第29期プロリーグ A1 第8節レポート

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文化の日の11月3日、プロリーグ第8節が行われた。
ここからは終盤戦に入る、誰しもゴール前の直線に備えて少しでも好位置をキープしたいものだ。

そんな中、今節の注目卓の1つ、2位・瀬戸熊と3位・伊藤の卓を観てみた。
他の同卓者は、沢崎と望月。2人共に前節は後退し、これ以上マイナスすると降級のピンチというポイント。
A1でも、実力と実績がある者ばかりの対戦だけに、いつにも増して厳しい闘いになる事が予想された。

まずは望月が立ち上がりから快調に飛ばす。
その望月に、2回捕まった沢崎が13,000点程のラス目で、この時点では別卓の石渡にトータルで抜かれそうだった。

南1局、親の瀬戸熊がホンイツ仕掛けで満貫をテンパイし、生牌の白を切ると南家の望月が合わせ切る。
ドラ暗刻の1シャンテンだった西家・沢崎が続いてテンパイし、山越で地獄の白単騎リーチ。
白を絞っていた北家の伊藤は、数巡堪えたが瀬戸熊と沢崎の共通安全牌が無くなり、無念の満貫放銃。

続く南2局は、1人浮きの親番・望月が自信の駄目押しリーチ。

六万七万五索六索七索一筒二筒三筒四筒四筒五筒六筒七筒 リーチ ドラ九索

河には、序盤からマンズが上手くバラ撒かれてあり、出アガリも充分あると思っていたが、沢崎が七対子ドラ単騎で追いかけリーチ。
九索は残り1枚で、沢崎の方が絶対不利だったのだが、何と望月が先に九索を掴んでしまった。
粘りのある沢崎が、2局連続の満貫で500点浮きの2着目に浮上してラス親だ。

1,100点沈みの瀬戸熊が、南を一鳴きして速攻のテンパイ。
出アガリでは1,000点で原点にならないが、トータル3位につける伊藤がラスなので、このまま終わらせれば浮かずとも良しの捌きだった。
六万八万のシャンポン待ちだったのだが、これをあっさりツモって300・500。

丁度30,000点で、親カブリの沢崎も丁度30,000点と、珍しい2人が配原ピッタリの同点2着。
伊藤は1人沈みのラスになってしまった。

不運な放銃と、不幸な展開で初戦ラスになった伊藤だが、まだ50Pの貯金があった。
これまでは出だしが悪くても、後半踏ん張って帳尻を合わせ、上位をキープし続けてきた伊藤だったが、
この日は「ダイハードの優」にはなれず、2回戦は瀬戸熊トップ、3、4回戦は沢崎連勝の煽りを受けてオールマイナス。
これで貯金を全て吐き出し、トータルもマイナスとなり決定戦争いから一気に後退してしまった。

他3人はプラスしたが、勝ち頭の沢崎は降級からはひと安心となり、瀬戸熊は来節、沈まなければ最終節を待たずに決定戦進出は当確のポイントとなった。
マジックナンバー1が点灯といったところだろうか?

もう1つの注目卓は、首位・藤崎の卓だが、観るべきは4位・前原と5位・柴田の位置取り争いだ。
1回戦目は超小場で回り、オーラス4者の持ち点は、親から石渡29,300点、柴田28,900点、藤崎31,000点、前原30,700点と、このミクロの争い。

12巡目に、ようやく六筒九筒待ちのピンフテンパイを入れた柴田が即リーチを打つ。
ヤミなら出アガリでは浮かないし、リーチしてツモればトップになる。
1人テンパイでもトップだし、前原を抜かねばならない柴田はリスクを承知でリーチで攻める。    

今日は柴田との闘いだと解っている前原は、一歩も引かずにテンパイを目指すがテンパイできずに流局。
オリたらラスに落ちる降級ポジションの石渡だがここはオリを選択。
七対子テンパイを入れた藤崎は、無筋を1つ押してテンパイを維持しラッキーな1人浮きのトップとなる。

この半荘、藤崎は中のみの1,000点を一度アガっただけなのに、1人浮きのトップになるなんて・・・
多くの貯金が気持ちの余裕と展開の利をもたらすものなのである。

初戦からこんな楽なトップを貰えばこの日も藤崎は沈まない。
この後、前原も柴田も果敢に凌ぎを削るが、互いに相譲らず共にポイントを伸ばして決着は次節以降に持ち越しとなった。

前節、トータルマイナスが100Pを越え、陥落の位置に落ちた石渡は、何故か弱腰の引き気味の麻雀で1人沈み。
これで降級濃厚の最下位となったが、残り2節こそは開き直って強く闘う姿を見せてもらいたい。

残り1つの卓は、朝武が降級争いの3人を食って大きく浮上するかもと予想していたのだが、
初戦から1人浮きのトップを取るも、何故か失速し決定戦進出が難しくなってしまった。
今節も少しだけマイナスを減らした右田は、残り2節にA1残留の望みを繋いだ。

第9節組み合わせ

A卓 右田 勇一郎 vs 柴田 弘幸 vs 瀬戸熊 直樹 vs 伊藤 優孝
B卓 藤崎 智 vs 望月 雅継 vs 朝武 雅晴 vs 石渡 正志
C卓 沢崎 誠 vs ダンプ大橋 vs 前原 雄大 vs 近藤 久春

いよいよ残り2節となり、藤崎と瀬戸熊はこれまでの内容から見ても当確間違いなしだから、今節3位に浮上した前原が焦点となる。
前原が今後ポイントを伸ばすと、決定戦進出ボーダーが100Pオーバーとなり、追いつける可能性がある者は柴田くらいしかいなくなるが、
もし前原がポイントを減らし、50Pあたりにボーダーが下がるならば、朝武や伊藤にも充分チャンスが回ってくる。
降級争いの方は、右田が60P強の差となった、近藤、ダンプ、望月のうちの1人を引きずり降ろして生き残れるかどうかに絞られたようだ。

ということで、次節のA卓は、もう前原との同卓が無いと思われる柴田が、出来るだけポイントを増やしに行く。
右田も、最終節の降級争い直接対決に備えて、少しでもマイナスを減らしに行く。
目標は違えど、共にアグレッシブに闘わねばならない2人のどちらのチャージが成功するのか?

B卓は、藤崎はノラリクラリと安全に回すし、沈めば降級もある望月は、流石にもう守備に比重を置くだろうし、
朝武はホームラン3本くらい打たねばならないし、あまり見所は無いかな?

C卓は、前原が浮くか沈むかで、最終戦の様相が大きく変わってくるだろう。
また、近藤かダンプが負ければ、最終戦で右田とのA2落ちを賭けた差し勝負となるだろうからこの卓の結果は注目だ!

ではまた来月お楽しみに・・・・・

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第29期プロリーグ A1 第8節レポート

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文化の日の11月3日、プロリーグ第8節が行われた。
ここからは終盤戦に入る、誰しもゴール前の直線に備えて少しでも好位置をキープしたいものだ。
そんな中、今節の注目卓の1つ、2位・瀬戸熊と3位・伊藤の卓を観てみた。
他の同卓者は、沢崎と望月。2人共に前節は後退し、これ以上マイナスすると降級のピンチというポイント。
A1でも、実力と実績がある者ばかりの対戦だけに、いつにも増して厳しい闘いになる事が予想された。
まずは望月が立ち上がりから快調に飛ばす。
その望月に、2回捕まった沢崎が13,000点程のラス目で、この時点では別卓の石渡にトータルで抜かれそうだった。
南1局、親の瀬戸熊がホンイツ仕掛けで満貫をテンパイし、生牌の白を切ると南家の望月が合わせ切る。
ドラ暗刻の1シャンテンだった西家・沢崎が続いてテンパイし、山越で地獄の白単騎リーチ。
白を絞っていた北家の伊藤は、数巡堪えたが瀬戸熊と沢崎の共通安全牌が無くなり、無念の満貫放銃。
続く南2局は、1人浮きの親番・望月が自信の駄目押しリーチ。
六万七万五索六索七索一筒二筒三筒四筒四筒五筒六筒七筒 リーチ ドラ九索
河には、序盤からマンズが上手くバラ撒かれてあり、出アガリも充分あると思っていたが、沢崎が七対子ドラ単騎で追いかけリーチ。
九索は残り1枚で、沢崎の方が絶対不利だったのだが、何と望月が先に九索を掴んでしまった。
粘りのある沢崎が、2局連続の満貫で500点浮きの2着目に浮上してラス親だ。
1,100点沈みの瀬戸熊が、南を一鳴きして速攻のテンパイ。
出アガリでは1,000点で原点にならないが、トータル3位につける伊藤がラスなので、このまま終わらせれば浮かずとも良しの捌きだった。
六万八万のシャンポン待ちだったのだが、これをあっさりツモって300・500。
丁度30,000点で、親カブリの沢崎も丁度30,000点と、珍しい2人が配原ピッタリの同点2着。
伊藤は1人沈みのラスになってしまった。
不運な放銃と、不幸な展開で初戦ラスになった伊藤だが、まだ50Pの貯金があった。
これまでは出だしが悪くても、後半踏ん張って帳尻を合わせ、上位をキープし続けてきた伊藤だったが、
この日は「ダイハードの優」にはなれず、2回戦は瀬戸熊トップ、3、4回戦は沢崎連勝の煽りを受けてオールマイナス。
これで貯金を全て吐き出し、トータルもマイナスとなり決定戦争いから一気に後退してしまった。
他3人はプラスしたが、勝ち頭の沢崎は降級からはひと安心となり、瀬戸熊は来節、沈まなければ最終節を待たずに決定戦進出は当確のポイントとなった。
マジックナンバー1が点灯といったところだろうか?
もう1つの注目卓は、首位・藤崎の卓だが、観るべきは4位・前原と5位・柴田の位置取り争いだ。
1回戦目は超小場で回り、オーラス4者の持ち点は、親から石渡29,300点、柴田28,900点、藤崎31,000点、前原30,700点と、このミクロの争い。
12巡目に、ようやく六筒九筒待ちのピンフテンパイを入れた柴田が即リーチを打つ。
ヤミなら出アガリでは浮かないし、リーチしてツモればトップになる。
1人テンパイでもトップだし、前原を抜かねばならない柴田はリスクを承知でリーチで攻める。    
今日は柴田との闘いだと解っている前原は、一歩も引かずにテンパイを目指すがテンパイできずに流局。
オリたらラスに落ちる降級ポジションの石渡だがここはオリを選択。
七対子テンパイを入れた藤崎は、無筋を1つ押してテンパイを維持しラッキーな1人浮きのトップとなる。
この半荘、藤崎は中のみの1,000点を一度アガっただけなのに、1人浮きのトップになるなんて・・・
多くの貯金が気持ちの余裕と展開の利をもたらすものなのである。
初戦からこんな楽なトップを貰えばこの日も藤崎は沈まない。
この後、前原も柴田も果敢に凌ぎを削るが、互いに相譲らず共にポイントを伸ばして決着は次節以降に持ち越しとなった。
前節、トータルマイナスが100Pを越え、陥落の位置に落ちた石渡は、何故か弱腰の引き気味の麻雀で1人沈み。
これで降級濃厚の最下位となったが、残り2節こそは開き直って強く闘う姿を見せてもらいたい。
残り1つの卓は、朝武が降級争いの3人を食って大きく浮上するかもと予想していたのだが、
初戦から1人浮きのトップを取るも、何故か失速し決定戦進出が難しくなってしまった。
今節も少しだけマイナスを減らした右田は、残り2節にA1残留の望みを繋いだ。

第9節組み合わせ

A卓 右田 勇一郎 vs 柴田 弘幸 vs 瀬戸熊 直樹 vs 伊藤 優孝
B卓 藤崎 智 vs 望月 雅継 vs 朝武 雅晴 vs 石渡 正志
C卓 沢崎 誠 vs ダンプ大橋 vs 前原 雄大 vs 近藤 久春

いよいよ残り2節となり、藤崎と瀬戸熊はこれまでの内容から見ても当確間違いなしだから、今節3位に浮上した前原が焦点となる。
前原が今後ポイントを伸ばすと、決定戦進出ボーダーが100Pオーバーとなり、追いつける可能性がある者は柴田くらいしかいなくなるが、
もし前原がポイントを減らし、50Pあたりにボーダーが下がるならば、朝武や伊藤にも充分チャンスが回ってくる。
降級争いの方は、右田が60P強の差となった、近藤、ダンプ、望月のうちの1人を引きずり降ろして生き残れるかどうかに絞られたようだ。

