静岡プロリーグ レポート

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第15期静岡プロリーグ 第5節レポート

2019/09/26
執筆:青嶋 宏樹


残暑の厳しい候、第15期静岡プロリーグ第5節が行われた。
それでは各卓の結果を見てみよう。

1卓
藤島健二郎 × 相沢かおる × 岩井健太 × 鈴木涼太

第4節終了時
藤島健二郎 ▲34.0P 相沢かおる ▲36.2P 岩井健太 +85.3P 鈴木涼太 ▲46.1P

今期苦戦している藤島・直前の鳳凰位戦ではB2に昇級を決め、勢いに乗っている相沢・安定感が光る岩井・2節連続でマイナスし、迎えた第5節ではなんとかプラスしたい鈴木涼。

藤島 +91.6P 岩井 +5.4P 鈴木 ▲47.4P 相沢 ▲49.6P

藤島が90Pオーバーのプラスで戦線に復帰。
強い藤島が帰ってきた。
ここから先は全員が藤島をマークするのが予想されるだけに浮上できるか注目したい。

岩井は、ただ1人全節プラスである、決勝進出の可能性は高いか。

2卓
鈴木秀幸 × 大橋幸正 × 岡田智和 × 土屋幸弘

第4節終了時
鈴木秀幸 +20.4P大橋幸正 ▲46.7P 岡田智和 ▲70.4P 土屋幸弘 +67.7P

中位陣の鈴木秀は上位陣の土屋のポイントを減らした上で自身もプラスし、決勝進出争いに名乗りをあげたい。
大橋・岡田はポイント状況的にも負けられない戦い。
これ以上のマイナスはこの先の選択肢を減らしてしまうために避けたい。

岡田 +18.6P 鈴木秀 +12.2P 土屋 +9.4P 大橋 ▲41.2P

結果は大橋の1人沈み。
ほか3者ともこの日は安定した戦いでプラスを積み重ね、土屋は4位につけている。

個人的には能力が高い大橋の不調には驚いている。
大橋以上に諦めが悪い選手もあまり知らない。
このままでは終わらないはず。次節以降に期待したい。

3卓
鈴木郁孝 × 鷲見隼人 × 青嶋宏樹 × 斉藤隆

鈴木郁孝 +22.6P鷲見隼人 ▲82.8P 青嶋宏樹 +9.4P 斉藤隆 ▲ 86.2P

長年、静岡支部を支えているベテラン鈴木郁・鷲見、新人の青嶋・斉藤との対決となった。

結果は青嶋と鷲見がプラス。
鈴木郁は苦しい展開だったが、少ないチャンスをものにすることに成功し、最小限のマイナスにとどめた印象。
斉藤はリーチ判断や鳴き判断が全て裏目にでてしまい大きくマイナス。

青嶋 +53.1P 鷲見 +29.2P 鈴木郁 ▲ 14.7P 斉藤 ▲ 68.6P

4卓
中野妙子 × 望月雅継 × 大月れみ × 田中寛治

第4節終了時
中野妙子 ▲11.1P 望月雅継 +63.1P 大月れみ +26.0P 田中寛治 +107.9P

望月はプラスして2年連続の決勝進出を目論む。
田中の快進撃を止めるのは前期覇者の望月か?
前節四暗刻を成就させ、好調の中野か?
それとも同じく新人の大月が意地をみせるか?

田中 +53.4P 中野 ▲2.1P 大月 ▲5.6P 望月 ▲45.7P

結果は田中の1人浮き。
今は望月でも止めることができない勢いがあるというところだろう。
決勝進出争いにも頭ひとつ抜けだした。

5卓
平野敬悟 × 山本拓哉 × 岡本和也 × 杉村泰治

平野敬悟 ▲34.7P 山本拓也 +36.5P 岡本和也 +17.6P 杉村泰治 +36.1P

平野以外中位陣の卓。
平野にとっては上位陣に食い込むきっかけを掴むチャンスとなりえそうだ。

平野 +45.4P 山本 +13.4P 岡本 ▲18.9P 杉村 ▲40.9P

平野なら、現在の位置から十分に決勝進出を狙う力がある。
個人的にも平野のトータルプラス域浮上は脅威である。

6卓
原佑典 × 中 寿文 × 足立純哉 × 渡辺洋巳

第4節終了時
原佑典 +61.5P 中 寿文 58.8P 足立純哉 +5.6P 渡辺洋巳 ▲ 36.2P

上位につけている原・中と下位陣の足立・渡辺。
前者2人は上位につけているが決勝を目指すためにはポイントは物足りない。
ポイントの上積みを狙いたい。
逆に足立・渡辺は上位陣を喰って浮上のきっかけを狙っているだろう。

