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リレーエッセィ

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まずはじめに、お断りしておかねばならぬ事がある。
このリレーエッセィは、ある者があるものを書き、それを名指しである者に送る。
送られたある者は、一ヶ月以内にやっぱりあるものを書き、それをある者に送る。
これ、いわば幸福の手紙の麻雀版である。
もちろん、送られた方は幸福どころか不幸の矢を射られたようでたまったものではない。
しかし、こんな読み物が麻雀ファンや仲間の見る楽しみとなれば幸いである。

(ホームページ編集部)

第105回リレーエッセイ:池沢 麻奈美

2015/10/20


皆さん、こんにちは。
今回、古谷プロからバトンを受け取りました、29期生の池沢麻奈美です。
初めましての方も多いと思いますので、まず自己紹介からしていきたいと思います。

1990年9月22日生まれ おとめ座
O型(両親ともにB型なのですが、ここで4分の1を引く強さを持って生まれます!!)
生まれも育ちも愛知県です。「あー、名古屋ね!」ってよく言われますが、県外の方には「そうです!」なんて言っちゃいますけど実は名古屋じゃないです。名古屋近郊です。
でもプロ活動自体は名古屋を拠点に活動させて頂いております^^

私の性格はと言いますと、小さい頃はそんな事もなかったのですが、いつの間にか大人になるにつれ人見知りで、人前に出るのが苦手で、私なんかが…って常に思うネガティブな性格になっていました。
それなのになぜプロやっているの?と疑問に思いますよね?私もまさか自分が麻雀プロになるなんて夢にも思っていませんでした。

こんな私がプロになったきっかけは高校を卒業してすぐに見つけた麻雀荘でのアルバイト。
当時は麻雀に全然興味はなかったけど、そこで麻雀を覚えて3年後、一般参加として出場した夕刊フジ杯でまさかの個人戦優勝。
これまでずっとなんとなく過ごしてきた私の人生、そんな中で今までに経験したことのない真剣勝負での緊張感がとても心地良く、初めてプロの世界というものを知って、私も“この世界でどれだけ自分の力が通用するのか挑戦してみたい!”という気持ちが芽生え、プロになろうと決意しました。
今年でプロになって3年目になりましたが、今年の3月に私の環境を変える大きな出来事が起こります。
それは第13回野口恭一郎賞を受賞したこと。
ギリギリの戦いを乗り越えて優勝できたときには泣きそうなくらい本当に嬉しかったです。
そして野口賞から得た初めての女流モンド杯出場。
女流プロとして最高峰の先輩方と同じ肩を並べて戦う事への不安や、変な打牌をしてプロの名を汚したらどうしよう、そもそも3年目で無名の私が出ていいものなのか、なんてネガティブの本領を発揮して色んな思いがかけめぐりました。
正直すごく怖かったです。でもそんな私を支えてくれたのは周りの皆さんでした。
私も少しずつではありますが、映像対局をする事も増え、私の事を応援してくれる方、私の麻雀が好きと言ってくれる方、女流モンド杯を見て頑張ってねと声をかけて頂く事も増えました。

プロになってから今まで私は自分の為に麻雀をしてきました。
勝つ事への喜びの為だけに頑張ってきました。
でも今は、私の麻雀を見て一緒に悔しがってくれたり、感動してくれたり、そんなファンが私にも居てくれる事に気づきました。
そのおかげで緊張はかなりしましたが、自信を持って今の私の精一杯の麻雀を打つ事が出来ました。
結果としては残念ながら勉強不足で女流モンド杯は予選で敗退となってしまいましたが、私にとってはすごく良い経験をさせて頂けました。
これからも、もっともっと麻雀の事を勉強して自分の為、応援してくれてる方の為にも日々精進していきたいと思います。
そして強く成長していきたいと思います。

こんな私ですがこれからも温かく見守って頂ければ幸いです。
拙い文章でしたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。

次回は見事今年の新人王に輝いた井上美里プロにバトンタッチです。
(実は新人王戦で同卓して私やられてます…笑)
井上プロお願いします!!