北関東プロリーグ レポート

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第2期 宇都宮リーグ 準決勝&決勝レポート

2013/04/23
執筆:鈴木翔梧


第2期北関東宇都宮リーグ準決勝・決勝レポート:鈴木翔梧

2013年3月。第2期宇都宮リーグの決勝・準決勝が行われた。
参加者は見事予選を勝ち抜いた以下の8人。

予選1位通過アマチュア 庄子峻太さん
「よそ行きの麻雀を打たないように心掛けます。」

予選2位通過 清水香織プロ
「ブレずに全力で最後まで行ききります。」(カッコいい)

予選3位通過 弓削雅人プロ
「頑張ります。」

予選4位通過アマチュア 西尾猛さん
「楽しみながら調整セットに付き合っていただいた方のためにも頑張ります。」

予選5位通過アマチュア 桧山拓さん
「結果は気にせず楽しく打ちます。」

予選6位通過 吉田幸男プロ
「プロとしての意地を見せたい。」

予選7位通過 須長正和プロ
「今日のためにがんばってきたので、2半荘では帰れないです。」

予選8位通過アマチュア 桝井 律男さん
「いま一度の強運を願うのは罪でしょうか!」

以上の8名で準決勝2半荘が行われた各卓上位2名が決勝に進みます。

準決勝1回戦目

A卓
吉田 幸男プロ
庄子 峻太さん
弓削 雅人さん
桝井 律男さん

この4名で行われた1半荘目は、吉田幸男プロが早くも大爆発1人浮きできっちり終了。

A卓成績
吉田プロ +35.3
庄子さん ▲18.3
弓削プロ ▲10.7
桝井さん ▲6.3

B卓
清水香織プロ
西尾猛さん
須長正和プロ
桧山拓さん

以上の4名で行われ、なんとプロ2人が共にマイナスと言う予想外の展開に。

B卓成績
清水プロ ▲29.8P
西尾さん +25.6P
須長プロ ▲18.1P
桧山さん +21.3P
供託 +1.0P

準決勝2回戦目

A卓
ほぼ当確の吉田プロをのぞき2位~4位までの3人の熾烈な2位争いのA卓
現状4位の庄子さんも2位の桝井さんとは1万2千点差という接戦でしたが、見事吉田プロと桝井さんが逃げ切りA卓の準決勝は終了しました。

A卓トータル成績

1位吉田プロ +42.6P
2位桝井さん +16.7P
3位庄子さん ▲27.4P
4位弓削プロ ▲31.9P

準決勝後のコメント

決勝進出の桝井さん
「雀歴40年の強運をお願いします。」

3位 庄子さん
「七対子がアガれなかったのが残念でしたが、悔いなく打てました。来期は決勝に!」

4位 弓削プロ
「ノー和了でした。」

B卓
プロ2人が巻き返せるか注目のB卓。
プロの意地を見せつけ1半荘目プラスだった桧山さん西尾さんを沈めるもあと1歩届かずアマチュア2名が決勝進出となりました。

B卓トータル成績

1位西尾さん +20.5P
2位桧山さん +4.4P
3位須長プロ ▲2.9P
4位清水プロ ▲23.0P
供託 +1.0P

準決勝後のコメント

決勝進出西尾さん
「楽しんでいつもの自分の麻雀を打ちたいです。」

決勝進出桧山さん
「調子が最悪なので邪魔しないように頑張ります。」

決勝戦進出者

吉田幸男プロ
桝井律男さん
西尾猛さん
桧山拓さん

この4名で決勝戦は行われます。
決勝戦は4半荘のトータルポイントのトップが優勝です。

 

 

