プロ雀士コラム

第九回東北震災復興支援麻雀大会レポート 手塚紗掬

こんにちは。日本プロ麻雀連盟28期手塚紗掬です。
6月26日に第九回東北震災復興支援麻雀大会が行われました。

コロナ禍で3年ぶりの開催となり、人数を縮小して、プロ7名、参加者21名の大会となりました。

 

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ゲストは東京本部から、伊藤優孝プロ、黒沢咲プロ、私の3名と、東北本部からは本部長の武藤武プロ、第18期日本オープン優勝の皆川直毅プロ、第25期天翔位の菊田政俊プロ、佐々木俊哉プロが参戦しました。

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武藤武本部長

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皆川直毅プロ

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菊田政俊プロ

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佐々木俊哉プロ

写真係やお手伝いで、波奈美里プロ、星乃あみプロも来てくれていました。

 

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お店の中に入ると、日本プロ麻雀連盟初代会長小島武夫プロや、現会長である森山茂和プロなど、名だたるプロの写真とサイン色紙が飾ってあり、東北の方々にとっても、思い入れのある大会なんだなと眺めてました。

 

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ルールはWRCルール、4回戦で、上位4名を決めて、決勝戦を行うシステムです。
もちろん、決勝戦に残るぞ!と意気込んで始まった1回戦目、35.3Pで中々のすべり出し!かと思いきや、以降、2着、3着、4着としりすぼみに…結果、12.1Pの12位で終わりました。

同卓した方の中には、久しぶりに牌に触ったわーとおっしゃっている方もいて、これをきっかけに、また、麻雀の楽しさを思い出してくれたらいいなと思いました。

決勝戦に残ったのは、小野正孝アマ四段、伊藤典芳アマ初段、高橋裕幸さん、佐々木俊哉プロで、オーラス、劇的な逆転で優勝は小野正孝アマ四段となりました。

 

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おめでとうございます!

夜は海の幸を存分に堪能させていただいて、参加してくださったお客様から食べきれないほどの雲丹の差し入れも頂きました!(もちろん食べきりました!)ありがとうございました。とても美味しかったです!ご馳走様でした。

次の日に大会実行委員委員長である、吉田勝弥プロ、そして伊藤優孝プロ、黒沢咲プロと共に、南三陸町役場へ向い、今回の大会の参加費、参加プロのゲスト料の一部を支援金としてお渡ししに行きました。
町長さんには支援金はもちろんの事、毎年、色々なプロの方が来てくれるのが凄く嬉しいという有難いお言葉もかけて頂きました。

役場へ向かう途中に、街の中を車窓から見た景色はとても穏やかで、テレビで見たあの悲惨な被害の跡は感じられませんでした。
被害があった場所は今はすべて埋め立てられ道路になって、家々はすべて、以前山だった場所に建てられていると聞きました。

長かった復興工事も今年で終わるそうです。
この穏やかな景色がいつまでも続くように願わずにはいられません。

このような素敵な大会が形を変えてでも、これからも出来たらいいなと思いました。
今回参加する事が出来て良かったです。

東北の皆様、2日間ありがとうございました!
余談ですが、この大会に参加した後のプロは何かと活躍するというジンクスがあるみたいです。
私もジンクスにあやかって、活躍出来るように頑張りたいと思います!