足立 +21.5P 原 +12.9P 中 +7.7P 渡辺 ▲42.1P

結果は渡辺が勝負所と見てエンジンをかけたが他3者に阻まれる結果に。
原・中はポイントを維持し次節もポイントを上積みしたいところだ。

第5節が終了し、折り返し地点での順位は首位から田中・太田・岩井・土屋と続く。
頭一つ抜けだした田中。ここから先はマークが厳しくなり彼にとっては厳しい戦いが待っているだろう。

比較的前期と比べると現在のボーダーも高くなく、穏やかなポイント推移が続いている。

個人的にはここから先は抜け出す者や、下から牙を研いでいた猛者がポイントを伸ばし、荒れる展開も予想される。

麻雀は普通、ポイントを持っている者が有利である。
なぜなら選択肢が増えるからだ。
ポイントが少ない者は選択肢が狭まるため引き出しの数が少なければポイントを減らすだけだろう。
選択肢が少ない時にこそ麻雀プロの真価が発揮されるはずだ。

次節は第6節。
是非注目していただきたい。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 田中寛治 ▲ 12.1 54.5 18.3 47.2 53.4 161.3
2 太田昌樹 11.5 ▲ 24.7 76.2 45.3 108.3
3 岩井健太 2.3 5.3 21.9 55.8 5.4 90.7
4 土屋幸弘 ▲ 3.8 30.4 41.1 9.4 77.1
5 原佑典 38.6 65.1 ▲ 13.4 ▲ 28.8 12.9 74.4
6 青嶋宏樹 15.7 ▲ 55.3 49.0 53.1 62.5
7 中寿文 43.7 ▲ 13.0 ▲ 5.1 28.1 7.7 61.4
8 山本拓哉 3.9 ▲ 5.6 38.2 13.4 49.9
9 鈴木秀幸 ▲ 12.3 ▲ 31.2 63.9 12.2 32.6
10 藤島健二郎 ▲ 51.1 2.6 ▲ 27.4 14.5 91.6 30.2
11 岡本和也 29.9 ▲ 4.1 29.4 ▲ 8.2 ▲ 18.9 28.1
12 足立純哉 36.7 9.8 ▲ 40.9 21.5 27.1
13 川崎義之 ▲ 7.5 38.4 24.7 ▲ 28.7 26.9
14 大月れみ 4.6 22.1 40.2 ▲ 40.9 ▲ 5.6 20.4
15 藤本哲也 15.1 10.1 ▲ 6.0 19.2
16 望月雅継 41.9 21.2 ▲ 45.7 17.4
17 平野敬悟 ▲ 41.1 6.4 45.4 10.7
18 鈴木郁孝 ▲ 1.8 27.9 30.4 ▲ 33.9 ▲ 14.7 7.9
19 杉村泰治 ▲ 36.1 5.5 ▲ 15.8 82.5 ▲ 40.9 ▲ 4.8
20 中野妙子 ▲ 58.9 32.3 ▲ 32.2 47.7 ▲ 2.1 ▲ 13.2
21 京平遥 ▲ 20.2 ▲ 24.8 20.6 ▲ 24.4
22 蓮沼友樹 ▲ 2.2 1.1 ▲ 41.4 ▲ 42.5
23 岡田智和 ▲ 69.4 ▲ 24.2 ▲ 6.5 29.7 18.6 ▲ 51.8
24 鷲見隼人 28.9 35.7 ▲ 79.3 ▲ 68.1 29.2 ▲ 53.6
25 後藤咲 11.7 ▲ 54.4 ▲ 23.2 ▲ 65.9
26 渡辺洋巳 ▲ 2.0 9.4 ▲ 17.5 ▲ 26.1 ▲ 42.1 ▲ 78.3
27 高木翔太 ▲ 3.2 ▲ 0.4 ▲ 65.0 ▲ 15.5 ▲ 84.1
28 相沢かおる 11.0 39.5 0.2 ▲ 86.9 ▲ 49.6 ▲ 85.8
29 大橋幸正 34.8 ▲ 33.9 ▲ 34.2 ▲ 13.4 ▲ 41.2 ▲ 87.9
30 鈴木涼太 28.7 ▲ 32.3 ▲ 42.5 ▲ 47.4 ▲ 93.5
31 都築友和 ▲ 30.4 ▲ 55.1 ▲ 8.1 ▲ 93.6
32 斉藤隆 ▲ 27.9 ▲ 58.3 2.1 ▲ 68.6 ▲ 152.7