静岡プロリーグ レポート

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第13期静岡プロリーグ 最終節レポート

2018/02/06
執筆:足立 純哉


厳冬の候、麻雀ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか。

日本プロ麻雀連盟 静岡支部 32期生の足立純哉です。

第13期静岡プロリーグも最終節を迎えた。
第8節までの上位陣のポイント状況は以下の通りである。

第1位 平岡 +242.0P
第2位 鈴木(秀) +109.7P
第3位 大橋 +103.5P
第4位 佐藤 +98.3P
第5位 中 +94.4P
第6位 島崎 +92.0P
第7位 平野 +90.2P
第8位 鷲見 +63.2P
第9位 土屋 +42.7P
第10位 山本 +39.9P
第11位 望月 +27.2P
第10位 京平 +21.4P

決勝進出ボーダーは第4位の佐藤で+98.3Pとなるが、まさに団子状態。
1半荘どころか、1局で順位が変わる目まぐるしい展開が想定される。

決勝にコマを進める4名は一体誰となるのか。

寒さが一段と厳しさを増した12月半ば、第13期静岡プロリーグ最終節が開催された。

最終節の組合せは以下の通りである。
1卓 平岡×佐藤×中×鷲見
2卓 鈴木(秀)×大橋×島崎×平野
3卓 土屋×山本×望月×京平
4卓 越川×都築×岡本×川崎×渡辺
別日対局 足立×太田×原×杉村×鈴木(郁)

静岡プロリーグ規定により、最終節は上位8名の回り順及び9位以降は順位対局となる。
現状ポイントから、平岡はほぼ決勝進出濃厚と思われ、残りの3人を争うことになる。
通例であれば上位卓から2名ずつが選ばれ易いが、今期はポイントがあまりにも均衡している為、上位各卓から3名若しくは3卓からも十分に決勝進出が狙えるポジションである。

1卓 平岡×佐藤×中×鷲見
(第8節終了時成績 平岡+242.0P 佐藤+98.3P 中+94.4P 鷲見+63.2P)

2卓から2名が決勝進出になることを考慮すると、ポイントが抜けている平岡を除くと、佐藤・中・鷲見の3人の中で卓内トップを取れば、決勝が見えることとなる。また、上位陣の中でポイントが30P程少ない鷲見がどこまで食い込めるかが焦点となる。

1回戦では、注目の鷲見が平岡から16,000点の出アガリを含む、54,700点持ちのトップで終え、他選手と並びに持ち込むことに成功した。この日の鷲見は好調で、得意のメンゼン高打点が決まり、4回戦中3トップの+90Pを叩き、2卓・3卓にて相当な荒れ展開とならない以外は自力での決勝進出を決めたと言えるだろう。

平岡▲14.0P 佐藤▲34.4P 中▲41.6P 鷲見+90.0P

2卓 鈴木(秀)×大橋×島崎×平野
(第8節終了時成績 鈴木(秀)+109.7P 大橋+103.5P 島崎+92.0P 平野+90.2P)

1卓から3名決勝に進む可能性もある為、卓内トップは決勝進出濃厚だが、まずは卓内2着までを目指すのか、それぞれの作戦が出る難しい対局。
1・2回戦は平野の2連勝、3回戦は島崎の60,000点トップでポイントを伸ばす。鈴木(秀)は、3回戦までで+3.7Pと渋い麻雀を見せる。

上位卓3回戦終了時に各選手のポイント状況を確認。

第2位 鷲見 +130.1P
第3位 土屋 +123.8P
第4位 島崎 +123.5P
第5位 平野 +115.1P
第6位 鈴木(秀)+113.4P

3卓にて土屋が大幅プラスを叩いた為、2卓から決勝進出者が卓内トップ者のみの可能性が現実味を帯びてきた。

4回戦 南4局 2本場(供託1) ドラ6
(点数状況 平野 41,700、島崎 24,100、鈴木(秀) 30,400)

