静岡プロリーグ レポート

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第12期静岡プロリーグ 第1、2節レポート

2016/06/08
執筆:京平遥


第1節レポート

第12期 静岡プロリーグ開幕戦のレポート前に。
熊本地震被災者の皆様へ
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災者の皆様のご無事を願い、心よりお見舞いを申し上げます。
また被災地におきましては一日も早い復旧がなされることを心より願っております。

 

~第11期 静岡プロリーグ決勝~


前期の決勝戦。
地方プロリーグ決勝をニコ生で放送するという初めての試みでの対局となった。
最終戦、途切れてしまった集中力。
感情的に麻雀を打ってしまった、己の未熟さ。
細かいミスも数えきれないくらいした。
それからの日々は自責の念でいっぱいになった。
応援してくれた、先輩や後輩、視聴者の皆さん、もちろん自分のためにも後悔しないよう、精一杯打つよう心がけて臨んだはずだったのに・・・

最終戦には、そんな大切なことを忘れて、目の前の事に感情的になってしまった。

勝負事は、勝つ人がいる以上、負ける人も必ずいる。
しかし、負けても胸を張れるよう、麻雀に真摯に向き合うことが必要不可欠なのだと、改めて実感した。
この反省を活かし、今期はもっと良い内容、精神で静岡プロリーグに取り組みたいと思う。

 

~静岡プロリーグとは~
全9節でトータル上位4名の決勝システムとなっている。
第7節まで卓割りが決まっており、第8節は上位12名の回り順、それ以下は順位順。
第9節は上位8名の回り順、それ以下は順位順である。

 

〜第12期静岡リーグ開幕戦〜
第1節は、マスターズ予選とバッティングしていた為、3卓開催で行われた。

1卓 望月雅継×山本拓哉×平野敬悟×足立純哉

手数の多い、山本、足立と、受ける平野。そこに精度の高い望月という観戦したら面白そうな卓。
制したのは、足立。
足立+23.9 山本▲5.3 平野▲7.7 望月▲10.9

2卓 太田昌樹×杉村泰治×越川清一×平岡理恵

第10期プロリーグ優勝の越川の1人浮きとなった。
試合巧者の太田、杉村をもってしても抑えられなかった越川の破壊力は今後も楽しみである。
越川+32.6 杉村▲4.3 太田▲15.7 平岡▲17.2

3卓 土屋幸弘×京平遥×都築友和×徳永翔

徳永がメンタンピンドラ1を3回上がる好調状態。
徳永+41.1 京平+9.6 土屋▲12.6 都築▲38.1

開幕戦は、毎年プラスの徳永が今後どうポイントを伸ばせるかで決勝の期待も高まる。
第10期優勝、決勝戦常連の越川もスタートダッシュを切った。
今期、東京本部新人の足立もまずまずの立ち上がり。
第2節に注目したい。

 

第2節レポート

5月1日。
路肩に満開のツツジを横目に試合会場へと向かう朝。

私は寝るのが苦手なため、いつも朝はしんどく憂鬱なのだが、この日は、色とりどりに咲き誇るツツジのおかげで少し目がさえた。

1卓 望月雅継×鈴木郁孝×岡本和也×渡辺洋巳
全員が面前派、其の上打ち筋を良く知っている者同士の対戦。
望月の圧倒的な判断能力、精度の高さを知っている故、どう戦うのか難しい。
しかし3者も打点力では静岡支部トップクラスの打ち手である。
なんとか食らいついてほしいところだが・・・
結果は望月の完封勝利。
望月+74.3 渡辺▲20.2 岡本▲22.9 鈴木郁▲31.2

2卓 鈴木秀幸×京平遥×平野敬悟×足立純哉
1回戦、足立は手数の多さで大きなトップを取り、完全にペースを掴んだかと思われたが、それを黙って見過ごさないのが鈴木秀。
2回戦からは、打点の読めない仕掛けで足立、平野を翻弄するが、私はあまり気にせず手を組み正面から立ち向かうことを意識した。
結果として私は、跳満を5回アガリきるというツキっぷりで首位に躍り出た。
京平+83.9 足立+7.9 鈴木秀+1.2 平野▲92.5

3卓 太田昌樹×鷲見隼人×越川清一×鈴木雅人
試合巧者の太田、バランスの鷲見、高打点の鈴木雅、疾風怒濤の越川。
4者それぞれ打ち筋の違う、バラエティーに富んだ卓だ。この日、私が観戦するならばこの卓だろう。
越川の疾風怒濤の攻めが裏目に出たか。鈴木雅の打点力に打ちのめされてしまった。
太田も着実にポイントを伸ばし、鷲見は苦戦を強いられる結果に。
鈴木雅+78.7 太田+27.2 鷲見▲31.5 越川▲74.4

4卓 土屋幸弘×杉村泰治×長内真実×徳永翔
前回優勝者の土屋、決勝経験者の杉村、長内に対して首位スタートの徳永。
真っ直ぐ突き進んでくる土屋を受ける杉村、立ち向かう長内。
徳永の持ち味である大胆な攻めが発揮されれば、面白くなりそうだが・・・
結果は土屋の一人舞台となった。
土屋+74.4 杉村▲12.4 長内▲27.9 徳永▲34.1

5卓 中寿文×山本拓哉×島崎涼×平岡理恵×都築友和
今期から5人打ちの実施が始まった。他の参加者よりも早く来て試合をするのは、とても大変な事だと私は思う。
特に、この卓のプロは皆、浜松以外から来ている。精神的にも肉体的にも他者より疲労するのではないだろうか。

結果は平岡が1人割を食らう形になった。
中+17.4(▲20) 島崎+9.6 山本+7.9 都築▲4.0 平岡▲50.9

最後に個人的な感想。
今節はたまたまポイントを伸ばすことが出来たが、もっと違うアプローチの仕方で局の内容、精度も高まるのではないだろうかと感じた。
自身の思い描く麻雀を打ち切るという事も大切なのだが、場面に合っているかどうかの判断力が今後の課題なのだと思う。