文字サイズを小さくする 文字サイズを元に戻す 文字サイズを大きくする

リレーエッセィ

一覧

まずはじめに、お断りしておかねばならぬ事がある。
このリレーエッセィは、ある者があるものを書き、それを名指しである者に送る。
送られたある者は、一ヶ月以内にやっぱりあるものを書き、それをある者に送る。
これ、いわば幸福の手紙の麻雀版である。
もちろん、送られた方は幸福どころか不幸の矢を射られたようでたまったものではない。
しかし、こんな読み物が麻雀ファンや仲間の見る楽しみとなれば幸いである。

(ホームページ編集部)

第107回リレーエッセイ:大里 奈美

2015/12/17


みなさん、はじめまして!
井上美里プロからバトンを受け取りました、大里奈美と申します。
まさか私がエッセィを書くとは夢にも思っていませんでした( ゚_゚ )拙い文章ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

まずは自己紹介からしたいと思います!
1988年5月4日生まれ(27歳) A型
東北本部所属 28期生
今は仙台に住んでいますが、出身は広島県です。親が転勤族なので、いろんなところに住んでいました。
あ!あと、よく背が小さいと言われますが、150cmもあります!(笑)

麻雀を覚えたのは20歳くらいの時。始めたキッカケは、男友達の影響です。女の子ってだいたいそうですよね。
はじめはまったく興味なかったはずなのに、覚えてみたらとてもおもしろくて、いつも友達の家で徹夜で麻雀していたのを覚えています。

あっという間に麻雀が大好きになった私は雀荘でアルバイトを始め、当時その雀荘の専属プロでもあった店長からプロになることを勧められ、プロになることにしました。

でも、なかなか自分の麻雀に自信が持てなくて、プロになった当初は、お客さんたちに「なみちゃんプロなんでしょー?」とか「なみプロと打ちたいな!」とか言われるのが、実はすごく苦手でした(´・ω・`)
私なんかと打ったらプロの価値が下がっちゃうんじゃないかとか、ネガティブなこといろいろ考えてました(笑)

さらに、当時は東北本部所属の女流プロは1人もいませんでした。
先輩女流プロがいなかったので、リーグ戦はいつも恐いおじさまたち(ごめんなさい(笑))と慣れない競技ルールで対局…。いつもめちゃくちゃ緊張してました。
でも、だんだん競技ルールも楽しめるようになってきて、後輩プロには女の子も!!
今年の新人王戦を優勝した、みーちゃんこと井上美里プロも私の後輩の1人です☆(←自慢気)

そんな私がプロクイーン決定戦の決勝まで残ったことは、私が一番ビックリしています!(笑)

プロクイーン決定戦は、実は2年前にもベスト8進出まではいったのですが、手塚紗菊プロと豊後葵プロに敗れ惜しくも敗退…。
次の年は二次予選シードでしたが全く調子が上がらず敗退。
今年はその雪辱を晴らすつもりで臨みました!

一次予選の時から調子が良くて、トントン拍子に勝ち進むことができました。
準決勝で初めてのニコ生放送。
ちょっと緊張したけど、この日も調子が良くて、カメラのことも忘れて麻雀するくらい集中できていました。
結果は+89.3Pで決勝進出!!!自分でも信じられなかったけど、自分の麻雀が認められた気がして、すごく嬉しかったです。

決勝までの一ヶ月はとても長くて、だんだん実感がわかなくなって「私ほんとに決勝進出したっけ?」くらいの気持ちになっていました(笑)
でも、お客さんに「がんばってね!」って声をかけられたり、「YouTubeで見ましたよ!」って人もいたり、ほんとにたくさんの方が応援してくれて励みになりました!
なんと、観戦記を作ってくれた人もいました!

100

そして迎えた決勝。

1日目、なんと最初の2半荘、一度もアガれず2連続ラスという事態!( ;_; )
緊張していたからか、いつもの麻雀ができていなかったような気がします。
その後抜け番をはさんで、やっとトップでプラスを叩くことができ、この日はなんとか▲28.6に収めて終了しました。

その日は、ホテルに戻った後も、単純にアガれなかった悔しさとマイナスポイントで終えてしまった焦りが、ずっと頭の中をぐるぐるしていましたが、しっかり食べてぐっすり寝たらスッキリしました!
翌朝、起きた時に考えたことは、「今日は楽しんで麻雀しよう!」でした。
ポイントはマイナスだけど、せっかく決勝まで来たし、悔いなく終わるために楽しんで麻雀しなきゃと思いながら、会場に向かいました。

しかし2日目も苦しい展開が続いてしまい、10回戦で途中敗退は免れたものの、条件は厳しくなる一方でした。
楽しんでやろうと思っていたはずだったのに、全然楽しめてなかったと思います。

そして最終戦のオーラス。
もう役満をアガっても優勝できない点差になってしまいました。
そんな中、このままアガりきれば優勝の童瞳プロがドラの白をポン!そして親の茅森早香プロからリーチ!
私はもちろんベタオリを選択しましたが、安牌に困り、ハイテイで童瞳プロに放銃しました。

これまでも、負けたりして悔しい思いをしたことはあったけど、この時が今までの麻雀人生で一番悔しかったです。

優勝争いをしていた他のお二人にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。ほんとにごめんなさい。
会場ではあまり感じなかったけど、帰り道、勝手に涙が出てきて「あー私悔しかったんだなー」と思い、泣きながら仙台に帰りました。

あれから約1ヶ月経ちましたが、未だに決勝のことを思い出すと、悔しくて泣きそうになります(´・ω・`)
でも、後悔しても元に戻るわけじゃないし、決勝まで進めたことは間違いなく私にとってプラスなので、これからも精進していこうと思っています!

童瞳プロ!ほんとに優勝おめでとうございます☆

なんだか長くなってしまいましたが、ここらでおしまいにしようと思います。
何が言いたかったかと言うと、これからも頑張るのでよろしくお願いしますということです!

次のバトンは、王位戦で惜しくも準優勝だった山田学武プロです!
悔しい思い仲間ということですね!(笑)
では、山田プロ!よろしくお願いしまーす!