プロ雀士インタビュー

プロ雀士インタビュー/第137回:DVD発売記念特別インタビュー:高宮まり 東城りお  インタビュアー:ケネス徳田

~朝から始まった麻雀対局番組の収録終了後、高宮まり・東城りお2人だけの軽い打ち上げ~
高宮「りおたん、お疲れ~」
東城「まりしゃん、お疲れ~」

100
100

 
●映像コンテンツ激増の一年
東城「去年も色々あったね」
高宮「そうだね。新しい対局番組とか随分増えたもんね」
東城「うん。CSだと【八局麻雀】(V☆パラダイス)とか【Lady’s麻雀グランプリ】(エンタメーテレ)とか。あと私は出てないけど【てんパイクイーン】(CS日テレ)も始まったし」
高宮「私がプロ連盟入った時は【女流モンド杯】(モンドTV)と【天空麻雀】(エンタメーテレ)しかなかったから」
東城「どっちもまりしゃんが優勝してるもんね」
高宮「えへへ」

100

第11回女流モンド杯優勝

100

第17回天空麻雀優勝

東城「あと、ネットTVも『ニコ生』だけじゃなく『AmebaFRESH!』も始まったよね」
高宮「そうだね。今まで『連盟チャンネル』イコールニコ生だったけど、これからはどっちのチャンネル?みたいなこともあるんだろうね」
東城「いっぱい番組ありすぎて全部見るの大変だわ、アワアワ」
 
●DVDでも大活躍!
高宮「去年はりおたん、グラビアデビューもしたもんね」
東城「そうそう! 麻雀プロがグラビア?って最初思ったけど」
高宮「そうだね。私も最初は随分戸惑ったかな」
東城「えー、だってまりしゃん…(胸大きいし)」
高宮「りおたんだって…(スタイル抜群だし)」
100
100

100

「まりさんぽ」絶賛発売中

100

「RIOTIME」絶賛発売中

東城「でもグラビアの先駆けはまりしゃんだよね」
高宮「そうかな?」
東城「だって、【女神降臨】(モンドTV)に麻雀プロが出るってなかなかないことだし」
高宮「でもりおたんも出たじゃない」
東城「まりしゃんあっての東城でございますから(笑)」
高宮「いやいや。それにりおたん、近代麻雀のDVDBOXだと大活躍じゃん」
東城「あ、確かに。第2回の東風女王でした」

100
100

 
●裏事情を知る者?
石田「遅れてごめ~ん」
100
高宮「あ、あさみんだ」
東城「初代東風女王が来た(笑)」
石田「ごめんごめん、ちょっとパスポート受け取りに行ってたから」
東城「どっか行くの?」
石田「違うよ。元々グラビアDVDのロケ、サイパンでやる予定だったでしょ?」
高宮「うん。でも撮ったのは沖縄だけど」
石田「そうなのよ。申請している間に沖縄に変わっちゃったから、ついパスポートの受け取り忘れちゃって…」
東城「そうなんだ。でもあさちびがロケについて行ってくれたおかげで安心できたよ」
高宮「私も~」
石田「マネージャー的役割で一緒に行ったからね、とくにまりしゃん、ほんとに寝起き悪いし(笑)」
東城「せっかく沖縄一緒に行ったんだから、あさちびもグラビア出ればよかったに」
石田「私は元読モだから、服着てないとダメなのよ」
高宮「でも今年の連盟カレンダー、泡風呂だったよね?」
石田「逆に肌まったく見せてないでしょ? キャハハハハハハハハハハ」
東城「まりしゃんは毎年安定の水着担当だけどね」
2016日本プロ麻雀連盟卓上カレンダー 中山 奈々美
2015日本プロ麻雀連盟卓上カレンダー 中山 奈々美
 
●変化を恐れないことが大事
高宮「そういえば、あさみんって去年東京に出てきたんだよね?」
石田「そうなのよ。プロ連盟入った時は『公式戦だけ上京すればいいから』って思ってたんだけど、想像以上にお仕事たくさんもらちゃって」
東城「新幹線代もかかるしね」
石田「だから思い切って東京来ちゃったのよ」
高宮「東京来てよかった?」
石田「うん! お仕事こなして、そのお仕事から新しいお仕事につながるみたいな。そんな楽しさが味わえるのって、やっぱり東京来たからだと思う」
東城「そうなんだ。そういえば私も…」
石田「秋田から?」
東城「いや、そんな昔の話じゃなくて(笑) 元々違う団体でプロデビューしたから」
高宮「ああ、そうだったね確か」
石田「すぐに移ったって感じ?」
東城「1年かな」
石田「それもすごい決断な気がするね」
東城「うん。最初プロになった時、私にとって麻雀ってゲームの延長みたいな感じだったんだよね、言い方良くないけど」
高宮「自分で楽しむのが第一みたいな?」
東城「そんな感じだね。でもある日、麻雀店の勉強会に参加した時」
石田「麻雀店の勉強会なんてあるんだ?」
東城「うん、所属の女流プロとかメンバー対象のね。そこでプロ連盟の山田浩之プロが講師で来てくれて、その時にすごい衝撃受けたの」
高宮「ヒロさんに?」
東城「うん。今までやってた麻雀とは全く別の考え方。最初はヒロさんだけなのかな、って思ってたんだけど、ゲストで伊藤優孝プロや瀬戸熊直樹プロと御一緒した時にも「ああ、同じこと言ってる」と思って」
高宮「プロ連盟は団体でしっかり教えてるからね」
東城「そう。それ聞いて、けっこう迷ったんけど、結局プロ連盟に移籍というか試験受けたの」
石田「そうなんだ。てっきり色々なメディアに出たいとか、そういう理由かと思ってた(笑)」
東城「それは全くなかったね。というか、麻雀をもっとしっかり勉強したいといのが最大の理由だったし。ここまでメディアの仕事が多いなんて全然知らなかったもの」
高宮「私もりおたんと一緒で、麻雀強くなりたいから連盟入ったの」
石田「え、そうなんだ?」
高宮「一発・裏ドラ無しルールにすごい興味持ってたってのもあるかな」
東城「そうそう! 普段は赤ありの麻雀打ってても、一発・裏ドラ無しを勉強するとすごい役に立つもんね」
 
●日々是決戦
高宮「あ、もうこんな時間だ」
石田「え、何かあるの?」
高宮「うん、19時から連盟チャンネルに出てその後21時からロン2のゲスト」
東城「なんか売れっ子みたい(笑)」
高宮「油断するとスケジュールをキツキツに入れられてしまうのだ(笑)」
石田「あ、わかる! 私も夕方まで対局の日に「じゃあ夕方から入れるね」ってよく言われるもん」
東城「2人ともタフなんだね」
高宮「りおたんはダブルヘッダーはやらない?」
東城「そうだね。あんまり頭の切り替えうまいほうじゃないから。仕事終わりに麻雀格闘倶楽部やるくらいかな」
石田「それも立派なお仕事だもんね」
高宮「じゃあ帰るね、お疲れ~」
東城「うん、頑張ってね」
石田「じゃあ私たちは麻雀格闘倶楽部並び打ちしようか?」
東城「うん!」
~女流プロたちの一日はまだまだ続くのであった~
100