ということで、次節のA卓は、もう前原との同卓が無いと思われる柴田が、出来るだけポイントを増やしに行く。
右田も、最終節の降級争い直接対決に備えて、少しでもマイナスを減らしに行く。
目標は違えど、共にアグレッシブに闘わねばならない2人のどちらのチャージが成功するのか?
B卓は、藤崎はノラリクラリと安全に回すし、沈めば降級もある望月は、流石にもう守備に比重を置くだろうし、
朝武はホームラン3本くらい打たねばならないし、あまり見所は無いかな?
C卓は、前原が浮くか沈むかで、最終戦の様相が大きく変わってくるだろう。
また、近藤かダンプが負ければ、最終戦で右田とのA2落ちを賭けた差し勝負となるだろうからこの卓の結果は注目だ!
ではまた来月お楽しみに・・・・・

第7期 北陸リーグ 第2節レポート

今回の北陸リーグ第2節は、前回のレポートにも書いたように、なんと初の試みであるゲストプロを招いての対局となりました。
ゲストプロとして参加されたのは、第21期、22期最強位である板川和俊プロ。
そして、麻雀格闘倶楽部などで活躍中の、中川由佳梨プロ。ロン2など参戦している中山千鶴プロなどの3名に、
北陸支部長である浦田豊人プロが参戦しました。

今回はゲストプロ全員と対局できるようにするために、毎回対局者が入れ代る総当り戦となりました。

1、 2回戦が終わり1位・中川プロ37.6P。
2位・板川プロ32.6P。そして3位・小泉さん23.8Pとかなりの高成績で前半戦が終了致しました。
私は1、2回戦とアガリもなく辛い展開だったのですが、3回戦南4局、北家35,200持ちトップ6巡目、

四万四万五万六万七万八万八万八万五筒一索一索一索五索 ツモ五万 ドラ四万

ここで選択です。この時に同卓していた浦田プロの捨牌がピンズ模様で、全体的にピンズが高かったため打五筒
更にツモ九万になり三万六万テンパイでリーチ。ラス親の濱平プロから三万が出て5,200のアガリとなりました。

四万四万五万五万六万七万八万八万八万九万一索一索一索 リーチ ロン三万

そして、このアガリで何とかトップを守ることが出来ました。
3回戦終了時点で、1位・小泉さん55.8P、2位・板川プロ55.3P、3位・中川プロ54.8P、4位・本田プロ26.2と、
上位3名が僅差でのトップ争いになりました。

最終戦4回戦で、1位・小泉さんと3位・板川プロの卓では、板川プロがオーラストップの条件を満たすリーチを打つも、
結果は横移動で終わり、この卓では2位・小泉さん+5.2P。3位・板川プロ▲7.0Pで終了となりました。

そして、優勝争いをしていた別卓の中川由佳梨プロは、南場で小場の展開から2,000・4,000を引きアガリトップ目に。
しかしオーラスの親で、3,000・6,000をツモられ2着で終了となりました。

その上位陣の過酷な優勝争いの中で、中山千鶴プロの卓ではなんと役満が出現していました!
後藤プロが、中山千鶴プロから国士無双をアガリ、上位陣との差を詰めていました。
放銃した中山プロも、序盤でリーチをして上位に食い込もうとした中での災難となりました・・・。

最終戦のポイントを見てみると、
1位・中川由佳梨プロ+69.6P
2位・小泉さん+61.0P
3位・板川プロ+48.3P
これで終了。

優勝はゲストプロの中川由佳梨プロでした!
本当におめでとうございます!

3位の板川プロも好成績で、さすがの一言に尽きます。
板川プロの卓では真剣勝負を、中川由佳梨プロ・中山千鶴プロの卓では、真剣ながらアットホームな楽しい雰囲気で良い雰囲気だったのではないかと思います。

今回、初の試みのゲストプロだったのですが、内容や結果もさることながら、北陸リーグ参加者全員に楽しんで貰えましたし、良い刺激になりました。
成績をみてみると、上位陣がポイントを伸ばした結果となりました。
残り3節、僕も良い位置に行けるように頑張ります。

順位 名前 プロ/ アマ 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 小泉 陽平 アマ 5.9 61 66.9
2 越井 信也 アマ 30 27.4 57.4
3 森田 有一 アマ 24.2 12 36.2
4 松原 健志 プロ 0.8 24 24.8
5 光岡 大幸 アマ 37.7 ▲ 18.3 19.4
6 高村 和人 アマ 0 15.4 15.4
7 後藤 正博 プロ ▲ 22.5 26.5 4
8 木戸 僚之 プロ ▲ 27.0 29.5 2.5
9 森田 繁基 アマ 22.9 ▲ 26.3 ▲ 3.4
10 本田 朋広 プロ ▲ 39.1 29.8 ▲ 9.3
11 濱平 光朗 プロ 24.5 ▲ 34.7 ▲ 10.2
12 窪田 一彦 アマ ▲ 4.7 ▲ 13.3 ▲ 18.0
13 北川 光 アマ 15.4 ▲ 55.6 ▲ 40.2
14 谷口 真吾 アマ ▲ 69.1 ▲ 35.2 ▲ 104.3

北陸リーグ レポート/第7期 北陸リーグ 第2節レポート

今回の北陸リーグ第2節は、前回のレポートにも書いたように、なんと初の試みであるゲストプロを招いての対局となりました。
ゲストプロとして参加されたのは、第21期、22期最強位である板川和俊プロ。
そして、麻雀格闘倶楽部などで活躍中の、中川由佳梨プロ。ロン2など参戦している中山千鶴プロなどの3名に、
北陸支部長である浦田豊人プロが参戦しました。
今回はゲストプロ全員と対局できるようにするために、毎回対局者が入れ代る総当り戦となりました。
1、 2回戦が終わり1位・中川プロ37.6P。
2位・板川プロ32.6P。そして3位・小泉さん23.8Pとかなりの高成績で前半戦が終了致しました。
私は1、2回戦とアガリもなく辛い展開だったのですが、3回戦南4局、北家35,200持ちトップ6巡目、
四万四万五万六万七万八万八万八万五筒一索一索一索五索 ツモ五万 ドラ四万
ここで選択です。この時に同卓していた浦田プロの捨牌がピンズ模様で、全体的にピンズが高かったため打五筒
更にツモ九万になり三万六万テンパイでリーチ。ラス親の濱平プロから三万が出て5,200のアガリとなりました。
四万四万五万五万六万七万八万八万八万九万一索一索一索 リーチ ロン三万
そして、このアガリで何とかトップを守ることが出来ました。
3回戦終了時点で、1位・小泉さん55.8P、2位・板川プロ55.3P、3位・中川プロ54.8P、4位・本田プロ26.2と、
上位3名が僅差でのトップ争いになりました。
最終戦4回戦で、1位・小泉さんと3位・板川プロの卓では、板川プロがオーラストップの条件を満たすリーチを打つも、
結果は横移動で終わり、この卓では2位・小泉さん+5.2P。3位・板川プロ▲7.0Pで終了となりました。
そして、優勝争いをしていた別卓の中川由佳梨プロは、南場で小場の展開から2,000・4,000を引きアガリトップ目に。
しかしオーラスの親で、3,000・6,000をツモられ2着で終了となりました。
その上位陣の過酷な優勝争いの中で、中山千鶴プロの卓ではなんと役満が出現していました!
後藤プロが、中山千鶴プロから国士無双をアガリ、上位陣との差を詰めていました。
放銃した中山プロも、序盤でリーチをして上位に食い込もうとした中での災難となりました・・・。
最終戦のポイントを見てみると、
1位・中川由佳梨プロ+69.6P
2位・小泉さん+61.0P
3位・板川プロ+48.3P
これで終了。
優勝はゲストプロの中川由佳梨プロでした!
本当におめでとうございます!
3位の板川プロも好成績で、さすがの一言に尽きます。
板川プロの卓では真剣勝負を、中川由佳梨プロ・中山千鶴プロの卓では、真剣ながらアットホームな楽しい雰囲気で良い雰囲気だったのではないかと思います。
今回、初の試みのゲストプロだったのですが、内容や結果もさることながら、北陸リーグ参加者全員に楽しんで貰えましたし、良い刺激になりました。
成績をみてみると、上位陣がポイントを伸ばした結果となりました。
残り3節、僕も良い位置に行けるように頑張ります。

順位 名前 プロ/ アマ 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 小泉 陽平 アマ 5.9 61 66.9
2 越井 信也 アマ 30 27.4 57.4
3 森田 有一 アマ 24.2 12 36.2
4 松原 健志 プロ 0.8 24 24.8
5 光岡 大幸 アマ 37.7 ▲ 18.3 19.4
6 高村 和人 アマ 0 15.4 15.4
7 後藤 正博 プロ ▲ 22.5 26.5 4
8 木戸 僚之 プロ ▲ 27.0 29.5 2.5
9 森田 繁基 アマ 22.9 ▲ 26.3 ▲ 3.4
10 本田 朋広 プロ ▲ 39.1 29.8 ▲ 9.3
11 濱平 光朗 プロ 24.5 ▲ 34.7 ▲ 10.2
12 窪田 一彦 アマ ▲ 4.7 ▲ 13.3 ▲ 18.0
13 北川 光 アマ 15.4 ▲ 55.6 ▲ 40.2
14 谷口 真吾 アマ ▲ 69.1 ▲ 35.2 ▲ 104.3

第11期 太閤位Aリーグ 第7節レポート

10月に入り、先月まであんなに暑かったのが嘘のように涼しくなった。
とても過ごしやすく、麻雀に限らず趣味をするにはとてもはかどる季節である。

さて、今月で関西プロリーグも第7節。皆が最終節を見据えて、それぞれのボーダーラインを計算に入れて対局を迎えることだろう。
本日の私の対局者は、横山、藤川、中田、玉木。
開局とともに私に大物手が入る。

配牌では中2枚、白1枚、発1枚というなんとも平凡な手であったが、1枚目の中をスルーして手をあたためていた所、

五万五万四筒五筒六筒発発 ポン中中中 ポン白白白

3元牌も2種類さらせば完全ツモ勝負であるが、高め32,000のチャンス手が入った。
発を重ねた所で三万のトイツ落としをしたタイミングで、マンズは場に非常に安くなった。

そのおかげもあったのか、親の中田から五万が打たれ8,000。

南1局では、

一万二万三万一索二索三索七索八索九索三筒白白 ドラ二索

上記の8,000をタイミング良くアガリ。おかげで1回戦目はトップを取ることができた。

別卓では、貫上の調子が良さそうだ。
このまま終わってもトータルプラスで終えることができる最終半荘。
さらにポイントを上乗せしたい南3局で、明暗が分かれたように思われがたが・・・

一索二索三索三索四索四索五索七索八索九索東東東

この半荘トップの中川とは跳満ツモで追いつける点差である。

ソーズを余らせず、上記の手でリーチをかけたが、リーチ後のツモが六索五索という順番できてしまい、一索四索はツモることができず。

五索が場に2枚切れの他、ソーズの枚数が少ない状況ではあったが、リーチをかけていなければ自然とピンフ、一気通貫への変化があっただけに勿体ない気がした。
大体こういう展開になると、このままトップを逃すパターンを想像してしまうが・・・しかし、そこはさすがの貫上。それを取り戻すアガリをオーラスに決める。

一索二索三索四索五索六索七索八索九索一万二万三万二筒 ロン二筒

ドラ含みの5,200できっちり条件を満たし見事トップを取った。
7節までのトータルポイントも2位に付け、決勝戦進出に近づいた。
今節を終え、残りはあと3節。決勝戦の椅子を賭けて、ますます激しい戦いになることだろう。

