鸞和戦 レポート

第3期鸞和戦ベスト16D卓レポート

4月21日第3期鸞和戦ベスト16D卓の試合が行われた。

30代、40代の日本プロ麻雀連盟所属の選手が参加できるこのタイトル戦も今期で3期目を迎える。
なお、ベスト16は日本プロ麻雀連盟公式ルールで4回戦を戦い、トータルポイント上位2名がベスト8へ進出となる。

D卓対戦メンバーはこちら。

 

 

注目選手はA2リーグ所属、そして今期が鸞和戦ラストチャンスとなる紺野真太郎。
果たしてラストチャンス掴むことはできるのか?

1回戦は親番矢崎からのダブルリーチでスタート。

 

 

4,000オールのツモアガリ。

その後も紺野以外の3者が高打点をアガリ、1回戦はダブルリーチをアガった矢崎がトップ。そして紺野はラススタートとなった。

 

 

2回戦も紺野にとっては苦しい時間が続く。
青嶋からの早いリーチを受けた親番の紺野。
九筒切りを選択すると、ジュンチャンピンフイーペーコー12,000の放銃となった。

 

 

青嶋はこのアガリが大きな決め手となり、2回戦トップで終了。
紺野は勝負手が中々実らず2連続ラスでのスタートなった。

 

 

3回戦は東1局からバチバチのぶつかり合い!

青嶋が東が2枚切れのメンホンテンパイ。

 

 

紺野がタンヤオドラ1テンパイ。
待ちはシャンポンだがここは迷わず即リーチ。

 

 

そして1、2回戦とプラスを積み重ね現状トータルトップ目に立つ矢崎もドラと振り替わってのピンフドラ1リーチ。

 

 

この勝負所を制したのは紺野。リーチ・タンヤオ・ツモ・ドラ2,000-3,900のアガリとなった。

 

 

東2局も紺野が2,000・4,000と加点すると、4人のポイント差が一気に縮まったものの、青嶋が東3局で新谷からメンホン七対子のアガリ、そして南1局の親番では跳満のツモアガリを決めると、他3者を一気に引き離す。

 

 

南2局、絶対連荘したい新谷の親番で、矢崎にタンヤオドラドラのテンパイが入る。

 

 

新谷も七対子のテンパイが入り即リーチの選択。
放銃回避の二万単騎待ちでのリーチとなるが、リーチ後に四万を持ってきてしまい、新谷の放銃となった。

 

 

その後も矢崎は加点に成功し、浮きを確保すると、3回戦は新谷の1人沈みで終了となる。

 

 

4回戦は3回戦までリードをしていた矢崎、青嶋の2人が見事ポイントを守り切る形でベスト8の通過を決めた。

 

 

ベス88進出を決めたのはこちらの選手たち。

 

 

現鳳凰位のHIRO柴田、現役Aリーガーの杉浦勘介、紺野真太郎もベスト16で敗退。
比較的若い世代も多く残ったベスト8。

今期の鸞和は一体誰になるのか目が離せない。

(文:松田彩花)