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静岡プロリーグ レポート

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第26回静岡リーグ(プロアマ混合)第1,2,3,4節レポート

2015/12/07
執筆:中寿文


第26回静岡リーグ第1節レポート:中寿文

土屋 幸弘

日本プロ麻雀連盟静岡支部所属。第30期生。
前回の静岡リーグで決勝進出(3位)。その直後に行われた新人王戦でも96名の中から堂々の決勝進出(4位)。静岡プロリーグでも決勝ボーダー。

私、中が個人的に注目している選手だ。上記を見てもらえば分かっていただけると思うが、この一年の活躍は目を見張るものがある。ただし決勝では悔しい思いをしているに違いない。今回の静岡リーグこそ、との思いは誰にも勝るであろう。

さて早速結果に目を移すと、注目選手土屋プロは+71.7Pで2位発進。いきなりのロケットスタートを決めた。土屋の持ち味は何と言っても和了を捕まえる能力の高さだろうか。ポイントを叩くときには一気に稼いでしまう印象がある。

そしてその上をいったのが親の役満を和了した、鳳凰戦B2リーグ所属の実力者太田昌樹プロ。太田は100Pを超えてしまった。これは参加者にとって、数少ない決勝進出枠が一つ減ってしまったようなものであろう。ポイントを持った太田の安定感は、この静岡リーグではずば抜けている。戦術の幅の広さはさすがの一言に尽きる。

正直、この二人が大きく崩れるとは考えにくい。決勝への道のりは高く険しいものになったと感じた1節目であった。

もちろん麻雀、何が起こるかわからない。必死に食らいついていくだけだ。

 

第26回静岡リーグ第2節レポート:中寿文

すっかり過ごしやすい季節が到来し、気持ちも体調も穏やかにこの日を迎えることができた人が多いであろう。得てしてそのような日は充実した麻雀を打てるというものである。

前節は実力者太田プロが100Pオーバーで頭一つ抜けた形で迎えた第2節。またもや100Pオーバーをたたき出した者が現れた。静岡支部の大黒柱、鈴木郁孝プロだ。鈴木郁孝は高い実力を持ちながら静岡リーグの優勝には縁がない。この状況は千載一隅のチャンスとなった。第3節以降も気合の入った打牌を見せてくれるに違いない。

これで上位2名は完全に頭一つ、二つ抜け出た形になった。2節目にして当確ランプが点灯した。

上位2名を尻目にその下はまさに団子状態。まだまだ全員にチャンスがあるといっても過言ではない。第3節で大きくポイントを伸ばした者がシンデレラボーイとなるであろう。

 

第26回静岡リーグ第3節レポート:中寿文

今節の静岡リーグは冒頭から結論を書いてしまうと調子の良い者がきっちりとスコアを伸ばしてきた。

元来、リーグ戦というものはポイントを持っている者が有利とよく言われる。ポイントがあると気持ちに余裕があるという点でもそうだし、何より選択の幅が広がる。

ポイントが無いから打たざるを得なかったリーチなどは大概アガれないものだ。当然といえば当然であろう。局面にそぐわなくても打たなければいけなかったリーチなどなかなかアガれないのだ。

今節はその傾向が顕著にでたと思われる。上位陣は揃ってポイントを伸ばした。特に鈴木(郁)、太田の両プロは頭一つ、いや二つくらい抜けた。もともと静岡リーグでは実力者の二人。上記のことも考えれば崩れることはないであろう。

面白いのが3位〜15位くらいまでであろうか。この中には優勝経験、もしくは決勝経験の無い者がほとんどだ。さらにポイント状況も混戦模様ときている。ここからはプレッシャーとの戦いにもなる。心の弱くなった者から淘汰されるサバイバルになるであろう。

 
第26回静岡リーグ第4節レポート:中寿文

2015年の競技麻雀打ち納めの方も多いのではないかという12月の静岡リーグ。各自反省点などを考えながら迎えたのではないだろうか?私はといえば、前期の静岡リーグで優勝させていただいた以外は鳴かず飛ばずの成績。内容を考えても迷走しているのが自分でもわかるという体たらく。年明けの来節にはぜひ一矢報いたいところである。

さて、今回の静岡リーグはというと4節終わって上位5名が全てプロという状態。1位の鈴木郁プロ、2位の太田プロに関しては前節の観戦記でも書いた通りまず当確。そして現在最も勢いのある土屋プロも3位に浮上してきた。今年の土屋の戦績はそれにしてもすばらしいと思う。同じ静岡の新人として負けられない思いにさせてくれる。

そして、4位は中部の山本拓プロ、5位は渡辺プロだ。この二人は決勝進出経験も少なく、今回は絶好のチャンスになる。上位3名が当確に近いため、この二人にとっては厳しい戦いになりそうだが、ぜひ決勝の舞台を射止めてもらいたいものだ。