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 6 節 7 節 8 節 9 節 10 節 合計 順位
1 岡崎 有 3.8 80.9 38 33.7 ▲ 2.0 15 15.9 185.3 1
2 貫上 洋志 53.7 ▲ 11.5 1.5 10.5 ▲ 11.6 40.4 62.6 145.6 2
3 花岡 章生 31.1 30.4 14.7 ▲ 17.7 ▲ 29.7 6.6 37.9 73.3 3
4 藤川 議次 ▲ 29.2 ▲ 13.4 89.3 50.5 9.8 ▲ 13.6 ▲ 47.1 46.3 4
5 中田 一幸 ▲ 52.4 34 ▲ 21.7 22.8 41.4 17.3 4.8 46.2 5
6 玉木 章司 ▲ 31.5 ▲ 90.0 14.7 0.2 4.9 77 29 4.3 6
7 中川 保 48.6 ▲ 9.1 ▲ 38.4 1.8 54.2 ▲ 101.4 25 ▲ 19.3 7
8 仁科 健一郎 30.2 ▲ 20.0 ▲ 8.0 ▲ 30.5 3.8 31.4 ▲ 55.6 ▲ 48.7 8
9 佐々木 亮 1.9 21.2 9 28.6 ▲ 21.4 ▲ 79.3 ▲ 49.5 ▲ 89.5 9
10 横山 毅 ▲ 54.3 ▲ 21.3 ▲ 59.1 ▲ 49.6 15.4 25.6 ▲ 2.6 ▲ 145.9 10
11 上村 宜久 ▲ 45.6 ▲ 7.1 ▲ 8.3 ▲ 38.8 ▲ 37.7 ▲ 19.0 ▲ 21.4 ▲ 177.9 11

関西プロリーグ レポート/第11期 太閤位Aリーグ 第7節レポート

10月に入り、先月まであんなに暑かったのが嘘のように涼しくなった。
とても過ごしやすく、麻雀に限らず趣味をするにはとてもはかどる季節である。
さて、今月で関西プロリーグも第7節。皆が最終節を見据えて、それぞれのボーダーラインを計算に入れて対局を迎えることだろう。
本日の私の対局者は、横山、藤川、中田、玉木。
開局とともに私に大物手が入る。
配牌では中2枚、白1枚、発1枚というなんとも平凡な手であったが、1枚目の中をスルーして手をあたためていた所、
五万五万四筒五筒六筒発発 ポン中中中 ポン白白白
3元牌も2種類さらせば完全ツモ勝負であるが、高め32,000のチャンス手が入った。
発を重ねた所で三万のトイツ落としをしたタイミングで、マンズは場に非常に安くなった。
そのおかげもあったのか、親の中田から五万が打たれ8,000。
南1局では、
一万二万三万一索二索三索七索八索九索三筒白白 ドラ二索
上記の8,000をタイミング良くアガリ。おかげで1回戦目はトップを取ることができた。
別卓では、貫上の調子が良さそうだ。
このまま終わってもトータルプラスで終えることができる最終半荘。
さらにポイントを上乗せしたい南3局で、明暗が分かれたように思われがたが・・・
一索二索三索三索四索四索五索七索八索九索東東東
この半荘トップの中川とは跳満ツモで追いつける点差である。
ソーズを余らせず、上記の手でリーチをかけたが、リーチ後のツモが六索五索という順番できてしまい、一索四索はツモることができず。
五索が場に2枚切れの他、ソーズの枚数が少ない状況ではあったが、リーチをかけていなければ自然とピンフ、一気通貫への変化があっただけに勿体ない気がした。
大体こういう展開になると、このままトップを逃すパターンを想像してしまうが・・・しかし、そこはさすがの貫上。それを取り戻すアガリをオーラスに決める。
一索二索三索四索五索六索七索八索九索一万二万三万二筒 ロン二筒
ドラ含みの5,200できっちり条件を満たし見事トップを取った。
7節までのトータルポイントも2位に付け、決勝戦進出に近づいた。
今節を終え、残りはあと3節。決勝戦の椅子を賭けて、ますます激しい戦いになることだろう。

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 6 節 7 節 8 節 9 節 10 節 合計 順位
1 岡崎 有 3.8 80.9 38 33.7 ▲ 2.0 15 15.9 185.3 1
2 貫上 洋志 53.7 ▲ 11.5 1.5 10.5 ▲ 11.6 40.4 62.6 145.6 2
3 花岡 章生 31.1 30.4 14.7 ▲ 17.7 ▲ 29.7 6.6 37.9 73.3 3
4 藤川 議次 ▲ 29.2 ▲ 13.4 89.3 50.5 9.8 ▲ 13.6 ▲ 47.1 46.3 4
5 中田 一幸 ▲ 52.4 34 ▲ 21.7 22.8 41.4 17.3 4.8 46.2 5
6 玉木 章司 ▲ 31.5 ▲ 90.0 14.7 0.2 4.9 77 29 4.3 6
7 中川 保 48.6 ▲ 9.1 ▲ 38.4 1.8 54.2 ▲ 101.4 25 ▲ 19.3 7
8 仁科 健一郎 30.2 ▲ 20.0 ▲ 8.0 ▲ 30.5 3.8 31.4 ▲ 55.6 ▲ 48.7 8
9 佐々木 亮 1.9 21.2 9 28.6 ▲ 21.4 ▲ 79.3 ▲ 49.5 ▲ 89.5 9
10 横山 毅 ▲ 54.3 ▲ 21.3 ▲ 59.1 ▲ 49.6 15.4 25.6 ▲ 2.6 ▲ 145.9 10
11 上村 宜久 ▲ 45.6 ▲ 7.1 ▲ 8.3 ▲ 38.8 ▲ 37.7 ▲ 19.0 ▲ 21.4 ▲ 177.9 11

第11期 太閤位Bリーグ 第7節レポート

第7節の対局者は以下のとおり、そして、明暗が付きまとう。

1卓:堀・近野・勝間・筒井
2卓:西原・坂本・大森・掛樋・延原
3卓:原田・富田・米川・辻本

1卓、2回戦東2局、近野が親番で一気に攻める。

七万七万八万九万九万一索一索一筒一筒一筒二筒三筒四筒 リーチ ツモ八万 ドラ四筒

この4,000オールをアガリその後も連荘。55,000点まで積み上げる。
南場の親番でも以下の手でリーチ。

一万二万三万一索二索三索一筒二筒七筒八筒九筒発発 リーチ ドラ九筒

しかしここは勝間が仕掛け、1,000点で近野の親を流す。
4回戦 トップ目の筒井と9,700点差で迎えたオーラスの勝間。
ここまで3着・4着・3着とほとんど手が入らず苦しんでいたが土壇場で意地を見せる。

二索三索四索五筒六筒七筒九筒 暗カン牌の背発発牌の背 チー三万二万四万 ツモ九筒 ドラ九筒

この2,000・3,900で筒井を捲り、トップ。マイナスを抑えた。

2卓、4回戦まで掛樋・西原がトップを分け合い、2人でプラスを上乗せしていく展開に。
そんな中、5回戦で巻き返しを図ったのが大森。東3局 1本場の親番で、

二万三万四万六万七万八万二索三索四索二筒四筒南南 ロン三筒 ドラ南

坂本から8,000点を出アガリ。
南3局 1本場には西原の先制リーチに対し、

一索一索二索三索六索七索八索五筒六筒七筒中中中 ドラ三索

態勢の良さを全面に出し真っ向勝負。

八万八万二索三索三索四索五索七索八索九索六筒七筒八筒 リーチ ツモ四索

見事4,100オールをツモりあげ、70,000点のトップ。
7節のトータルをプラスにした。今後も大森の爆発力に期待したい。

3卓、4回戦 南4局1本場、親・辻本。トップ目の辻本と2着目の米川との差は300点。
ここで辻本は原田から七対子ドラドラをロン。
続く2本場 流局し辻本は以下の形でテンパイしていたが、伏せて終了とした。

一万二万三万三索三索四索四索五索五索六索七索二筒二筒

対局後、辻本に聞いたところ、

一万二万三万三索三索四索四索五索五索六索七索二筒二筒二筒

ここからの打牌で悩んだ結果、打二筒としたのだが、辻本は二索五索八索待ちより、打六索七索待ちの方が感触が良いと感じていた。
直後、七索を2枚引き、アガリを逃したので手牌を伏せたとのこと。
冷静な判断で着実にポイントを稼ぎ、上位に迫ってきている…

残り3節、昇級・降級争いがますます激しくなることは間違いないであろう。

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 6 節 7 節 8 節 9 節 10 節 合計 順位
1 米川 基紀 ▲ 12.6 8.6 91.3 ▲ 16.3 32.2 71.2 17.8 192.2 1
2 勝間 伸生 10.7 64.8 27.1 38.2 92.2 ▲ 23.3 ▲ 29.1 180.6 2
3 辻本 翔哉 10.3 23.4 11.4 ▲ 14.2 24.5 48.5 44.5 148.4 3
4 筒井 宏晶 43.4 ▲ 34.0 ▲ 16.2 37.8 15.3 44.8 43.3 134.4 4
5 堀 昭義 ▲ 50.1 65.9 40.7 23.1 ▲ 16.5 27.2 22.9 113.2 5
6 掛樋 忠雄 ▲ 23.3 43.1 ▲ 45.5 31.8 6.2 48.7 48.8 109.8 6
7 原田 保正 ▲ 12.1 ▲ 12.8 ▲ 40.8 29.6 32.9 51.1 ▲ 58.6 ▲ 10.7 7
8 坂本 誠裕 ▲ 7.1 56.3 ▲ 27.0 ▲ 4.0 6.7 6.9 ▲ 50.8 ▲ 19.0 8
9 富田 淳一 31.3 37.2 32 ▲ 51.8 ▲ 16.3 ▲ 47.7 ▲ 3.7 ▲ 19.0 9
10 西原 佳隆 ▲ 4.8 ▲ 24.3 ▲ 21.6 8.5 ▲ 19.2 ▲ 18.9 30.7 ▲ 49.6 10
11 吉田 哲史 ▲ 4.6 ▲ 38.0 0.2 14.6 ▲ 27.1 1.7 0 ▲ 53.2 11
12 近野 理智男 19.5 ▲ 57.3 ▲ 24.2 ▲ 56.3 4 ▲ 8.2 ▲ 37.1 ▲ 159.6 12
13 大森 孝太郎 ▲ 25.4 ▲ 109.2 34.2 ▲ 2.4 ▲ 59.8 ▲ 81.5 24.6 ▲ 219.5 13
14 延原 明美 ▲ 6.4 ▲ 36.3 8.2 3.2 ▲ 32.4 ▲ 120.5 ▲ 53.3 ▲ 237.5 14

関西プロリーグ レポート/第11期 太閤位Bリーグ 第7節レポート

第7節の対局者は以下のとおり、そして、明暗が付きまとう。
1卓:堀・近野・勝間・筒井
2卓:西原・坂本・大森・掛樋・延原
3卓:原田・富田・米川・辻本
1卓、2回戦東2局、近野が親番で一気に攻める。
七万七万八万九万九万一索一索一筒一筒一筒二筒三筒四筒 リーチ ツモ八万 ドラ四筒
この4,000オールをアガリその後も連荘。55,000点まで積み上げる。
南場の親番でも以下の手でリーチ。
一万二万三万一索二索三索一筒二筒七筒八筒九筒発発 リーチ ドラ九筒
しかしここは勝間が仕掛け、1,000点で近野の親を流す。
4回戦 トップ目の筒井と9,700点差で迎えたオーラスの勝間。
ここまで3着・4着・3着とほとんど手が入らず苦しんでいたが土壇場で意地を見せる。
二索三索四索五筒六筒七筒九筒 暗カン牌の背発発牌の背 チー三万二万四万 ツモ九筒 ドラ九筒
この2,000・3,900で筒井を捲り、トップ。マイナスを抑えた。
2卓、4回戦まで掛樋・西原がトップを分け合い、2人でプラスを上乗せしていく展開に。
そんな中、5回戦で巻き返しを図ったのが大森。東3局 1本場の親番で、
二万三万四万六万七万八万二索三索四索二筒四筒南南 ロン三筒 ドラ南
坂本から8,000点を出アガリ。
南3局 1本場には西原の先制リーチに対し、
一索一索二索三索六索七索八索五筒六筒七筒中中中 ドラ三索
態勢の良さを全面に出し真っ向勝負。
八万八万二索三索三索四索五索七索八索九索六筒七筒八筒 リーチ ツモ四索
見事4,100オールをツモりあげ、70,000点のトップ。
7節のトータルをプラスにした。今後も大森の爆発力に期待したい。
3卓、4回戦 南4局1本場、親・辻本。トップ目の辻本と2着目の米川との差は300点。
ここで辻本は原田から七対子ドラドラをロン。
続く2本場 流局し辻本は以下の形でテンパイしていたが、伏せて終了とした。
一万二万三万三索三索四索四索五索五索六索七索二筒二筒
対局後、辻本に聞いたところ、
一万二万三万三索三索四索四索五索五索六索七索二筒二筒二筒
ここからの打牌で悩んだ結果、打二筒としたのだが、辻本は二索五索八索待ちより、打六索七索待ちの方が感触が良いと感じていた。
直後、七索を2枚引き、アガリを逃したので手牌を伏せたとのこと。
冷静な判断で着実にポイントを稼ぎ、上位に迫ってきている…
残り3節、昇級・降級争いがますます激しくなることは間違いないであろう。

