第37期鳳凰戦A2リーグ第6節B卓レポート

杉浦勘介、昇級確実!?100ポイントオーバーのプラスでダントツの首位に

9月22日(火)に行われた第37期鳳凰戦A2リーグ第6節B卓は、トータル首位の杉浦勘介が4連勝で圧倒的なリードを築く結果となりました。

対局メンバーは、
1位 杉浦勘介 (+97.4P)
8位 麓征生 (+22.7P)
9位 前原雄大 (+6.2P)
12位 山田浩之 (▲ 45.1P)
15位 二階堂亜樹 (▲ 149.8P)

前の週に別卓の結果で首位に浮上した杉浦がリードを広げるか、中位陣2名が昇級争いに名乗りをあげるか、降級圏を逃れた山田に亜樹が迫るかが見どころの対局。

 

 

試合が始まると、まずは亜樹が粘り強い連荘で得点を伸ばします。満貫以上のアガりは無いものの、半荘で合計9局に渡って親番を繋ぎ、放銃は避ける慎重な打ち回しでトータル最下位から値千金のトップを手にしました。

 

 

全員に守備的な選択が多く見受けられるなか、異変が起こったのは2戦目。杉浦が門前のツモ三色ドラ1、タンヤオドラ3のアガリであっというまにダントツに。オーラスにも12,000のアガリで前節に続いて好調を感じさせます。
さらに全員がグッときたのは3回戦。平たい点数状況で南場の親番を迎えた杉浦は、まずはリーチ・ツモ・タンヤオの2,000オール。

 

 

次にリャンメン受けを拒否して打点にこだわった、ツモれば三暗刻のリーチ。

 

 

これは流局しましたが、次局はスピード感溢れる仕掛けであっという間に供託を回収。

 

 

そしてついに大物手が!タンピン三色確定のテンパイ!

 

 

これを力強くツモ。
最終戦も当然のようにトップをさらい4連勝を決めると、トータルポイントは+127.7という驚異的なスコアに!A1リーグへの昇級を一気に手元まで手繰り寄せました。
1日が終わってのトータルポイントは以下の通り。

 

 

杉浦はこの結果で、これから大きく貯金を減らさなければ昇級が濃厚に。逆に麓、前原は一旦は降級回避を念頭に置いての戦いとなっていきそうです。
このところ毎週大きくポイントが変動するA2リーグ。来週もぜひ熱い戦いにご期待ください。

(文中敬称略)
文:浜野太陽

麻雀日本シリーズ2020第5節レポート

【麻雀日本シリーズ2020第5節】敗退4名が決定。番狂わせの最終戦。

開始前(20回戦終了時)のスコアと、改めて日本シリーズのシステムを掲載する。

 

 

【システム】
■16人で一次予選全24回戦(各自6回戦)を行い下位4名が敗退
■12人でポイントを持ち越し、二次予選全6回戦(各自2回戦)を行い下位4名が敗退
■8人でポイントを持ち越し、プレーオフ全4回戦(各自2回戦)を行い上位4名が決勝進出
■ポイントをリセットし決勝4回戦

一次予選は各自この一戦で終了だが、決勝を見据えてポイントを伸ばしておきたいとは誰しもが思うところ。

 

【21回戦】 (1位)佐々木vs(8位)堀vs(9位)坂本vs(16位)伊藤

堀の職人芸。
上家の佐々木が国士無双模様の捨て牌。伊藤にも字牌が高いことを鑑み、役はなくなるが北切り

一索二索三索四索四索四索五索五索五索北五筒 チー七索 左向き八索 上向き九索 上向き

 

 

この北に伊藤からポンが入った結果、自身はテンパイ、佐々木は国士無双13面張になっていた北南が食い流れる。

一索二索二索三索四索四索四索五索五索五索 チー七索 左向き八索 上向き九索 上向き ツモ三索

2,000、4,000のツモアガリ。

このまま堀がポイントを伸ばすかと思われたが、余裕のある佐々木が攻める一方でトップ。
かろうじて2着の堀が+1.1P、3着の坂本が▲10.8Pとポイントを伸ばせず。

 

【22回戦】(2位)平賀vs(7位)本田vs(10位)原vs(15位)近藤

近藤の逆襲。まずは平賀から技ありの12,000。
続けて東3局2,000、4,000。東4局2,600オールと現状のボーダーまで3万点まで迫る。

 

 

平賀は箱割れ寸前まで点数を減らすが、それくらいは織り込み済みと言わんばかりの3,000、6,000。

九万九万一筒一筒二筒二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒 ツモ三筒 ドラ九万

オーラスもきっちり条件を満たし、3着浮上。
逆に条件を満たされた原は、痛恨のラス落ちで、現時点で敗退の13位(▲48.7P)に後退。
近藤も南場では稼げず、15位(▲74.3)で終了。

 

【23回戦】 (3位)白鳥vs(6位)森下vs(11位)多井vs(14位)沢崎
MリーグではABEMASのチームメイトの多井と白鳥。前回は白鳥がトップで、「次は絶対やっつける」と解説席で語った多井。

東1局白鳥(親)

二万二万二万六万六万三筒四筒六筒七筒八筒三索四索五索 リーチ ロン二筒 ドラ七筒

先行リーチの多井から7,700。

東1局2本場白鳥(親)

二万二万二万四万五万六万四筒五筒三索三索発発発 リーチ 一発ロン六筒 ドラ白 裏六筒

またしても先行リーチの多井から12,000+600。
多井は白鳥に返り討ちにされてしまった。

その勢いで白鳥は95,000点の大トップで首位に浮上。
沢崎も巻き込まれ、16,000点持ちと苦しいところだったが、

二万三万四万七万七万七筒七筒白白白 暗カン西牌の背牌の背西 リーチ ツモ七筒 ドラ東 カンドラ西 裏六索 カン裏七筒

リーチツモ三暗刻白ドラ4裏3の三倍満で点数を回復。
原をまくるまではいかなかったが、13位(▲51.4P)として、24回戦の結果待ちとなった。

 

【24回戦】(4位)瀬戸熊vs(5位)藤崎vs(12位)鈴木vs(13位)魚谷
※順位は20回戦終了時

鈴木(▲39.2P)と魚谷(▲47.7P)の通過条件を確認しよう。(13位の沢崎が▲51.4P)
・お互いより上の着順は通過
・鈴木が下になった場合、22,900点以上の3着で通過
・魚谷が下になった場合、31,400点以上の3着で通過

東1局、魚谷、2,000、4,000ツモアガリで一安心

東3局、魚谷、親の先行リーチが終盤に瀬戸熊への6,400放銃となり接戦。

南2局で瀬戸熊が連荘し、だんだん雲行きが怪しく・・・

なんとオーラスを迎えたときには、近藤が魚谷の上になるという大波乱。
オーラスも藤崎がアガリ、予想もしなかった魚谷、鈴木ともに敗退となった。

経験豊富な藤崎、瀬戸熊は、決勝に向けて一番の稼ぎ時だとわかっており、狙い通りの進め方だったと言える。

24回戦終了時の成績はこちら。

 

 

次回は二次予選の25回戦~30回戦。決勝へのボーダーラインがかなり高くなっており、中位~下位は戦い方が難しい。
決勝まで二次予選とプレーオフで各自4戦ずつだが、白鳥、佐々木はほぼ確定したと言えるだろう。

10/17(土)12時より対局開始。

25回戦:(1位)白鳥 vs(6位)本田vs(7位)堀 vs(12位)近藤
26回戦:(2位)佐々木vs(5位)藤崎vs(8位)森下vs(11位)沢崎
27回戦:(3位)瀬戸熊vs(4位)平賀vs(9位)坂本vs(10位)原
※27回戦終了時の順位によって28・29・30回戦を行う、30回戦終了時に下位4名が敗退

(文:福光聖雄)

第18期プロクイーンベスト8B卓レポート

 

昨年のファイナリストが3人残ったベスト8B卓は、りんのと瑠美が2年連続の決勝進出となりました。

この試合、まず主導権を握ったのは初の決勝を狙った渋谷。

 

 

手役や仕掛けをほぼ見ずに最速でリーチを目指す作戦が面白いように決まって1回戦をトップ。
2回戦も同じ展開で優勢を築いていきましたが、リズムよく打牌を繰り返していた渋谷が南2局6巡目に少考します。

 

 

日吉「これどう打ちますか?」
藤崎「僕は一筒で良いと思います。それで七万八万が重なればビッグチャンスですよね。寿人さんなんかは六索持ってくればテンパイだからとか言い出しそうですけど。」

