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静岡プロリーグ レポート

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第24回静岡リーグ(プロアマ混合)第4,5節レポート

2015/02/18
執筆:土屋幸弘


〈第4節レポート〉

静岡の冬は、雪が降ることもほとんど無く過ごしやすいイメージであるが、静岡リーグの開催地である浜松市においては、遠州のからっ風と呼ばれる北西風が強く吹きつけ非常に寒く感じられる。
第4節が開催された12月21日も、からっ風が強く吹きつけ寒さの厳しい1日となった。

静岡リーグは全5節を戦い上位5名が決勝戦へ進出できるシステムとなっている。
そのため、第4・5節は攻撃的な麻雀へスタイルを変え、通常より踏み込みを深くして攻め込んでくる選手が多くなってくる。

今節ポイントを大きく伸ばしたのは、竹内さんが+79.4Pとなり決勝戦進出を狙える位置に浮上してきた。
そして越川プロが+74.1Pを叩き出し首位となった。

私も今節は四暗刻をアガるなど+71Pとなり、決勝戦進出を狙える位置に着くことができた。
前節、暫定首位になったことから平常心を失い、バランスを大きく崩し▲85Pという数値を残した。
決勝戦へ進出するためには、次の最終節はポイントを加算するしか無いのだが、一か八かの運任せでは無く地に足を着けて、自分の麻雀をしっかりと打ち切りたいと考えている。
その結果決勝戦進出を逃したとしても、第25回静岡リーグの開幕戦に繋がる麻雀を打つことが、自分のスタイルだと考えているからだ。

泣いても笑っても、残るはあと1節のみ。
どの選手も悔いの残らないように、しっかりと戦い抜いて欲しい。

今回は上位陣のポイントが伸び悩んでいるだけに、ボーダーは低めになることが予想される。
どんな戦いになるか、今から楽しみである。

 

〈最終節レポート〉

静岡リーグはいよいよ最終節。
今節、決勝進出者が決定する。

決勝へ進出できるのは上位5名となり、1位+40P・2位+30P・3位+20P・4位+10Pの順位ポイントが与えられる。
最終節は上位16名による組み合わせで3回戦まで行ったあと、最終戦は順位によるたすき掛けでの組み合わせとなる。

試合開始までの時間、選手たちの口数が普段より少なくなる。
そして、試合が始まると最終節独特の張り詰めた雰囲気が会場を包み込む。
やはり最終節は決勝進出を目指し、普段より踏み込みを深くして攻め込む選手が増えることから、ポイントの移動が激しくなる。

その中で、見事に決勝進出を決めたのはこの5名。
1位通過:竹内仁さん(一般参加)
ここ数年の静岡リーグで圧倒的な強さを見せている。
9回の参加で7回の決勝進出は圧巻。
今節+117Pを叩き、首位の座を手中に収めた。

2位通過:越川清一プロ(中部本部)
第10期静岡プロリーグを征した越川プロ。
史上初の併冠を目指し、決勝の舞台へ舞い戻って来た。
今節は▲36Pとなり、首位通過の座を竹内さんに明け渡してしまったが、今期の越川プロの安定感を持ってすれば、順位点の10Pはそれほど問題無いだろう。

3位通過:中澤諒さん(一般参加)
豊橋技術科学大学麻雀部から初の決勝進出となる。
今節は安定した麻雀でポイントを加点し決勝の切符を手に入れた。
決勝戦では、緊張を乗り越えて普段通りの麻雀を打ち切ってもらいたい。
勢いに乗ることが出来れば、初決勝の舞台で初優勝も期待できる。

4位通過:太田昌樹プロ(静岡支部)
第1節に+89Pを叩き、最終節まで安定した強さを見せ決勝進出のボーダーをきっちりと越えてきた。
4位通過は通過ポイントが首位と30P差となるが、太田にとってはそれほど気になる点差ではないだろう。
決勝戦での彼のゲームメイクが今から楽しみである。

5位通過:岡本和也プロ(静岡支部)
近年の岡本プロの成績は、第27期新人王・第10期静岡プロリーグ3位と目覚しい物がある。
この勢いをそのままに初の決勝戦に名乗りを上げてきた。
岡本のスタイルを考慮すると、首位と40P差も十分にひっくり返すことも可能だろう。
今回の決勝戦のキーマンになりそうな存在である。

以上が決勝進出を決めた5名となる。

首位通過を決めた竹内さんを中心に進んで行く展開になることが予想されるが、プロ3名のゲームメイクや中澤さんの勢いのある麻雀も楽しみである。