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 6 節 7 節 8 節 9 節 10 節 合計 順位
1 米川 基紀 ▲ 12.6 8.6 91.3 ▲ 16.3 32.2 71.2 17.8 192.2 1
2 勝間 伸生 10.7 64.8 27.1 38.2 92.2 ▲ 23.3 ▲ 29.1 180.6 2
3 辻本 翔哉 10.3 23.4 11.4 ▲ 14.2 24.5 48.5 44.5 148.4 3
4 筒井 宏晶 43.4 ▲ 34.0 ▲ 16.2 37.8 15.3 44.8 43.3 134.4 4
5 堀 昭義 ▲ 50.1 65.9 40.7 23.1 ▲ 16.5 27.2 22.9 113.2 5
6 掛樋 忠雄 ▲ 23.3 43.1 ▲ 45.5 31.8 6.2 48.7 48.8 109.8 6
7 原田 保正 ▲ 12.1 ▲ 12.8 ▲ 40.8 29.6 32.9 51.1 ▲ 58.6 ▲ 10.7 7
8 坂本 誠裕 ▲ 7.1 56.3 ▲ 27.0 ▲ 4.0 6.7 6.9 ▲ 50.8 ▲ 19.0 8
9 富田 淳一 31.3 37.2 32 ▲ 51.8 ▲ 16.3 ▲ 47.7 ▲ 3.7 ▲ 19.0 9
10 西原 佳隆 ▲ 4.8 ▲ 24.3 ▲ 21.6 8.5 ▲ 19.2 ▲ 18.9 30.7 ▲ 49.6 10
11 吉田 哲史 ▲ 4.6 ▲ 38.0 0.2 14.6 ▲ 27.1 1.7 0 ▲ 53.2 11
12 近野 理智男 19.5 ▲ 57.3 ▲ 24.2 ▲ 56.3 4 ▲ 8.2 ▲ 37.1 ▲ 159.6 12
13 大森 孝太郎 ▲ 25.4 ▲ 109.2 34.2 ▲ 2.4 ▲ 59.8 ▲ 81.5 24.6 ▲ 219.5 13
14 延原 明美 ▲ 6.4 ▲ 36.3 8.2 3.2 ▲ 32.4 ▲ 120.5 ▲ 53.3 ▲ 237.5 14

第11期 太閤位C1リーグ 後期第2節レポート

前節では好調なスタートを切ることができたが今節はかなり辛い対局となりました。
同卓者は中野、中安、高柳。

1回戦は高柳のアガリから始まり小場のまま南入。迎えた南2局で場に大きな変化が現れることになった。
中野が8巡目に変則的な捨牌からリーチをかけると、全員受けに回らされ、数巡後に西をツモアガる。

一万二万三万一索二索三索一筒二筒三筒東東西西 ツモ西

3,000・6,000を決め、これが決定打となり一回戦は中野のトップとなった。
3回戦は、中安が点棒を叩く半荘となる。
東4局の中安の親番で、トップ目にいる中安がリーチをかけてきた。

三万三万五万六万七万五索六索二筒三筒四筒七筒八筒 ツモ七索 ドラ三万

これをアガリ6,000オール。
そして1本場になり、五巡目に生牌の中をポンしてテンパイ。
ここに高柳が生牌の東を勝負してくるが、4,800は5,100の放銃となった。

一索一索一索一筒二筒三筒東南南南 ポン中中中 ロン東

更なる加点をした中安がこの半荘をトップで終わる。
4回戦オーラス、大橋が35,100点持ちのトップ目、中安が32,700点持ちの2着目、
そして中野が29,000点、高柳が23,200点と各自がトップ又は浮きを目指せる範囲であったが、中盤、中野が中を鳴き二万を高柳から出アガリして浮きの2着とした。

三万三万四万四万五万七万八万九万南南 ポン中中中

できるなら、南も鳴き7,700点に仕上げたい所だが、この時、中安の手格好はこのようになっていた。

一筒二筒三筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒八筒九筒南南

中野の素晴らしい判断力で、親のアガリをかわしていたのだ。
今節の対局は、全体的に大物手が入る傾向が見られ、大きいアガリが目立つ対局となった。
初対局するベテランの先輩方の判断力、点棒の重さを知る1節だったように感じた。
今節の反省を踏まえ、常に学ぶ姿勢で次節に繋げたいと思う。

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 後藤 俊孝 6.7 53.4 60.1
2 丸山 直 42 13 55
3 大橋 慶一郎 49.3 ▲ 1.0 48.3
4 宮田 豊夢 31.6 14.8 46.4
5 三好 直幸 ▲ 9.2 50.1 40.9
6 中安 武尊 11.1 14.6 25.7
7 上村 政雄 33.1 ▲ 14.1 19
8 中野 孝治 25.3 ▲ 12.7 12.6
9 原田 潤次 19.6 ▲ 24.8 ▲ 5.2
10 谷上 脩平 ▲ 49.4 36.4 ▲ 13.0
11 山中 翼 ▲ 39.9 7.9 ▲ 32.0
12 田村 豊 32.4 ▲ 89.4 ▲ 57.0
13 高柳 将史 ▲ 32.1 ▲ 40.9 ▲ 73.0
14 近野 弥生 ▲ 75.4 ▲ 13.5 ▲ 88.9
15 藤原 仙三 ▲ 82.1 ▲ 9.2 ▲ 91.3
16 山室 太二 ▲ 83.0 ▲ 24.6 ▲ 107.6

関西プロリーグ レポート/第11期 太閤位C1リーグ 後期第2節レポート

前節では好調なスタートを切ることができたが今節はかなり辛い対局となりました。
同卓者は中野、中安、高柳。
1回戦は高柳のアガリから始まり小場のまま南入。迎えた南2局で場に大きな変化が現れることになった。
中野が8巡目に変則的な捨牌からリーチをかけると、全員受けに回らされ、数巡後に西をツモアガる。
一万二万三万一索二索三索一筒二筒三筒東東西西 ツモ西
3,000・6,000を決め、これが決定打となり一回戦は中野のトップとなった。
3回戦は、中安が点棒を叩く半荘となる。
東4局の中安の親番で、トップ目にいる中安がリーチをかけてきた。
三万三万五万六万七万五索六索二筒三筒四筒七筒八筒 ツモ七索 ドラ三万
これをアガリ6,000オール。
そして1本場になり、五巡目に生牌の中をポンしてテンパイ。
ここに高柳が生牌の東を勝負してくるが、4,800は5,100の放銃となった。
一索一索一索一筒二筒三筒東南南南 ポン中中中 ロン東
更なる加点をした中安がこの半荘をトップで終わる。
4回戦オーラス、大橋が35,100点持ちのトップ目、中安が32,700点持ちの2着目、
そして中野が29,000点、高柳が23,200点と各自がトップ又は浮きを目指せる範囲であったが、中盤、中野が中を鳴き二万を高柳から出アガリして浮きの2着とした。
三万三万四万四万五万七万八万九万南南 ポン中中中
できるなら、南も鳴き7,700点に仕上げたい所だが、この時、中安の手格好はこのようになっていた。
一筒二筒三筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒八筒九筒南南
中野の素晴らしい判断力で、親のアガリをかわしていたのだ。
今節の対局は、全体的に大物手が入る傾向が見られ、大きいアガリが目立つ対局となった。
初対局するベテランの先輩方の判断力、点棒の重さを知る1節だったように感じた。
今節の反省を踏まえ、常に学ぶ姿勢で次節に繋げたいと思う。

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 後藤 俊孝 6.7 53.4 60.1
2 丸山 直 42 13 55
3 大橋 慶一郎 49.3 ▲ 1.0 48.3
4 宮田 豊夢 31.6 14.8 46.4
5 三好 直幸 ▲ 9.2 50.1 40.9
6 中安 武尊 11.1 14.6 25.7
7 上村 政雄 33.1 ▲ 14.1 19
8 中野 孝治 25.3 ▲ 12.7 12.6
9 原田 潤次 19.6 ▲ 24.8 ▲ 5.2
10 谷上 脩平 ▲ 49.4 36.4 ▲ 13.0
11 山中 翼 ▲ 39.9 7.9 ▲ 32.0
12 田村 豊 32.4 ▲ 89.4 ▲ 57.0
13 高柳 将史 ▲ 32.1 ▲ 40.9 ▲ 73.0
14 近野 弥生 ▲ 75.4 ▲ 13.5 ▲ 88.9
15 藤原 仙三 ▲ 82.1 ▲ 9.2 ▲ 91.3
16 山室 太二 ▲ 83.0 ▲ 24.6 ▲ 107.6

第10回女流モンド杯優勝特別インタビュー:魚谷 侑未

第6期女流桜花決勝、第10回女流モンド杯。どちらも初出場で初優勝。
わずか1年足らずの間に、魚谷侑未プロは二冠の勝者となった。

第6期女流桜花優勝インタビューは、藤井すみれプロが務め、
そして、第10回女流モンド杯優勝のインタビューは、私、高宮まりが務めさせて頂きます。

【インタビューの始まり】

魚谷「まりさん、インタビューどっか旅行とか行って写真とか撮ってやろうよ~。」

なんだかうきうきしているみたい。

高宮「いいけど…どこ行く??」
魚谷「うーん、お台場?バーベキューもいいなぁ。ほんとは旅行も行きたい!」

デートかい。普通の可愛い女子である。

魚谷「そういえば決勝戦のDVD観た??」
高宮「ごめん、まだ~」
魚谷「えー、じゃあ当日までに観ておいてね?」

わかった、と言いつつも、翌日からその前日まで連勤である。
時間がない訳ではないが、実はちょっと無理かも…と思っていました。桜花様すみません。
結局、当日に漫画喫茶で、決勝戦の鑑賞会兼インタビューをすることになった。
ですので、観戦記風のインタビューになりました。

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インタビュー風景
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二人で記念プリクラ

【決勝戦・1回戦開始前】

こうして、優勝者の解説付きで、第10回女流モンド杯決勝戦の鑑賞会が始まる。
1回戦が始まる前に聞いてみた。

高宮「初出場で決勝に残った訳だけど、対局前のモチベーションはどうだったの?」
魚谷「えー?モチベーション?モチベーションはいつでも高いよ。もちろんモンドTVに出ることはプロとしてやっていく上での夢だったし、
私なんかが出してもらえて…って感謝の気持ちだった。勝つとかっていうより、もちろん勝ちたい気持ちがないと言ったら嘘になるけど、
いい麻雀をしたいと思って。自分なりの麻雀をして、いい麻雀を打ち切れたらいいなぁと思って。」

{な…長い…}

ボイスレコーダーを忘れた私は、彼女の言葉をメモるのに必死である。
私たちは、普段、麻雀の話はほとんどしない。今回のインタビューで、色々と普段はしないような質問をした。
彼女の麻雀観や麻雀に対する姿勢、麻雀自体の考え方や内容についても、こんなに詳しく聞くのは初めてである。
しかし、どんな質問でも、何か質問するとすぐに、長い長い答えを、彼女らしい早口言葉と語り口調で返してくれるのである。
それだけ、いつも麻雀に対して沢山の、本当に沢山の事を真剣に考えているのであろう。

【決勝・1回戦】

東3局3本場、西家2巡目。

六万七万八万九万三筒四筒六筒七筒六索七索西西発 ドラ三万

高宮「これ、解説で西から鳴かないんだ?って言われていたね。」
魚谷「私だったら鳴くって思われるかもしれないけど、満貫が見える手はあんまり鳴かない。」
高宮「確かに、一緒に打っているとき(あんまりないけど)、けっこう面前で高い手仕上げて来るもんね。
ゆーみん(魚谷)の鳴きの判断ってどういうところなの?」
魚谷「私は、他家の進行速度とか、親と受けとか常に全部考えてやっているよ。
いい手は別だけど、さばき手のときは反撃された時の事、どこが反撃して来そうかとか考えながらやっているかな。
鳴くと思われるところで鳴かなかったりするけど、それはミスと思ってなくて、それは鳴かないと思ってやっているの。
あと、鳴くとある程度先が見えやすくて、打点もだいたい決まりやすいから、私は鳴いた方がオリやすいとも思っている。」