藤崎鳳凰位の解説と同じく一筒を切った渋谷。
一筒切りのほうがバランスが良いとは思うんですが、前局まで優勢を築いてきた渋谷の打ち方なら六索を切りそうに見えました。
結果、この切り遅れた六索がりんのへの放銃に。
序盤築いた優勢は崩れ、追いかける展開になった渋谷はベスト8で敗退。
もし一筒の前に六索を切って勝ち残れていたら、そのスタイルで挑む決勝がどうなっていたのか非常に気になりました。

りんのは2回戦・瑠美は3回戦での大きなトップが決定打となり、2人がそのまま逃げ切って勝ち抜け。
西城は3回戦までに打ったリーチ9回のうち成功したのが1回だけと苦しみ、4回戦でトップを取るも前半戦のマイナスが響いて2人には届かなかった。

 

(この日の苦しさが伝わってくる西城の六索切り)

 

(四万六索三筒三索とツモが押し寄せ、りんの急浮上)

 

 

(開始前の瑠美)

(文:越野智紀)

麻雀日本シリーズ2020第4節レポート

【麻雀日本シリーズ2020第4節レポート】明暗分かれる上位陣・下位陣

開始前(14回戦終了時)のスコアと、改めて日本シリーズのシステムを掲載する。

 

 

【システム】
■16人で一次予選全24回戦(各自6回戦)を行い下位4名が敗退
■12人でポイントを持ち越し、二次予選全6回戦(各自2回戦)を行い下位4名が敗退
■8人でポイントを持ち越し、プレーオフ全4回戦(各自2回戦)を行い上位4名が決勝進出
■ポイントをリセットし決勝4回戦

今節の15回戦~20回戦が終わると、各自一次予選は5回戦消化し残り1戦となるのだが、多井が「今日は20ポイントプラスして帰りたい」と語るように、余裕をもって一次予選を通過したい。

そんな中、大きく貯金を作ったのは、佐々木。
15回戦で10万点に近い大トップ、17回戦のラスは小さいラスで収めるという、理想の稼ぎ方で首位に浮上。
白鳥も本日の1戦でトップを取り、決勝に向けて好位置。

中位~下位陣は苦戦が目立ったが、見せ場は十分。

18回戦沢崎、崖っぷちからの逆転の跳満ツモ。

 

 

裏ドラ三索

19回戦、原は近藤のアガリ牌でもある七索を引き勝ち倍満。

 

 

(裏ドラは乗らず倍満止まり)

20回戦、鈴木、上家の魚谷を直撃し、価値ある3着浮上。

 

 

アガリやテンパイ・ノーテンで2着に浮上するので、魚谷にとってはやむ無しの放銃ではあるが、本日2ラスと厳しい結果となった。

4節終了時のトータルスコア

一次予選

順位 名前(敬称略) 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 合計
1 佐々木寿人 6.5 49.7 9.5 81.2 ▲ 21.1 125.8
2 平賀聡彦 61.0 20.4 20.8 ▲ 13.0 14.1 103.3
3 白鳥翔 49.1 ▲ 20.0 ▲ 7.3 38.1 25.6 85.5
4 瀬戸熊直樹 8.0 ▲ 6.9 44.7 14.1 ▲ 7.4 52.5
5 藤崎智 27.6 ▲ 9.7 31.5 ▲ 32.7 8.3 25.0
6 森下剛任 41.7 ▲ 14.4 3.8 23.7 ▲ 32.9 21.9
7 本田朋広 30.8 ▲ 6.9 ▲ 28.1 ▲ 13.1 26.2 8.9
8 堀慎吾 ▲ 20.5 ▲ 13.6 32.6 8.2 ▲ 7.1 ▲ 0.4
9 坂本大志 3.5 ▲ 26.9 16.0 ▲ 7.6 10.1 ▲ 4.9
10 原浩明 ▲ 16.1 ▲ 29.1 ▲ 6.5 2.2 32.6 ▲ 16.9
11 多井隆晴 ▲ 23.5 23.1 4.7 ▲ 42.5 9.0 ▲ 29.2
12 鈴木大介 0.8 ▲ 16.2 11.2 ▲ 27.3 ▲ 7.7 ▲ 39.2
13 魚谷侑未 8.1 ▲ 36.3 29.9 ▲ 23.2 ▲ 26.2 ▲ 47.7
14 沢崎誠 ▲ 45.7 32.7 ▲ 20.6 ▲ 47.4 21.3 ▲ 59.7
15 近藤誠一 ▲ 41.3 ▲ 26.3 ▲ 0.3 ▲ 31.1 ▲ 10.0 ▲ 109.0
16 伊藤優孝 ▲ 58.3 ▲ 36.7 ▲ 11.7 ▲ 31.7 20.5 ▲ 117.9

一次予選最終節は、間を開けず9/20(日)14時より対局開始。
お見逃しなく。

21回戦:(1位)佐々木vs(8位)堀 vs(9位)坂本vs(16位)伊藤
22回戦:(2位)平賀 vs(7位)本田vs(10位)原 vs(15位)近藤
23回戦:(3位)白鳥 vs(6位)森下vs(11位)多井vs(14位)沢崎
24回戦:(4位)瀬戸熊vs(5位)藤崎vs(12位)鈴木vs(13位)魚谷

(文:福光聖雄)

第37期鳳凰戦A1リーグ第7節B卓レポート

【2020/9/14(月)A1第7節B卓 HIRO柴田が役満字一色をツモアガリ!】

 

 

HIRO柴田は前回の第6節、▲74.2Pと大きなマイナスを背負い一気に9位まで順位を落とした。
若くしてA1に昇級。一度A2に落ちた時は一期でA1に返り咲き、しかし、強いが故に下位争いの経験に乏しい。
「今日はヤミテンします。」と消極的な作戦でこの対局にのぞんだ。

 

 

2回戦東1局、北家。ドラ八万
H柴田の配牌は9種11牌。まずは流すかどうか。
トータル順位を考えると国士無双やホンイツをみて流局させず続行する方が自然だが、全員第一打が西
もう残り1枚しかない。
トイツの字牌どちらも役牌。ホンイツやトイトイの保険もあるが、敢えてドラ色から切り始めた。

 

 

2巡目北と3巡目白 はどちらも鳴かず。国士は捨てきれない。
直後発を持って来て役牌3トイツ。
次は鳴こう。そう決めた瞬間。

 

 

瀬戸熊から白をツモ切られ、ポン。ピンズのホンイツチャンタ本線で発進。

 

 

親の瀬戸熊は3連続有効牌引き。北家のH柴田がポンするほど瀬戸熊のツモ番は増え、手が育っていく。

 

 

東がポン出来て選択。南は生牌。中は1枚切れ。七筒九筒外しもアリだが、柴田は南切りとする。
3役ホンイツチャンタ、跳満の1シャンテン。

 

 

中が重なり、搭子変更。高め字一色大三元のダブル役満、安め字一色の役満の1シャンテンだ。

 

 

瀬戸熊は1シャンテンから動かないまま、北も引かされる。
柴田の北スルー、白 2鳴きがここで効いたか。
ポン出し南の後九筒七筒手出し、バラバラに見えたのもあるだろう。早くテンパイし親リーチを被せたかったか。
1回戦はトップ、この半荘を強い攻めで大トップを決めれば下位から抜け出せると逸る気持ちがあったかも知れない。
とにかく北を切らせる何かが瀬戸熊の中にあった。

 

 

決着はわずか1巡だった。
国士を見切ってからホンイツを狙い、瞬く間に字一色。それまでの動作、一切淀みなかった柴田の右手が発を静かに置いた途端に震えた。

長年麻雀プロの第一線で戦い続け、何度も役満をアガっている柴田でも震えるのだ。
しかしまだ戦いの最中。すぐに抑え込んで次局へ向かった。

 

 

柴田が卓内トップ。3回戦まで丁寧にまとめていた紺野が最終戦南場の2連続満貫を決め、プラスで終えた。
吉田も序盤は打点重視のフリテンリーチ、タンヤオツモリンシャン三色などらしい手組みを魅せたが、柴田が絶好調になってからは行きたい気持ちを抑えたように見えた。

瀬戸熊が一番苦しい日だったが、4回戦に攻めの麻雀で浮きに回り失点を少し戻して踏みとどまった。

 

(文:編集部)

麻雀最強戦 タイトルホルダーvsMリーガー最強の女流プロ決戦

タイトルホルダーvsMリーガー最強の女流プロ決戦、優勝は黒沢咲プロ。黒沢プロは12月13日のファイルに進みます。(麻雀最強戦公式Twitter)

A2リーグ第6節A卓レポート

【A2リーグ第6節A卓レポート】自称モブキャラが主人公になった日!

