされる為、両者とも今節は、絶対にマイナスできない状況。
1回戦、横山はラスを引くが、続く2回戦以降終始攻めの姿勢を崩さず、他を圧倒し今節卓内トップで追え、降級危機の大ピンチを振り払った。
佐々木も終始安定した打ち回しでプラスとなり、最終節の決定戦進出に向けて一歩前進した。
高谷は今節プラスであったものの、着順を1つ落とし9位となり次節下位との直接対決となる。
宮田は序盤から積極的に仕掛け、リーチを多用し他者を翻弄したが、今節は展開に恵まれず大きくマイナスしてしまい10位に後退。高谷同様、次節下位との残留をかけた直接対決に挑むこととなった。

3卓(勝間・坂本・藤川・稲岡)
現状2位の稲岡は、今節プラスすれば決定戦進出に向けて大きく前進できる為、相当気合が入っているであろう。
坂本、藤川もここで大きくプラスできれば、まだまだ決定戦進出が狙える位置ではあるが、あまり無理をしすぎ大きくマイナスとなった場合、一気に降級危機に立たされる位置でもある為、両者がどう打ってくるのかはすごく楽しみではある。
勝間は降級の絶対絶命の危機で、最終節に残留の望みを託す為には4連勝をするぐらいのポイントが必要で、かなり厳しい状況での対局となった

1回戦勝間が50,000点近くのトップを取るが、2回戦以降失速し、3回戦、4回戦と箱下寸前の1人沈みのラスを引き万事休す、残留は絶望的となってしまった。
藤川は1回戦、2回戦と連続ラスを引いてしまい降級危機への暗雲が立ち込めたが続く3回戦、4回戦と連続トップを取り挽回。降級危機の赤信号点滅を免れた。
ここで大きく躍進したのが、後半一気に順位をあげてきている坂本である。
1回戦からトップこそないものの、大きめのオール2着プラスで卓内トップとなり一気にトータル4位まで浮上。決定戦進出での有力候補へ名乗りをあげた。
稲岡も1回戦はマイナスとなるが、2回戦以降立てなおし、連続プラスで今節もプラス終え決定戦進出に向けて一歩前進した。
太閤位決定戦進出3席の内、首位の城はほぼ当確状態で残りの2席をめぐって、稲岡、佐々木、坂本の3名が争う形となった。
対して残留争いも5位以下がマイナスで最後まで目が離せない状況となった。
いよいよ残すは最終節のみ、決定戦進出、残留争い共に最後の戦いをお楽しみに。

 

 

Bリーグ第9節:丸山直

最終節に向けて、少しでも良い位置に付けておきたいと皆が思うところの今節。
1位と2位の首位争いと3〜6位の同卓があり、季節は冬に入ったが寒さに負けないくらいの熱い闘いが繰り広げられた。

1卓(貫上・辻井・丸山・筒井・音羽)
1回戦オーラス
終盤に親の辻井からリーチが入る。27,400持ちの丸山も仕掛けこの形。

四万五万六万六万八万四筒四筒  ポン八筒 上向き八筒 上向き八筒 上向き  チー七索 左向き五索 上向き六索 上向き  ドラ六万

しかし、アガったのは白をポンしていた音羽。怯まず立ち向かい辻井から1,000をアガリトップを守った。

五索六索六索七索八索六筒六筒六筒七筒七筒  ポン白白白  ロン四索

2回戦オーラスにも27,600持ちからピンフのリーチをツモって、浮きを確保。今節は放銃が多かったものの、それ以上に稼ぐ。
極め付けは4回戦、連続で親に放銃から入ったものの、すぐにメンチンピンフイーペーコーの倍満で取り返す。
抜け番で観戦していた際も、9巡目に高め倍満の手を作るなど攻撃面の出来がよく、卓内トップで暫定3位へと順位を上げた。

2卓(稲垣・川上・山室・山中・福原)
この卓は7〜10位+α。
1回戦で+49.7Pの1人浮きの山中が、ほぼそのままのプラスで卓内トップとなった。

3卓(大橋・上村・中川・長尾・杉田)
さて、注目の中川、上村の首位対決だったが、ここは痛み分け。両者ともにマイナス。
前節に続き大幅プラスの杉田、降級候補に変わりはないが好調を維持できれば残留もありそうだ。

 

 

C1リーグ後期4節:管東優太

 
C1リーグは後期第4節を迎えました。今回の組み合わせは以下のとおりです。
1卓 井上・松尾・吉田哲・掛樋
2卓 北村・桑田・吉田圭・樫林
3卓 木下・根越・管東・原田・山神
1卓
この日、井上が絶好調で4回戦全てでプラスして、+77.1Pを稼ぎ一気に昇級圏内に入ると、吉田哲も前節までのマイナスを大きく減らし、降級ラインを抜け出した。
一方で、松尾は大きなマイナスとなり降級圏内へ。前節までトップを走っていた掛樋もマイナスとなり首位争いから大きく後退した。

2卓
根越が+64.5Pと前節までのマイナスを一気に返し、卓内でトップ。このところ好調が続いている山神も+57.1Pと大きくポイントを伸ばした。
管東は、終始苦しい麻雀が続き▲7.9Pとなったが、昇級にわずかな望みをつないだ。その一方で、木下と原田は大きくマイナスとなり厳しい状況となる。
1回戦では根越が小四喜をテンパイするも、管東に1,300点の放銃となった。この局でしんどい展開になることも覚悟した根越だったが、うまく打ち回しポイントを伸ばした。
管東も2回戦では四暗刻をテンパイしリーチをかけるも、流局。モチベーションを保てずポイントを伸ばすことができなかった。

3卓
3回戦(起家から吉田圭・樫林・桑田・北村)
東4局 親北村
持ち点
北村36,000吉田16,000樫林28,000桑田36,000
6巡目北村の手牌

六万七万九万九万五筒五筒七筒七筒発発発中中  ドラ発

7巡目に五万をツモ、打五筒
8巡目に樫林からリーチ。
13巡目、吉田から打たれた九万をポン。

五万六万七万七筒七筒発発発中中  ポン九万 上向き九万 上向き九万 上向き

この牌姿でテンパイを入れると、15巡目に七筒をツモって4,000オールのアガリとなった。
これが決め手となり、この半荘トップで終えた。
北村はこの日、相手に圧力をかけるため、悪配牌からでもホンイツ仕掛けを多用。これが功を奏し、卓内トップをもぎ取った。
トータル順位でも2位に浮上し、最終節へ臨む。
次節は最終節。2つしかない昇級の椅子をかけて戦う。どんな展開が待っているのか今から楽しみです。

 

 

C2リーグ後期4節

 
C2リーグレポートに代わって、新人等の紹介をしています。
以下の項目書いてもらいました。
①氏名  ②年齢  ③期
④好きな役  ⑤好きな雀士
⑥プロになろうと思ったきっかけ
⑦麻雀に思うこと、リーグに参加して感じたこと、これからどうなれば良いかなど自由に書いて下さい。
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100

 

①行野拓幸
②27歳
③33期生
④リーチ ピンフ
⑤二階堂瑠美プロ
⑥知り合いに元プロの方がいて、その方と話していて自分もプロを目指してみようと思ったため。
⑦同期や後輩に負けないようにリーグ戦で上を目指して頑張っていきたいです。