なるほど。なかなか奥が深い。特に面白かったのは、“鳴くと打点が決まってしまう”ということについて。
一般的には、ただ手組を狭めてしまうという意味合いに考えられることが多いが、こういった見方もあるようだ。新鮮である。
事実この局は5巡目に、

六万七万八万二筒三筒四筒六筒七筒八筒六索七索西西

こうなりリーチ。そして五索で出アガリ。
魚谷プロのそういった状況判断は、鳴きに対してだけではない。
面前の手組でも、さらにリーチ判断でも、一本筋が通っている。

オーラス3着目、南家5巡目。

一万三万四万五万四筒五筒六筒一索三索八索八索北北 ツモ二索 ドラ四筒

カン二索を引いて八索北のシャンポンでリーチ。

魚谷「このアガリはけっこうお気に入り。」

{このアガリはお気に入りらしい}

魚谷「ソーズの下がいいと思っていたから、本当はカン二索でリーチしたかったけど、二索を引いてテンパイして。
北が待ちとしていいし、押し返されても悪くないからシャンポンでリーチした。
北なら瑠美さんから直撃したら、一発か裏で逆転も狙えるかもしれないし、涼崎さんか黒沢さんから出ても2着ならいいなぁって。」

魚谷プロの状況判断には一貫性を感じる。
このアガリで2着を確保して1回戦を終了。

【決勝・2回戦開始前】

高宮「1回戦は2着で終了したけど、2回戦への心構えはどうだった?気合いの入りかたとかゲーム展開の構想とか。」
魚谷「1回戦、本当はトップ取りたかったけど、2着でも良かったかなぁって。タイトル戦の決勝は1対1の状況になりやすいじゃん?
だから、1回戦が2着で1対1の状況に持ち込みやすいから、2回戦も状況に応じて打とうって。焦ったりとかはなかった。」

彼女の“焦らない”強さとは、単なる性格としての度胸や自信からではなく、知識と経験に裏付けされた強さなのかもしれないと思った。
彼女のメンタルの持ち方には、いつも理由がある。
メンタルに関しては、普段から長々と説明してくれたりする。

魚谷「あっ、あとねぇ」

まだ何か言いたい事があるようである

魚谷「私、準決勝で負けたって思ったの。」
高宮「ああそう!」

私は少し驚いた。
メンタルが強いという定評のある魚谷プロが、負けたと思うことなんてあるのか。

魚谷「負けたっていうか、負けも覚悟しなくちゃいけないって思った。」

準決勝のラスだけは引いてはいけない状況で、平たい局面。
そこでリーチに放銃して、一気に苦しい状況になったらしい。

魚谷「これは自分が招いた結果で、完全なミスではないかもしれないけど、自分がなんとかできる局面だった。
あきらめた訳じゃなくて、ダメでもしょうがないって思った。」

ここまで聞いて、珍しく弱気だと思うか??
私は思わなかった。やっぱり彼女の精神力は強靭だと思う。
彼女はいつでも、覚悟を持っている。

魚谷「その局を乗り越えて決勝に進めたから、追い風ポールポジションじゃないけど、一度負けたって思ったから、
よりチャレンジャーとして、良い心構えで臨むことができたかな。できました。」

けっこう気遣いさんなので、わざわざ語尾を言い換えたようだ。

【決勝・2回戦】

瑠美プロが序盤大きく沈み、魚谷プロにとって良い展開かと思いきや、瑠美プロが跳満をツモアガリ。
そこから南2局、東家。

二万三万四万五万六万七万八万三筒四筒五筒三索八索八索 ドラ二万

9巡目、二索を引いて八万を切ってリーチ。四索で4,000オールをツモアガる。

魚谷「この局ね…勝とうというより、いい麻雀をしたいって気持ちで対局に臨んだんだけど、
この4,000オールツモって優勝条件が見えてきて、勝ちたいって気持ちが強くなった。」

そしてオーラス1本場、魚谷プロはアガれば優勝。その魚谷プロが、

三万三万六万五筒六筒七筒二索四索五索六索 ポン八筒八筒八筒 ツモ五万

10巡目、五万ツモ打二索のテンパイ。
そして七万をツモアガリ、第10回女流モンド杯を制す。
画面の中のみんなが拍手している。

【優勝して】

見終わった瞬間、私は「おめでとう」と言って右手を差し出した。
魚谷プロは笑いながら、「ありがとう」と握手に答えた。

高宮「優勝した感想は?」
魚谷「終わってすぐに、瑠美さんがおめでとうって拍手してくれて、黒沢さんも涼崎さんも拍手してくれて、ああ、優勝したんだって。嬉しかった。
でも、実感っていうのはまだなくて。女流桜花も実感するまでにすごい時間がかかった。1日とかじゃなくて、3、4ヶ月。
だから、この女流モンド杯の優勝も、皆さんに観て頂ける頃に実感するのかもしれない。」

優勝というのは、そのときの勝ったという事実だけではなく、いろんな人との関わりの中で意味を持って来るのだろう。

魚谷「私の麻雀、地味だったでしょ?」

そう言って彼女は笑った。

高宮「うーん、意外とくちゃくちゃに鳴きまくったりしなかったね。」
魚谷「私ねぇ、自分の麻雀が地味だと思うんだよね。自分の中では、良くも悪くも奇抜な手順は打たないようにしている。
当たり前の事を当たり前に打つことが強さだと思っているから。
ミスのない麻雀を打つのは難しいことだけど、そこを目指しているから、当たり前のことを、毎回やろうと思っている。
他の人から見たら奇抜かもしれないけど、私の中では当たり前のことをいつも出来るようにしたい。」

彼女は真面目である。真面目であるということは簡単なようで、難しく大切なことなのだ。
しかし、真面目でいられる人は少ない。だから差がつくように思う。
彼女を見ていると、私はつくづく自分に甘いなぁと思う。

【これから】

高宮「女流桜花を勝って、女流モンド杯も勝って。そんなゆーみんの今後の目標は??」
魚谷「私が鳴きを志したときに、楽な道じゃないし、人から認められにくいし、嫌われる可能性もあるなぁって分かっていたけど、その道を選んだ。
自分にあったスタイルだから、他の人とは違う道を進んで行くって決めたから、だからこの道を進むからには結果を出し続けなきゃいけないって、
強く、重く思っている。プレイヤーとしてやっていきたいから、内容だけじゃなくて、結果を出し続けられるプロでありたい。」

麻雀を通り越して、魚谷侑未の人間性が見えるような気がする。
自信もプライドも、自分で持とうと思って持てるものではないと私は思っている。
しかし、魚谷プロには、誇りという言葉を使ってもいいのではないか。

魚谷「あと、それとは別に、いろいろ出演させて貰えるようになって、少しは注目して貰えるようになって、
プロ意識とか振る舞いとか、人として何か伝えていけたらいいなって思うようになりました。」

わずかな間に、ともに初出場の舞台で二冠を達成。麻雀格闘倶楽部などメディアへ出演する機会も急激に増えた。
魚谷侑未をシンデレラガールと呼ぶ人もいるかもしれない。しかし彼女は、突然の幸運を手にした訳ではない。
今までの麻雀へのひたむきな努力が、彼女の快進撃に繋がったのだろう。
そしてこれからも、彼女はその道を歩んでいくのだろう。
それが、平らでもいばらでもどんな道でも、魚谷侑未にしか歩めない道なのではないかと私は思う。

私はこういう人を“プロフェッショナル”と呼ぶのではないかと思う。
そして、そんな彼女のこれからの歩む姿と歩む道を見ていたいと、そう思う人は多いに違いない。

長いインタビューになってしまいましたが、魚谷侑未プロのファンの方々が呼んでも、
魚谷プロについて、まだあまりよく知らないという方が読んでも、彼女の魅力が伝わるように書いたつもりです。

皆様に楽しんで読んで頂けたら幸いです。
長文ご精読頂きありがとうございました。

queen_10_691

(このインタビューは2012年10月時のものです)

プロ雀士インタビュー/第10回女流モンド杯優勝特別インタビュー:魚谷 侑未

第6期女流桜花決勝、第10回女流モンド杯。どちらも初出場で初優勝。
わずか1年足らずの間に、魚谷侑未プロは二冠の勝者となった。

第6期女流桜花優勝インタビューは、藤井すみれプロが務め、
そして、第10回女流モンド杯優勝のインタビューは、私、高宮まりが務めさせて頂きます。

【インタビューの始まり】

魚谷「まりさん、インタビューどっか旅行とか行って写真とか撮ってやろうよ~。」

なんだかうきうきしているみたい。

高宮「いいけど…どこ行く??」
魚谷「うーん、お台場?バーベキューもいいなぁ。ほんとは旅行も行きたい!」

デートかい。普通の可愛い女子である。

魚谷「そういえば決勝戦のDVD観た??」
高宮「ごめん、まだ~」
魚谷「えー、じゃあ当日までに観ておいてね?」

わかった、と言いつつも、翌日からその前日まで連勤である。
時間がない訳ではないが、実はちょっと無理かも…と思っていました。桜花様すみません。
結局、当日に漫画喫茶で、決勝戦の鑑賞会兼インタビューをすることになった。
ですので、観戦記風のインタビューになりました。

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インタビュー風景
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二人で記念プリクラ

【決勝戦・1回戦開始前】

こうして、優勝者の解説付きで、第10回女流モンド杯決勝戦の鑑賞会が始まる。
1回戦が始まる前に聞いてみた。

高宮「初出場で決勝に残った訳だけど、対局前のモチベーションはどうだったの?」
魚谷「えー?モチベーション?モチベーションはいつでも高いよ。もちろんモンドTVに出ることはプロとしてやっていく上での夢だったし、
私なんかが出してもらえて…って感謝の気持ちだった。勝つとかっていうより、もちろん勝ちたい気持ちがないと言ったら嘘になるけど、
いい麻雀をしたいと思って。自分なりの麻雀をして、いい麻雀を打ち切れたらいいなぁと思って。」

{な…長い…}

ボイスレコーダーを忘れた私は、彼女の言葉をメモるのに必死である。
私たちは、普段、麻雀の話はほとんどしない。今回のインタビューで、色々と普段はしないような質問をした。
彼女の麻雀観や麻雀に対する姿勢、麻雀自体の考え方や内容についても、こんなに詳しく聞くのは初めてである。
しかし、どんな質問でも、何か質問するとすぐに、長い長い答えを、彼女らしい早口言葉と語り口調で返してくれるのである。
それだけ、いつも麻雀に対して沢山の、本当に沢山の事を真剣に考えているのであろう。

【決勝・1回戦】

東3局3本場、西家2巡目。

六万七万八万九万三筒四筒六筒七筒六索七索西西発 ドラ三万

高宮「これ、解説で西から鳴かないんだ?って言われていたね。」
魚谷「私だったら鳴くって思われるかもしれないけど、満貫が見える手はあんまり鳴かない。」
高宮「確かに、一緒に打っているとき(あんまりないけど)、けっこう面前で高い手仕上げて来るもんね。
ゆーみん(魚谷)の鳴きの判断ってどういうところなの?」
魚谷「私は、他家の進行速度とか、親と受けとか常に全部考えてやっているよ。
いい手は別だけど、さばき手のときは反撃された時の事、どこが反撃して来そうかとか考えながらやっているかな。
鳴くと思われるところで鳴かなかったりするけど、それはミスと思ってなくて、それは鳴かないと思ってやっているの。
あと、鳴くとある程度先が見えやすくて、打点もだいたい決まりやすいから、私は鳴いた方がオリやすいとも思っている。」

なるほど。なかなか奥が深い。特に面白かったのは、“鳴くと打点が決まってしまう”ということについて。
一般的には、ただ手組を狭めてしまうという意味合いに考えられることが多いが、こういった見方もあるようだ。新鮮である。
事実この局は5巡目に、