9月15日に行われた第37期鳳凰戦A2リーグ第6節A卓は、トータル▲29.6Pからスタートした一井があれよあれよと4連勝!一気に昇級が狙える位置まで順位を上げました。

試合開始前のスコアと順位は以下の通り。

前節直対で藤島にトータルトップの座を明け渡したダンプのリベンジや、これまで全節マイナスでそろそろ尻に火が付いている魚谷の戦い方などに注目が集まる対局。
いざ対局が始まると、ダンプがピンフ一通ドラ1確定の手をリーチして跳満に仕上げたかと思えば…

そのダンプから魚谷が親のタンピン三色を直撃するなど、非常にスリリングな展開!

しかし半荘が終わると、気づけばトップにいるのは一井。リーチピンフドラ1など中級打点の手を非常に多くツモアガリ、他選手の手を潰しながら常に3万点後半をキープします。
5回戦には東1局からメンゼンの役役チャンタをツモアガリ、そのリードを活かして1人浮きの4勝目を達成しました。

実況解説用のアンケートに「A2リーグのモブキャラです」と自虐風にコメントしている一井。Mリーガーやベテランひしめくメンバーの中で確かに注目度は落ちるかもしれませんが、今回の活躍は否応なく主人公並みに注目せざるを得ない結果となりました。

※モブキャラ=アニメなどで群衆の1人として登場するキャラクターのこと

1日を終えてのトータルスコアは以下の通り。

上位陣がポイントを減らし、現時点でトータルマイナスの選手ですら昇級がありえるようなスコアの並びに。

一井はSNSで「いろいろ反省点もありながら戦う気持ちを切らさずやれたことは収穫。もっと強くなれると信じる」と振り返りました。
一方、本日ついにプラスできた魚谷は「30,000点が遠い…」と苦しさを呟いていました。

※文中敬称略
(文:浜野太陽)

第37期鳳凰戦B1Select前期第4節レポート

【B1リーグSelect 前期第4節は猿川が真っ直ぐ放銃麻雀を貫き卓内トップ】

連荘中の猿川の親と、西家石渡の2件リーチに挟まれた刀川。

二万二万四万五万六万四索四索五索八索四筒五筒六筒七筒  ツモ六索  ドラ三筒

自身の手も良く、この六索ツモで雀頭と456三色が完成し1シャンテン。

共通安牌は1枚もない。

あなたなら何を切りますか?

八索切り

七索のワンチャンス。生牌。猿川の河はソーズが高い。石渡は3巡前に七索、宣言牌も七索である。
トイツを連続で並べないのは手牌に1枚必要だった場合が多いが、石渡の八索と何かのシャンポンは考えにくい。
「自分が一番要らないから切る」ならアリだ。

四索切り
これも生牌。2人に七索が通っているので、三索のワンチャンス。
石渡は一索も切っているので中スジでもある。
もう1メンツ欲しい自身にとっての連続形だが、三索七索が3枚見えていてくっつき牌の機能はイマイチ。

七筒切り

石渡の現物1枚切れ。猿川はピンズの上の切りが早く、石渡には現物。
親に歯向かった石渡の方が本手と評価すれば選べなくもない。
しかし、自身のくっつき牌としては圧倒的に優秀。
二筒九筒まで全て役ありテンパイを取れる。アガリに向かうなら絶対切りたくない牌でもある。

四万切り
猿川の現物2枚切れ。直前に切られた親の現物。石渡が役ありか本手の四万待ちで追いついたならヤミテンにしそうという読みに頼る。456三色部分のメンツ壊しになり、アガリは諦めるに等しい。親にだけには絶対打ちたくない時の打法。

二万切り

四万のワンチャンス。
通れば2巡凌げる。真っ直ぐではないが、雀頭落としならメンツ壊しよりもリカバリーが効きやすい。
石渡の三万はツモ切りで、七索より三万が不要なのも判断材料の1つ。

「放銃するなら真っ直ぐ」

起家の猿川はTwitterに掲げた言葉通りにスタートから手数で攻めた。
繋いだ東1局3本場。七対子ドラドラの四万待ちヤミテン。
2巡後に二万引きで跳満ツモのリーチに踏み切る。
猿川の捨て牌は七対子単騎も読みに入るとは思うが、それ以上にソーズの高さが目立つ。
スジを頼って二万出アガリの可能性もなくはない。

ドラドラ対決に名乗りを挙げたのは石渡。急所の二筒を引き、東九索のシャンポンに。
待ちは良くないが打点は十分。一騎討ちを挑むべく追いかけリーチを敢行。

冒頭の何切るに直面した刀川が選んだのは二万。猿川の親満に放銃となってしまう。

放銃で大ダメージを受けた刀川だが、その後が本当に強かった。まずは猿川からメンタンピンドラの7,700直撃。
南場の親では絶好の六筒引きテンパイでリーチし、一気通貫の一筒をツモ。6,000オール。

オーラスも刀川はタンヤオトイトイドラ3の跳満テンパイを入れる。
刀川のドラポンが入り、親番ラス目の白鳥は絶体絶命。親番を死守すべくギリギリの打牌選択。
七万四万となるべく多くのスジを勝負しないで1シャンテンをキープし、このテンパイ打牌だけ勝負!

リーチツモ役牌三暗刻ドラの6,000オールで大逆転トップを決めた。

2回戦終了時には大きく遅れをとった石渡だったが、後半2回で巻き返しに大成功。
東場の親番ではトイトイで仕掛けてトップ目猿川から7,700を直撃。
オーラス親番はリーチツモ三色をツモってから怒涛の連荘で大トップ。

4回戦では、1巡目で三色ドラ1の1シャンテンになった刀川のアガリかと思われたが


西ポンで345メンツ落としで強引にホンイツに向かい、ドラを重ねた直後にポン。
ラス牌の四筒ツモ。そのまま2連勝を決めた。


2回戦までは一番厳しかった石渡だが、終わってみれば猿川と2人でプラスを分け合う形になった

(文:編集部)

第18期プロクイーン決定戦ベスト8A卓レポート

【古谷、藤井、決勝進出!】

第18期プロクイーン、ベスト8A卓は1回戦から大荒れ。

東2局に佐月のリーチに追っかけた古谷がリーチ一発ピンフ三色の8,000。

五万六万七万二筒二筒五筒六筒七筒六索七索七索八索九索 リーチ 一発ロン五索 ドラ発 裏四索

放銃した佐月も迎えた東3局の親番で、3件リーチを制し4,000オール。

三万三万三万五万六万七万七万八万九万五筒六筒北北 リーチ ツモ四筒 ドラ北 裏六筒

そして東4局

マンズがよいと見て打四筒

二筒五筒のテンパイは逃すも、この形でテンパイ。

そして、六筒七筒"九筒には受けず、初志貫徹のマンズ待ち。

最速の18,000!!
逆に菅原は果敢に追っかけリーチとしたが、18,000の大きな失点となってしまう。

さらにこの次局、今度は佐月から12,000。

二万二万二万三万四万四万五万六万四筒六筒  ポン七筒 左向き七筒 上向き七筒 上向き  ロン五筒  ドラ七筒

南場に入ると藤井が加点、オーラスで更に古谷が加点と、1回戦から上下の差が開く結果に。

1回戦終了時
古谷+68.1、藤井+16.7、佐月▲31.1、菅原▲53.7

2回戦、もうすでに藤井より下の着順では終われない佐月、菅原であったが、2人の望みを砕くこのアガリ。

三色のつかない安目ではあったが、裏ドラ2枚で6,000オール。
このまま、藤井トップ、古谷2着で2回戦は終了。

2回戦終了時
古谷+73.6、藤井+53.2、菅原▲61.2、佐月▲65.6

3回戦、4回戦に波乱は起きず、古谷、藤井の勝ち上がりとなった。
両者ともプロクイーンは初の決勝進出。

ベスト8、B卓は9/18(金)、16:00より対局開始。現プロクイーン日向藍子に挑戦する残り2名は誰になるのでしょうか?