決勝戦1回戦目。

東1局、親・桧山さん。

三万三万四万六索六索一筒一筒三筒三筒三筒五筒六筒七筒  ツモ一筒  ドラ北

三万切りリーチ。
親の桧山さんはツモり三暗刻に取らずの先制リーチ。
このリーチを西家の吉田プロがきっちり捌いた400・700で決勝戦は幕を開けました。

西家・吉田プロ。

六万六万七索八索九索九筒九筒九筒白白  ポン東東東  ツモ六万

しかしこれ以降、吉田プロ全く手が入らず。
東3局、西家・桧山さん。

六万七万八万九万九万三索四索四索五索五索六索発発  リーチ  ドラ九万

親番・吉田プロ。

一万一万一万三万三万七万七万一索二索三索三筒三筒三筒

親番でリーチを受け、なんとかテンパイ連荘するも、次局、桧山さんのヤミテンに放銃し5,200は5,500。
東3局1本場、親・吉田プロ、西家・桧山さん。

七万七万三索四索五索六索八索六筒六筒七筒七筒八筒八筒  ドラ八索

南場の親番でもすぐ2軒リーチを受けることになり、北家の桝井さんに1,300・2,600をツモられまさかの1人沈みで1戦目は終了しました。

成績
吉田プロ ▲22.1P
桧山さん +13.0P
桝井さん +3.1P
西尾さん +6.0P

2回戦目
東1局、親・桧山さん。
2回戦目も調子が悪い吉田プロ。

四万五万六万四筒五筒六筒二索三索四索八索八索白白  ドラ六索

この手で先制リーチを打つも、親の桧山さんにあっさり追い付かれ5,800放銃でスタート。
東2局でも、

五万六万三索三索三索四索四索六索七索八索発発発  ドラ四万

この形でリーチを打つも流局。

南場は軽い手での流し合いになりオーラス、親・西尾さん。
桝井さんからリーチの声が掛かり、親の西尾さん宣言牌のドラをポン攻めるしかない西尾さんの攻撃を掻い潜り、見事桝井さんがツモアガリ。

六万六万六索七索八索二筒三筒四筒五筒六筒六筒七筒七筒  八筒ツモ  ドラ八万

1,300・2,600できっちりトップを捲り終了。

2回戦目結果

桧山さん +14.0P
桝井さん +18.1P
吉田プロ ▲21.9P
西尾さん ▲10.2P

成績トータル

桧山さん +27.0P
桝井さん +21.2P
吉田プロ ▲44.0P
西尾さん ▲4.2P

3回戦目。
東1局は、親の桧山さんが2,000オールをツモアガリ。

五万五万七万九万四索五索六索二筒二筒三筒三筒四筒四筒  ドラ九万

ヤミテンでツモ八万
続く東1局1本場で事件が起きました、北家の吉田プロはこの形式テンパイ。

八万八万一筒一筒一筒三筒四筒四筒五筒六筒  ポン南南南  ドラ八万

そして、ハイテイで親の桧山さん二筒で放銃!!というのも、桧山さん前巡二筒を切り、その巡は全員ツモ切り。
普通だったら通る二筒も吉田プロは通さない。ハイテイドラ2の5,200は5,500のアガリ。

ここから吉田プロの大爆発が始まる。
東2局、親・桝井さん。

一万二万三万五万六万七万九索九索九索七筒八筒八筒中中  ドラ五万

西家の吉田プロリーチ。これに西尾さんが飛び込み吉田プロ2,600アガリ。
さらに東3局、親・西尾さん。親の西尾さんが先制リーチ。
その時、南家の吉田プロの手牌。

一万一万一万四万五万六万一索一索一索一筒二筒北北  ドラ二筒

ドラの二筒と心中だったこの手をツモ切り追っかけリーチ。
普通の人だとこの手で親のリーチに勝負は怖くて出来ない。
しかしそこは吉田プロ、私クラスとはくぐり抜けてきた修羅場の数が違う。
そして一発で三筒ツモ。さすがと言わざるを得ない。吉田プロ1,300・2,600アガリ。

続く東4局は、親の吉田プロ桝井さんから1,500アガリ。まだ終わらない。
東4局1本場、親・吉田プロ。

三万四万五万六万七万八万一筒二筒三筒五筒六筒北北  ドラ白

吉田プロは、白切りリーチで七筒をツモ1,300は1,400オールのアガリ。
東4局2本場で、やっと吉田プロ以外からの発声、桧山さんの先制リーチが入る、しかし吉田プロそのリーチに対して押しまくる。

東4局2本場、

四万五万五万六万七万五索六索四筒四筒六筒七筒八筒九筒  ツモ九万  ドラ九索

そして吉田プロは、上記の手で少し間をおくも九万ツモ切り、だがこの九万が桧山さんのアガリ牌。

七万八万三索三索七索八索九索一筒一筒一筒七筒八筒九筒

桧山さんが吉田プロから8,000は8,600アガリとなった。
この桧山さんのアガリが出るまで、6局連続吉田プロのアガリという大爆発、しかしまだ終わらない

続く南1局、親・桧山さん。北家の吉田プロ。

六万六万七万八万九万二索三索四索五索五索五索六筒七筒  リーチ  ドラ六万

南家の桝井さんから追っかけリーチが入るも、吉田プロ八筒をツモり2000・3900アガリ。
南2局も吉田プロが1,000で流し、南3局は桝井さんが1,000・2,000をツモアガリ。

