プロ雀士コラム

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「プロテスト」 勝又 健志

2018/08/29
執筆:勝又 健志


日本プロ麻雀連盟では、9月8日土曜日より第35期後期プロテストが行われる。
私は、昨年から少しずつプロテストに関わらせてもらうようになった。将来を夢見てテストに取り組む受験生を見させてもらうことは、私にとって大きな刺激で、難しい部分もとても多くあるが毎回楽しみで仕方ないものになっている。
今回は、そのプロテストの中で私が思うこと感じることを書かせていただきます。プロテストを受験しようと思っている方に読んでいただけたら幸いです。

日本プロ麻雀連盟のプロテストは
一次テスト「書類審査」
二次テスト「筆記・実技・面接」
三次テスト「筆記・実技」
と行われていく。
これらを絶対評価で採点し基準点をクリアした方が合格となる。

「筆記テスト」
私は20代の頃に塾の講師をしていた経験がある。その経験から私は、筆記テストでは正解不正解だけでなく、どのように解いていたのか過程を見ていた。
しっかり過去問を繰り返し練習し満点に近い成績の受験生もいれば、得意な問題は解けるが苦手な問題はそのままにしている受験生もいた。
テストの問題は、プロとして解けなければ話にならないレベルから、実戦ではほとんど出現しない難易度の高いものまである。
実際には、レアケースの問題が解けなくてもタイトル戦で優勝できるかもしれないし、リーグ戦でも昇級するかもしれない。ただ、このテストのために努力できない人が、プロになってから努力を積み重ねてトップに登りつめるとは私には思えない。
苦手な問題こそ誰よりも練習して自分のストロングポイントに変えてほしいと私は思う。

「実技テスト」
対局時の所作やマナーそして内容が採点される。ポイントがプラスだと合格といったものではなく、内容が評価される。時にはなぜその選択をしたのか問われることもある。
失敗したくない、減点されたくないという思いからか、消極的になってしまう受験生が多いなと私は感じた。私たちが見たいのはこれまで積み重ねてきた努力の成果であり、失敗を恐れた無難な一打やどこかで聞いたことのあるような答えではない。
例え結果が悪い方に出たとしても、私たちはしっかりとその内容を見ている。是非失敗を恐れずにみなさんの力を出し切ってもらえたらなと思う。

ここまで厳しいことを言わせていただいたが、1番大切なのは現状の技術ではなく、みなさんの強くなりたいという気持ちである。熱い気持ちを持っている方は是非日本プロ麻雀連盟を受験していただけたらと思う。

最後にもう一つお話させていただきたい。
日本プロ麻雀連盟では、プロ入り後の勉強会も充実している。熱意を持って受験し合格したが、今後どう勉強していいかわからないという方へのサポート体制も十分に整っている。
希望者は全員参加できる若手勉強会。
若手勉強会をクリアした人の中から選ばれた人が参加できる一歩上のレベルの勉強会。
テストに合格した女流プロが参加できる女流勉強会。
その他にも実況勉強会等、様々な研鑽を積む場がある。

腕に自信がある、麻雀の素晴らしさを広めたい、有名になりたい、どんな理由でも良いと思う。
麻雀に自分の全てをかけられる方の受験を期待している。
そして合格してください。
そして共に強くなりましょう!

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