渋谷菜瑠美vs二階堂瑠美vsりんのなお(協会)vs西城凛

(文:福光聖雄)

第15期女流桜花Aリーグ第5節B卓レポート

今期の女流桜花は、1節4試合の全7節28試合で行われます。
第7節終了時にピンクゾーンに入った下位3人は女流桜花Bリーグへ降級。
オレンジゾーンの1人はAリーグ最後の1枠を賭けた入れ替え戦へ。
グリーンゾーンの上位8人はポイントを持ち越してのプレーオフを行い、その結果上位3人が古谷知美女流桜花が待つ決定戦へ進出になります。

【第5節B卓結果】

稲岡+21.7P 亜樹+13.7P 魚谷▲11.4P 西山▲24.0P

この日は稲岡が+21.7Pと前節からの好調をキープし、トータル+26.0Pとスコアを伸ばしました。
卓内トップだった稲岡は手数の多さに定評があり、それが活きたのが1回戦の東4局。

魚谷のマンズのホンイツ仕掛けと稲岡のリーチに挟まれた亜樹が、前巡に七万を切れずにテンパイを外すも、八万を引いてテンパイ復活するや今度は稲岡の無筋である四索を勝負に踏み切りました。

打点重視のスタイルに変わってきた魚谷に対し、稲岡は手数重視。
魚谷のホンイツ仕掛けと稲岡のリーチを比較して、手数重視の稲岡のリーチのほうが安いパターンも多くて勝負しやすいと判断したのでしょう。
しかし、亜樹の勝負した四索でリーチ・タンヤオ・ピンフ・ドラの7,700点をアガった稲岡は、これを切っ掛けに1回戦で大きなトップを獲ります。

稲岡は女流桜花に第8期から参加していて、第10期にCリーグ5位。
続く11期にBリーグ5位から入れ替え戦に出場して勝ち上がり、連続昇級でAリーグ入り。
高いフーロ率で沢山参加するスタイルは「浪速のガトリング砲」と呼ばれ、毎局熱い勝負が見られるのが特徴です。
手数の多さには放銃がつきものでAリーグでは苦戦していますが、残留を続けて今期で4年目。
参加率が高いまま失点を減らす、ロン牌以外は押すという究極のスタイルに稲岡がどこまで近づけるか注目しています。

(文:越野智紀)

 

何を切る? 2020年9月

第37期鳳凰戦A2リーグ 第5節 A卓 2回戦 東1局 北家 近藤久春プロ

 

■ Twitterで実施したアンケートの結果

 

■プロ解答

六万切り

 

■プロの視点
近藤久春プロ
「早い高い、後は待ちの強さで三拍子揃います。早いだけに情報量も少ないのですが、早々に八索がばらけて切られていることから七索は山にありそう。本線は三色なのでこれは好都合。六万七筒の選択は、ドラ六筒引き以外嬉しくないので、打七筒としました。手出ししたことについては、少考して時間を使ってしまったためで、深い戦術的な事はありません。この後は、ピンフテンパイ以外はテンパイ取らずとするつもりでした。」

 

■終局図

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第37期鳳凰戦A2リーグ第5節C卓レポート

【杉浦勘介大ジャンプ!上位・下位選手が差を広げる】

9月8日の第37期鳳凰戦A2リーグ第5節C卓は、これまでのリーグ戦の調子を象徴するように明暗を分ける場面がよく見られ、上位の杉浦・内川がポイントを伸ばし、下位の魚谷・安村が減らすという結果になりました。

対局メンバーと開始時のトータルポイントは以下の通り。

内川幸太郎 (+62.8P)
杉浦勘介 (+44.6P)
前原雄大(+4.8P)
安村浩司 (▲56.7P)
魚谷侑未 (▲104.3P)

対局が始まり、まず目立ったのは前原の不調。1回戦は低打点のアガリや流局で進行する中、中々抜け出せずに1人沈みに。
そんな前原が、思わず後悔したような仕草を見せたのは2回戦東4局1本場。
1局前に4,000オールをツモアガリ、さらに加点していきたい局面でこの手牌。

ピンフドラ1、高目の四索なら一気通貫のテンパイです。リーチしてツモれば安目でも2,600オールですが、四索出アガりの可能性を高めるためヤミテンを選択。
結果は…杉浦のメンタンピンリーチに追いかけますが、あたり牌を掴み3,900は4,200の放銃に。
杉浦は当時ドラの浮いたリャンシャンテンだったため、前原が即リーチの選択をしていれば1人テンパイや、あわよくば6,000オールのツモアガリにできていたかもしれません。
どちらもメリットデメリットがあり難しいリーチ判断でしたが、この落差の大きすぎる結果に思わず前原もこのポーズ…!

アガリを手にした杉浦はこの半荘こそ沈みで終了したものの、後半戦は連続トップで+50まで得点を伸ばすと、トータル6位から2位にまでジャンプアップ!A1リーグ昇級に向けて大きな弾みをつけました。

終了時のトータルポイントは以下の通り。

上位は混戦の模様ですが、現状降級ボーダーの山田、安村の差は約70とかなり離れてしまっており、これ以上の差は広げたくないところ。
しかしまだまだ10節のうち5節が終了しただけですので、残り半分で上下がまるっきり入れ替わる可能性もあります。引き続き選手の見せる様々な技術や表情にご注目ください!

(文中敬称略)
文:浜野太陽

第37期鳳凰戦A2リーグ第5節B卓

【昇降級のボーダー選手2名が大きなプラス!他選手にプレッシャーをかける】

9月1日(火)に行われた第37期鳳凰戦A2リーグ第5節B卓は高打点が飛び交い、ポイントが大きく変動する節となりました。

対局メンバーは、

ダンプ大橋(+128.7P1位)
藤島健二郎(+64.6P2位)
客野直(+27.7P7位)
麓征生(+6.5P8位)
山田浩之(▲82.1P13位)

※()内は開始時のトータルポイントと順位

トータル首位争いのダンプ・藤島、昇降級どちらも見える客野・麓、降級圏内でマイナスだけはしたくない山田。それぞれの戦い方や駆け引きに注目の集まる対局です。

このリーグ戦前に「WRC Online Festival 2020」を準決勝で敗退した藤島は、Twitterにて「先日ボクの夏は終わりました。でも都合のいいことに今日から秋が始まります。僕は秋の方が好きです。秋と言ってもまだまだ暑そう。ダンプ首位だから余計に熱い!」と首位逆転への意気込みをアピール。

そんな藤島とダンプの明暗が分かれたのは2回戦。
ダンプは親番でタンピンイーペーコーのリャンシャンテンからドラの八万を放つと、藤島にこれをポンされます。暫定ライバルによる高打点確定の仕掛けということで慎重になりたくなるところですが、テンパイを果たすと…

宣言牌を一度横に置いて、

バシン!

このリーチモーションからも「ポイントを守る気なんてない!リードは広げるものだ!」という意志が感じ取れます。

結果は…

藤島へ7,700の放銃となりましたが、一歩も引かない両者の闘志を感じる局でした。

この後、藤島は最終戦でダメ押しの6,000オールをアガると、開始時60P差以上あった差を覆し、暫定首位に。「藤島の秋が始まりました!」と喜びを露わにしました。

本日終了時点の全体成績は以下の通り。

これまで3節連続マイナスで降級圏内に落ち込んでいた山田は「久しぶりのプラス嬉しい♫」と音符付きのツイート。
ボーダー付近の2人がプラスしたことで昇降級のハードルが一段高くなったことを踏まえ、今後15名の選手がどう戦っていくか、来週も目が離せません!

(文:浜野太陽)

巣鴨本部道場 2020年8月度プロアマオープン大会成績表 最終結果(プラス者のみ)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 しーら 38 308.4
2 小泉忠 34 303
3 厚地 21 260.6
4 立岩知朗 30 256.1
5 水野裕来 32 240.9
6 くまお 17 236.3
7 藤原隆弘 47 212.2
8 岡本浩一 38 200.6
9 塚田悠介 23 188.9
10 松村祐輔 38 150.1
11 矢吹公伸 16 144.4
12 稲熊勝明 44 140.3
13 Andy-San 35 139.5
14 加藤はるみ 42 135.4
15 テツ 20 131
16 岡田充弘 18 114.6
17 金山二郎 50 111.3
18 中村 86 107.3
19 シマカタ 24 104.9
20 市川幹人 23 95.9
21 木本一郎 30 87.5
22 江田源太郎 18 85.8
23 野瀬守康 16 82.9
24 ひれろんみ 24 74.7
25 西角健二 40 55.7
26 Spitz@T雷電 21 39.2
27 山田樹 24 27.9
28 加藤恵美子 25 27.8
29 原佑典 18 9.3
30 藤次祐紀 83 7.8
31 後藤竜司 18 4.7
32 のりさん 26 3.2

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 ドロンボーZ 18 136.9
2 中村 17 101.7
3 葭葉 10 93.6
4 金山二郎 9 90.8
5 西部健寛 16 90.5
6 塚田悠介 12 90.3
7 くまお 12 87.1
8 宗形周平 18 82.9
9 篠田拓郎 8 79.8
10 中谷あずさ 11 78.2
11 水野裕来 12 72.7
12 丹野賢一 11 72.1
13 藤次祐紀 18 65.5
14 立岩知朗 12 62.7
15 岡田充弘 17 61.4
16 藤原隆弘 10 59.6
17 有田将之 11 55.7
18 山田浩之 12 44.1
19 Spitz@T雷電 10 43.5
20 青木駿輔 10 38.5
21 荒川純男 12 34.3
22 HAYAX 20 32.4
23 大橋由隆 8 27.4
24 ラブクラ 11 25.5
25 松村祐輔 8 25.3
26 小泉忠 13 24.8
27 はっちゃん 19 19.6
28 井出博幸 9 13.9

