東北プロリーグ レポート

東北プロリーグ レポート/第23期東北プロリーグ後期第2節レポート

第2節組み合わせ(敬称略)
Aリーグ
・青木武×栗林明×石井良樹×東幸一郎
・森麻沙也×大里奈美×神藤極×粕谷勇吉×皆川直毅(5人打ち)
・山下敬介×椎名斗南×遠藤昭太×安ヶ平浩希(別日対局)
Bリーグ
・早川林香×及川慶次×井上美里×佐藤晃大×佐々木啓文×吉田勝弥(6人打ち)
・泉亮多×斎藤智大×新田大輔×野家龍治×千田諒
リーグ戦において第2節は各々思惑はあるが、まだまだ序盤。それほど立ち位置を考えながら打つ場面ではないが、私にとって今回の戦いは一つの山場だろうと確信していた。
前期Aリーグで天翔位の切符を手にしている東プロ、前期Bリーグで大外捲りを炸裂させた石井プロ、三つ巴の難しい状況を勝ち切った栗林プロ。
今日戦う3人はいずれも実力・勢い両方備えた者たちだ。当然彼らもトップの位置にいる私を厳しくマークしてくる、今日の成績が今後の展開を大きく左右するだろう。
1回戦
東1局に私が栗林のヤミテンの9,600に放銃。
さっそく嫌な予感がしたが、東4局に4,000オールをツモり何とか小さな3着でこらえた。
2回戦
終盤アガリを重ねる事が出来た私は42,300点のトップを取った。
ポイントもプラスに転じて今日の結果に手応えを感じ始めた。
ただ、2着、2着とジリジリとポイントを伸ばしている栗林プロが不気味ではあるが…
3回戦
今まで我慢していた栗林プロが59,100点のトップを取った。
前半不調だった石井も持ち前の攻撃力を見せ始め、43,500点の大きな浮きの2着。
手応えを感じ始めてこの展開。やはり好きにはさせてもらえない。
4回戦
今度は石井が大爆発。47,800点の1人浮きのトップを取る。私はオーラス栗林にわずかに捲られラスに転落。
今日の結果は▲17.8Pでトータルのポイントは+57.7P。
他の卓では椎名プロが+51.6Pと大きくポイントを伸ばした。上位陣の差はグッと縮まり、面白くなってきた。(客観的に見て)
今日の戦いが山場になると思っていたのに、次節以降、混戦必至で山場続きである。
だからこそ麻雀は面白いし勝った時の喜びも一際なのだ。(負けた時の悔しさも一際だが)
次は第3節で中盤に差し掛かる。より一層気を引き締めて次節に望みたい。
Aリーグ

順位 名前 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 合計
1 青木 武 75.5 ▲ 17.8 57.7
2 粕谷 勇吉 26.4 20.1 46.5
3 皆川 直毅 32.1 9.5 41.6
4 山下 敬介 25.4 ▲ 7.9 17.5
5 椎名 斗南 ▲ 35.3 51.6 16.3
6 石井 良樹 1.4 8.1 9.5
7 栗林 明 ▲ 38.1 45.0 6.9
8 神藤 極 ▲ 17.0 7.3 ▲ 9.7
9 杜 麻沙也 14.0 ▲ 36.7 ▲ 22.7
10 遠藤 昭太 13.6 ▲ 37.7 ▲ 24.1
11 大里 奈美 ▲ 16.1 ▲ 20.2 ▲ 36.3
12 安ヶ平 浩希 ▲ 54.2 ▲ 6.0 ▲ 60.2
13 東 幸一郎 ▲ 28.7 ▲ 36.3 ▲ 65.0

Bリーグ

順位 名前 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 合計
1 新田 大輔 3.9 75.1 79.0
2 早川 林香 45.7 25.0 70.7
3 佐藤 晃大 25.8 12.0 37.8
4 吉田 勝弥 28.0 1.0 29.0
5 佐々木 啓文 37.6 ▲ 9.7 27.9
6 及川 慶次 23.5 1.4 24.9
7 井上 美里 14.4 ▲ 29.7 ▲ 15.3
8 斎藤 智大 0.5 ▲ 20.1 ▲ 19.6
9 泉 亮太 1.8 ▲ 33.7 ▲ 31.9
10 野家 龍治 ▲ 64.0 11.2 ▲ 52.8
11 千田 諒 ▲ 85.2 ▲ 32.5 ▲ 117.7
12 高橋 清隆 ▲ 53.0 ▲ 120.0 ▲ 173.0