平野は現状通過濃厚だが、鈴木(秀)に2,000・3,900以上をツモられると卓内トップから落ち、他卓の結果待ちとなる。島崎は、点数状況から平野を捲るのは難しい為、現実的に5,200以上を目指し、原点を超えることが目標となる。鈴木(秀)は、他家のツモアガリが発生した時点で原点割れ確定となってしまう為、アガリは必須。2,000・3,900以上のアガリで卓内トップになることがベストの結果となる。

8巡目 鈴木(秀)手牌 

三索五索六索六索四筒五筒六筒  チー五万 上向き六万 上向き七万 上向き  ポン二万 上向き二万 上向き二万 上向き

3,900のチーテンを入れる。さらにはドラ引きから3面張と卓内トップが狙える牌姿。

11巡目平野手牌
六索八索三筒四筒五筒七筒七筒  チー二筒 上向き三筒 上向き四筒 上向き  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き

アガれば、他卓の結果によらず決勝進出がほぼ確定。ツモアガリ、若しくは鈴木(秀)からの出アガリの場合、卓内2位は島崎となる。

結果は、平野が4の放銃となり、鈴木(秀)が卓内2位を死守した。

鈴木(秀)+13.6P 大橋▲75.3P 島崎+21.6P 平野+40.1P

3卓 土屋×山本×望月×京平
(第8節終了時成績 土屋+42.7P 山本+39.9P 望月+27.2P 京平+21.4P)

大きくポイントを叩くことが出来れば、決勝進出も可能性がある卓。
名乗りを挙げたのは、土屋。
いきなりの3連勝且つ素点も大きく伸ばすことに成功し、3回戦終了時までで+81.1Pと、第3位まで順位を上げた。昨年に続き、決勝進出かと思われたが、4回戦に望月へ痛恨の12,000点放銃。
惜しくも決勝進出を逃してしまった。結果論の側面もあるが、土屋は4回戦に順位点込みで▲6.7Pまで許容できただけに悔しさを滲ませていた。

土屋+67.9P 山本▲41.5P 望月▲51.8P 京平+24.4P

4卓 越川×都築×岡本×川崎×渡辺
(第8節終了時成績 越川▲117.3P 都築▲132.9P 岡本▲142.3P 川崎▲153.1P 渡辺▲250.0P)

現実的には決勝進出は難しい卓となり、岡本と越川の浮きで対局終了。
来期からは、中部リーグにてAリーグへ昇級が決まっている都築と、鳳凰戦リーグにてD1リーグへ昇級が見えている岡本に注目していきたい。

越川+30.7P 都築▲8.1P 岡本+47.5P 川崎▲18.8P 渡辺▲51.3P

別日対局 足立×太田×原×杉村×鈴木(郁)
(第8節終了時成績 足立▲17.6P 太田▲58.1P 原▲69.8P 杉村▲86.2P 鈴木(郁)▲92.2P)