 

 

道場ポイントランキング

順位 名前 7WRC 7公式 8WRC 8公式 9WRC 9公式 10~12 合計
1 しーら 400 0 400 0 0 0 0 800
2 小泉忠 97 0 300 24 0 0 0 421
3 シマカタ 300 0 112 0 0 0 0 412
4 藤原隆弘 180 24 170 28.75 0 0 0 402.75
5 山田樹 250 0 95 0 0 0 0 345
6 篠田拓郎 200 25 80 37.5 0 0 0 342.5
7 くまお 81 28.75 180 42.5 0 0 0 332.25
8 立岩知朗 100 0 200 29.25 0 0 0 329.25
9 中村 112 25.25 113 75 0 0 0 325.25
10 岡本浩一 101 42.5 160 21.5 0 0 0 325
11 稲熊勝明 190 0 119 0 0 0 0 309
12 藤次祐紀 115 50 92 29.5 0 0 0 286.5
13 金山二郎 84 21 114 50 0 0 0 269
14 水野裕来 0 45 190 30 0 0 0 265
15 市川幹人 98 29.5 111 20.5 0 0 0 259
16 西部健寛 170 40 0 47.5 0 0 0 257.5
17 松村祐輔 92 0 140 24.25 0 0 0 256.25
18 厚地 0 0 250 0 0 0 0 250
19 江田源太郎 150 0 100 0 0 0 0 250
20 Andy-San 83 28 118 20 0 0 0 249
21 加藤はるみ 99 29.25 117 0 0 0 0 245.25
22 丹野賢一 96 37.5 79 29.75 0 0 0 242.25
23 後藤竜司 117 35 87 0 0 0 0 239
24 西角健二 140 0 97 0 0 0 0 237
25 塚田悠介 0 23 150 45 0 0 0 218
26 木本一郎 116 0 101 0 0 0 0 217
27 岡田充弘 0 62.5 115 29 0 0 0 206.5
28 のりさん 113 0 86 0 0 0 0 199
29 福永雄介 120 0 78 0 0 0 0 198
30 原佑典 79 21.75 93 0 0 0 0 193.75
31 タカ 78 21.5 72 21 0 0 0 192.5
32 ドラ次郎 119 0 73 0 0 0 0 192
33 葭葉 0 28.25 85 62.5 0 0 0 175.75
34 蛇ノ目誠司 82 0 81 0 0 0 0 163
35 松本裕也 160 0 0 0 0 0 0 160
36 齋藤麻衣子 86 0 69 0 0 0 0 155
37 有田将之 94 24.75 0 28.5 0 0 0 147.25
38 大橋由隆 118 0 0 24.75 0 0 0 142.75
39 前原由紀子 87 23.75 0 23 0 0 0 133.75
40 ドロンボーZ 0 27.75 0 100 0 0 0 127.75
41 HAYAX 0 100 0 25 0 0 0 125
42 Spitz@T雷電 0 0 96 28 0 0 0 124
43 ひれろんみ 0 23.5 98 0 0 0 0 121.5
44 矢吹公伸 0 0 120 0 0 0 0 120
45 太田久雄 95 23.25 0 0 0 0 0 118.25
46 テツ 0 0 116 0 0 0 0 116
47 青木保則 114 0 0 0 0 0 0 114
48 マイマイ 0 20.75 70 23.25 0 0 0 114
49 佐藤好子 0 20.5 71 20.25 0 0 0 111.75
50 沢木 111 0 0 0 0 0 0 111

第37期鳳凰戦A1リーグ第7節A卓

鳳凰戦A1リーグも折り返し地点。

1回戦は僅差での攻防で比較的穏やかに過ぎたが、2回戦にトータル1位を走る西川のピンフ高め三色ドラ2のヤミテン炸裂をきっかけに一気に荒れ場となる。手役を狙い打点を作り、アガリを感じれば無筋をいくつも切り飛ばして勝つ。今期もここまでオールプラスと好調。注目のA1選手だ。

西川への三色の後、勝又にも三色を放銃した伊藤は、七対子ドラ単騎をヤミテンとしたが、親勝又がリーチに来ると覚悟を決めてツモ切り追っかけ。4,100点持ちから跳満ツモをものにすると、親番で怒涛の連荘、一気にトップまで駆け上がる。今期は10名中1人の降級枠に現在収まっているのが伊藤なのだが、追い込めば追い込むほど鎌の切れ味を増す死神が背中にいては、マイナス圏の者は誰も安心出来ない。

完全に仕上がった伊藤に捕まった佐々木は1人沈みのラス。初戦のトップを大きく上回るマイナスを背負わされた。それでも下を向かず、歯を食いしばって戦う。
3回戦起家の親で大物手を2回決めるとリードを守り切り、南3局とオーラスに連続でホンイツをアガって先程の沈みを上回る大トップをもぎ取る。さすがホンイツ評論家だ。

この荒れ場の中を4連続 2着で見事に乗り切ったのは勝又。耐えてどこかで自分のターンを作っての爆発を狙う佐々木とは対照的だ。まるで自分のターンなどなくても読みと場況判断できちんと打ち分ければ、決定戦の椅子に届くと言わんばかりの戦い方。攻撃型3人を相手にいつもよりもラフに見える仕掛け始めで大物手を阻止し、決定戦に照準を絞った巧みな攻防を見せてくれた。

佐々木と勝又の順位が入れ替わったが、全体順位はほとんど変動がなかった今節。しかし、西川は卓内1人沈みで射程圏内に引き込まれた。伊藤はもはやこれまでかと思う痛恨のラス目から見事に生き返ってみせた。後半戦の嵐を予感させるには十分な、非常にワクワクする対局であった。

第35回静岡リーグ(プロアマ混合)第3節レポート

8月16日、立秋を過ぎ暦の上では秋になったが、厳しい残暑で静岡リーグが行われる浜松では今年一番の40度を超える暑さとなった。
翌日には歴代最高気温タイの41.1度を記録したのだが、浜松のような平地でなおかつ海が近くにあるところで、このような気温を記録するとは、すべてにおいて例年とは違った夏であることは間違いないと感じた。

静岡リーグも、第3節を迎えついに折り返してしまったという感想である。

消毒をし、検温してからの受付と、最初は慣れない流れではあったが、3節もやっていると、参加者全員が流れるように行っている。
慣れというのは恐ろしいもので、すでに違和感がなくなっている。

そんな、今までとは違った静岡リーグも普通の光景となりつつあった。
やはり、リーグ戦とは真剣に向き合うために心技体すべてが整わないといけない。
参加者の体調管理の賜物なのか、体調不良者は誰もいなかった。
全参加者が万全の準備をしているといえよう。

では早速、第3節の結果を見ていこうと思う。

首位は1節より山田さんがキープ。
差をじわじわ広げ2位以下に70pつける独走状態に。
あと1節を残してはいるが、決勝進出は固いリードといえよう。
あとはそのまま首位キープで最終節を終われるかが注目となってくる。

2位には唯一決勝圏内にいるプロ、鷲見プロ。
決勝が全員一般参加の人のみになるかというところの最後の防波堤となっている。
今節も順調にポイントを伸ばして、決勝に見通しを立てたというところだろうか。
それに追随してくるプロが現れてほしいところだが…

3位は影山さん、4位は白井さん。
この2人は過去に決勝進出経験もあり、ここからは確実に決勝に残る戦い方をしてくるだろう。
そういった意味では次節の戦い方もよくわかっていると思う。
白井さんは今節も役満をアガり、今回の静岡リーグで2回目の役満とのこと。
二度あることは三度あるで、最終節もアガりトップ通過を狙っていきたいところだろうか?