六万七万八万二筒三筒四筒六筒七筒八筒六索七索西西

こうなりリーチ。そして五索で出アガリ。
魚谷プロのそういった状況判断は、鳴きに対してだけではない。
面前の手組でも、さらにリーチ判断でも、一本筋が通っている。

オーラス3着目、南家5巡目。

一万三万四万五万四筒五筒六筒一索三索八索八索北北 ツモ二索 ドラ四筒

カン二索を引いて八索北のシャンポンでリーチ。

魚谷「このアガリはけっこうお気に入り。」

{このアガリはお気に入りらしい}

魚谷「ソーズの下がいいと思っていたから、本当はカン二索でリーチしたかったけど、二索を引いてテンパイして。
北が待ちとしていいし、押し返されても悪くないからシャンポンでリーチした。
北なら瑠美さんから直撃したら、一発か裏で逆転も狙えるかもしれないし、涼崎さんか黒沢さんから出ても2着ならいいなぁって。」

魚谷プロの状況判断には一貫性を感じる。
このアガリで2着を確保して1回戦を終了。

【決勝・2回戦開始前】

高宮「1回戦は2着で終了したけど、2回戦への心構えはどうだった?気合いの入りかたとかゲーム展開の構想とか。」
魚谷「1回戦、本当はトップ取りたかったけど、2着でも良かったかなぁって。タイトル戦の決勝は1対1の状況になりやすいじゃん?
だから、1回戦が2着で1対1の状況に持ち込みやすいから、2回戦も状況に応じて打とうって。焦ったりとかはなかった。」

彼女の“焦らない”強さとは、単なる性格としての度胸や自信からではなく、知識と経験に裏付けされた強さなのかもしれないと思った。
彼女のメンタルの持ち方には、いつも理由がある。
メンタルに関しては、普段から長々と説明してくれたりする。

魚谷「あっ、あとねぇ」

まだ何か言いたい事があるようである

魚谷「私、準決勝で負けたって思ったの。」
高宮「ああそう!」

私は少し驚いた。
メンタルが強いという定評のある魚谷プロが、負けたと思うことなんてあるのか。

魚谷「負けたっていうか、負けも覚悟しなくちゃいけないって思った。」

準決勝のラスだけは引いてはいけない状況で、平たい局面。
そこでリーチに放銃して、一気に苦しい状況になったらしい。

魚谷「これは自分が招いた結果で、完全なミスではないかもしれないけど、自分がなんとかできる局面だった。
あきらめた訳じゃなくて、ダメでもしょうがないって思った。」

ここまで聞いて、珍しく弱気だと思うか??
私は思わなかった。やっぱり彼女の精神力は強靭だと思う。
彼女はいつでも、覚悟を持っている。

魚谷「その局を乗り越えて決勝に進めたから、追い風ポールポジションじゃないけど、一度負けたって思ったから、
よりチャレンジャーとして、良い心構えで臨むことができたかな。できました。」

けっこう気遣いさんなので、わざわざ語尾を言い換えたようだ。

【決勝・2回戦】

瑠美プロが序盤大きく沈み、魚谷プロにとって良い展開かと思いきや、瑠美プロが跳満をツモアガリ。
そこから南2局、東家。

二万三万四万五万六万七万八万三筒四筒五筒三索八索八索 ドラ二万

9巡目、二索を引いて八万を切ってリーチ。四索で4,000オールをツモアガる。

魚谷「この局ね…勝とうというより、いい麻雀をしたいって気持ちで対局に臨んだんだけど、
この4,000オールツモって優勝条件が見えてきて、勝ちたいって気持ちが強くなった。」

そしてオーラス1本場、魚谷プロはアガれば優勝。その魚谷プロが、

三万三万六万五筒六筒七筒二索四索五索六索 ポン八筒八筒八筒 ツモ五万

10巡目、五万ツモ打二索のテンパイ。
そして七万をツモアガリ、第10回女流モンド杯を制す。
画面の中のみんなが拍手している。

【優勝して】

見終わった瞬間、私は「おめでとう」と言って右手を差し出した。
魚谷プロは笑いながら、「ありがとう」と握手に答えた。

高宮「優勝した感想は?」
魚谷「終わってすぐに、瑠美さんがおめでとうって拍手してくれて、黒沢さんも涼崎さんも拍手してくれて、ああ、優勝したんだって。嬉しかった。
でも、実感っていうのはまだなくて。女流桜花も実感するまでにすごい時間がかかった。1日とかじゃなくて、3、4ヶ月。
だから、この女流モンド杯の優勝も、皆さんに観て頂ける頃に実感するのかもしれない。」

優勝というのは、そのときの勝ったという事実だけではなく、いろんな人との関わりの中で意味を持って来るのだろう。

魚谷「私の麻雀、地味だったでしょ?」

そう言って彼女は笑った。

高宮「うーん、意外とくちゃくちゃに鳴きまくったりしなかったね。」
魚谷「私ねぇ、自分の麻雀が地味だと思うんだよね。自分の中では、良くも悪くも奇抜な手順は打たないようにしている。
当たり前の事を当たり前に打つことが強さだと思っているから。
ミスのない麻雀を打つのは難しいことだけど、そこを目指しているから、当たり前のことを、毎回やろうと思っている。
他の人から見たら奇抜かもしれないけど、私の中では当たり前のことをいつも出来るようにしたい。」

彼女は真面目である。真面目であるということは簡単なようで、難しく大切なことなのだ。
しかし、真面目でいられる人は少ない。だから差がつくように思う。
彼女を見ていると、私はつくづく自分に甘いなぁと思う。

【これから】

高宮「女流桜花を勝って、女流モンド杯も勝って。そんなゆーみんの今後の目標は??」
魚谷「私が鳴きを志したときに、楽な道じゃないし、人から認められにくいし、嫌われる可能性もあるなぁって分かっていたけど、その道を選んだ。
自分にあったスタイルだから、他の人とは違う道を進んで行くって決めたから、だからこの道を進むからには結果を出し続けなきゃいけないって、
強く、重く思っている。プレイヤーとしてやっていきたいから、内容だけじゃなくて、結果を出し続けられるプロでありたい。」

麻雀を通り越して、魚谷侑未の人間性が見えるような気がする。
自信もプライドも、自分で持とうと思って持てるものではないと私は思っている。
しかし、魚谷プロには、誇りという言葉を使ってもいいのではないか。

魚谷「あと、それとは別に、いろいろ出演させて貰えるようになって、少しは注目して貰えるようになって、
プロ意識とか振る舞いとか、人として何か伝えていけたらいいなって思うようになりました。」

わずかな間に、ともに初出場の舞台で二冠を達成。麻雀格闘倶楽部などメディアへ出演する機会も急激に増えた。
魚谷侑未をシンデレラガールと呼ぶ人もいるかもしれない。しかし彼女は、突然の幸運を手にした訳ではない。
今までの麻雀へのひたむきな努力が、彼女の快進撃に繋がったのだろう。
そしてこれからも、彼女はその道を歩んでいくのだろう。
それが、平らでもいばらでもどんな道でも、魚谷侑未にしか歩めない道なのではないかと私は思う。

私はこういう人を“プロフェッショナル”と呼ぶのではないかと思う。
そして、そんな彼女のこれからの歩む姿と歩む道を見ていたいと、そう思う人は多いに違いない。

長いインタビューになってしまいましたが、魚谷侑未プロのファンの方々が呼んでも、
魚谷プロについて、まだあまりよく知らないという方が読んでも、彼女の魅力が伝わるように書いたつもりです。

皆様に楽しんで読んで頂けたら幸いです。
長文ご精読頂きありがとうございました。

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(このインタビューは2012年10月時のものです)

ロン2ファン感謝祭in大阪~第15回リアル麻雀大会~

10月21日大阪にて、「ロン2リアル麻雀大会in大阪」が開催されました。
今回は27期生、高宮まりがレポートさせて頂きます。

さてさて、当日、朝の新幹線に乗って大阪へ。
私は大阪に行くことが初めてで、駅に着きおどおどしながら会場へ。

real15_01

するとそこには、すでに沢山のユーザー様が!!
初めてお会いする、関西本部所属のプロの方もちらほら。
ますますおどおどしながら、記録用紙を貰って自分の卓へ。

今回参加するプロは総勢25名!つまり全25卓100名での戦いになります。
戦いが始まる前から、すでに和気あいあいと賑やかです。

東京本部から

real15_07
灘 麻太郎プロ
real15_21
小島 武夫プロ
real15_06
荒 正義プロ
real15_09
森山 茂和プ
real15_08
滝沢 和典プロ
real15_20
二階堂 亜樹プロ
real15_05
宮内 こずえプロ
real15_22
黒沢 咲プロ
real15_04
高宮 まりプロ
real15_02
中山 奈々美プロ

関西本部から

real15_17
吉田 雄二プロ
real15_03
板川 和俊プロ
real15_24
原田 保正プロ
real15_28
横山 毅プロ
real15_11
佐々木 亮プロ
real15_13
近野 理智男プロ
real15_29
花岡 章生プロ
real15_27
上村 宣久プロ
real15_25
中川 由佳梨プロ
real15_12
玉木 章司プロ
real15_16
西原 佳隆プロ
real15_19
高瀬 真濃プロ
real15_23
高柳 将司プロ
real15_14
近野 弥生プロ
real15_10
藤沢 周平プロ
real15_26
三好 直幸プロ
real15_15
西村 友和プロ
real15_18
中山 千鶴プロ

手元の記録用紙を見るに、今回は東南→東風→東風→東風→東南の5回戦の様子。
長丁場の大争奪戦となる今大会を制するのは、いったいどなたなのでしょうか!?
開会式では、ロン2管理でおなじみの、こごっちプロの司会進行とルール説明、灘会長のご挨拶がありました。
そしていよいよ対局開始!皆さま対局中は真剣です。
今回のサブイベントは、跳満以上でロン2特製ステッカーが貰えるとのこと。
対局中には、「跳満出ましたー!」の声がたくさんあがっておりました。

対局の合間には、皆さまわいわいと交流していて楽しげな様子。
よくお会いする方もいらっしゃったり、皆さまから話し掛けて頂いたりして、私も少しずつ緊張がほぐれました。

5回戦も終わり、集計タイム。
待っている間に、宮内プロと森山プロのトークショーが始まっていました。
どうやら2013年連盟カレンダーの宣伝をしている様子。(カレンダー、ぜひゲットして下さいね!)

お求めはこちら

私はユーザーの方々と会話したり、まったりとトークを聞いたりしていました。
と突然、「まりちゃーん!」と呼ぶ声が!呼んでいたのは森山プロと宮内プロ。
私もトークショーに混ぜてもらって、ちゃっかり4月に発売予定の、グラビアDVDの宣伝をさせて頂いちゃいました。てへ。

そうこうしている間に、集計が終了。
私と宮内プロで、ちゃっかりそのままプレゼンテーターを勤めさせて頂きました。てへ。

1位から発表です。どきどき…
栄光のユーザー1位は211さん!
おめでとうございます!ぱちぱち!

お好きなプロ5名との撮影権と、記念品が授与されました!

続いて2位は中川由佳梨プロ!プロ1位に輝きました☆
中川プロは、何年か前での大阪リアル大会でも、ユーザーとして入賞していたらしいです。
流石ですね。

ユーザー2位はアベルさん。
ユーザー3位はベタコさんとなりました。

ここからユーザー20位までと、ブービー賞やラス賞(!)まで発表され会場は大盛り上がり。
閉会式は、参加プロ全員から一言ずつご挨拶。

最後は、森山副会長のお言葉でびしっと〆!

皆さま1日お疲れさまでした。
その後も、プロ全員でお見送りだったり、ミニ撮影会やミニサイン会になっていて、皆さまが最後のぎりぎりまで楽しめていいなぁ~と思いました!
皆さまありがとうございました!