太田が+90Pオーバーを叩き出すも、決勝進出ボーダーには届かず、第13期静岡プロリーグ決勝進出者が正式に決定した。

足立▲30.5P 太田+92.7P 原+6.1P 杉村+29.3P 鈴木(郁)▲97.6P

1年間の長いリーグ戦も最終節を終え、決勝進出者は以下となった。

1位通過 平岡 理恵
2位通過 鷲見 隼人
3位通過 平野 敬悟
4位通過 鈴木 秀幸

決勝戦は連盟チャンネルにて配信されました。
実況:日吉辰哉・解説:望月雅継という静岡色いっぱい且つ最強布陣でお送りしました。
まだご覧になっていないかたは是非ご視聴ください。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 合計
1 平岡理恵 30.6 177.8 ▲ 43.9 17.9 15.4 32.8 ▲ 55.1 66.5 ▲ 14.0 228.0
2 鷲見隼人 ▲ 6.2 ▲ 0.6 38.3 20.1 ▲ 40.8 61.9 62.5 ▲ 72.0 90.0 153.2
3 平野敬悟 ▲ 33.7 ▲ 18.4 21.9 28.1 93.8 ▲ 22.2 53.0 ▲ 32.3 40.1 130.3
4 鈴木秀幸 45.5 ▲ 20.8 91.4 47.9 ▲ 3.0 ▲ 47.7 41.7 ▲ 45.3 13.6 123.3
5 島﨑涼 5.1 ▲ 29.3 ▲ 4.1 ▲ 63.4 ▲ 12.4 36.9 81.7 77.5 21.6 113.6
6 土屋幸弘 61.9 ▲ 22.1 32.2 ▲ 17.6 ▲ 37.6 ▲ 62.9 69.7 19.1 67.9 110.6
7 佐藤あいり ▲ 5.6 57.8 17.7 34.6 ▲ 14.3 8.4 ▲ 6.0 5.7 ▲ 34.4 63.9
8 中寿文 21.5 24.5 6.8 12.0 34.1 23.9 ▲ 72.5 44.1 ▲ 41.6 52.8
9 京平遥 59.2 ▲ 0.2 ▲ 4.9 47.9 ▲ 11.9 ▲ 34.5 ▲ 15.3 ▲ 18.9 24.4 45.8
10 太田昌樹 57.8 ▲ 26.1 ▲ 72.8 10.6 35.9 ▲ 27.6 8.4 ▲ 44.3 92.7 34.6
11 大橋幸正 35.5 ▲ 21.8 ▲ 12.6 9.2 51.9 5.2 30.9 5.2 ▲ 75.3 28.2
12 山本拓哉 ▲ 65.5 76.5 ▲ 9.0 26.1 0.6 14.2 13.9 ▲ 16.9 ▲ 41.5 ▲ 1.6
13 望月雅継 ▲ 16.5 21.2 1.7 ▲ 36.7 ▲ 11.1 46.1 ▲ 47.3 69.8 ▲ 51.8 ▲ 24.6
14 足立純哉 53.6 ▲ 49.1 ▲ 12.0 ▲ 2.8 ▲ 66.9 1.1 ▲ 8.1 66.6 ▲ 30.5 ▲ 48.1
15 杉村泰治 33.1 ▲ 61.7 ▲ 19.9 ▲ 4.3 ▲ 45.0 15.1 1.8 ▲ 5.3 29.3 ▲ 56.9
16 原佑典 ▲ 15.2 12.8 ▲ 12.0 ▲ 24.7 ▲ 22.9 ▲ 0.5 17.4 ▲ 24.7 6.1 ▲ 63.7
17 越川清一 ▲ 29.5 ▲ 67.5 46.5 5.1 ▲ 12.6 2.2 0.7 ▲ 62.2 30.7 ▲ 86.6
18 岡本和也 0.3 ▲ 68.4 ▲ 49.4 ▲ 68.7 57.5 63.9 ▲ 67.2 ▲ 10.3 47.5 ▲ 94.8
19 都築友和 ▲ 49.6 20.2 7.0 ▲ 44.8 ▲ 6.8 ▲ 47.4 ▲ 51.8 40.3 ▲ 8.1 ▲ 141.0
20 川崎義之 ▲ 70.9 0.8 ▲ 20.3 54.4 ▲ 14.8 ▲ 35.8 ▲ 25.6 ▲ 40.9 ▲ 18.8 ▲ 171.9
21 鈴木郁孝 ▲ 93.4 3.4 64.8 ▲ 78.8 6.9 ▲ 49.6 42.6 11.9 ▲ 97.6 ▲ 189.8
22 渡辺洋巳 ▲ 18.0 ▲ 32.0 ▲ 69.4 ▲ 13.1 ▲ 1.0 ▲ 4.5 ▲ 76.4 ▲ 35.6 ▲ 51.3 ▲ 301.3