5位以降は高村さん、村瀬さん、安藤さん、大谷さんと僅差で続いている。
9位の私まで、2位から9位までのポイント差が47.5pと大混戦状態となっている。
ボーダーの5位からだと16・2pの中に5人がひしめき合っていることになる。

ましてや、最終戦は16位までの順位の回り順の対戦。
直接対決となるため、これだけのポイント差はあってないようなものになる。
上位が団子状態であれば回り順最下位の16位からの巻き返し決勝進出も可能である。

今までの静岡リーグにおいて、決勝戦で一般参加の人が3人以上占めたことない。
すでに3人以上になる可能性が高いとは思うが、プロの意地を最終戦で見せてもらいたいと思う。
というよりも、プロの中で一番決勝圏内に近い私が意地を見せなければいけないと感じた節となった。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 合計
1 山田昭裕 一般 106.7 52.8 35.7   195.2
2 鷲見隼人 プロ 72.3 38.7 16.5   127.5
3 影山恒太 一般 68.0 43.7 0.0   111.7
4 白井健夫 一般 47.2 51.1 6.6   104.9
5 高村龍一 一般 ▲ 0.8 50.0 47.0   96.2
6 村瀬光佳 一般 34.0 67.7 ▲ 12.6   89.1
7 安藤真由美 一般 51.9 67.9 ▲ 35.9   83.9
8 大谷数則 一般 49.7 29.3 1.8   80.8
9 斉藤隆 プロ 19.7 43.9 16.4   80.0
10 土屋幸弘 プロ 33.3 8.9 24.4   66.6
11 鈴木貴仁 一般 ▲ 34.8 45.9 55.3   66.4
12 堀孔明 一般 38.6 3.5 21.9   64.0
13 高橋大輔 一般 14.8 15.0 26.8   56.6
14 太田昌樹 プロ 17.5 19.1 19.5   56.1
15 松清一樹 一般 54.3 0.7 1.0   56.0
16 渡辺洋巳 プロ 7.1

30.6 0.0   37.7
17 小倉雨 一般 ▲ 15.6 ▲ 29.7 62.4   17.1
18 鈴木秀幸 プロ 14.9 3.1 ▲ 1.8   16.2
19 井上一雄 一般 ▲ 17.8 59.9 ▲ 28.0   14.1
20 平野敬悟 プロ 19.9 48.9 ▲ 56.6   12.2
21 西田孝志 一般 29.9 ▲ 18.2 0.0   11.7
22 天音まこと プロ 49.9 ▲ 59.4 12.7   3.2
23 小山剛史 一般 0.5 0.0 0.0   0.5
24 中野一男 一般 27.7 ▲ 18.6 ▲ 9.0   0.1
25 石津寿人 プロ 0.0 10.7 ▲ 12.4   ▲ 1.7
26 京平遥 プロ ▲ 36.3 0.0 34.4   ▲ 1.9
27 加藤拓 一般 42.4 5.4 ▲ 50.7   ▲ 2.9
28 宮地孝尚 一般 ▲ 27.0 0.0 22.5   ▲ 4.5
29 牧野卓人 一般 38.0 ▲ 43.5 0.0   ▲ 5.5
30 島﨑涼 プロ 3.2 ▲ 28.1 19.2   ▲ 5.7
31 望月雅継 プロ ▲ 35.5 5.8 23.4   ▲ 6.3
32 藤島健二郎 プロ ▲ 84.5 33.0 44.8   ▲ 6.7
33 木原翼 プロ ▲ 18.8 36.4 ▲ 28.5   ▲ 10.9
34 栗島有紀 一般 ▲ 23.7 38.3 ▲ 35.8   ▲ 21.2
35 湯本紳介 一般 ▲ 51.9 ▲ 24.3 49.6   ▲ 26.6
36 伊藤真 一般 ▲ 5.3 2.7 ▲ 24.3   ▲ 26.9
37 佐藤伶太 プロ 21.0 ▲ 26.7 0.2 ▲ 25.2 ▲ 30.7
38 松本貴仁 一般 ▲ 30.8 32.2 ▲ 56.4   ▲ 55.0
39 中寿文 プロ ▲ 72.4 ▲ 27.9 40.6   ▲ 59.7
40 岡本和也 プロ ▲ 42.0 ▲ 26.4 8.1   ▲ 60.3
41 柳瀬真志 一般 ▲ 79.0 ▲ 3.1 19.0   ▲ 63.1
42 青嶋宏樹 プロ 25.6 ▲ 56.5 ▲ 33.2   ▲ 64.1
43 鈴木博直 一般 ▲ 52.5 ▲ 21.4 7.4   ▲ 66.5
44 渡部文也 一般 7.2 ▲ 5.1 ▲ 71.0   ▲ 68.9
45 服部哲也 一般 0.0 ▲ 68.9 0.0   ▲ 68.9
46 鈴木優貴 一般 ▲ 33.8 ▲ 7.0 ▲ 35.1   ▲ 75.9
47 金田年伸 一般 ▲ 22.9 ▲ 68.9 0.0   ▲ 91.8
48 片山一哉 一般 ▲ 22.7 ▲ 65.3 ▲ 8.0   ▲ 96.0
49 杉村泰治 プロ 15.5 ▲ 71.3 ▲ 44.8   ▲ 100.6
50 安藤銀一 プロ 12.8 ▲ 77.1 ▲ 37.7   ▲ 102.0
51 伊藤裕美子 一般 ▲ 74.8 22.2 ▲ 60.7   ▲ 113.3
52 山内紀博 一般 ▲ 13.5 ▲ 86.4 ▲ 17.5   ▲ 117.4
53 鈴木郁孝 プロ ▲ 56.4 ▲ 53.6 ▲ 30.8   ▲ 140.8
54 前嶋茂 一般 ▲ 6.7 ▲ 39.3 ▲ 140.7   ▲ 186.7

第16期静岡プロリーグ 第3節レポート

8月になり、ようやく夏らしい気候となった。

静岡プロリーグ第3節、2020年8月16日(日)の静岡県浜松市の気温は40℃超。翌日は41.1℃を観測。

もしかしたら夏が気を利かせすぎたのだろうか。それとも長い梅雨の鬱憤を晴らすかのように太陽が帳尻でも合わせたのだろうか。

そんな気分に浸っていたが、静岡プロリーグ当日に吹いた風は我々が経験してきたそれではなく、サウナの『ロウリュ』のような熱波であった。
私の弛緩した気持ちに制裁を加えるかのような厳しい暑さであった。

しかし、そんな誰も経験したことのない『日本で一番熱い夏』の中、各選手はそれにも負けない熱い戦いを魅せてくれた。
もしかしたら浜松市を熱した、タオルを振り回す『熱波師』は静岡プロリーグの選手達だったのかもしれない。

静岡プロリーグ第3節、開幕。

1卓

太田昌樹 × 青嶋宏樹 × 蓮沼友樹 × 島崎涼

結果
島崎 +80.8P(+94.6P) 蓮沼 ▲13.4P(+105.9P)
青嶋 ▲29.9P(▲56.9P) 太田 ▲38.5P(▲67.6P)

島崎のワンサイドゲーム。島崎はトータル3位までジャンプアップ。高打点を決める姿はブランクを感じさせない。
今期の活躍に期待しよう。

蓮沼はポイントを重ねたかったが、少々のマイナスでトータル2位に陥落。

青嶋は後半失速。勝負に入りきれなかったか。

太田はアガリが遠く辛い展開だったか。まだまだ先は長い、辛い展開を打開しようとする姿は今後に期待できるだろう。

2卓

中寿文 × 石津寿人 × 佐藤伶太 × 京平遥

結果
京平 +70.7P(+20.7P) 石津 +3.5P(▲92.5P)
佐藤 ▲22.2P(+36.0P) 中 ▲52.0P(▲69.3P)

高打点を次々と決めて、京平の1人舞台でフィニッシュ。
他の3人は成す術なしと言ったところか。

石津は前節の大きなマイナスをリカバリしたかったが、京平の勢いに押されてしまったか。

佐藤・中ともにマイナス。
佐藤は得意のリーチ攻撃が出来ず、モヤモヤした展開だったか。
中は気合が空回りしてしまったか、前回の静岡プロリーグ決勝進出者としての意地を次節以降期待している。

3卓
鈴木秀幸 × 大橋幸正 × 斉藤隆 × 渡辺洋巳 × 中村裕之

結果
鈴木秀 +19.4P(+19.4P) 中村 ▲3.5P(+11.2P)
大橋 ▲4.2P(+113.2P) 渡辺 ▲6.9P(▲3.1P)
斉藤 ▲24.8P(▲8.5P)

平たい展開を制したのは初戦の鈴木秀。3回戦まで好調だったが、4回戦で失速。卓内トップだが、鈴木秀の心中は如何に?