これからも、たくさんリアル大会やファン感謝祭が催される予定です♪
ロン2のサイトでも、たくさんイベントが開催されております♪
私たちプロ雀士も出来るだけ沢山参加して、ロン2を盛り上げて行けたらいいなぁと思います。
皆さまがロン2をいっぱい楽しめますように!今後とも宜しくお願い致します。

ということで、最近ロン2にて色々なフロアに出没している、高宮まりがお送りしました。
お手合わせしたら、宜しくお願い致しますね☆

ではではo(^-^)o

大会結果はこちら


日本プロ麻雀連盟オフィシャルネット対戦サイト 『ロン2』

リアル麻雀大会/ロン2ファン感謝祭in大阪~第15回リアル麻雀大会~

10月21日大阪にて、「ロン2リアル麻雀大会in大阪」が開催されました。
今回は27期生、高宮まりがレポートさせて頂きます。
さてさて、当日、朝の新幹線に乗って大阪へ。
私は大阪に行くことが初めてで、駅に着きおどおどしながら会場へ。
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するとそこには、すでに沢山のユーザー様が!!
初めてお会いする、関西本部所属のプロの方もちらほら。
ますますおどおどしながら、記録用紙を貰って自分の卓へ。
今回参加するプロは総勢25名!つまり全25卓100名での戦いになります。
戦いが始まる前から、すでに和気あいあいと賑やかです。
東京本部から

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灘 麻太郎プロ
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小島 武夫プロ
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荒 正義プロ
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森山 茂和プ
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滝沢 和典プロ
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二階堂 亜樹プロ
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宮内 こずえプロ
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黒沢 咲プロ
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高宮 まりプロ
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中山 奈々美プロ

関西本部から

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吉田 雄二プロ
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板川 和俊プロ
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原田 保正プロ
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横山 毅プロ
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佐々木 亮プロ
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近野 理智男プロ
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花岡 章生プロ
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上村 宣久プロ
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中川 由佳梨プロ
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玉木 章司プロ
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西原 佳隆プロ
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高瀬 真濃プロ
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高柳 将司プロ
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近野 弥生プロ
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藤沢 周平プロ
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三好 直幸プロ
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西村 友和プロ
real15_18
中山 千鶴プロ

手元の記録用紙を見るに、今回は東南→東風→東風→東風→東南の5回戦の様子。
長丁場の大争奪戦となる今大会を制するのは、いったいどなたなのでしょうか!?
開会式では、ロン2管理でおなじみの、こごっちプロの司会進行とルール説明、灘会長のご挨拶がありました。
そしていよいよ対局開始!皆さま対局中は真剣です。
今回のサブイベントは、跳満以上でロン2特製ステッカーが貰えるとのこと。
対局中には、「跳満出ましたー!」の声がたくさんあがっておりました。
対局の合間には、皆さまわいわいと交流していて楽しげな様子。
よくお会いする方もいらっしゃったり、皆さまから話し掛けて頂いたりして、私も少しずつ緊張がほぐれました。
5回戦も終わり、集計タイム。
待っている間に、宮内プロと森山プロのトークショーが始まっていました。
どうやら2013年連盟カレンダーの宣伝をしている様子。(カレンダー、ぜひゲットして下さいね!)

お求めはこちら
私はユーザーの方々と会話したり、まったりとトークを聞いたりしていました。
と突然、「まりちゃーん!」と呼ぶ声が!呼んでいたのは森山プロと宮内プロ。
私もトークショーに混ぜてもらって、ちゃっかり4月に発売予定の、グラビアDVDの宣伝をさせて頂いちゃいました。てへ。
そうこうしている間に、集計が終了。
私と宮内プロで、ちゃっかりそのままプレゼンテーターを勤めさせて頂きました。てへ。
1位から発表です。どきどき…
栄光のユーザー1位は211さん!
おめでとうございます!ぱちぱち!
お好きなプロ5名との撮影権と、記念品が授与されました!
続いて2位は中川由佳梨プロ!プロ1位に輝きました☆
中川プロは、何年か前での大阪リアル大会でも、ユーザーとして入賞していたらしいです。
流石ですね。
ユーザー2位はアベルさん。
ユーザー3位はベタコさんとなりました。
ここからユーザー20位までと、ブービー賞やラス賞(!)まで発表され会場は大盛り上がり。
閉会式は、参加プロ全員から一言ずつご挨拶。
最後は、森山副会長のお言葉でびしっと〆!
皆さま1日お疲れさまでした。
その後も、プロ全員でお見送りだったり、ミニ撮影会やミニサイン会になっていて、皆さまが最後のぎりぎりまで楽しめていいなぁ~と思いました!
皆さまありがとうございました!
これからも、たくさんリアル大会やファン感謝祭が催される予定です♪
ロン2のサイトでも、たくさんイベントが開催されております♪
私たちプロ雀士も出来るだけ沢山参加して、ロン2を盛り上げて行けたらいいなぁと思います。
皆さまがロン2をいっぱい楽しめますように!今後とも宜しくお願い致します。
ということで、最近ロン2にて色々なフロアに出没している、高宮まりがお送りしました。
お手合わせしたら、宜しくお願い致しますね☆
ではではo(^-^)o
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日本プロ麻雀連盟オフィシャルネット対戦サイト 『ロン2』

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第29期 B2リーグ 後期第3節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 岩井 健太 40.8 66 36.1 142.9
2 相沢 かおる 73.8 3 15.8 92.6
3 安 秉参 56.1 ▲ 49.0 51.8 58.9
4 小松 不二雄 47.3 28.2 ▲ 41.9 33.6
5 藤原 隆弘 3 35.6 ▲ 10.3 28.3
6 太田 昌樹 ▲ 13.4 32 ▲ 2.8 15.8
7 上村 慎太郎 ▲ 44.8 ▲ 37.1 96.7 14.8
8 浜上 文吾 ▲ 51.2 32.6 26.4 7.8
9 杉浦 勘介 ▲ 19.8 20.1 ▲ 4.6 ▲ 4.3
10 三浦 大輔 ▲ 5.5 94.1 ▲ 96.2 ▲ 7.6
11 齋藤 桂史 ▲ 42.8 ▲ 24.6 26.4 ▲ 41.0
12 西島 一彦 ▲ 8.3 ▲ 31.0 ▲ 11.5 ▲ 50.8
13 寺尾 威一郎 ▲ 0.9 ▲ 47.1 ▲ 12.0 ▲ 60.0
14 小川 尚哉 ▲ 2.8 ▲ 17.0 ▲ 41.5 ▲ 61.3
15 西岡 慎泰 4.8 ▲ 70.6 ▲ 3.0 ▲ 68.8
16 鈴木 雄介 ▲ 38.3 ▲ 36.2 ▲ 52.4 ▲ 126.9

昇級者 4名 (青字で表示)     降級者 6名 (赤字で表示)    ※降級者は都合により残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示
前期成績はこちら
第4節組み合わせ
A卓 寺尾 威一郎 vs 浜上 文吾 vs 藤原 隆弘 vs 上村 慎太郎
B卓 鈴木 雄介 vs 西島 一彦 vs 安 秉参 vs 相沢 かおる
C卓 西岡 慎泰 vs 岩井 健太 vs 小川 尚哉 vs 齋藤 桂史
D卓 杉浦 勘介 vs 太田 昌樹 vs 小松 不二雄 vs 三浦 大輔
A1   A2   B1 B2   C1 C2 C3   D1 D2 D3  E

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第29期 C2リーグ 後期第3節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 安藤 友一 75.9 59.3 11.3 146.5
2 渡辺 勇人 ▲ 2.5 54.7 79.5 131.7
3 加藤 博己 27.4 24.6 56.5 108.5
4 大場 篤 23.5 68.9 7.2 99.6
5 北條 恵美 37 19.9 27.7 84.6
6 菅野 直 67.9 34 ▲ 21.9 80
7 魚谷 侑未 77.4 2.5 ▲ 0.2 79.7
8 太田 優介 44.3 9.2 21.1 74.6
9 樋口 洋輔 27.2 2.1 40.9 70.2
10 岡田 茂 94.8 27 ▲ 54.0 67.8
11 室伏 理麻 95 ▲ 46.8 6.8 55
12 角屋 保人 ▲ 23.8 47.8 30.6 54.6
13 南里 はるみ 18.7 ▲ 23.6 47.1 42.2
14 秋山 淑子 ▲ 7.3 ▲ 24.0 73.2 41.9
15 増田 隆一 ▲ 35.1 ▲ 8.0 73.5 30.4
16 森脇 翼 47.7 ▲ 9.7 ▲ 15.7 22.3
17 所 克典 24.8 ▲ 5.5 ▲ 0.1 19.2
18 古橋 崇志 9.3 ▲ 27.4 18.5 0.4
19 武田 裕希 ▲ 7.1 ▲ 3.5 9.8 ▲ 0.8
20 蒼井 ゆりか ▲ 50.1 69.4 ▲ 27.4 ▲ 8.1
21 客野 直 ▲ 4.4 ▲ 6.9 1.8 ▲ 9.5
22 儀間 翔 ▲ 68.2 56.5 1.4 ▲ 10.3
23 水澤 明彦 ▲ 30.4 ▲ 3.6 22.1 ▲ 11.9
24 田中 史孝 72.9 ▲ 36.5 ▲ 49.6 ▲ 13.2
25 桜井 紘己 ▲ 47.8 31.1 2.3 ▲ 14.4
26 岡田 直之 ▲ 30.9 24.7 ▲ 13.0 ▲ 19.2
27 谷口 祐介 ▲ 14.5 9.2 ▲ 22.4 ▲ 27.7
28 大川 哲哉 5.7 ▲ 23.2 ▲ 10.2 ▲ 27.7
29 竹島 庸至 ▲ 15.9 ▲ 7.8 ▲ 10.6 ▲ 34.3
30 石川 正明 21.7 ▲ 6.1 ▲ 58.9 ▲ 43.3
31 末続 ヒロトシ ▲ 54.3 ▲ 20.3 22.4 ▲ 52.2
32 藤岡 良一 ▲ 66.9 ▲ 57.0 54.2 ▲ 69.7
33 鈴木 郁孝 16.9 ▲ 72.3 ▲ 25.4 ▲ 80.8
34 田中 隆次 ▲ 45.7 ▲ 13.1 ▲ 24.8 ▲ 83.6
35 松下 佳正 ▲ 68.7 26.6 ▲ 42.0 ▲ 84.1
36 福島 祐治 ▲ 21.2 ▲ 49.2 ▲ 23.3 ▲ 93.7
37 山口 笑子 ▲ 70.9 ▲ 17.1 ▲ 8.9 ▲ 96.9
38 赤司 美奈子 ▲ 62.1 ▲ 9.0 ▲ 26.7 ▲ 97.8
39 藤井 すみれ 0.5 ▲ 1.1 ▲ 98.5 ▲ 99.1
40 斉藤 智子 ▲ 12.3 ▲ 16.6 ▲ 74.3 ▲ 103.2
41 優木 美智 ▲ 48.5 ▲ 80.2 ▲ 41.0 ▲ 169.7

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プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第29期 C3リーグ 後期第3節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 鈴木 秀幸 44.2 9.1 68.2 121.5
2 荒牧 冬樹 ▲ 25.7 93.4 47.8 115.5
3 濱平 光朗 25.6 41.6 35.5 102.7
4 横井 玲巳 ▲ 9.5 0.2 92.7 83.4
5 石原 将樹 ▲ 24.4 19.9 70.4 65.9
6 石橋 薫 45.3 87.3 ▲ 70.4 62.2
7 大竹 昌之 47.1 15.4 ▲ 16.0 46.5
8 井出 康平 33.8 ▲ 30.2 39.5 43.1
9 大木 亮典 19.4 24.7 ▲ 2.4 41.7
10 吉田 求 85.5 10.7 ▲ 57.3 38.9
11 高橋 信夫 21.5 ▲ 14.2 28.6 35.9
12 高橋 良介 7.8 6.7 21.3 35.8
13 渡部 稔 21.8 4.2 4.5 30.5
14 福光 聖雄 ▲ 20.7 ▲ 9.6 56.1 25.8
15 長尾 浩平 11.4 16 ▲ 3.4 24
16 伊賀 則夫 7.5 28.3 ▲ 17.6 18.2
17 高沢 智 ▲ 0.4 ▲ 0.3 16.7 16
18 伊藤 大輔 10.6 28.3 ▲ 25.5 13.4
19 元木 伸明 22.6 9 ▲ 18.9 12.7
20 森下 剛任 ▲ 5.3 9.5 6.3 10.5
21 羽鳥 友啓 ▲ 14.0 39.8 ▲ 20.4 5.4
22 武石 絵里 ▲ 39.5 5.3 33 ▲ 1.2
23 安東 裕允 ▲ 21.6 ▲ 13.1 29.3 ▲ 5.4
24 関島 義基 ▲ 4.5 41 ▲ 44.1 ▲ 7.6
25 松本 遊助 ▲ 16.4 29.2 ▲ 21.1 ▲ 8.3
26 神林 剛 42 ▲ 57.0 ▲ 10.3 ▲ 25.3
27 楠木 一朗 ▲ 9.0 11.9 ▲ 31.3 ▲ 28.4
28 高柳 節子 20.8 ▲ 53.2 ▲ 6.2 ▲ 38.6
29 土井 悟 6.8 ▲ 74.7 27.5 ▲ 40.4
30 牧野 和弘 ▲ 63.6 ▲ 37.1 49.9 ▲ 50.8
31 水木 琴 ▲ 21.9 ▲ 26.5 ▲ 3.9 ▲ 52.3
32 江隈 亨 ▲ 13.6 ▲ 51.9 5.3 ▲ 60.2
33 天音 まこと 1.8 43.3 ▲ 107.1 ▲ 62.0
34 寺戸 孝志 ▲ 45.8 ▲ 10.2 ▲ 10.7 ▲ 66.7
35 ジャガー真鍋 ▲ 70.9 42 ▲ 41.6 ▲ 70.5
36 山岸 成安 ▲ 5.1 ▲ 79.8 9.7 ▲ 75.2
37 尾形 和彦 ▲ 8.2 ▲ 53.4 ▲ 22.1 ▲ 83.7
38 石井 良樹 7.7 ▲ 54.3 ▲ 58.4 ▲ 105.0
39 長内 真実 ▲ 35.4 ▲ 42.1 ▲ 35.1 ▲ 112.6
40 こご まさとし ▲ 30.7 ▲ 71.2 ▲ 24.5 ▲ 126.4