オーラスを迎えた。

点棒状況
吉田プロ  48,300
桧山さん  31,500
桝井さん  25,300
西尾さん  14,900

開局早々桝井さん五万六万七万をチー。
それから数巡後、北家の西尾さんにテンパイが入る。

オーラス親・吉田プロ。

一万二万三万一索二索三索四索五索六索三筒三筒四筒六筒  ドラ二筒

しかし、西尾さん上記の手にツモ八索で打六筒のテンパイ外し、三色か一気通貫のどちらかを見据えた打牌を打つ。その時親の吉田プロ、

四万四万六万六万二索三索二筒五筒六筒八筒中中中

四万をポンし打八筒、そして北家の西尾さん見事七索を引き入れ四筒切りリーチ。

一万二万三万一索二索三索四索五索六索七索八索三筒三筒  リーチ

吉田プロ、宣言牌の四筒をチーするも安牌の六万トイツ落としでテンパイ取らず

六万六万二索三索二筒中中中  チー四筒五筒六筒  ポン四万四万四万  打六万

さらに一筒ツモで打六万

二索三索一筒二筒中中中 チー四筒五筒六筒  ポン四万四万四万

桝井さん白をポンし2フーロ目。
そして、吉田プロは西尾さんが切った三筒をチー。

二索三索中中中  チー一筒二筒三筒  チー四筒五筒六筒  ポン四万四万四万

西尾さんのアガリ牌三索単騎の2,900テンパイ
数巡後、西尾さんが見事九索をツモり2,000・4,000アガリ。

一万二万三万一索二索三索四索五索六索七索八索三筒三筒 ツモ九索

対局終了後全員にこの時の手牌を聞くと

西尾さん
一万二万三万一索二索三索四索五索六索七索八索三筒三筒

吉田プロ
三索中中中  チー一筒二筒三筒  チー四筒五筒六筒  ポン四万四万四万

桝井さん
一万一万七万八万九万西西  チー五万六万七万  ポン白白白

桧山さん
八万八万三索七索七索八索八索二筒二筒南南西西

なんと3人が三索待ちのテンパイだった。誰かが三索を切ったらどうなっていただろうか。

3回戦目結果
桧山さん ▲1.5P
桝井さん ▲9.7P
吉田プロ +26.3P
西尾さん ▲15.1P

トータル成績
桧山さん +25.5P
桝井さん +11.5P
吉田プロ ▲17.7P
西尾さん ▲19.3P

4回戦最終戦

4回戦目は、東1局からトータルトップの桧山さんに手が入りました。

二索三索四索六索六索二筒三筒四筒東東  チー二万三万四万  ドラ東

安目3,900高目8,000のテンパイ
そして親の桝井さんにもテンパイが入る。

五万五万六万六万七万八万九万五索五索六索七索八索東
ツモ七万

桝井さんテンパイを取り、打東で桧山さんに8,000放銃。
東2局、吉田プロの親番は桧山さんと西尾さんの2人テンパイで流局。
東3局1本場、親西尾さん

親の西尾さん先制リーチ。

三万三万五万六万七万七索七索七索一筒二筒三筒五筒七筒  ドラ六筒

そこに桝井さんの追っかけリーチ

三万四万五万六万七万八万二索三索三索四索五索六筒六筒

数巡後、桝井さんが六筒をつかみ西尾さん3,900は4,200アガリ。
続く東3局2本場は桝井さんの1人テンパイで流局。

二万三万四万四万五万六万八万八万二索四索二筒三筒四筒  リーチ ドラ南

南1局で桧山さん3,000・6,000をツモアガリ優勝は目前に。
南1局親桝井さん。

五万六万六万七万七万八万五索六索三筒三筒五筒六筒七筒  ツモ七索  ドラ六筒

しかし吉田プロが食らい付く南2局で4,000オールをアガリ続く南2局1本場、

四万五万六万七索八索九索七筒八筒九筒九筒白白白  リーチ  ツモ六筒  ドラ六筒

この3,900は4,000オール。
しかし南2局2本場は、西尾さんが300・500は500・700アガリ。
続く南3局、親の西尾さん押さえつけリーチを打つも、吉田プロに追い付かれリーチを打たれる。

南3局、親・西尾さん。
西尾さんの手牌。

四万五万六万二筒三筒四筒七筒八筒九筒二索四索六索六索  ドラ一万

吉田プロの手牌。

一万二万三万六万七万八万五索五索三筒四筒五筒六筒七筒

数巡後、吉田プロが二筒をツモり1,300・2,600アガリ。

そしてオーラス

点棒状況
親 桧山さん   40,700
南家 桝井さん  5,600
西家 吉田プロ  50,900
北家 西尾さん  22,800

2着目の吉田プロが優勝するには、倍満直撃、3倍満ツモ条件というほぼ優勝は決まった状態になり、南家の桝井さんが桧山さんより2,000点をアガリ第2期宇都宮リーグ決勝戦は幕を降ろしました。

4回戦目成績

桧山さん +12.7P
桝井さん ▲30.4P
吉田プロ +28.9P
西尾さん ▲11.2P

トータル成績
優勝 桧山さん +38.2P
準優勝 吉田プロ +11.2P
3位 桝井さん ▲18.9P
4位 西尾さん ▲30.5P
優勝された桧山さんのコメント
「皆様にご迷惑をおかけしながらの優勝でした。第3回は、この経験を活かし、より良い麻雀を打てるようガンバります。」

終始冷静に場況を判断し押し引きされた桧山さんの優勝で第2期宇都宮リーグは終了しました。