東北プロリーグ レポート

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第28期東北プロリーグ 第1節レポート

2019/05/30
執筆:A:佐藤 晃大
B:大沼 慎


Aリーグレポート:佐藤 晃大

東北にも遅い春が訪れた。
また新たな1ページが始まろうとしている。

今期の注目株はなんと言っても菊田だ。去年、王位戦準優勝、東北天翔位連覇。完全に菊田の年だったと言っても過言ではない。はたして今年はどうなるのか。

今年最初の菊田の卓の面子は、菊田、武藤、藤本、佐藤。
1回戦、佐藤が主導権をまず握る。
それに待ったをかけるように菊田も盛り返してくる。今年も菊田の麻雀がブレることはない。

1回戦は佐藤がなんとか逃げ切りトップをとる。
菊田も微差の2着でこの半荘をプラスで終える。

2回戦、終始、団子状態で局が進み、オーラスを迎えたときには上下で3,000点圏内。
しかし、ここは流局し武藤の1人ノーテン。武藤痛恨のラス落ち。
トップは菊田。ポイントは高くないものの加点していく。

3回戦、ここで菊田が火をふく。
効率よく点数を稼ぎ終わってみれば50,000点オーバーのトップ。
1人浮きとはならなかったが、2位以下を大きく離す。

4回戦、ここでは1回戦トップだった佐藤が息を吹き返す。先行をとり点数を加点するもまたも立ちはだかるのは菊田。1人旅にはさせてくれない。
この半荘、佐藤はトップを獲れたものの、大きく加点とはいかなかったが、この面子でプラスで終われたことは大きい。
卓内トップは菊田。次いで佐藤、武藤、藤本。
武藤、藤本は状態が悪く本来の力は出しきれなかったか。

他の卓では、皆川が57.4P、東が89.9Pと東が頭ひとつ飛び出した。
前年決定戦に残れなかった鬱憤を晴らすような大きいポイントだ。
しかし、まだまだ1節目、誰にもチャンスの目はある。
今年の決定戦は誰が残るのか、今火蓋は切って落とされた。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 東 幸一郎 89.9 89.9
2 皆川 直毅 57.4 57.4
3 菊田 政俊 35.6 35.6
4 粕谷 勇吉 23.1 23.1
5 佐藤 晃大 20.0 20.0
6 波奈 美里 9.4 9.4
7 粕谷 祐太 8.4 8.4
8 山下 敬介 2.9 2.9
9 遠藤 昭太 ▲ 22.5 ▲ 22.5
10 武藤 武 ▲ 27.0 ▲ 27.0
11 藤本 修二 ▲ 29.6 ▲ 29.6
12 瀧田 亮 ▲ 41.7 ▲ 41.7
13 石井 良樹 ▲ 47.2 ▲ 47.2
14 安ヶ平 浩希 ▲ 80.7 ▲ 80.7

 

Bリーグレポート:大沼慎

組み合わせ(敬称略)
吉田勝弥×蓬田一貴×佐々木啓文×小山幸廣
菅原直哉×櫻井勇馬×石倉弘之×大沼慎

第1節のレポートを担当いたします、大沼と申します。こういった書き物をするのは初めてで、分かりづらい表現等があるかもしれませんがご容赦ください。

今期のBリーグは、8人のうち4人は今期から参加した35期生というフレッシュな顔ぶれです。かくいう私も今回初参加の新人で、良い緊張感をもって対局に臨むことができました。

さて、組み合わせを見ていくと、私の卓は4人中3人が35期生という、我々新人にとってはまだやりやすいメンバーが揃っていました。しかし、プロテストを共にしたメンバーが多いことに気を許してしまったのか、得点記録への記入を先輩の菅原プロにさせてしまったことは反省です。やはりこういった場では礼儀が大切です。牌確認・場所決め等改めて手順を反芻して対局に臨みます。

1回戦、東1局2局と石倉のアガリ。調子が良さそうです。
しかし、私もこのままでは終われません。東4局、親の菅原のリーチを受けてこの形。

一万三万七万八万九万一索二索三索一筒二筒三筒九筒九筒

しかも都合の良いことに、二万は菅原プロの現物です。多少強めの牌を切りましたが、6巡目ということであまり警戒されず石倉プロから8,000点のアガリとなりました。

東4局のアガリでトップ目に立ち、そのまま点数を維持してオーラスを迎えますがここで私の悪い癖が出てしまいます。

三万四万八万八万五索六索七索七索七索八索  ポン八筒 上向き八筒 上向き八筒 上向き  ドラ六索

点数は櫻井:25,500 大沼:45,500 石倉:17,900 菅原:31,100。

この状態で菅原プロからリーチを受けます。
直後、ドラの六索を引き入れ私もテンパイを果たします。親のリーチに果てしなく危ない七索ですが、ツモれば1人浮きとなる絶好の局面です。胸を借りるつもりで勝負しましたが、2巡後、菅原が中を暗カンします。先ほどまではドラ2枚抱えているのでそんなに痛手にはならないだろうと考えて勝負していましたが、こうなると話が変わります。最低でも6,800点、他に何か役があるだけで11,600点になります。

次巡五筒を掴み無念の撤退となりました。
しかし非情なもので、その次巡の菅原プロの打牌は五万!結果論とはいえ、自分でアガると決めた局をオリてしまったのは弱気過ぎたのかもしれません。
誰も立ち向かえない状況で三索をツモられ4,000オールのアガリとなってしまいます。

1本場でもまた手は入り、菅原の親リーチを受けて、

一索一索二索二索三索三索四索五索五索六索六索北北

このリーチ。リーチの必要が?とも思いましたが、菅原の捨て牌にソーズがないのでヤミテンにとってもアガリ率向上が低いこと・菅原からの出アガリ決着となった時に四索だと7→8翻、七索だと5→6翻とどちらも打点は向上し、1人浮きとなることが主な理由でした。しかし結果はむなしく3,900は4,200の放銃となりました。

2本場では、またもや菅原の親リーチが入るも、櫻井がリーチで応戦し2,000・3,900のアガリ。きっちり30,000点を超えてくるあたりは流石という感じです。

何とかプラスの2着となりましたが、この1回戦のオーラスがこの日の全てだったと感じています。
この後は良いところなく234着でトータル▲12.5Pという苦いスタートとなりました。
まだ1節目が終わったばかりですので、2節目は切り替えて挑みたいと思います。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 吉田 勝弥 72.1 72.1
2 櫻井 勇馬 32.4 32.4
3 菅原 直哉 31.5 31.5
4 蓬田 一貴 29.4 29.4
5 大沼 慎 ▲ 12.5 ▲ 12.5
6 佐々木 啓文 ▲ 29.4 ▲ 29.4
7 石倉 弘之 ▲ 51.4 ▲ 51.4
8 小山 幸廣 ▲ 71.2 ▲ 71.2