大橋は、序盤に中打点+ノーテン罰符で順調に加点したが、満貫の親被りをするなどなかなか思い通りにはいかず、僅かなマイナス。
蓮沼のマイナスにより、トータルトップになるも消化不良の節となったか。
次節以降に期待。

4卓
岡本和也 × 平野敬悟 × 田中寛治 × 天音まこと

結果
田中 +15.6P(+15.6P) 平野 +3.5P(▲29.5P)
岡本 ▲6.5P(▲72.3P) 天音 ▲12.6P(+19.2P)

田中が小さいながらも卓内トップ。
麻雀は浮き沈みのあるゲームだが、田中にとっての至上命題である『初戦の卓内トップ』を奪取。
今期も優勝を目指す。

平野は今一つ突き抜ける展開に持っていけなかったが、小さいながらもプラス。
前向きに闘って欲しい。

岡本・天音はマイナス。岡本は3節連続のマイナスとなり、まだ本調子ではないか。
天音は前節のプラスを更に伸ばしたいところだったが、足踏み。
次節以降ブレイクできるのか。

5卓
鈴木郁孝 × 木原翼 × 鷲見隼人 × 土屋幸弘

結果
木原 +69.7P(+54.6P) 土屋 +13.1P(▲5.4P)
鈴木郁 ▲37.3P(+31.7P) 鷲見 ▲45.5P(▲72.9P)

木原は1回戦の1人沈みを跳ね返し、大きなプラス。
土屋は小さいながらもプラスで纏めた。

鈴木郁・鷲見は大きなマイナス。
まだ残り5節、打点力のある2人なだけに巻き返すことが期待される。

【別日対局】
藤島健二郎 × 望月雅継 × 杉村泰治 × 平岡理恵

結果
望月 +76.9P(+17.6P) 藤島 +30.9P(+55.8P)
杉村 ▲40.1P(▲115.6P) 平岡 ▲67.7P(▲106.9P)

望月の大トップで終了。
2節まで本調子とは言い難い成績だったが、ここに来て支部長としての貫禄を魅せつけたか。

藤島も望月の勢いに負けず、きっちりプラス。
残り5節の闘い方に注目である。

杉村・平岡はまだまだ本調子ではないか。
ともに▲100Pを超えてしまい、大変厳しい位置だが自分らしい闘いを期待している。

熱戦はまだまだ続く。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 大橋幸正 75.8 41.6 ▲ 4.2           113.2
2 蓮沼友樹 67.8 51.5 ▲ 13.4           105.9
3 島﨑涼   13.8 80.8           94.6
4 藤島健二郎 ▲ 60.4 85.3 30.9           55.8
5 木原翼 ▲ 19.7 4.6 69.7           54.6
6 佐藤伶太 59.1 ▲ 0.9 ▲ 22.2           36.0
7 鈴木郁孝 123.5 ▲ 54.5 ▲ 37.3           31.7
8 京平遥 ▲ 50.0   70.7           20.7
9 鈴木秀幸     19.4           19.4
10 天音まこと 31.8   ▲ 12.6           19.2
11 望月雅継 ▲ 58.5 ▲ 0.8 76.9           17.6
12 田中寛治     15.6           15.6
13 中村裕之 ▲ 12.3 27.0 ▲ 3.5           11.2
14 渡辺洋巳 ▲ 13.4 17.2 ▲ 6.9           ▲ 3.1
15 土屋幸弘 ▲ 32.0 13.5 13.1           ▲ 5.4
16 斉藤隆   16.3 ▲ 24.8           ▲ 8.5
17 平野敬悟 ▲ 33.0   3.5           ▲ 29.5
18 青嶋宏樹   ▲ 27.0 ▲ 29.9           ▲ 56.9
19 太田昌樹 ▲ 29.1   ▲ 38.5           ▲ 67.6
20 中寿文   ▲ 17.3 ▲ 52.0           ▲ 69.3
21 岡本和也 ▲ 35.0 ▲ 30.8 ▲ 6.5           ▲ 72.3
22 鷲見隼人 ▲ 27.4   ▲ 45.5           ▲ 72.9
23 石津寿人   ▲ 96.0 3.5           ▲ 92.5
24 平岡理恵 ▲ 39.2   ▲ 67.7           ▲ 106.9
25 杉村泰治   ▲ 75.5 ▲ 40.1           ▲ 115.6

第21期北関東プロアマ混合リーグ  第6節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 千明 英雄 一般   8.8 65.4 49.3 28.8       152.3
2 栗林 佑 一般 36.6 35.5 51.1 20.1         143.3
3 安藤 順一 一般   80.3 ▲ 19.3 10.2   48.9     120.1
4 百瀬 元気 一般   ▲ 17.8 ▲ 26.0 45.4 20.3     95.6 117.5
5 福田 栄司 一般 38.1   105.4 ▲ 8.0 ▲ 41.1       94.4
6 渋澤 大貴 一般   13.7 ▲ 5.6 31.9 37.1       77.1
7 須長 正和 プロ 45.9   30.8 23.6       ▲ 28.1 72.2
8 檜山 拓 一般 52.2 3.2 ▲ 5.7 ▲ 10.4     37.5 ▲ 33.0 43.8
9 渡部 正 一般 5.1 27.6             32.7
10 高橋 信夫 プロ   37.2 39.8 ▲ 60.5       ▲ 4.5 12.0
11 吉田 幸雄 プロ   2.7   ▲ 17.0 59.8   ▲ 115.9 50.5 ▲ 19.9
12 下田 昌克 一般 ▲ 8.4 ▲ 7.1 ▲ 22.2 9.1         ▲ 28.6
13 小川 尚哉 プロ ▲ 3.2   15.9 7.8       ▲ 53.8 ▲ 33.3
14 高松 伸好 一般 ▲ 2.1 ▲ 32.9     ▲ 9.4 37.5 26.8 ▲ 65.0 ▲ 45.1
15 鈴木 祥汰 一般 ▲ 82.6 45.2 ▲ 16.2           ▲ 53.6
16 蒼山 秀佑 プロ ▲ 57.2               ▲ 57.2
17 白戸 隆寛 一般   ▲ 29.6 ▲ 46.0           ▲ 75.6
18 大月 れみ プロ     ▲ 52.9 ▲ 79.6         ▲ 132.5
19 西嶋 ゆかり プロ ▲ 44.1 ▲ 66.9   ▲ 15.3 ▲ 48.0 ▲ 24.4 50.6 4.3 ▲ 143.8
20 石倉 弘之 プロ ▲ 21.3 ▲ 26.2 ▲ 65.5 0.8 ▲ 49.5       ▲ 161.7
21 安藤 真由美 一般   ▲ 77.7 ▲ 53.0 ▲ 9.4   ▲ 62.0     ▲ 202.1

第19期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第2節レポート

Aリーグ2節:広報部

1節から長い休み明けの2節。この期間でどの様にそれぞれの対局に影響が出たのであろうか?
1節大きくマイナスしてしまった稲岡であったが、気持ちを変えるには十分な休みだったようだ。
まずは1回戦。

二万三万五万六万七万一索二索三索六索六索一筒三筒五筒  ドラ四筒

ここから一万を引いて五筒切りのヤミテンにして様子をみると2巡後二筒が吉本から出でて2,600のアガリ。
これが今日の稲岡を後押しすることになる。

2回戦。

一万一万三万三万五万六索七索八索一筒一筒二筒三筒四筒  ドラ二筒

1シャンテンから二万を引いて五万切り、今度はリーチとした。
親の坂本も続けてリーチとくる。高そうなリーチに一瞬とまる。

四万五万六万七万八万九万四索五索六索二筒二筒五筒六筒 

跳満まである手牌。でも、流れは稲岡にあった。二万ツモの2,000 3,900。
今節、稲岡は+30.7Pとして、勝負はまだまだこれからよ!そう言っているようなアガリ。

花岡は、休み期間に十分調整できたようで、タイミング良くポン、チーをして1,000点、2,000点をアガリ、まずはスピードで先行していく。
2回戦は手牌も伸びていく。

一筒一筒六筒六筒六筒七筒七筒七筒八筒八筒西西西  ドラ西

この凄い手牌をテンパイ。
配牌では、西とピンズは一筒一筒六筒七筒しかなく予想もしなかった。引きの強さを感じる。
八筒が辻本から切り出された。
花岡は今節ダントツでトップに踊り出る。

面白くなるAリーグ、次節はどのようになるでしょうか?

Cリーグでは新人紹介をさしていただきます。
下記の質問に答えてもらいました。

➀氏名  
②出身地 
③自分をアピールして下さい。 
④好きな役 
⑤好きな雀士(プロ、アマ問わず) 
⑥プロになろうと思ったきっかけは?      
⑦これからどうなれば良い、どうしていきたい?