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何を切る?2012年11月

Aリーグと各リーグのプロに出題して、解答を比較し、
各リーグのプロがその一打を深く解説し、掘り下げていくコーナーである。

問題作成者:山田 浩之(六段)
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東風戦道場ルール(一発、裏ドラ、カンドラ有り、赤無し)
東2局東家、ドラ七。  色の濃くなった牌はツモ切りです。

Aリーグ
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Bリーグ
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Aリーググラフ
五索切り 14人、五筒切り 9人、二索切り 1人、三索切り 1人、五万切り 1人

Bリーググラフ
五筒切り 12人、五索切り 9人、五万切り 3人、三索切り 1人

Aリーグ回答

五索切り

石渡正志 伊藤優孝 遠藤啓太 近藤久春 猿川真寿
柴田弘幸 白鳥翔 中村毅 二階堂亜樹 仁平宣明
前原雄大 山井弘 吉田直 四柳弘樹

・吉田直(AⅡ)

七対子や三暗刻など、縦のツモを見ながら打ちたいので五索を切ります。
七対子を見るなら五筒を切ってドラ固定にしても悪くなさそうですが、ラス目のオーラスの親なので、
一応ドラ面子のイーペーコーも見ながらテンパイしたらドラも切ります。

五筒切り

荒正義 板川和俊 老月貴紀 勝又健志 黒沢咲
沢崎誠 瀬戸熊直樹 古川孝次 望月雅継

・古川孝次(AⅡ)

現在最下位でトップと31,300点差。トイツ形が多い牌姿。
ドラの六筒の2枚持ちを生かして、トイトイ三暗刻ドラドラもしくは四暗刻を目指す。
途中、ドラが出ればポンしてトイトイドラ3でよしとする。

二索切り
右田勇一郎

・右田勇一郎(AⅠ)

今回、東風戦のラス目の親なので打二索とします。他の打牌候補は五索五筒あたりでしょうか・・・・

これが東南戦の東4局ならば打五筒とします。
不調な時に、ここからピンズ2メンツになるとは思えないので、
まだ南場があるならばリーチドラ1の手組みよりも、トイツ手を視野にいれた高打点狙いとします。
しかし、今回はオーラスなので七対子は見切ります。

五索でなく打二索とするのは、マンズがカンチャンなのでツモ次第ではマンズを五万七万と払い、ソウズかピンズで2メンツを見るためです。
ツモ六索でリャンメン2つできるだけでなく、ツモ四索の時のソウズの形が二索二索三索四索よりも

二索三索四索五索の形の方が明らかに優れていると思います。

三索切り

朝武雅晴

 

Bリーグ回答

五筒切り

明石定家 岩井健太 鈴木基芳 西岡慎泰 西川淳
西島一彦 藤島健二郎 藤原隆弘 麓征生 松崎良文
吉沢康次 吉田幸雄

五索切り

相沢かおる 内川幸太郎 太田昌樹 上村慎太郎 佐々木寿人
須浦正裕 杉浦勘介 藤本哲也 三浦大輔

・杉浦勘介(BⅡ)

オーラス、ラス目の親番。真っ直ぐ攻めたいタテヨコ2シャンテンの手牌。
七対子の1シャンテンからのトイトイ変化など、タテ系の手役を視野に入れつつ、自然にドラのトイツを固定できるような形を想定する。
現段階ではメンゼンの速度にブレーキをかけないように、余剰牌候補を持たない構えとする。

五万切り

斉藤桂史 齋藤等 滝沢和典

三索切り

浜上文吾

・浜上文吾(BⅡ)

理想は四暗刻ですが、567の三色、七対子、三暗刻狙いで打三索

次のツモでトイツ系の手になれば 五筒五索五万七万の順番で切っていきます。
六万六索ツモには567の三色or三暗刻狙いで打二索
オーラス、ラス目の親で細かく連荘するよりも、メンゼンで高打点を目指してリーチしたいです。

何を切る?/何を切る?2012年11月

Aリーグと各リーグのプロに出題して、解答を比較し、
各リーグのプロがその一打を深く解説し、掘り下げていくコーナーである。

問題作成者:山田 浩之(六段)
nanikirugraph_201211_smpwidth280_ktaiwidth240

東風戦道場ルール(一発、裏ドラ、カンドラ有り、赤無し)
東2局東家、ドラ七。  色の濃くなった牌はツモ切りです。
Aリーグ
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Bリーグ
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Aリーググラフ
五索切り 14人、五筒切り 9人、二索切り 1人、三索切り 1人、五万切り 1人
Bリーググラフ
五筒切り 12人、五索切り 9人、五万切り 3人、三索切り 1人

Aリーグ回答

五索切り
石渡正志 伊藤優孝 遠藤啓太 近藤久春 猿川真寿
柴田弘幸 白鳥翔 中村毅 二階堂亜樹 仁平宣明
前原雄大 山井弘 吉田直 四柳弘樹
・吉田直(AⅡ)
七対子や三暗刻など、縦のツモを見ながら打ちたいので五索を切ります。
七対子を見るなら五筒を切ってドラ固定にしても悪くなさそうですが、ラス目のオーラスの親なので、
一応ドラ面子のイーペーコーも見ながらテンパイしたらドラも切ります。
五筒切り
荒正義 板川和俊 老月貴紀 勝又健志 黒沢咲
沢崎誠 瀬戸熊直樹 古川孝次 望月雅継
・古川孝次(AⅡ)
現在最下位でトップと31,300点差。トイツ形が多い牌姿。
ドラの六筒の2枚持ちを生かして、トイトイ三暗刻ドラドラもしくは四暗刻を目指す。
途中、ドラが出ればポンしてトイトイドラ3でよしとする。
二索切り
右田勇一郎
・右田勇一郎(AⅠ)
今回、東風戦のラス目の親なので打二索とします。他の打牌候補は五索五筒あたりでしょうか・・・・
これが東南戦の東4局ならば打五筒とします。
不調な時に、ここからピンズ2メンツになるとは思えないので、
まだ南場があるならばリーチドラ1の手組みよりも、トイツ手を視野にいれた高打点狙いとします。
しかし、今回はオーラスなので七対子は見切ります。
五索でなく打二索とするのは、マンズがカンチャンなのでツモ次第ではマンズを五万七万と払い、ソウズかピンズで2メンツを見るためです。
ツモ六索でリャンメン2つできるだけでなく、ツモ四索の時のソウズの形が二索二索三索四索よりも
二索三索四索五索の形の方が明らかに優れていると思います。
三索切り
朝武雅晴
 

Bリーグ回答

五筒切り
明石定家 岩井健太 鈴木基芳 西岡慎泰 西川淳
西島一彦 藤島健二郎 藤原隆弘 麓征生 松崎良文
吉沢康次 吉田幸雄
五索切り
相沢かおる 内川幸太郎 太田昌樹 上村慎太郎 佐々木寿人
須浦正裕 杉浦勘介 藤本哲也 三浦大輔
・杉浦勘介(BⅡ)
オーラス、ラス目の親番。真っ直ぐ攻めたいタテヨコ2シャンテンの手牌。
七対子の1シャンテンからのトイトイ変化など、タテ系の手役を視野に入れつつ、自然にドラのトイツを固定できるような形を想定する。
現段階ではメンゼンの速度にブレーキをかけないように、余剰牌候補を持たない構えとする。
五万切り
斉藤桂史 齋藤等 滝沢和典
三索切り
浜上文吾
・浜上文吾(BⅡ)
理想は四暗刻ですが、567の三色、七対子、三暗刻狙いで打三索
次のツモでトイツ系の手になれば 五筒五索五万七万の順番で切っていきます。
六万六索ツモには567の三色or三暗刻狙いで打二索
オーラス、ラス目の親で細かく連荘するよりも、メンゼンで高打点を目指してリーチしたいです。

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第29期 D2リーグ 後期第3節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 塚越 裕次郎 76.9 ▲ 0.1 61.1 137.9
2 長山 雅幸 111.1 ▲ 20.4 38.8 129.5
3 西山 あみ 57.7 ▲ 8.4 73.3 122.6
4 鷲見 隼人 107.7 11.3 ▲ 18.2 100.8
5 岩楯 健寛 14.2 87.6 ▲ 6.9 94.9
6 中山 奈々美 3.8 76.6 ▲ 4.7 75.7
7 犬見 武史 67.2 57.4 ▲ 49.3 75.3
8 三浦 智博 99.6 ▲ 4.5 ▲ 27.2 67.9
9 梶谷 誠次 2.6 16.1 43.7 62.4
10 大庭 三四郎 31.9 4.2 13.5 49.6
11 中村 慎吾 15.8 38.5 ▲ 10.4 43.9
12 福島 清子 ▲ 4.6 32.5 6.4 34.3
13 矢野 和憲 3.4 6.8 20 30.2
14 冨田 久志 ▲ 5.9 ▲ 28.3 52.4 18.2
15 齋藤 麻衣子 ▲ 11.2 50.2 ▲ 22.1 16.9
16 清原 継光 ▲ 10.6 ▲ 2.5 5.9 ▲ 7.2
17 小町 拓也 ▲ 27.1 34.2 ▲ 15.9 ▲ 8.8
18 富村 つぐみ ▲ 33.2 2.5 12.9 ▲ 17.8
19 内山 えみ ▲ 30.5 ▲ 18.8 27.2 ▲ 22.1
20 矢口 加奈子 1.4 ▲ 26.9 ▲ 1.8 ▲ 27.3
21 内山 歩 ▲ 17.5 0.2 ▲ 11.7 ▲ 29.0
22 重原 聡 ▲ 52.0 4.8 17.5 ▲ 29.7
23 小笠原 奈央 ▲ 62.1 7.9 22.2 ▲ 32.0
24 會津 卓哉 ▲ 41.7 9.2 ▲ 1.8 ▲ 34.3
25 童瞳 ▲ 74.7 22.5 16.8 ▲ 35.4
26 吉野 敦志 ▲ 20.8 17.5 ▲ 36.7 ▲ 40.0
27 藤原 正允 27 ▲ 28.0 ▲ 44.3 ▲ 45.3
28 飯島 翔 ▲ 18.4 ▲ 52.9 23.1 ▲ 48.2
29 坂本 考司 ▲ 61.2 29 ▲ 16.3 ▲ 48.5
30 鈴木 翔悟 ▲ 12.3 ▲ 41.8 ▲ 5.4 ▲ 59.5
31 華川 かな 10.5 ▲ 68.4 ▲ 2.0 ▲ 59.9
32 戸嶋 祥太 ▲ 41.3 33.3 ▲ 62.3 ▲ 70.3
33 後藤 隆 ▲ 70.6 ▲ 56.4 48.4 ▲ 78.6
34 ガース 14.5 ▲ 70.6 ▲ 33.6 ▲ 89.7
35 京平 遥 ▲ 70.3 ▲ 4.0 ▲ 44.6 ▲ 118.9
36 加藤 誠 ▲ 55.7 ▲ 49.8 ▲ 24.9 ▲ 130.4
37 西山 純平 18.3 ▲ 66.2 ▲ 100.0 ▲ 147.9
38 渡辺 洋巳 ▲ 13.9 ▲ 37.3 ▲ 97.1 ▲ 148.3

昇級者 7名 (青字で表示)    降級者 3名 (赤字で表示)      ※降級者は都合により残留となる場合があります
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