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プロ雀士コラム

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岡田智和ロン2レーティング2,200達成特別インタビュー

2019/07/05
執筆:大庭三四郎


日本プロ麻雀連盟、公式オンライン麻雀サイト、ロン2。
ロン2のURLはこちら

ロン2には、レーティングという強さを表す数値がある。
※レーティングとは…対象となる物事に対して、ある基準に基づき、等級分けや数値化をおこなったものである。

ロン2では、レーティングは1,400からスタートし、トップを取ると約10上がり、ラスを引くと約10下がる。
高くなるほど、レーティングは上がりづらくなってくる。
現在のプレイヤー全体のレーティングの分布図は以下だ。

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1,300~1,600が多くを占めており、2,000を超えている人は数パーセントしかいない。

本題はここからだが、そのロン2のレーティングが2,200に到達した方はC1リーグにジャンプアップ出来るのだ。
そして、その権利を獲得した第1号の選手が誕生した。

この方、岡田智和プロだ。

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◎レーティング2,200達成までのデータ

開始日:2017年7月24日
達成日:2019年5月21日
プレイ回数:3,433回(東風戦3,105回、東南戦328回)
述べプレイ時間:1316時間

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そんな快挙を迎えた岡田プロにインタビューを行った。

「レーティング2,200達成、おめでとうございます。2,200までの道のり長かったと思いますが、ロン2を始めたきっかけを聞けたらと思います。」

「元々は東風戦のリーチバトルで『バトル鳳凰』を目指していました。称号ランキングを見て、プロで『バトル鳳凰』の称号を持っているのが客野直プロただ一人だったため、二人目の『バトル鳳凰』になりたかったからです。」


※バトル鳳凰とは…『D5バトラー』から『バトル鳳凰位』まで全17階級ある頂点の位。バトル王位→バトル十段→バトル鳳凰と極端に昇級しづらくなっている。


「『バトル王位』になった当時、レーティングは1950くらいでした。そこから『バトル十段』になかなかなれず、一時期レーティングは1700くらいまで下がりました。その後も1700~2000の往復を何度も繰り返し、ようやく『バトル十段』、『バトル鳳凰』になれたのですが、1700~2000の往復だけで2000試合くらい打った気がします。その時期が一番辛かったです。何度も心が折れそうになりました。」

ロン2はレーティング2,000の壁が高い。2,000を超えてもすぐに数百落ちるというのはよく聞く話だ。
岡田プロも同じように長い間苦戦していたようだ。

「岡田プロはインターネット麻雀というものを昔からやっていましたか?」

「元々オンライン麻雀ゲームで麻雀を覚えました。そのゲームの段位ランキングで全国1位になったこともあります。」

どうやら10年以上前からインターネット麻雀というものをプレイしていたようだ。
その時に鍛えられた力がロン2でも生かされているのだろう。

「インターネット麻雀で勝つためのコツなどあったりしますか?」

「リアル麻雀とネット麻雀は、対局中に分かる情報に大きな差があると思います。」

「それは何ですか?」

「鳴きありにしている方がいた場合は他家が切った牌に対してタイムラグが発生しますので、他家の牌姿や打点などを想定できる場合があります。そういった情報を元に押し引きのバランスを取っております。」

「リアル麻雀とインターネット麻雀で打ち方は変えていますか?」

「打ち方自体はあまり変わりませんが、リーチや仕掛けはネット麻雀の方がやや多めです。」

仕掛けが多いということなので、プロ全体のフーロ率のランキングを見てみよう。

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上位は納得の面々だ。
八艘飛びのちぃこと山脇千文美プロの下に岡田智和プロの名前があった。
フーロ率、37.69パーセント。仕掛けが多いというのも頷ける。

「プライベートについて聞きたいのですがお仕事の事など聞いても宜しいでしょうか?」

「元々はポップ作成や商品開発等、デザイン系の仕事をしておりました。畑違いの場所から麻雀業界を見た時、『自分の経験や能力を活かして麻雀業界に新しい風を吹き込みたい』と思うようになり、プロの道を志しました。」

岡田プロが作ったポップなどを拝見させて頂いたことがあるが、非常にスタイリッシュでグルービーだ。

「プロの道を志したとありますが、尊敬するプロなど伺っても宜しいでしょうか?」

「多すぎて名前を挙げたらA4用紙2ページくらい行きます(笑)が、藤島健二郎プロ、望月雅継プロ、伊藤鉄也プロ、客野直プロ、青山大プロ、稲岡ミカプロに対して強い尊敬の念を抱いております!」

「普段お世話になっているプロはどなたですか?」

「望月雅継プロ、藤島健二郎プロには静岡支部でいつもお世話になっております。
青山大プロ、伊藤鉄也プロには中部本部でいつもお世話になっております。伊藤鉄也プロは熱い方で、常に本音で話してくださるところが好きです。青山大プロは天才だと思います。あんなに頭が良い人に出会ったのは初めてで、衝撃でした…。」

「どのようなところがですか?」

話すと妙に子供っぽかったり、急に理屈っぽくなったり…そしていつも私達中部本部の後輩の事を真面目に考えてくださるところが好きです。」

「客野プロは関東の方ですがお話されたことはありますか?」

「客野直プロとはほとんどお話したことがありませんが、当時連盟で唯一のバトル鳳凰位だった客野直プロは、私にとって神のような存在であり、それは今も変わりません!ネコツイート多めなところも好きです!」

客野プロはずっとレーティング2,000を超えているし、私の中でもずっとロン2の神様だ。
先日行われたインターネット麻雀日本選手権では決勝に残ったが、惜しくも敗れた。

「稲岡プロは関西の方ですよね?」

「稲岡ミカプロは、中部本部以外で一番初めに出会ったプロです。十段位戦の会場で真剣に観戦する姿を今でもハッキリと覚えております。上を目指す姿勢、ファンの方との向き合い方、そして人柄。嬉しい時も辛い時も、ありのままの素直な姿であり続ける稲岡ミカプロは、私の憧れの存在です(_ _)」

岡田プロは32期生とまだ連盟に入って3年だが、色んな方との交流を持っている。
マスターズの予選でお会いした時に感じた社交性の高さは確かだったようだ。

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「C1リーグでの活躍、期待しております!頑張って下さい!」

「ありがとうございます!」

ご覧のようにプロの方は皆、本気でロン2をやっております。
是非、ロン2でプロの方に挑戦されてみては如何でしょうか!?

岡田智和ロン2プロフィール

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