 

100

 

① 河野 智士(こうのさとし)
② 大阪府
③ 私は会社員で商品開発に所属しております。
以前、開発に関わった商品が展示会にてある賞を受賞しました。
④ 平和
⑤ 瀬戸熊直樹プロ
⑥ 人生一度きり、好きな麻雀に関わりたい、今後の麻雀業界の発展に貢献したいと思いました。
⑦ 多く方と麻雀を打ちたいので、リーグ戦や各大会の予選一つずつを大切にしていきたいです。
また、最近はプロの方々が動画投稿サイトで活躍されているのを見て、動画撮影や編集に興味があります。  

 

100

            

①三代 凱(みしろ がい)
②鳥取県
③麻雀店に勤めています、守備派雀士です
④ピンフとタンヤオ
⑤瀬戸熊直樹プロ
⑥中学生の時モンドTVの対局を見て
⑦Aリーガーになれるよう頑張りたいです

戦術の系譜10 猿川 真寿

今回からこちらのコラムを担当させていただくことになりました。
基本、書き手の自由ということで、何を書こうかなと数日悩んでいました。
滝沢氏が書いた、読みの基本みたいなものは読み手の為にはかなり需要があるし、求められている物なのかなと思いましたが、この先の書き手がまた書くだろうということで、私は麻雀に対してのメンタルや考え方などを書かせていただこうかと思います。

あくまで、私の主観ですので雀力向上というよりは読み物として見てもらいたいです。
面白い思考だなと思われたら幸いです。

麻雀に一番大事なものは、「メンタル管理」だと思っています。
当然、技術的な部分は勝敗において大きなウエイトを占めますが、雀力が同じぐらいのもの同士の戦いは、メンタルが強い人のほうが、強者になりやすい。
もっと言うと、メンタルをぶれにくくするために、技術向上をすると言っても過言ではないと思っています。

初心者の方は、正解が分かりにくく、合っているかなという気持ちで麻雀をしている人も少なくないと思います。
不安があれば当然メンタルもぶれて、普段切れる牌が切れなくなったり、リーチをかけれなくなったりする。
それが、負けに繋がります。

ではどうすればメンタルが強くなるのか?ということですが、先ほども書いた技術向上ということになるでしょう。

このテンパイ形ならリーチする。余剰牌が3~7ならペンチャンを落とす。など、ある程度有効だと思われる決め事を作ることも大事なことです。そうすることによって、結果が裏目だったときもミスではない。と思えるようになるからです。

技術面は、他の人のコラムや戦術本で勉強していただければと思います。
前置きが長くなりましたが、麻雀についての考え方について、書いていきたいと思います。
考え方1つでメンタルも強くなっていきます。

 

1. 己を知る

このコラムを読んでいる人は、大体初級者から中級者ぐらいの人が多いのではないかと思います。
それなりに、場数を踏んでいるかと思われます。トップをとったり、ラスを引いたりと何回も繰り返しているかと。

まず、どんな展開のときにトップをとったか、できる限り思い出してほしい。
東1局に8,000オールをアガってそのまま逃げ切った、オーラス5本場まで積んで捲ったなど色々あります。
また、逃げ切りトップが多いとか、追いかけるほうが得意、小場、荒場のほうが好きなど人それぞれだと思います。

まずは、自分の勝ちパターンを知ることが大切だと思っています。
麻雀は、道中でいくら点棒がなくなろうが、南4局が終わった時点で、一番点数を持っていた人が勝ちとなる競技です。
誰でも、理想は加点しても失点はしたくないと思うでしょう。でも、そんなに上手くいくことが毎回ある筈もありません。
人には理系、文系タイプや性格の違いなどあり、麻雀の打ち方、勝ち方も十人十色だと思っています。
自分は、どういう展開(パターン)のときトップになっているか、打ちやすいか(気持ちよく打てているか)。ということを意識してみてはいかがでしょうか?
そうすることによって、その局ごとの目的がはっきりしてきて、メンタルがぶれにくくなっていきます。

 

2.要否

皆さんは、参考にしている打ち手はいるでしょうか? または、アドバイスを受けている人などがいるでしょうか?その人はどんな雀士ですか?
なぜ、こんな質問をしたかというと、その人がどんなに強くても、自分にとっては必要のない情報(戦術)になることもあるからです。

理想としては、打ち筋や好みが似ているタイプの人を参考にしたほうがいいと思います。
真逆なタイプは、自分の欠陥の部分を持っていますが、一朝一夕で真似できるものではありません。
例えその1局が同じ思考だったとしても、全体的なバランスとしてはうまくいかないケースが多いからです。

少し前によく言われた、一貫性とは相異なので勘違いしないでもらいたいです。
よく言われる引き出し(技術)は、多ければいいというわけではないと思います。
理想はすごく沢山あってバランスが取れればいいですが、矛盾する技術もあるので、相当困難だと思われます。
それよりも、自分の武器を磨くことが成績アップの秘訣になります。

上記に必要のない情報(技術)とありますが、必要なくてもそういう考え方があるのだと記憶しておくことは大切です。
対戦相手の思考を探ることは非常に大事なことです。ということで、効率のいい引き出しを探してみてください。

 

3.一路邁進

例えば、こんな牌姿で

一万二万三万六万七万八万一索二索三索二筒三筒九筒九筒白  ドラ八万

親が4巡目でリーチをしていて、一筒四筒が河にある。同巡テンパイで白は現物。さてどうするのが正解でしょうか?
正解はありません。でも不正解はあります。
白を切らないことです。

私は性格上リーチといきますが、ヤミテンも有力だと思います。アガリ率が圧倒的に違いますので。
もし、四筒だけが現物だった場合はどうでしょうか?
また、現物待ちではなかったとしたら、ヤミテンはおかしいでしょうか?
他にも、親のリーチが入っていなかったとしたら?

私の答えはどちらも(リーチもヤミテンも)有力。
確かに、メンタル的にはこういうときはこうすると決めておいたほうが、失敗したときに、しょうがないと思えるので痛みは少ないかも知れません。
しかし、決め事を増やすと成長の妨げになることも多々あります。

対戦相手の雀力もまちまちで、先ほど書いた状況もキー牌だけで、4者の河についても同じ状況はないからです。
ではどうすればいいのか?

とにかく、自分の打牌を正解だと思い込んでください。一種のマインドコントロールです。
結果は水もので、リーチしたなら、しなかった時にどうなったかは分かりません。
ヤミテンにして高めをツモッたとしても、リーチしていたら鳴きが入ったかも知れませんし、牌譜があればあとからは分かりますが、対局中は分からないし、知る必要もありません。

あくまで、結果に対してポジティブな思考を持つことが大事です。
反省は対局後にするもので、後悔はしないように心掛けてください。

 

4.勝つことより負けないこと

麻雀において勝つ(トップをとる)ことは、非常に大事で、麻雀の醍醐味の1つだと思います。
でも、同じぐらい大事なことがあります。負けないことです。

麻雀は、4人のうち1人しか勝てないゲームです。4分の3は敗者ということになりそうです。
決勝においては確かにそうですが、最強戦のような1半荘勝負でなければ、敗者は何人でしょうか?私の考え方では4着の1人で、2、3着は引き分け(痛み分け)です。

トーナメント方式と言われる2位まで勝ち上がりのシステムや、決勝といった勝者が明確なもの以外に対しては、1位を目指すより負けないこと(2着、3着)でもよし、ぐらいの気持ちが大事で、道中トップと何点差になったとか気にしてても、麻雀は与えられた配牌とツモで戦うゲームなので、無理に点差を詰めようとしたりするゲームではありません。無理をすれば、それだけ負ける可能性が増えます。

では具体的にどうやって打てばいいのか?ということになりますが、その日調子の悪そうな人に厳しく打つになります。
オカルト的な話に聞こえるかも知れませんが、4着目をできる限りアガらせないと言えば分かりやすいでしょうか。
当然、高打点をアガられて復活されることも多々ありますが、厳しく打っていればアガられてなかった場面なのに、打たなかったせいでアガられてしまうのはよくありません。
それによって、自身のアガリを逃してしまうこともあるかも知れません。

でも、よく考えてください。常に4分の1しかアガれないゲームです。残りの4分の3をアガられても致し方ないのです。
風牌を切るときの順番も私はこの思考で選んでいます。自分が1着目の時以外は、4着目の風牌は最後まで絞ります。
1着目のときは、4番手があがってきて3者が混戦になるほうがトップで終わる確率があがるので、2着目の風牌が最後になることが多いです。
他の戦術は次回書きます。

 

5.好きこそ物の上手なれ

ここまで読んでいかがでしょうか?
メンタル強化=ポジティブシンキング。
難しく考えないほうがいいです。麻雀という不確定要素が多いものを、完璧に打とうという発想が自らを苦しめているのです。
もっとシンプルに、アガれそうだから押す。持ち点は減ってから考える。これぐらいの気楽さで、打つほうが麻雀の楽しさに触れられると思います。

楽しいから、また麻雀をやりたくなる。もっと楽しみたいから、強くなる。
数学ではないので、答えは1つではありません。間違えてもいいんです。
と今回はここまでにします。

次回は、麻雀に王道があるのかどうか私には分かりませんが、どちらかと言えば真逆にある邪道の戦術について書きたいと思っています。